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リーグワン、POへ激しい争い 残り5節、目が離せない終盤戦

 ラグビーのリーグワン1部はレギュラーシーズン第11節を終えて残り5節となり、4強が進むプレーオフ(PO)へ激しい争いが繰り広げられている。全勝の埼玉、1敗のBL東京が抜け出すが、3敗の3位東京SGは気が抜けない。さらに4位神戸と5位横浜の勝ち点差はわずか1。リーグ全体のレベルが上がって接戦が多く、目が離せない終盤戦となりそうだ。

東京SG戦で決勝PGを決めて喜ぶ横浜・田村=23日、秩父宮
東京SG戦で決勝PGを決めて喜ぶ横浜・田村=23日、秩父宮

 勝ち点は1試合で最大5を獲得できる。東京SGは第11節で横浜に25点差をひっくり返され、痛い黒星を喫した。開幕5試合で2勝3敗だった神戸は連係が深まって上り調子。第12節の東京SG―神戸は重要な一戦となる。昨季3位の横浜は東京SGから劇的勝利を収め、沢木監督は「POへ第1段階を突破できた」と気勢を上げる。
 6~9位の4チームはいずれも5勝6敗で正念場を迎えている。昨季王者の東京ベイは6位。ニュージーランド代表で豊富な経験を持つSHスミス、SOバレットを加えたトヨタは8位にとどまり、今季の厳しさを象徴している。
 今季は昨年のワールドカップ(W杯)後に開幕。海外の大物選手が多数参戦して注目され、3月16日のトヨタ―東京SG(豊田スタジアム)はレギュラーシーズン最多の3万4568人の観客を集めた。シーズン総入場者数も最多を更新する見通し。終盤でさらなる盛り上がりが期待される。

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