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高校ラグビー合同チームが花園へ 福井予選、部員不足で

 全国高校ラグビー大会の福井県予選決勝が5日、福井県小浜市で行われ、若狭東と敦賀工の合同チームが若狭に22―10で勝ち、花園ラグビー場(大阪府東大阪市)で行われる本大会の出場を決めた。2023年度から部員不足による合同チームの全国大会出場が認められていた。

全国高校ラグビー大会が行われる大阪府東大阪市の花園ラグビー場
全国高校ラグビー大会が行われる大阪府東大阪市の花園ラグビー場

 福井県予選には2チームが出場。若狭東は前回大会まで7大会連続で花園に出場し、今大会は敦賀工との合同チームで「初出場」となる。規定では部員が14人以下の学校で組むことにしているが、若狭東は22人、敦賀工は3人。合同チームの朽木雅文監督によると、両校部員から「一緒にやりたい」との声が上がり、特例が認められた。
 全国高校体育連盟(高体連)は少子化による部員減に伴う措置として、23年度から全国高校総合体育大会(インターハイ)のラグビーやバスケットボールなどで複数校による合同チームの出場が可能になるよう規定を改定。以前は学校の統廃合によるケースに限って合同チーム出場を認めていた。

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