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ラグビーW杯 日本代表初戦、チリに快勝 静岡県内各地でPV

 ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会の日本代表は10日、1次リーグ初戦でチリ代表に42ー12で快勝した。2019年の日本大会で開催地の一つとなった静岡県内ではパブリックビューイング(PV)会場が各地に設けられ、ファンが幸先の良いスタートを切った日本の戦いぶりに歓喜した。

日本の得点が決まり喜ぶパブリックビューイングの来場者=静岡市清水区のエスパルスドリームプラザ
日本の得点が決まり喜ぶパブリックビューイングの来場者=静岡市清水区のエスパルスドリームプラザ
日本の得点が決まり、喜ぶパブリックビューイングの来場者=静岡市清水区のエスパルスドリームプラザ
日本の得点が決まり、喜ぶパブリックビューイングの来場者=静岡市清水区のエスパルスドリームプラザ
プレーヤー目線で、チリ戦の見所などを話す静岡ブルーレヴズの槙選手(左)、伊藤選手(中央)、大戸選手(右)=10日午後7時半ごろ、磐田市のアミューズ豊田
プレーヤー目線で、チリ戦の見所などを話す静岡ブルーレヴズの槙選手(左)、伊藤選手(中央)、大戸選手(右)=10日午後7時半ごろ、磐田市のアミューズ豊田
日本のトライが決まり、喜ぶファン=10日午後9時10分ごろ、磐田市のアミューズ豊田
日本のトライが決まり、喜ぶファン=10日午後9時10分ごろ、磐田市のアミューズ豊田
日本の得点が決まり喜ぶパブリックビューイングの来場者=静岡市清水区のエスパルスドリームプラザ
日本の得点が決まり、喜ぶパブリックビューイングの来場者=静岡市清水区のエスパルスドリームプラザ
プレーヤー目線で、チリ戦の見所などを話す静岡ブルーレヴズの槙選手(左)、伊藤選手(中央)、大戸選手(右)=10日午後7時半ごろ、磐田市のアミューズ豊田
日本のトライが決まり、喜ぶファン=10日午後9時10分ごろ、磐田市のアミューズ豊田

 静岡県が主催した静岡市清水区のエスパルスドリームプラザの会場には、用意した座席数を超える約250人が集まった。掛川市の会社員有松亮さん(52)は顔を日の丸柄にペイントして来場。「PVでの盛り上がりを楽しみたかった。コロナ禍でなかなか発散できなかった熱をここで吐き出したい」と声を張り上げた。
 同区の東海大翔洋高ラグビー部の寮生も日の丸を背負う選手たちを応援しようと参加した。スクラムハーフの斎藤直人選手に憧れるのは1年の細野旦光さん(15)。「代表選手は目標。プレーも意識して見ている」と真剣な表情で大型スクリーンを見つめた。
 磐田市が主催した同市のアミューズ豊田の会場にも約150人が集った。日本のトライが決まると、頭上でタオルを回したり、ファン同士でハイタッチしたりして喜びを分かち合った。
 15年のイングランド大会の日本対アメリカを現地で観戦したという同市の会社員田端尋さん(37)は「チリは国歌斉唱から気合が入っていて、強いと感じた。日本は初戦ということで少し硬く見えたが、前回を上回るベスト4に入ってほしい」と願い、息子の蓮司くん(4)は「楽しかった」と笑顔を見せた。
 同市に拠点を置くラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズの大戸裕矢、伊藤平一郎、槙瑛人の3選手も会場に駆けつけた。日本代表候補として6月に合宿に参加した伊藤選手は「試合を通じて、選手たちが大会に懸ける思いを感じてもらいたい」と呼びかけた。
 同日は御殿場市、袋井市にも両市の主催で応援の場が設けられた。
(運動部・市川淳一朗、磐田支局・崎山美穂)

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