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豪州、初のリーグ敗退が現実味 ノートライで完敗

 オーストラリアは24日、ノートライで完敗し、W杯10大会目にして史上初の1次リーグ敗退が現実味を帯びてきた。先発SOに抜てきされた24歳のドナルドソンは経験不足を隠せず、6―16で迎えた後半はチーム全体が集中を欠いてミスが続出。優勝2度の強豪らしからぬ内容に、多くのファンは試合終了を待たず帰途に就いた。

ウェールズに敗れ、肩を落とすオーストラリアの選手たち=リヨン(ロイター=共同)
ウェールズに敗れ、肩を落とすオーストラリアの選手たち=リヨン(ロイター=共同)

 第2戦ではフィジーに69年ぶりの黒星を喫した。若手主体の編成に批判も浴びてきた前日本代表ヘッドコーチのジョーンズ監督は「申し訳ない。若い選手にとってこれ以上なく厳しい経験だが、最高の学びの時間でもあった」と言葉を絞り出した。(共同)

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