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遠藤氏が日本スポーツ協新会長 「スポーツで日本元気に」

 日本スポーツ協会は23日、東京都内で評議員会と臨時理事会を開いて役員を改選し、新会長に自民党の遠藤利明総務会長(73)が就任した。副会長からの昇格で、任期は2年。3期6年務めた味の素前会長の伊藤雅俊氏(75)の後任となる。遠藤氏は記者会見で「スポーツの力で地域や日本を元気にする取り組みを進めていきたい」と抱負を述べた。

日本スポーツ協会の新会長に就任し、記者会見する遠藤利明氏=23日午後、東京都新宿区
日本スポーツ協会の新会長に就任し、記者会見する遠藤利明氏=23日午後、東京都新宿区

 山形県出身で衆院議員の遠藤氏は一昨年の東京五輪・パラリンピックに合わせて設けられた初代五輪相。東京大会組織委員会の副会長も務めた。ラグビー、柔道の経験者で、長くスポーツ行政に注力してきた。日本スポ協の重要テーマとして、地域スポーツの振興や暴力根絶、障害者スポーツとの連携強化を挙げた。
 副会長には元バレーボール女子日本代表で日本スポーツ少年団本部長の益子直美さん(57)らが就いた。専務理事は森岡裕策氏(62)が再任された。

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