ラグビーの記事一覧

-
ラグビー、リーチ「優勝目指す」 フランスW杯まで3カ月
ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会は8日で開幕まで3カ月。過去2大会で日本代表主将を務めた34歳のフランカー、リーチ(BL東京)が7日、オンラインで取材に応じ「この大会がさらに日本ラグビーの(飛躍する)ばねになるようにしたい。優勝を目指して頑張りたい」と決意を語った。 日本代表合宿は12日から千葉県浦安市で開始。チームの成熟を図るとともに、ポジション争いも激化する。自身4度目となるW杯出場に向けて「自分の実力を証明しないといけない」と気持ちを引き締めた。 21歳で身長201センチのロック、ディアンズ(BL東京)は「昔か
-
ラグビー代表強化、福岡に新拠点 協会が開所式、普及活用も
日本ラグビー協会は6日、初めて常設の代表強化拠点として運営する福岡市東区の「JAPAN BASE」の開所式を行った。グラウンド2面、クラブハウスなどを備え、選手や指導者の強化、普及事業にも活用する。土田雅人会長は「この場でラグビーを1人でも多くやってくれることを願う。ここに魂を入れるつもりで、一つずつ成功させていく」と話した。 市が所有する土地を借り受け、施設は2021年に活動を終了したコカ・コーラのチームから購入して再整備した。空港からの移動が容易で、競技が盛んな土地柄も理想的といい、7人制女子日本代表の中村知春(ナナイロプリズム福岡)は「早くここを使って来
-
「ホームで勝利」ともに喜びを ラグビーリーグワン・ブルーレヴズ 磐田市に今季成績 報告 市長「ファンを開拓」
磐田市を拠点に活動するラグビーリーグワン1部、静岡ブルーレヴズ(BR)の山谷拓志社長と桑野詠真選手がこのほど市役所を訪ね、草地博昭市長らに2022~23シーズンは8位だったと報告した。今季の反省点のほか、来季に向けての抱負などを語った。 12チームで争った今季は5勝2分け9敗で昨季と同じ順位にとどまった。山谷社長は「開幕戦からの4連敗が痛かった。接戦の試合をものにしていれば、プレーオフ争いができたのでは」と悔やんだ。桑野選手も「開幕戦が大切だと身に染みて感じた」と語った。 一方、リーグ終盤では埼玉パナソニックワイルドナイツを下し、今季全勝、公式戦47戦負けなしの絶対王者に土を付けた。続くヤマ
-
ラグビー 静岡所属のスミス、南ア代表合宿へ
ラグビーリーグワン1部の静岡に所属するクワッガ・スミスが、9月に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会の南アフリカ代表合宿メンバーに選出された。30日、静岡が発表した。 スミスはバックロー(FWの3列目)として強烈なタックル、ジャッカルなどを武器に代表キャップ30を誇る。2019年のW杯日本大会にも出場し、優勝を果たした。7人制代表ではリオ五輪で銅メダルを獲得した。
-
「変えられることに注力」 ブルーレヴズ社長講演 浜松・佐鳴台中
佐鳴台中(浜松市中区)はこのほど、ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長を招いた講演会を同校で開いた。3年生や同中学校区青少年健全育成会員、保護者ら約100人が参加した。 山谷社長は「プロスポーツ選手に学ぶモチベーションの高め方」と題して講演した。社長としてチームを構築する中でさまざまな人と接してきた経験から、「優秀なアスリートやビジネスマンは失敗してもへこたれず、自分で自分を説得するスキルが高い」と強調した。その上で、思考をはじめ自分の力で変えられるものと、他者や環境など変えられないものを切り分け、「変えられることに力を注ぐことが重要」と呼びかけた。 そのほか、予測でき
-
ラグビー静岡ブルーレヴズ 来季へ抱負 静岡市役所
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)の山谷拓志社長と大戸裕矢選手が25日、静岡市役所静岡庁舎に難波喬司市長を訪ね、2022~23年シーズンは8位で終了したと成績を報告した。 今季は12チームで争い、5勝2分け9敗で昨季と同じ順位にとどまった。山谷社長は「接戦の試合を落とさなければ、もっと上位にいけた」と悔やんだ。一方、強敵の埼玉パナソニックワイルドナイツを破る金星を挙げたことに触れ「来季につながる成果を残せた。一層の躍進と成長を目指したい」と意欲を語った。大戸選手も「来季は勝ちきっていい報告をしたい」と活躍を誓った。 難波市長は「来季は大暴れしてほしい。ラグビー文化が根付くよ
-
選手との交流 返礼品にいかが ブルーレヴズ社長 掛川市長に提案 子ども招待の財源に
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長と伊東力選手が24日、掛川市役所に久保田崇市長を訪ねて今季8位の結果を報告した。山谷社長は市内の子どもたちをホーム戦に無料招待する財源を確保するため、ふるさと納税の返礼品に選手と交流する体験型メニューを加えるよう提案した。 山谷社長は「ラグビーの普及に向けて、選手やスタッフのイベント活用を考えてほしい。掛川市なら、選手と一緒にお茶摘みが体験できる権利をオリジナルの返礼品にするのはどうか」などとアイデアを披露した。久保田市長は「良い考え」と前向きな姿勢を示した。市内の潜在的なファンを観戦につなげるための努力も約束した。 今季の戦績について、
-
スポ協、遠藤新会長で最終調整 伊藤氏は退任へ
役員を来月改選する日本スポーツ協会が、次期会長に自民党の遠藤利明総務会長(73)を選ぶ方向で最終調整に入ったことが24日、関係者への取材で分かった。遠藤氏は現副会長。伊藤雅俊会長(75)は3期6年務めて退任する。新役員は6月23日の評議員会で選任し、同日の臨時理事会で互選によって会長を決める。 同じく6月に役員改選を控える日本オリンピック委員会(JOC)は、3期目を迎える山下泰裕会長(65)の再任が有力な情勢となっている。山下氏は、全日本柔道連盟の会長職は退く。 山形県出身の遠藤氏は一昨年の東京五輪・パラリンピックのために設けら
-
スポーツ財源増へ、くじ充実提言 自民調査会、対象競技の拡大念頭
自民党のスポーツ立国調査会は24日の会合で、スポーツ振興くじの充実によるスポーツ財源の拡大を求めるなどの提言をまとめた。くじの対象競技をサッカーとバスケットボール以外に広げることを念頭に置いている。コンピューターゲームなどの腕を競う「eスポーツ」の選手強化支援、部活動改革の体制整備と予算確保も要望した。近く政府に提出する。 事務局長の佐々木紀衆院議員は、くじの対象拡大に関し、超党派のスポーツ議員連盟に自身を座長とする検討チームを立ち上げたことを明らかにした。ラグビーやバレーボールのワールドカップ(W杯)などを想定しており、スポーツ振興投票法の改正を目指して議論
-
ラグビー代表に堀江、松田が復帰 W杯フランス大会へ6月から始動
日本ラグビー協会は24日、今秋のワールドカップ(W杯)フランス大会に向けて6月から始動する日本代表の合宿メンバー36人を発表し、昨秋の活動に参加しなかった37歳のフッカー堀江、負傷で離脱していたSO松田が復帰した。プロップ稲垣(以上埼玉)やフランカーのリーチ(BL東京)バックスの松島(東京SG)も名を連ねた。 フッカー坂手(埼玉)やフランカーの姫野(トヨタ)が順当に入り、リーグワンで新人賞のCTB長田(埼玉)や24歳のWTB木田(東京ベイ)も招集された。ジョセフ・ヘッドコーチは「いかなるプレッシャーの中でも一貫したプレーができる選手を選考した」とコメントした。
-
佐久間小児童がタグラグビー体験 協力し合う大切さ学ぶ
浜松市天竜区の佐久間小でこのほど、ラグビーリーグワン1部静岡ブルーレヴズの元選手を招いたタグラグビー教室が開かれた。3~6年生13人は、タグラグビーの楽しさや協力し合う大切さを学んだ。 タグラグビーは腰の左右にタグを付けてプレー。タックルは禁止でけがのリスクが低いため、幅広い年齢層の男女が楽しめる。指導した静岡ブルーレヴズ元選手で育成・普及担当の藤井達也さん(32)は、ボールをパスする練習で「思いやりをもってパスすることが大事。(ボールを)受け取る側は声をかけて準備してほしい」と助言した。 児童はルールや基礎の動作を学んだ後、ミニゲームに挑戦した。勢いよく駆け抜け、トライを決めた6年生の
-
ラグビー、33歳の立川がMVP リーグワン年間表彰式
ラグビーのNTTリーグワンの年間表彰式が22日、東京都内で開かれ、最優秀選手(MVP)は初優勝した東京ベイで主将を務めた33歳のCTB立川理道が初受賞した。前身のトップリーグ(TL)のクボタからチーム一筋で、決勝ではキックパスで逆転トライをアシストした。「本当にびっくり。来季もこの賞をもらえるように成長したい」と喜びを語った。 新人賞は準優勝の埼玉で今季途中から主力として活躍し、レギュラーシーズンで8トライを挙げたCTB長田智希が獲得した。 ベストフィフティーンには東京ベイからフッカーのマルコム・マークスや24歳のWTB木田晴斗
-
静岡ブルーレヴズ SHブリン・ホール ラグビー世界選抜に
ラグビーリーグワン1部の静岡は21日、英国で28日に行われる「ラグビードリームマッチ2023」で、SHブリン・ホールが世界選抜に選ばれたと発表した。 各国、地域の有力選手を招待して編成するバーバリアンズと対戦する。ホールは「世界のトップレベルの選手とプレーできることが非常に光栄。試合が楽しみ」とコメントした。
-
ラグビー、東京ベイが初優勝 リーグワン、埼玉を破る
ラグビーのNTTリーグワンの1部プレーオフ決勝が20日、東京・国立競技場で行われ、東京ベイ(旧クボタ)が昨季王者の埼玉(旧パナソニック)を17―15で破り、前身のトップリーグ(TL)を含めて初優勝した。 TLで下部リーグも経験した東京ベイは2021年シーズンに初の4強入り。リーグワン創設1季目の昨季は3位となり、今季悲願を達成した。9月開幕のワールドカップ(W杯)フランス大会を控え、4万人を超える観客が国内最高峰の熱戦を見守った。
-
横浜が東京SG破る リーグワン3位決定戦
ラグビーのNTTリーグワン1部プレーオフ3位決定戦は19日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、横浜(レギュラーシーズン4位)が東京SG(同3位)を26―20で破った。 7―15で折り返した横浜は19―20の後半26分、WTB松井がこの試合二つ目のトライを挙げてリードを奪った。 決勝は20日に東京・国立競技場で行われ、連覇を狙う埼玉(同1位)と初優勝を目指す東京ベイ(同2位)が頂点を争う。
-
埼玉の坂手主将「不安はない」 ラグビー・リーグワン20日決勝
ラグビーのNTTリーグワン1部プレーオフ決勝の前日記者会見が19日、試合会場となる東京・国立競技場で開かれ、昨季王者の埼玉(レギュラーシーズン1位)のフッカー坂手主将は「全ての準備が終わっているので不安はない」と力強く語った。初優勝を目指す東京ベイ(同2位)のCTB立川主将は「思いっきりチャレンジしたい」と意気込んだ。 3月の対戦は30―15で埼玉が勝利した。坂手は強力FWを擁する相手との対戦に「真っ向勝負を仕掛けていく。フィジカルバトル(ぶつかり合い)で負ける気持ちはない」と対抗心を燃やした。 東京ベイはトップリーグ時代に下部
-
トッド、テイラーが退団 ラグビー、リーグワンのBL東京
ラグビーのリーグワン1部のBL東京は19日、ニュージーランド代表25キャップを持つFW第3列のマット・トッド(35)、同3キャップのSOトム・テイラー(34)ら7選手の退団を発表した。
-
FBピウタウ新加入 リーグワン静岡 ラグビートンガ代表「プレー楽しみ」
ラグビーリーグワン1部の静岡は18日、来季加入する元ニュージーランド代表で現トンガ代表のFBチャールズ・ピウタウ(31)の会見を磐田市内で開いた。 素早いフットワークと力強いボール運びに加え、オフロードパスを通してトライを演出するプレーが持ち味。「日本でプレーしたいと思っていたタイミングでこのような機会をいただいた。(レヴズは)成長していく段階のチーム。プレーできるのを楽しみにしている」と心境を語った。 今月末に、世界の一流選手で構成するバーバリアンズと対戦する世界選抜のメンバーにも選ばれている。山谷拓志社長は「高いスキルはチームに刺激をもたらしてくれる。リーダーシップの部分でも活躍して
-
3年のうちに日本一 静岡ブルーレヴズが宣言 静岡県庁で今季報告
ラグビーのリーグワン1部に残留した静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長と奥村翔主将がこのほど、県庁に出野勉副知事を訪ね、今季8位となったシーズンを報告した。 山谷社長は昨季と同順位だったとしながらも「負けた試合は接戦で、昨シーズンと比べれば中身は成長した」と振り返った。今後の目標にも触れ「(来季から)3年のうちに必ず日本一になる」と宣言した。 今季は、不戦敗を除き公式戦47戦負けなしだった埼玉パナソニックワイルドナイツを破る金星を挙げた。奥村主将は「ハードなトレーニングを重ね、成長を実感できた。ハードワークを続ければ優勝が見えてくる」と力を込めた。 出野副知事は「日本一になれば県民にとって大
-
埼玉の稲垣「質高いラグビーを」 リーグワン、20日決勝
ラグビーのリーグワン1部プレーオフ決勝(20日・国立競技場)に臨む昨季王者の埼玉(レギュラーシーズン1位)と東京ベイ(同2位)の登録メンバーが18日に発表され、埼玉はプロップ稲垣やSO松田が先発に名を連ねた。稲垣は埼玉県熊谷市で行われた練習後、取材に応じ「決勝にふさわしい質の高いラグビーをしたい」と意欲を語った。 準決勝でスタンドの壁にぶつかって負傷退場したオーストラリア代表のWTBコロインベテも先発入りし「試合に出る準備はできている。勝つために戦う」と決意を口にした。 初優勝を狙う東京ベイは南アフリカ代表フッカーのマークス、ト
-
ラグビー、トンプソンが現役引退 リーグワン2部の浦安
ラグビーのリーグワン2部の浦安は18日、日本代表としてワールドカップ(W杯)4大会に出場したロックのトンプソン・ルーク(42)、元スコットランド代表主将のSHグレイグ・レイドロー(37)が引退すると発表した。ニュージーランド出身のトンプソンは2019~20年シーズン後に一度は現役を退いたが、浦安で昨季復帰していた。 7人制男子で16年リオデジャネイロ五輪4位に貢献し、21年の東京五輪に出場したFB羽野一志(31)は引退し、社業に専念する。日本代表1キャップを持つナンバー8のシオネ・ラベマイ(29)は退団し、移籍する予定。
-
ラグビー静岡ブルーレヴズ ピウタウ加入へ 元オールブラックス
ラグビーリーグワン1部の静岡は15日、ニュージーランド代表17キャップの実績を持つFBチャールズ・ピウタウ(31)と来季加入で基本合意したと発表した。 186センチ、95キロ。現在はトンガ代表としてプレーする。力強いボール運びに加え、得意のオフロードパスでトライを演出する。複数ポジションをこなせる器用さも備えている。今季までイングランド・ブリストルに所属した。兄で清水建設のシアレ・ピウタウはヤマハ発動機でのプレー経験がある。
-
天井落下、雨漏りで腐食か J2熊本戦はスロープ封鎖
熊本市のえがお健康スタジアムで14日に外周の天井板の一部が落ち、大学ラグビー観戦に訪れていた男性客が負傷した問題で、熊本県教育委員会は15日、落下物が水分を含んでいることから雨漏りによる腐食が原因とみられると発表した。17日のJ2熊本―仙台の公式戦では、外周スロープを封鎖する対応を取る。 15日の緊急点検で、天井板の他の部分にも腐食の恐れが確認された。補修の予定は決まっていない。 県教委によると、けがをしたのは東京都に住む20代後半の男性で、早稲田大―明治大の試合を父親と観戦した。治療後、帰京した。
-
東京ベイ、初の決勝へ ラグビーリーグワン、プレーオフ
ラグビーのNTTリーグワン1部プレーオフは14日、東京・秩父宮ラグビー場で準決勝の1試合が行われ、レギュラーシーズン2位の東京ベイが同3位で昨季準優勝の東京SGに24―18で競り勝ち、初の決勝進出を果たした。20日に東京・国立競技場で昨季王者の埼玉と対戦する。 東京ベイは10―13の後半16分、フッカーのマークスのトライで逆転。37分にはSOフォーリーがトライを挙げ、最終盤は東京SGの反撃をしのいだ。
-
埼玉、快勝で決勝進出 ラグビーのリーグワンPO
ラグビーのNTTリーグワン1部プレーオフは13日、東京・秩父宮ラグビー場で準決勝1試合が行われ、昨季王者の埼玉(レギュラーシーズン1位)が横浜(同4位)に51―20で快勝し、決勝に進んだ。 前半は15―17で折り返し、後半2分にWTBコロインベテのトライで逆転。その後に4トライを加えて突き放した。 プレーオフはレギュラーシーズンの上位4チームが出場。14日に準決勝の東京ベイ(同2位)―東京SG(同3位)を実施し、決勝は20日に東京・国立競技場で行われる。
-
上位入り「一段階進むステップ」 ラグビー協会専務理事
日本ラグビー協会が国際統括団体ワールドラグビー(WR)が設ける最上位カテゴリーの「ハイパフォーマンス・ユニオン」に加わったことを受け、日本協会の岩渕健輔専務理事は12日に記者会見し「一段階進むステップ。日本だけでなく、アジア、世界に大きな責任を担わないといけない。役割を全うする」と決意を語った。 同じカテゴリーの10カ国・地域が参加する欧州6カ国対抗、南半球4カ国対抗に関し「この枠組みは簡単には変わらない」と指摘。すぐに日本代表が参戦するのは難しいとの見通しを示した上で、今後の国際大会を巡る議論には積極的に関与したい考えを述べた。
-
日本、最上位メンバー入り ワールドラグビーが承認
日本ラグビー協会は11日、国際統括団体ワールドラグビー(WR)が最上位カテゴリーの「ハイパフォーマンス・ユニオン」のメンバーとして、日本協会を認めたと発表した。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表が8強入りした実績などが評価され、強豪の10カ国・地域に加わることになった。 ラグビー界では従来、伝統や強さに基づいた分類があり、強豪の10カ国・地域は「ティア1」と呼び、日本は「ティア2」だった。WRはこうした枠組みを再編。11日の理事会で関連した規定を改め、日本の理事会における投票権は2票から3票に増える。 同じカテゴ
-
坂手主将「セットプレー大事」 リーグワン準決勝を前に会見
ラグビーのリーグワン1部プレーオフ準決勝(秩父宮)で13日に対戦するレギュラーシーズン1位の埼玉と同4位の横浜が11日、オンラインで記者会見し、昨季王者の埼玉のフッカー坂手主将は「いつも以上に熱い気持ちで(練習に)取り組んでいた。セットプレーと規律が大事」と話し、スクラムや反則を少なくすることを鍵に挙げた。 1月の対戦では横浜に2点差で勝利。先発に入ったSO松田をキーマンに挙げて「彼が冷静にチームをいい方向に持っていってくれる」と期待した。初めて4強入りした横浜はSHデクラークとSO田村のハーフ団が先発する。沢木監督は「我慢比べに勝って、流れを引き寄せないとい
-
静岡BRからW杯連覇の夢追う ラグビー南ア代表 FWクワッガ・スミス【しずスポ】
9月開幕大舞台「日本での経験生かしたい」 悲願のワールドカップ(W杯)連覇へ。ラグビーリーグワン静岡で今季を終えたばかりのクワッガ・スミス(29)の視線は、9月に開幕するフランス大会に向いている。「まずは大舞台でプレーするチャンスを得て、全力を出し切りたい」。静岡や日本で培ったスキルも武器に、南アフリカ代表・スプリングボクスの夢を追う。 2019年11月2日、スミスは栄光の時を迎えていた。W杯日本大会に南アフリカ代表として出場し、同国3度目となる優勝を経験した。自身は1次リーグで2試合に先発。18年からヤマハ発動機でプレーしていたこともあり、「日本のファンの声援を受けながらの大会。優勝
-
ラグビー日本、NZと定期対戦へ 両協会が連携、覚書締結
ラグビーの日本協会とニュージーランド協会は10日、アジア太平洋地域のラグビー発展に協力して取り組む覚書を締結した。日本代表とニュージーランド代表「オールブラックス」との定期的な試合の開催を目指す。 2024~27年には、代表入りを狙う選手らの「オールブラックス・フィフティーン」、先住民系で構成される「マオリ・オールブラックス」を含め、日本で対戦することを予定している。 日本のリーグワンと南半球最高峰リーグのスーパーラグビー(SR)のチームが対戦する機会をつくることも検討。7人制代表の試合や女子の交流なども盛り込み、両協会の連携を
-
「平日ラグビー塾」 小中生の参加募集 静岡、2カ所で開講
静岡県ラグビー協会は、小中学生を対象に静岡市葵区の科学技術高、常葉大橘高の両校グラウンドで開講している「平日ラグビー塾」の参加者を募集している。参加費無料。保険料千円。 子どもたちにラグビーの楽しさを広めるのが狙い。講師は各校のラグビー部顧問ら。タックルなど接触を伴わない練習が中心。毎週水曜に科学技術高で午後6時から7時半まで、金曜に常葉大橘高で午後6時半から8時まで開いている。 雨天中止。5月10、24、31日と6月9、30日は休み。申し込み、問い合わせは「塾長」の村上勇さん<電090(5876)2791>へ。
-
ナタリヤさん ウクライナ代表「名誉」 7人制ラグビー「アザレア」選手 袋井市長に欧州選手権抱負
エコパに拠点を置く女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」の所属選手でウクライナ出身のナタリヤ・コザチュクさんが、欧州選手権大会に出場する同国代表に選ばれた。ナタリヤさんが9日、袋井市役所に大場規之市長を訪ね、国際舞台への意気込みを語った。 ナタリヤさんは昨年8月に加入し、プロップとして活躍している。野毛伸子監督と市役所を訪問したナタリヤさんは「母国の代表に選ばれたことは名誉なこと。試合が楽しみ」と述べ、大会後にはウクライナに一時帰国することも明らかにした。 大場市長は「大変な状況を乗り越えての代表入りは本当に喜ばしい。袋井市として活躍を願っている」と激励した。 欧州選手権大会は6~7月
-
中学ラグビー 静岡BR優勝、トライ重ね圧倒
「静岡駿府ライオンズクラブ杯 県ラグビーフットボール中学生大会」(県ラグビーフットボール協会主催、同ライオンズクラブ協賛)の決勝戦が7日、静岡市駿河区の草薙総合運動場で行われた。静岡ブルーレヴズ(BR)RSが静岡聖光学院RSを43対5で下し、優勝した。 決勝に臨んだのは、4月23日から始まった県内5チームによる予選リーグを勝ち抜いた上位2チーム。序盤から静岡BRがトライを繰り返し、圧倒。静岡聖光学院が1トライを取り返すなど粘りも見せたが、静岡BRが計7トライ4ゴールで勝負を決めた。このほか、3位決定戦なども行われた。 表彰式では優勝した静岡BRの代表4選手がカップや賞状を受けた。キャプテ
-
強豪グループ入りへ ラグビーの日本
国際統括団体ワールドラグビー(WR)が世界の強豪を指す上位グループに日本を入れる見通しであることが7日、関係者への取材で分かった。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表が8強入りした実績などが認められ、国際的な存在感が増すことが期待される。 近くWRの理事会で承認される見込み。従来「ティア1」と呼んでいた強豪の10カ国・地域の枠組みを再編し、日本を加えて「ハイパフォーマンス・ユニオン」という名称になるという。 ラグビー界では伝統や強さに基づいた分類があり、日本は「ティア2」とされていた。上位入りに伴い、日本のWR理事
-
大久保氏ら退団 ラグビーリーグワン静岡
ラグビーリーグワン1部の静岡は1日、アシスタントコーチの大久保直弥氏、モセ・トゥイアリイ氏らスタッフ8人が今季限りで退団すると発表した。
-
大名行列 華やかに いわた大祭り 旧宿場町にぎわう
磐田市の見付宿場通りで29日、「第21回いわた大祭り 遠州大名行列・舞車」(同実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が開かれた。新型コロナ禍の影響による見物客の密回避のため中止が続き、見付宿場通りでの開催は4年ぶり。江戸時代の情緒を残す大通りを豪華絢爛(けんらん)な衣装に身を包んだ行列が練り歩き、大勢の市民が旧宿場町の歴史と文化を堪能した。 地元の中学生や住民有志ら約50人が、奴(やっこ)や姫役などを演じた。藩侯役は草地博昭市長、かごかき役をラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズの選手らが務めた。「下にー、下に」と大きな低い声のかけ声が通りに響く中、行列はゆっくりと進行。城山中の生徒たちが
-
静岡人インタビュー「この人」 20年ぶりに「浜名湖花博」に関わる県職員 山本東さん(静岡市駿河区)
2024年3~6月に浜松市西区で開かれる浜名湖花博20周年記念事業に向け、ことし4月新設された県の「記念事業推進室」に勤務する。04年の同花博開催当時に準備段階から携わった職員として経験が買われた。1986年に県採用。オリンピック・パラリンピック推進課長やスポーツ局長、地域外交担当部長を務めた。今春、定年退職し、経済産業部参事として再任用された。60歳。 ―浜名湖花博との関わりは。 「04年時は県国際園芸博覧会協会で各国に出展を勧める交渉に当たった。長い準備期間を経て更地のような場所に庭園の形が見えてきた時には感動した。初の国際イベントでの経験がその後のラグビーワールドカップや東京五輪パ
-
三村ら10人退団 ラグビーリーグワン 静岡
ラグビーリーグワン1部の静岡は28日、今季限りで退団する選手10人を発表した。ヤマハ発動機から12シーズン在籍した元日本代表フランカー三村勇飛丸(34)が現役を引退する。 三村は佐野高(栃木)から明大を経て2011年に加入。15年の日本選手権では主将としてチームをけん引し、初優勝に貢献した。日本代表では2試合に出場、17年にはサンウルブズでもプレーした。今季はけがで長期離脱し、出場はなかった。 日本代表12キャップのLOアニセ・サムエラ、今季12試合出場のCTB小林広人は退団。在籍10シーズンのフランカー松本力哉、同6シーズンのフッカー江口晃平は引退する。 そのほかの退団選手は次の通り
-
アザレアのコザチュク ウクライナ代表に 女子7人制ラグビー【しずスポ】
小笠山総合運動公園エコパを拠点とするラグビー女子チーム「アザレア・セブン」に所属するウクライナ人のナタリア・コザチュク(25)が、同国7人制代表のヨーロッパ遠征(5月下旬から)のメンバーに選ばれた。プロップとして優れたボールキャリー(運び)とステップを生かし「一生懸命頑張りたい」と練習に熱が入っている。 昨年8月にチームに合流してからは日本語の勉強とトレーニングを両立し、「とてもエキサイティングな毎日。ここにいるのが本当に楽しい」と充実の表情を浮かべる。母国にいる家族と会えず、さみしさを抱えているが「チームメートやスタッフは家族のような存在。困った事があれば何でもサポートしてくれる」と信頼
-
ラグビーのレイドローが現役引退 元スコットランド代表主将
ラグビーのリーグワン2部の浦安は26日、元スコットランド代表主将のSHグレイグ・レイドロー(37)が今季限りで現役を引退すると発表した。レイドローは自身の交流サイト(SNS)で「ここで引退することを決めた。学んだことを指導者として引き継ぐ時が来た」などとコメントした。 代表76キャップでワールドカップ(W杯)では2015、19年大会で日本代表と対戦。20年に浦安の前身、NTTコミュニケーションズに加入し、トップリーグの21年シーズンからプレーした。今季は順位決定戦を含めて計8試合に出場している。チームは1部との入れ替え戦出場を決めている。
-
ラグビー埼玉の坂手「全て出す」 リーグワン4強が記者会見
ラグビーのリーグワン1部でプレーオフ(PO)に進出した4チームの選手が24日、東京都内で記者会見し、昨季王者の埼玉(レギュラーシーズン1位)のフッカー坂手主将は「一試合一試合が大事。まずは準決勝で全てを出したい」と必勝を期した。 5月13日の準決勝で埼玉に挑む横浜(同4位)はリーグワン前身のトップリーグを含めて初の4強入り。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で優勝した南アフリカ代表のSHデクラークは「結束力が高い埼玉のシステムを崩したい」と攻略の鍵を挙げた。 初優勝を目指す東京ベイ(同2位)は14日の準決勝で、今季レギュラ
-
ラグビー静岡 トヨタに敗れ8位で終幕 リーグワン1部
ラグビーリーグワン1部の最終節が23日、ヤマハスタジアムなどで行われ、静岡は6位のトヨタに27-37で敗れ、5勝2分け9敗で昨季と同じ8位に終わった。 横浜は神戸を52-26で下した。 静岡は前半、連続2トライを許した。だが同24分に相手のシンビン(一時退場)で数的有利となり、ラインアウトモールでフッカー日野剛志がトライを決め追い上げた。同38分に敵陣でのスクラムからボールを受けたSO家村健太のトライで詰め寄った。 後半は、FBキーガン・ファリアが大きく前進してトライに貢献。CTBヴィリアミ・タヒトゥアのトライで一時は1点差まで詰め寄ったが、3本のPGで突き放された。 トヨタ (37
-
ラグビー、東京ベイが14勝目 リーグワン最終節第2日
ラグビーのNTTリーグワン1部最終節第2日は22日、東京・スピアーズえどりくフィールドなどで3試合が行われ、2位の東京ベイが3位の東京SGに39―24で勝ち、14勝1分け1敗とした。東京SGは12勝4敗。両チームは上位4チームで争うプレーオフ(PO)進出を既に決めており、5月14日の準決勝で対戦する。 BR東京は相模原を31―21で退け、6勝目(10敗)を挙げた。東葛は花園に43―26で勝ち、3勝13敗とした。
-
ラグビーリーグワン1部 静岡、トヨタと今季最終節 ホームで連勝締めへ
ラグビーリーグワン1部で7位につける静岡は23日、6位のトヨタとの今季最終節(ヤマハスタジアム)に臨む。首位埼玉を破った熱戦から約1週間。充実したコンディションを維持し、堀川ヘッドコーチは「来季につなげるために成長を見せたい」と意欲を示す。ホームで連勝締めへ、21日の練習では選手の気迫がみなぎった。 トヨタは、昨年12月の開幕戦で26-31で敗れた相手。強力なFW陣を擁し、今回もフィジカル勝負が想定される。前節の埼玉戦のように強みを最大限に生かし、バックスとの連動性も発揮して主導権を握りたい。 右WTBにはけがで約2カ月戦列を離れていた共同主将奥村が入る。指揮官からはリーダーシップととも
-
ラグビー、埼玉が1位通過決定 BL東京はPO逃す
ラグビーのNTTリーグワン1部最終節第1日は21日、東京・秩父宮ラグビー場で1試合が行われ、埼玉がBL東京に34―22で勝ち、15勝1敗でレギュラーシーズン1位を決めた。BL東京は10勝6敗で5位が確定し、上位4チームで争うプレーオフ(PO)の残り1枠には4位の横浜が進出することになった。 埼玉は前半に3トライを挙げて19―0で折り返し、後半も2トライを加えて逃げ切った。POの準決勝は5月13日に埼玉と横浜、14日にレギュラーシーズン2位の東京ベイと3位の東京SGの顔合わせで行われる。
-
ナイサラニ退団 静岡ブルーレヴスが発表 ラグビーリーグワン
ラグビーリーグワン1部の静岡は20日、ナンバー8のイシ・ナイサラニ(28)の退団を発表した。オーストラリアの「ウェスタン・フォース」に移籍する。 フィジー出身。オーストラリア代表8キャップで2019年ワールドカップ(W杯)日本大会にも出場した。静岡には21年に加入しリーグワン7試合に出場。先月、今季の選手登録を抹消されていた。
-
静岡人インタビュー「この人」 地域社会と連携した実践的教育を進める静岡産業大の学長 堀川知広さん(湖西市)
元県職員で経済産業部長などを歴任し、2011年に特任教授として静岡産業大へ。情報学部長、副学長を経て22年4月1日から現職。産官学など地域社会と連携した実践的教育を軸に、社会に貢献できる人材育成を目指す。専門分野は農業政策、産業政策。湖西市出身。72歳。 -就任1年を振り返って。 「豊かな感性を持っている学生が自分で考えながら学ぶものを選択し、社会に貢献できる技術を身につける必要がある。デジタルトランスフォーメーション(DX)や脱炭素社会に向けたグリーントランスフォーメーション(GX)など、急激な社会の変化を国内外の現場に出向いて肌で感じてもらいたい」 -本年度の取り組みは。 「教員
-
あなたもレヴニスタ 選手の愛称覚えよう【SBSマイクリレー】
この春、社会人8年目の新城健太です。皆さんは新たなチャレンジをする際、どんなメンタルになるでしょうか? 私は楽しみな気持ちが先行します。スポーツ実況で、毎年新しいことに挑戦する機会をいただいています。4年前に出合ったのがラグビー。2019年ワールドカップ(W杯)、エコパスタジアムでの「静岡ショック」を生観戦して大興奮。その後、高校ラグビーの実況を担当しますが、ほぼゼロからのスタートでした。 ポジション名や数々の難しいルールは分からず、基礎的なノックオンの反則すら、あやしいレベルでした。何十試合のW杯や花園の中継をみて猛勉強。試合視聴中、反則が起きたら一時停止し、ルールブックと照らし合わせる
-
ラグビー、東京ベイが13勝目 リーグワン第15節最終日
ラグビーのNTTリーグワン1部第15節最終日は16日、千葉県柏の葉公園総合競技場などで2試合が行われ、上位4チームで争うプレーオフ(PO)進出を既に決めている2位の東京ベイが東葛に59―17で快勝し、13勝1分け1敗とした。東葛は2勝13敗。 トヨタはBR東京に36―34で逆転勝ちし、7勝8敗となった。BR東京は5勝10敗。
-
ラグビー静岡、首位埼玉に勝利 リーグワン1部残留確定
ラグビーリーグワン1部は15日、熊谷ラグビー場などで第15節2試合が行われ、静岡は首位埼玉に44-25で勝利した。今季全勝、公式戦47戦負けなし(不戦敗除く)を誇った絶対王者に土を付け、1部残留を確定させた。東京SGは11-9で横浜を下した。 静岡 (30) 44(18―18 26―7)25 埼玉 (62) 東京SG (55) 11(3―6 8―3)9 横浜 (49) (東京SGはプレーオフ進出) セットプレー強みに圧倒 雨中の熱戦、静岡は強みのセットプレーで圧倒した。3点を追う前半9分、フランカー大戸裕矢がトライ。再びリードされた同30分にはスクラムハーフ矢富勇毅がゴール前のラン
-
ラグビー、BL東京が10勝目 リーグワン第15節第1日
ラグビーのNTTリーグワン1部第15節第1日は14日、東京・秩父宮ラグビー場などで2試合が行われ、BL東京が相模原に52―19で快勝して10勝5敗とし、勝ち点を48に伸ばした。レギュラーシーズンは残り1試合で、上位4チームによるプレーオフ進出の可能性を残している。相模原は4勝1分け10敗。 花園は神戸に34―33で逆転勝ちし、開幕からの連敗を14で止めて今季初勝利を挙げた。神戸は5勝10敗。
-
バイデン氏、また言い間違え 訪問「台無し」批判も
【ワシントン共同】バイデン米大統領(80)が12日、アイルランドのパブで、同国ラグビー代表が強豪ニュージーランド代表「オールブラックス」に勝ったと言おうとして、暴力行為で悪名高い英国の旧臨時警察隊「ブラック・アンド・タンズ」と言い間違えた。翌13日の議会演説で「オールブラックスに勝った」と台本通りに話すと議場から笑い声が起きた。 現職米大統領として最高齢のバイデン氏は、これまでも言い間違えを繰り返している。英国とアイルランド歴訪は北アイルランド和平合意25年を祝うのが目的だったが、両国の緊張関係を示唆するかのような発言に英紙はバイデン氏の魅力を伝える旅が「台無
-
ラグビー静岡 残り2戦、集大成を リーグワン首位埼玉戦 入れ替え戦回避へ
ラグビーリーグワン1部で14節を終え8位の静岡は、入れ替え戦回避へ正念場を迎えている。残るは2戦。“レヴズスタイル”として磨き続けてきたセットピースでの強さを武器に、15日の首位埼玉戦、最終節のトヨタ戦(23日)でシーズンの集大成をぶつける。 昨年末の第2節、昨季王者の埼玉にラスト1分で逆転負けを喫した。その後静岡は勝ちが遠のき、対照的に埼玉は負けがない。因縁の相手に初黒星を付けるべく、報道陣に公開された13日の練習で選手は熱のこもった動きを見せた。 精神的支柱の共同主将スミスやSOグリーンらをけがで欠き、決して万全ではない。だが「セットプレーが多くなれば良い試合
-
五郎丸CROら 最終戦PR ラグビー静岡BR 浜松でチラシ配布
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズの五郎丸歩クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)らが13日、浜松市中区の市ギャラリーモールソラモで、トヨタヴェルブリッツとの最終戦(23日、ヤマハスタジアム)をPRするチラシ配りを実施した。=関連記事12面へ 3千部を用意し、スタッフ11人とボランティア5人が通行人に声をかけて一人一人に手渡した。五郎丸CROからチラシを受け取った浜松西小1年の加藤哲大君(6)は「スポーツが好き。一度は見に行ってみたい」と目を輝かせた。 チームは現在8位と、入れ替え戦回避へ正念場を迎えている。五郎丸CROは1万人の動員を目標に掲げ、「選手を後押しし、来てくれた
-
ラグビーW杯男女招致へ 女子37年目標、男子35年視野
日本ラグビー協会は12日、女子の中長期戦略計画を発表し、ワールドカップ(W杯)を最短で2037年に招致する目標を示した。国際統括団体ワールドラグビー(WR)は男女セットでW杯の開催地を選ぶ傾向となり、日本は男子のW杯の35年開催も視野に招致を目指す。 W杯は27年男子と29年女子をオーストラリア、31年男子と33年女子を米国で開催することが決定。日本協会の岩渕健輔専務理事は12日、東京都内で行われた理事会後に「WRには最短(の招致となる35、37年)を希望として伝え、実際にいつできるか状況を見ながら進めていく。ホームで開催する時は世界一になりたい」と説明した。
-
ラグビー横浜、東葛を退け9勝目 リーグワン第14節最終日
ラグビーのNTTリーグワン1部第14節最終日は9日、千葉県柏の葉公園総合競技場で1試合が行われ、横浜が東葛を45―17で退け、9勝2分け3敗とした。21―5で折り返し、後半は反撃を浴びたものの終盤に突き放し、計7トライを挙げた。東葛は2勝12敗。
-
静岡ブルーレヴズ、粘り及ばず BL東京に29―37 ラグビー・リーグワン
ラグビーリーグワン1部は8日、エコパスタジアムなどで4試合を行い、静岡はBL東京に29-37で敗れ8位となった。 静岡は前半、新加入のWTBアラパティ・レイウアのトライなどで17-18で折り返した。後半は5分に敵陣でボールを奪われそのままトライを許した。悪い流れは続き、同15分にはプロップ河田和大がレッドカードで退場した。同21分、レイウアからのパスをフッカー日野剛志がトライし、追いすがったが、反撃は及ばなかった。 首位の埼玉はBR東京を下し、2位の東京ベイも花園に勝利。トヨタは相模原に53-5と快勝し6位に順位を上げた。 BL東京(43) 37(18―17 19―12)29 静岡(
-
東京SGが神戸に勝ち、11勝目 リーグワン第14節第1日
ラグビーのNTTリーグワン第14節第1日は7日、東京・秩父宮ラグビー場で1試合が行われ、東京SGが神戸に25―17で勝ち、11勝目(3敗)を挙げた。神戸は5勝9敗。 東京SGは12―14で折り返し、後半2分にPGで逆転。15分にWTBリーがトライを奪ってリードを広げ、逃げ切った。
-
新加入レイウア 先発へ ラグビー・リーグワン静岡
ラグビーリーグワン1部の静岡は8日、エコパスタジアムでBL東京と戦う。左WTBに抜てきされた新加入のレイウアは強烈なタックルと力強いランが武器。6日の公開練習では「80分間、皆でやりきりたい」と意欲をのぞかせた。 サモア代表34キャップを誇り、バックスの複数ポジションをこなせる経験豊富な34歳。堀川ヘッドコーチは「プレーにおける間違いのない判断や人を動かす能力が素晴らしい」と評価し、警戒する相手の右WTBナイカブラに対抗できる戦力と見込んでいる。 ボールを前に運び、チームプランに即してあらゆるオプションを生み出すことで強豪相手に活路を見いだす。レイウアは「いつでもいける準備はできていた。
-
投票済証 親しみやすく 県議選へ磐田市選管 静岡産業大生デザイン
磐田市選挙管理委員会は9日投開票の県議選で、静岡産業大磐田キャンパス(同市大原)の学生がデザインした投票済証を作成し、期日前投票所で希望者に配布している。6日夕、担当した学生らが市役所を訪れ、大沢正昭委員長に活動を報告した。 考案したのは同大経営学部佐藤寛子准教授のゼミ生松本栞奈さん(21)=4年=、奥間千尋さん(21)=同=、同ゼミ卒業生で会社員松井寛太さん(22)の3人。 表面は「スポーツのまち磐田」をテーマにサッカーやラグビー、卓球に励む人々の姿や市イメージキャラクター「しっぺい」を描いて親しみやすいデザインに仕上げた。裏面は「みんなでつくろう磐田のまち」などとメッセージを添え、市公式
-
五郎丸氏が監修 8日にイベント 静岡ブルーレヴズ
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズは、8日午後6時から袋井市のエコパスタジアムで行われる東芝ブレイブルーパス東京戦で、元日本代表の五郎丸歩クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)監修によるイベントを実施する。 公募で選ばれた1組によるスタジアム内での公開プロポーズや、試合終了後の打ち上げ花火、地元アーティストの演奏、星空観測会などを予定している。県内のグルメを味わえる飲食スペースも設けられる。 新たなファン獲得に力を入れている五郎丸CROは「従来にはない新たなチャレンジとして企画した。多くの方々にW杯イヤーのラグビーに興味を持っていただきたい」と話している。
-
大自在(4月2日)「野球の季節」
明治の俳人、正岡子規の句碑が東京・上野公園内の正岡子規記念球場にある。〈春風やまりを投げたき草の原〉。まりとは野球のボール。野球が米国から伝来して間もない頃に、子規が愛好家だったことは知られる。 随筆集「筆まかせ」に、1890年3月21日に上野公園博物館横の空き地で寄宿舎の仲間と行った試合(紅白戦)の思い出をつづっていた。子規は紅軍の捕手を務めた。 例年より暖かく桜が見頃だった上野公園は、人であふれていた。あいにくの雨だったが、ひとたび試合を始めると〈書生、職人、官吏、婦人など皆立ち止まりて立錐[りっすい]の地なし〉で観戦したそうだ。 日本ではまだ珍しいスポーツへの興味もあったのだろう
-
ふるさと大使に野毛さん(アザレア・セブン監督) 記念のポロシャツなど製作 清水町制施行60周年
清水町は町制施行60周年に合わせ、新たにふるさと大使として、元女子ラグビー日本代表で女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」の監督兼チームコーディネーターを務める野毛伸子さん(36)=同町湯川=を任命した。記念のポロシャツやピンバッジなども製作し、60周年のPRを図る。 ふるさと大使は全国的な町のイメージアップを目指し、2010年に始まった。委嘱は絵本作家の宮西達也さんに次ぐ2人目。地元出身で、町のラグビー教室の講師を務める野毛さんに白羽の矢が立った。任期は4月1日から4年。 町役場で31日開かれた委嘱式で、関義弘町長が委嘱状や名刺を手渡した。野毛さんは、自然が豊かな所とし、「住みやすさ
-
静岡ブルーレヴズ辛勝、7位浮上 ラグビーリーグワン
ラグビーリーグワン1部は26日、アイスタ日本平などで3試合を行った。静岡は10位の相模原と対戦し、競りながら30-20で勝利。4勝2分け7敗とし、順位を二つ上げ7位に浮上した。 先制された静岡は前半9分、SHブリン・ホールのトライで逆転し、その後追加点も挙げたが、終了間際の認定トライなどで再びリードされた。後半も一進一退の攻防が続いたが、WTB伊東力が2トライの活躍。20-20とし、同38分に途中出場クリントン・スワートが決勝のペナルティーゴールを決めた。 東京ベイは神戸を23-14で下し11勝目。東京SGは32-7で東葛に快勝し、10勝目を挙げた。 静岡(25) 30(10―1
-
アザレア・セブンは5位 女子7人制ラグビー エコパで熱戦
「鈴与・セントパトリックグリーンデイズ」(県ラグビーフットボール協会など主催)が25、26の両日、袋井市愛野の小笠山総合運動公園で開かれた。自転車ロードレースのほか、2019年ラグビーW杯の舞台となったエコパスタジアムで女子7人制ラグビーが行われ、熱戦を繰り広げた。 同大会は県内外から9チームが出場。上位4チームが5月に開催される国内最高峰の大会「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ」への出場権を得る。2日目は順位決定戦が行われ、袋井市を拠点に活動するアザレア・セブンは日本経済大女子ラグビー部に5-12と敗れて出場権獲得を逃した。神戸ファストジャイロには59-0と大勝し、5位となった。 2
-
埼玉がプレーオフ進出一番乗り リーグワン第13節第2日
ラグビーのNTTリーグワン1部第13節第2日は25日、愛知・豊田スタジアムなどで2試合が行われ、首位独走の埼玉がトヨタを19―10で退けて開幕からの連勝を13に伸ばし、上位4チームで争うプレーオフ進出を一番乗りで決めた。トヨタは5勝8敗。 横浜は花園に64―12で圧勝し、8勝2分け3敗とした。花園は開幕13連敗。
-
ラグビー、BL東京が競り勝つ リーグワン第13節第1日
ラグビーのNTTリーグワン1部第13節第1日は24日、東京・秩父宮ラグビー場で1試合が行われ、BL東京がBR東京に12―10で競り勝ち、4連勝で8勝目(5敗)を挙げた。BR東京は5勝8敗。 BL東京は0―0で折り返した後、後半10分までに10点を先行された。その後、18分に途中出場のフッカー原田がトライを奪い、30分にWTBナイカブラのトライで逆転した。
-
ラグビーリーグワン静岡 レイウア追加登録
ラグビーリーグワン1部の静岡は23日、サモア出身のCTB兼WTBアラパティ・レイウア(34)の追加登録を発表した。 182センチ、100キロ。力強いランと強烈なタックルが魅力でサモア代表34キャップ。2019年ワールドカップの日本戦にも出場した。クラブを通じ「契約できて非常にうれしく思う。これまでの経験をチームに還元できるよう尽力する」とコメントした。 負傷中のナンバー8イシ・ナイサラニは今季選手登録を3日付で抹消した。
-
明治神宮外苑一帯の再開発が着工 第二球場の解体工事開始
国立競技場などのスポーツ施設が集まる東京・明治神宮外苑で22日、神宮第二球場の解体工事が始まり、三井不動産などが進める一帯の再開発事業が本格着工した。 再開発では、老朽化した神宮球場と秩父宮ラグビー場を、場所を入れ替えて新築するほか、商業施設の入る高層ビル2棟を建てる。三井不動産によると、神宮第二球場の解体工事は来年4月までで、跡地には新ラグビー場棟が2028年に完成する予定。全体の工事完了は36年の見込み。 一部では、樹木の大量伐採や、外苑のシンボルであるイチョウ並木の根への悪影響などを懸念する声が上がっている。周辺住民ら約6
-
ラグビー、埼玉が開幕12連勝 リーグワン、相模原に61―29
ラグビーのNTTリーグワン1部第12節最終日は19日、東京・秩父宮ラグビー場などで2試合が行われ、首位の埼玉が相模原に61―29で大勝し、開幕からの連勝を12に伸ばした。前半に7トライを奪って49―8とリードし、逃げ切った。相模原は4勝1分け7敗。 神戸は東葛に59―26で勝ち、5勝7敗とした。東葛は2勝10敗。
-
アイルランドが全勝優勝 ラグビー欧州6カ国対抗
【ロンドン共同】ラグビーの欧州6カ国対抗は18日、ダブリンなどで最終戦が行われ、アイルランドがイングランドを29―16で下し、5年ぶりの優勝を全勝で飾った。今年のワールドカップ(W杯)フランス大会1次リーグで日本と同組のイングランドは、2勝3敗で4位に終わった。 前回王者のフランスはウェールズを41―28で退けて4勝1敗で2位だった。スコットランドはイタリアに26―14で勝った。
-
ラグビー・リーグワン 静岡、BR東京に19-15
ラグビーリーグワン1部第12節は18日、秩父宮ラグビー場などで3試合が行われ、静岡は19-15でBR東京に逆転勝ちした。5戦ぶりの白星で3勝2分け7敗とし、8位に順位を上げた。 静岡は前半5分、FBサム・グリーンのペナルティーゴールで先制。その後3-12とリードを許したが、同22分に再びグリーンがトライとコンバージョンキックを決め点差を縮めた。後半もグリーンがペナルティーゴールを3連続で成功させ逆転に貢献。この日の全得点をたたき出した。 東京ベイは15-5で横浜を下し2位をキープ。BL東京はトヨタとの接戦をものにした。 静岡(21) 19(10―15 9―0)15 BR東京(24)
-
インドを訪問 子どもと交流 静岡聖光学院高 ラグビー部員 海外協力隊活動に参加
4~10日にインドを訪れた静岡聖光学院高(静岡市駿河区)のラグビー部員が17日、同志社大ラグビー部員でつくる国際協力機構(JICA)海外協力隊の活動に参加した体験を同校で振り返った。 活動に参加した生徒は1年生5人と2年生2人の希望者計7人。同大ラグビー部員が活動する現地の部族学校などで、子どもたちにラグビーの練習を一緒に指導し、交流を図った。同協力隊の活動に高校生が参加するのは異例という。 生徒は、英語やヒンディー語の単語を駆使してコミュニケーションを図った。子どもたちに競い合わせたり、シンプルな指示を心がけたりしたという。 社会貢献に関心があり参加したラグビー部主将の藤田武蔵さん(2年)
-
ラグビー、東京SGが9勝目 リーグワン第12節第1日
ラグビーのNTTリーグワン1部第12節第1日は17日、東京・秩父宮ラグビー場で1試合が行われ、東京SGが花園に64―12で圧勝し、9勝目(3敗)を挙げた。花園は開幕から12連敗。 東京SGは前半7分にWTB尾崎晟が先制トライ。さらに3トライを加えて28―5で折り返し、後半は6トライを奪った。
-
タグラグビー喜び報告 小学生チーム・磐田EARTH リーグ1位「仲間の大切さ実感」
2月下旬に埼玉県で開かれたタグラグビー全国大会で、好成績を収めた磐田市の小学生チーム「磐田タグラグビーEARTH」の選手らが16日、市役所を訪れ、山本敏治教育長に喜びを報告した。 同大会は全国から30チームが出場した。4チームによるリーグ戦で「磐田タグラグビーEARTH」は2勝2分。今年の全国大会は勝ち負けのない「交流会」と位置づけられていて順位付けはないものの、得失点差でリーグ1位になった。 富士見小6年の梅田勝成主将(12)は「団結しなければ良い成績が取れなかったと思う。仲間の大切さを実感した」と振り返り、「中学ではラグビーをやりたい。タグラグビーで学んだスキルを生かしたい」と語った。
-
ラグビー、横浜とBL東京が勝つ リーグワン第11節最終日
ラグビーのNTTリーグワン1部第11節最終日は12日、相模原ギオンスタジアムなどで2試合が行われ、横浜が相模原に41―21で勝ち、7勝2分け2敗とした。5―21で折り返し、後半に5トライを奪って逆転した。相模原は4勝1分け6敗。 BL東京は東葛を49―20で退け、6勝目(5敗)を挙げた。東葛は2勝9敗。
-
静岡、東京ベイ戦の猛攻に屈し7敗目 ラグビーリーグワン
ラグビーリーグワン1部は11日、エコパスタジアムなどで3試合を行った。静岡は東京ベイに27-40で敗れ、2勝2分け7敗で10位のまま。 静岡は前半、ラインアウトから立て続けにトライを許し、主導権を握られた。その後は徐々にペースをつかみ、終了前にプロップ河田和大がトライを決めて折り返した。だが後半も相手の猛攻に苦戦。WTB槙瑛人の2トライなどで追いすがったが、着実に開けられた点差を埋められなかった。 首位の埼玉は東京SGを41-29で下し11連勝。トヨタは62-24で花園に快勝した。 1次リーグA組▽観衆7077人 東京ベイ(43) 40(19―13 21―14)27 静岡(17) 埼
-
当初予算案など73議案可決し閉会 静岡県議会
静岡県議会2月定例会は10日、最終本会議を開き、過去最大の1兆3703億円が計上された2023年度一般会計当初予算案など73議案を原案通り可決して閉会した。 議案のほか、中小企業と小規模事業者への支援拡充、地方公共団体情報システムの標準化、社会的養護から自立する若者支援の充実を求める意見書など計5件を可決した。 今期最後の定例会の閉会に際し、薮田宏行議長があいさつした。令和への改元やラグビーワールドカップ(W杯)、東京五輪・パラリンピックの開催、新型コロナウイルス感染症のまん延、熱海市伊豆山土石流災害など4年間の出来事を振り返った上で「自然災害の激甚化に加え、急速な人口減少、少子高齢化、
-
ラグビー、BR東京が3連勝 リーグワン第11節第1日
ラグビーのNTTリーグワン1部第11節第1日は10日、東京・秩父宮ラグビー場で1試合が行われ、BR東京が神戸に41―26で勝ち、3連勝で5勝目(6敗)を挙げた。神戸は3連敗で4勝7敗となった。 前半を10―5で折り返したBR東京は後半に5トライを挙げ、神戸を振り切った。
-
ラグビーリーグワン・静岡の日野 通算100試合目へ「感謝してプレー」 11日東京ベイ戦
ラグビーリーグワン1部の静岡は9日、エコパスタジアムで11日に行われる東京ベイ戦に向けた練習をヤマハ大久保グラウンドで公開した。フッカー日野はリーグ戦通算100試合の節目を迎える。「多くの人の支えでここまで来られた。感謝の気持ちを持ってプレーしたい」と気合を入れた。 現在2位でアタック力が自慢の相手に対し「仕事量で勝つこと。低く当たっていくことが鍵になる」と堀川ヘッドコーチ。引き分けだった前節の横浜戦の手応えを継続したい。日野は大きな相手に対しスピードや動き出しで勝ることが必要だとし「どれだけ我慢できるか。レヴズの2番としての責任を果たす」と役割を全うする意気込みだ。 負傷から3戦ぶりに
-
リーチ、前回超えへ自信 ラグビーW杯まで半年
ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で8強入りした日本代表の主将を務めたFWリーチ・マイケル(BL東京)が7日、オンラインで取材に応じ、8日で開幕まで半年のW杯フランス大会に向けて「(代表には)ワールドクラスの選手もそろってきている。前回大会よりも、いい成績を残せる」と自信をのぞかせた。 現在はリーグワンのシーズン中で、日本代表は6月上旬の合宿で本格始動する。FW第3列は定位置争いが激しく「半年しかなく、今をすごく大事にしないといけない。まだW杯のメンバーでもない。自分のポジションを勝ち取りたい」と決意した。34歳のベテランとなり、W杯に出場すれ
-
ラグビー代表、ジョセフHC会見 「W杯でピークを迎えたい」
9月8日開幕のラグビーのワールドカップ(W杯)を控える日本代表のジョセフ・ヘッドコーチ(HC)が6日、東京都内で記者会見し、7~8月の強化試合に向けて「試合でしっかり勝ち、W杯でピークを迎えられるようにしたい」と意気込みを語った。 日本代表は6月9日に本格始動する予定。リーグワンは5月20日のプレーオフ決勝まで続き、ジョセフHCは各クラブを巡回して選手と対話する方針を説明。「どの選手にも(代表入りの)チャンスはある。しっかりと(選手と)つながっていくことが大事。顔を合わせて話すことに価値がある」と強調した。 国内では7月8、15
-
トヨタが東京SG破る ラグビー、リーグワン第10節
ラグビーのNTTリーグワン1部第10節最終日は5日、東京・秩父宮ラグビー場などで2試合が行われ、トヨタが東京SGを27―20で破り、4勝目(6敗)を挙げた。東京SGは初戦以来の黒星で8勝2敗。相模原は花園を38―29で下し、4勝1分け5敗とした。花園は10連敗。 トヨタは10点リードで迎えた後半に2トライを許して迫られたが、20―17の34分にフランカー姫野がトライを決めて突き放した。
-
首位の埼玉、無敗守り10連勝 リーグワン第10節第2日
ラグビーのNTTリーグワン1部第10節第2日は4日、埼玉・熊谷ラグビー場などで行われ、首位の埼玉が2位の東京ベイに30―15で勝ち、無傷の10連勝を飾った。10―12で迎えた後半にSO山沢拓のトライで逆転した。東京ベイは初黒星を喫し、8勝1分け1敗となった。 4勝5敗同士の一戦はBL東京が神戸に51―12で大勝した。BR東京は東葛を54―7で退け、4勝6敗とした。
-
自転車ヘルメット着用啓発 県対策協、磐田のラグビー会場で
ラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズの試合に合わせて県交通安全対策協議会はこのほど、磐田市や磐田署などと連携し、4月1日から始まる自転車利用者のヘルメット着用努力義務化の呼びかけを同市新貝のヤマハスタジアムで行った。 スタジアム入り口付近にブースを設け、県や市職員など計16人が、ヘルメット着用を促すチラシを配布。子ども連れの家族らは、反射材に絵を描いてオリジナルストラップを作ったり、反射神経を測定する「クイックキャッチ」に挑戦したりして、交通安全意識を高めた。 県のマスコットキャラクター「ふじっぴー」や県警マスコットキャラクター「エスピーくん」、警察車両などと記念撮影するイベントも人
-
プロ野球2軍創設構想 静岡市、ハヤテGと連携協定へ 市長答弁
静岡市議会2月定例会は28日、代表質問を行った。田辺信宏市長は、清水区の市清水庵原球場を本拠地にプロ野球2軍球団の創設を目指すハヤテグループ(東京都)と包括連携協定を締結する方針を明らかにした。寺沢潤氏(自民)への答弁。 ハヤテグループは2024年シーズンからのイースタンリーグ新規参入に向け、日本野球機構(NPB)が今春実施する公募に名乗りを上げる。田辺市長は協定締結により「スポーツ振興をはじめとしたさまざまな分野で、ハヤテならではの価値や魅力を最大限発揮できるよう連携を深める」と強調した。 サッカーJ2清水エスパルスに加え、第3次総合計画(15~22年度)期間中にはバスケットボール、ラ
-
フランスがスコットランド下す ラグビーの欧州6カ国対抗
ラグビーの欧州6カ国対抗は26日、パリ郊外サンドニで1試合が行われ、前回王者のフランスがスコットランドを32―21で下して2勝目(1敗)を挙げた。初黒星のスコットランドも2勝1敗となった。(共同)
-
リーグワン、埼玉が開幕9連勝 神戸に48―10で大勝
ラグビーのNTTリーグワン1部第9節最終日は26日、神戸ユニバー記念競技場などで2試合が行われ、埼玉が神戸を48―10で退け、開幕から無傷の9連勝とした。10―7で前半を折り返し、後半に5トライを奪った。神戸は4勝5敗。 東葛は相模原に33―26で競り勝ち、初戦以来となる2勝目(7敗)を挙げた。相模原は3勝1分け5敗。
-
ラグビー 静岡、攻守で力及ばず
ラグビーリーグワン1部は25日、ヤマハスタジアムなどで4試合を行った。静岡は東京SGに17-25で敗れ、2勝1分け6敗となった。 静岡は前半12分、ラインアウトモールで押し込み、密集からパスを受けたナンバー8クワッガ・スミスが先制トライ。だがすぐに逆転を許し5-15で折り返した。後半も差を広げられ、同15分にラインアウトモールからフッカー日野剛志のトライで追いすがったが及ばなかった。 東京ベイはBL東京に46-27で快勝し首位をキープ。横浜、BR東京もそれぞれ勝ち星を挙げた。 東京SG(36) 25(15―5 10―12)17 静岡(15) ■勝負どころの粘り課題 新人躍動は収穫
-
競技振興に交流の視点 魅力的なまちづくり探る サンフロント21懇話会 富士山地区分科会
静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」富士山地区分科会は24日、県スポーツ担当補佐官溝畑宏氏の基調講演に続き、「スポーツを通じた地域づくり-東京五輪・パラ遺産を起爆剤に考える」をテーマにパネル討論を行った。登壇者は競技の力を生かした魅力的な地域づくりへのヒントを探った。 小長井義正富士市長は生涯スポーツの推進やスポーツ環境の充実などまちづくりの方向性を説明した。経済効果も踏まえた競技振興の在り方を示し「交流の視点を取り入れた施策を進めていきたい」と述べた。 伊豆市地域おこし協力隊としてサイクル文化の定着を目指すファヴァロ・マルコ氏は、母国イタリアで行われている自転車レース大会の
-
ラグビー日本代表、7~8月5戦 W杯フランス大会控え国内で
日本ラグビー協会は24日、秋にワールドカップ(W杯)フランス大会を控える日本代表が7~8月に国内で5試合を行うと発表した。7月8日、15日にニュージーランド代表入りを狙う選手らで構成する「オールブラックス・フィフティーン」と対戦。その後にW杯1次リーグで同組のサモアなど3チームと戦う。 オールブラックス・フィフティーン戦はテストマッチではなく、8日は東京・秩父宮ラグビー場、15日は熊本・えがお健康スタジアムで行う。 テストマッチ3試合は7月22日のサモア戦(札幌ドーム)でスタート。29日にトンガ戦(大阪・花園ラグビー場)、8月5
-
新人家村、槙先発へ ラグビーリーグワン静岡、25日東京SG戦
ラグビーリーグワン1部の静岡は22日、3位につける東京SGと戦う第9節(25日、ヤマハスタジアム)に向けた練習を、ヤマハ大久保グラウンドで公開した。先発メンバーを大幅に変更し、アーリーエントリーで登録されている新人のSO家村とWTB槙を抜てきした。 期待の若手が新たな風を吹き込む。逆転負けした前節は複数の負傷者が出た。堀川HCは現戦力の中で「実力的に見て判断した。競争を勝ち取ってのこと」と強調。「練習でもすごく良い。十分やれると思う」と期待を寄せた。 初のリーグ戦に家村は「チャンスをもらえてうれしい。キックでチームを引っ張り、ゲームコントロールをして頑張りたい」と決意。前節で途中出場した
-
シカ肉400グラム選手ぺろり ラグビー合宿聖地、菅平で 栄養豊富、食定着も狙う【スクランブル】
ラグビー合宿の「聖地」として知られ、年間800以上のチームが訪れる長野県上田市の菅平高原で、駆除されたシカの肉を練習でおなかをすかせた選手たちに食べてもらう計画が進んでいる。昨夏の試行実施では、練習後のラガーマンが1人平均400グラム超をぺろり。「菅平で合宿したという話題があれば、誰とでも打ち解けられる」。そんな場所の思い出の一つとして、食文化も定着させたいと意気込んでいる。 雪深い1月。国道沿いに設置されたコンテナの中の冷凍庫には、パック詰めされたシカ肉が所狭しと並んでいた。「わなを仕掛けて、さばいて、精肉して。経験はなかったけど、徐々に慣れてきた」と語るの
-
スタンド青く染めよう ラグビー・ブルーレヴズ地元戦 25日、磐田商議所企画 付け髪などで応援盛り上げ
磐田商工会議所は、25日に磐田市のヤマハスタジアムで開催されるラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズのホストゲームで、来場者に応援用のヘアエクステンションとフェースペイントを施すサービスを展開する。スタンドをチームカラーの青色に染めて観客の一体感を高め、応援ムードの盛り上げに一役買う。 地域の魅力になっているスポーツを盛り上げようと、美容業などの会員が所属する観光・生活部会が初めて企画した。会員事業所の認知度向上につなげる狙いもある。 試合当日にスタジアムの広場にブースを出店し、美容師やエステティシャンらが、手軽に着脱できる青色のヘアエクステ(2本で千円)や、チームエンブレムなどのシー
-
「旅」大漁旗が似合う三陸鉄道 こたつ列車でほっこりと ラグビー観戦もお勧め
三陸鉄道には、大漁旗がよく似合う。フライキ(富来旗)とも呼ばれるこの旗は祝い、感謝し、誰かを励ます時などにはためく。美しい色彩が三陸鉄道、通称・三鉄の白い車体に合うのだ。 岩手県の沿岸部に163キロある三鉄リアス線は、第三セクター鉄道では日本一長い。北端の同県久慈市の久慈駅でホームに出ると、冬の風物詩の「こたつ列車」が来た。 車内で靴を脱ぎ、こたつに入ってほっこり。天井には、たくさんの大漁旗が飾られている。三鉄の広報担当の三河和貴子さんは「大漁旗にはいろいろな意味がありますが、私には『おもてなしの旗』です」。こたつから上を向いてうれしくなる。 途中、列車が橋梁(きょうりょう)で速度を落
-
静岡、終盤に逆転許す 神戸に29―32 ラグビーリーグワン
ラグビーリーグワン1部第8節は19日、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場などで2試合が行われ、静岡は神戸に29-32で競り負け、2勝1分け5敗となった。 静岡は前半5分にCTBタヒトゥアのトライで先制すると、CTB小林、WTB奥村も続き、22-15で折り返した。後半もけがから復帰したSOグリーンのトライなどで一時14点差をつけた。だが、ここから神戸の猛攻に遭い、土壇場でひっくり返された。ロック大戸はリーグ戦通算100試合出場を達成したが、節目を勝利で飾ることはできなかった。 アーリーエントリーでリザーブに入った新加入の槙は後半22分に途中出場し、リーグワンデビューを果たした。 東京ベイ
-
タグラグビー楽しもう 元日本代表・斉藤さん指導 浜松市南区で教室
浜松南ロータリークラブは18日、タグラグビーの練習会と大会を南区の可美公園総合センターで開いた。静岡県ラグビーフットボール協会の協力で元ラグビー日本代表の斉藤祐也さん(45)が講師を務め、小学生から50代までの参加者は高く上がったボールを取る練習や走りながらボールを味方にパスする練習に汗を流した。 タグラグビーは、腰の左右にタグを付けてプレーし、タックルなどぶつかるのは禁止。ボールを持った選手を止めるためにタグを取って行う。参加した約160人は、ボールをドリブルしながら走る練習ではボールの不規則な動きに苦戦した。斉藤さんは「細かくボールを蹴って」と助言した。 練習会後は実際に試合をして楽
-
リーグワン、埼玉が開幕8連勝 唯一の負けなし
ラグビーのNTTリーグワン1部第8節第1日は18日、埼玉・熊谷ラグビー場などで行われ、埼玉が花園に41―6で快勝し、唯一の開幕8連勝とした。前半に4トライを奪って27―3とリードし、後半も点差を広げた。花園は8戦全敗。 東京SGはBR東京を18―7で下し、7勝目(1敗)を挙げた。横浜はBL東京に59―48で勝ち、5勝1分け2敗とした。BL東京は4勝4敗。トヨタは東葛に21―18で競り勝ち、3勝5敗となった。
-
大戸、19日にリーグ戦通算100試合の節目 ラグビーリーグワン静岡
ラグビーリーグワン1部の静岡は17日、神戸との第8節(19日、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)に向けた練習をヤマハ大久保グラウンドで公開した。経験豊富なロック大戸はリーグ戦通算100試合の節目を迎える。「レヴズのジャージーを着て出場できるのがうれしい。(試合は)互いにFWに自信があるので、セットプレーなどでどれだけやれるか」と気を引き締めた。 攻撃が強みの相手に対し堀川ヘッドコーチは、セットプレーで圧倒し、ディフェンスで我慢する自分たちのスタイルを継続することを強調。「ボールのポゼッションを上げ、自陣からどう攻撃するか、準備してきたことを迷いなく出していきたい」と話した。 アーリーエ
-
タグラグビー 全国大会出場 磐田の小学生クラブが健闘誓う
磐田市の小学生チーム「磐田タグラグビークラブEARTH」がタグラグビー小学生東海大会で優勝し、25日に埼玉県で開幕する全国大会への出場を決めた。17日、出場報告会が市役所で開かれ、選手らが山本敏治教育長に意気込みを語った。 新型コロナ禍の影響で大会の中止が続き、全国出場は3年ぶり。同チームは昨年12月の県大会で6連覇し、1月下旬の東海大会に進出。三重、愛知、岐阜の各県代表に勝利し、全国への切符を手にした。NPO法人磐田タグラグビークラブの木船英雄理事長によると、今年の全国大会は勝ち負けのない「交流会」と位置づけられているという。 報告会では選手8人が「スピードを生かしてプレーしたい」「一
-
神宮外苑再開発の施工認可 春に第二球場解体へ
国立競技場などのスポーツ施設が集まる東京・明治神宮外苑で計画されている再開発事業で、東京都は17日、施工を認可し、告示した。着工可能となり、事業者代表の三井不動産によると、春に神宮第二球場の解体工事を開始する予定。 再開発では、老朽化した神宮球場や秩父宮ラグビー場を解体して場所を入れ替え、商業施設の入る高層ビル2棟を建てる。完成は2036年の見込み。 一部の都民らからは、大量の樹木が伐採されることや、外苑のシンボルであるイチョウ並木の根への悪影響などを懸念する声も上がっている。 国連教育科学文化機
-
静岡ブルーレヴズ 練習試合快勝 ラグビーリーグワン
ラグビーリーグワン1部の静岡は10日、ヤマハ大久保グラウンドで2部のS愛知と練習試合を行った。フッカーのトンガタマが2トライを決めるなど計5トライ、守りも安定し31-0で快勝した。 ■新人槙、家村 公式戦へ意欲 リザーブ陣のパフォーマンス具合を判断する上での貴重な一戦。堀川ヘッドコーチは新人の2選手を起用し戦力を見極めた。 先発したWTB槙は積極的に自陣から突破する場面もあったが「ラインブレークするチャンスを生かせなかった」と反省。ただ、初めて出場した先週の練習試合ではいきなりトライを決めるなど随所で実力を示している。「ディフェンスに課題があると感じるので、早く感覚をつかんでいきたい
-
高校女子寮風呂で盗撮被害、島根 ショックで学校に戻れない生徒も
島根県江津市の石見智翠館高校は10日、校内にある女子寮の風呂場で女子生徒が盗撮される被害があったと発表した。学校は画像6枚を確認し、複数の生徒が被害に遭った。県警が経緯を調べている。インターネットなど外部への流出は確認されていないという。 学校によると、画像はいずれも高い所から風呂場にいる女子生徒を写していた。窓などから撮影した可能性がある。 1月20日、女子生徒が教諭に、iPhone(アイフォーン)のデータ送受信機能で友人に似た画像を昨年12月ごろに受信したと相談し、発覚。20日中に学校側が江津署に相談した。学校側は女子寮の生
-
新加入選手が入団会見 ラグビーリーグワン静岡
ラグビーリーグワン1部の静岡は9日、新加入選手の入団会見を磐田市内で行った。コンディション不良のフランカー斎藤良明慈縁(東洋大)を除き、LO八木沢龍翔(筑波大)、SO家村健太(京産大)、CTB伊藤峻祐(東海大)、WTB槙瑛人(早大)が出席した。 4選手は自身の長所やチームの印象、今後の目標などを力強く語った。それぞれが高校や大学で実績を残してきた実力者ばかり。堀川ヘッドコーチは「素晴らしいリーダーシップを持った、高いポテンシャルの選手が入団してくれた。レヴズの将来が明るくなる人材」と大きな期待を寄せている。 リーグワンは今季、大学最終学年の新加入選手が卒業を待たずに出場できるアーリーエン
-
NZのバレットら来季トヨタ入り ラグビー、代表チームの名手
ラグビー、リーグワン1部のトヨタは7日、ともにニュージーランド代表「オールブラックス」の中心選手で、世界年間最優秀選手に2度輝いたバックスのボーデン・バレット(31)と、代表114キャップの実績を持つSHアーロン・スミス(34)が、来季加入すると発表した。 SOとFBをこなすバレットは高い技術とスピードを兼ね備え、代表112キャップを誇る世界的名手。日本では2021年にトップリーグのサントリー(現東京SG)でプレーした。チーム合流は今秋のワールドカップ(W杯)フランス大会後の予定で、チームを通じて「日本に戻ってプレーできることは非常に楽しみ」などと談話を出した
-
日本が全勝優勝 車いすラグビー国際大会
車いすラグビーのジャパンパラ大会最終日は5日、千葉市の千葉ポートアリーナで決勝が行われ、東京パラリンピック銅メダルで世界ランキング4位の日本が世界ランク5位のフランスを57―54で破り、全勝優勝を果たした。 1次リーグ6戦6勝で1位通過した日本は同4勝2敗で2位の相手に27―27で折り返した。後半は池、池崎らの活躍で接戦を制した。 3位決定戦では、世界1位の米国が同2位のオーストラリアに53―52で競り勝った。新型コロナウイルスの影響により、海外チームが参加しての大会開催は2018年5月以来だった。
-
東京ベイが6勝目 リーグワン第7節第1日
ラグビーのNTTリーグワン1部第7節第1日は4日、名古屋市のパロマ瑞穂ラグビー場などで2試合が行われ、東京ベイがトヨタに44―34で勝ち、6勝1分けとした。前半に5トライを奪って36―10とリードし、逃げ切った。トヨタは2勝5敗。 横浜はBR東京に34―13で快勝し、4勝1分け2敗。BR東京は5敗目(2勝)を喫した。
-
ラグビー元代表 広瀬さんも豆まき参加 下田・日照山向陽寺
下田市の日照山向陽寺でも「豆まき大祭」が開かれ、関係者や地元住民らが厄よけへ願いを込めた。 3年ぶりの開催。元ラグビー日本代表で主将も務めた広瀬俊朗さんらが「鬼は外、福は内」のかけ声で豆をまいた。広瀬さんは「今年はワールドカップがある。下田の皆さんにもぜひ応援してもらいたい」と呼びかけた。 同寺は「下田達磨大師」として知られ、古くなっただるまの「お焚(た)きあげ供養」も実施した。
-
ラグビー、日野が無期限活動停止 リーグワン2部
ラグビーのリーグワン2部の日野レッドドルフィンズは3日、選手の飲酒トラブルにより、無期限で活動停止すると発表した。オンラインで記者会見して謝罪し、4日に予定されていた試合は辞退する。 チームによると、昨年10月31日夜、大分県別府市で合宿していた選手23人とスタッフ1人が飲食店を訪れ、7人の選手が店内の物品破損やセクハラ行為をした。店側とは示談し、被害の支払いを済ませた。 リーグには今年1月28日に報告。一部週刊誌が報じた後の公表となった。日野の志賀得一部長は「相手方との守秘義務があり(即時の)公表に至らなかった。事態を重く受け
-
日本は2連勝スタート 車いすラグビーの国際大会
車いすラグビーのジャパンパラ大会は2日、千葉市の千葉ポートアリーナで開幕して1次リーグが行われ、東京パラリンピック銅メダルで世界ランキング4位の日本は同5位のフランスに56―50、同1位の米国に53―44で快勝し、2連勝で発進した。 フランス戦は前半を29―25で折り返し、後半も着実に得点を重ねた。島川が15得点と活躍。米国戦は第1ピリオドの序盤に4連続得点で突き放し、試合の主導権を握った。 新型コロナウイルスの影響により海外チームを招いての開催は2018年5月以来。今大会には世界2位のオーストラリアを含めて4チームが参加。2回
-
ラグビーの楽しさ伝授 アザレア・セブンが教室 袋井東小
袋井市を拠点に活動する女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」はこのほど、市立袋井東小の児童を対象としたラグビー教室を同校で開いた。子どもたちはラグビーボールを使ったレクリエーションなどを通じ、競技の魅力にふれた。 児童が地域住民の支援を受けて勉強や体験学習に取り組む「子ども刮目舎」の活動の一環として行われ、所属する1~6年生20人が参加した。横山里菜子選手、田村満孔選手、山中志歩選手の3人を講師に招き、タックルやパスに挑戦。4人一組でボールを運ぶミニゲームなども行い、選手と交流を深めた。 チームは2019年に同市を会場の一つとして開催されたラグビーワールドカップのレガシー創出事業と
-
ラグビーリーグワン 静岡、ホームで今季初勝利 東葛に21-0
ラグビーリーグワン1部第6節は29日、ヤマハスタジアムなどで3試合を行い、静岡は東葛を21-0で下し今季初勝利を手にした。 静岡は前半9分、中央ゴール前のスクラムから抜け出したナンバー8クワッガ・スミスがトライを奪い幸先よく先制。後半開始早々、右サイドライン付近で球を受けたフランカーのジョーンズリチャード剛が体を反転させながらのトライで追加点を挙げた。同16分にはWTBマロ・ツイタマが独走トライ。3トライ差以上で与えられるボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得した。SO清原祥は3本のコンバージョンキックを全て決めた。 東京ベイはBR東京に40-38、東京SGは相模原に51-13で勝ち、とも
-
聖光 圧倒9トライ 3年ぶりに頂点 静岡県高校新人ラグビー
静岡県高校新人大会は29日、ラグビーの決勝を行い、聖光が59-7で合同(沼津工・桐陽・清水南・静岡・焼津水産)を下し3年ぶりに優勝した。 ▽決勝 聖光 59(40―0 19―7)7 合同(沼津工・桐陽・清水南・静岡・焼津水産) ▽3位決定戦 東海大翔洋 35(21―5 14―5)10 浜松工 ▽5位決定戦 常葉大橘 21(7―10 14―10)20 科学技術 3年ぶりVも反省 聖光はグラウンドを広く使って右に左に展開し、計9トライを奪って合同チームを圧倒した。主将のFB小野沢が相手のマークを引き付けながら敵陣を突き進み、「外に走るランとハンドオフが得意」という1年のWTB土屋が
-
ラグビー、埼玉が開幕6連勝 リーグワン第6節第1日
ラグビーのNTTリーグワン1部第6節第1日は28日、埼玉・熊谷ラグビー場などでA、B組の交流戦が始まり、埼玉は横浜に21―19で勝ち、開幕からの連勝を6に伸ばした。終了間際にプロップ、バルのトライで追い付き、SO松田のゴールで勝ち越した。横浜は3勝1分け2敗。 トヨタは神戸を38―21で破って2勝4敗。神戸は4敗目(2勝)を喫した。BL東京は花園に60―14で大勝し、4勝2敗とした。花園は6戦全敗。
-
ワイン輸入2022年5・8%増 飲食店需要が回復、首位フランス
2022年のワイン輸入量は、前年比5・8%増の1億6518万リットルとなった。新型コロナウイルス禍で落ち込んでいた飲食店向けの需要が回復した。財務省が27日発表した品目別貿易統計(通関ベース)で分かった。 国別ではフランス産が2年連続で首位だったが、2・6%減の4380万リットルと振るわなかった。11月解禁の新酒「ボージョレ・ヌーボー」の航空輸送費が高騰し、輸入量が減ったことが響いた。 2位は家庭向けの手ごろな価格で人気を集めたチリ産で、6・0%増の4279万リットルとなった。3位は19・0%増の3342万リットルだったイタリア
-
豪州でフランスW杯へ「楽しみ」 監督就任のジョーンズ氏
ラグビーのオーストラリア代表監督就任が決まったエディー・ジョーンズ氏(62)が24日、東京都内で取材に応じ、9月開幕のワールドカップ(W杯)フランス大会に向けて「非常に楽しみ。アグレッシブに賢くプレーしたい」と抱負を語った。アドバイザーを務めるリーグワン1部、東京SGの練習後に述べた。 ジョーンズ氏は昨年12月にイングランド監督を解任され、今月から母国の指揮官を務めることになった。W杯が迫るタイミングで低迷するチームの立て直しを託されたが「(時間は)ありすぎるくらい。1週間でチームを変えられる」と笑顔で自信をのぞかせた。 かつて
-
ラグビーリーグワン 静岡、目前の勝利逃す 相模原に27―27
ラグビーリーグワン1部第5節は22日、相模原ギオンスタジアムなどで3試合が行われ、今季勝利がない静岡は相模原と27-27で引き分け、1分4敗となった。 静岡は前半、SHホールの2トライなどで1点をリードして折り返した。後半にもWTBツイタマのトライ、SO清原のペナルティーゴールなどで加点し優位に試合を進めたが、終了間際に同点トライを決められた。 BL東京はトヨタに63-25で勝ち、3勝2敗。東京SGは花園に51-10で快勝し、4勝目を挙げた。 相模原(15) 27(13―14 14―13)27 静岡(4)
-
静岡県高校ラグビー 優秀選手を発表
静岡県ラグビー協会はこのほど、2022年度の県高校ラグビー優秀選手を発表した。表彰式は29日の県高校新人戦最終日に草薙球技場で行う予定。 優秀選手は次の通り。 【男子】浅井紀綱、田村仁、藤井斗真、宮崎快晴、清原来輝、大石幹太、半田弥暉(以上東海大翔洋)、堀江孝太朗、立山一希、小沢理生(以上聖光)、大石陸翔、流石楓太、渋川世廉(以上科学技術)、田中健太郎、貝原百太嘉、高柳敦、持永晴也、新保景都、川島菜南星(以上浜松工) 【女子】鈴木麻瑠、杉田陽和、小松なつ希(以上東海大翔洋)
-
ラグビー、埼玉が開幕5連勝 リーグワン第5節第1日
ラグビーのNTTリーグワン第5節第1日は21日、東京・駒沢陸上競技場などで3試合が行われ、埼玉がBR東京を38―17で下し、開幕5連勝とした。前半に23―3とリードして逃げ切った。BR東京は2勝3敗。 東京ベイは神戸に25―21で競り勝ち、4勝1分けとした。神戸は3敗目(2勝)を喫した。横浜は東葛を36―12で退けて3勝1分け1敗。東葛は1勝4敗となった。
-
ラグビーリーグワン 静岡、初勝利へ 22日相模原戦
ラグビーのリーグワン1部の静岡は20日、3勝で4位につける相模原との第5節(22日、相模原ギオンスタジアム)に向けた練習をヤマハ大久保グラウンドで報道陣に公開した。今季初勝利をつかみ、連敗の流れを断ち切りたい。 今季2部から昇格した相模原はここまでBL東京など強豪を撃破し勢いに乗る。キックを多用する戦い方が似ている相手に対し、どのようにエリアを取るのかが鍵になる。堀川ヘッドコーチは「スクラムでプレッシャーをかけ、自分たちのペースでいきたい。前向きにやるべきことを遂行していき、原点に立ち返りたい」と意気込む。 FBにはリーグワン初出場となる山口を抜てき。ランが持ち味のムードメーカーは「緊張
-
準備と協力の大切さ伝授 静岡・西奈小 元ラグビー日本代表・小野沢さん特別授業
静岡市葵区の西奈小は20日、元ラグビー日本代表の小野沢宏時さん(44)=島田市出身=を講師に招いた特別授業を同校で開いた。卒業を控える6年生約130人が、キャリア教育の一環としてチームプレーの重要さを学んだ。 児童は、マーカーコーンを使い相手より先に直線を作る「○×ゲーム」にクラス対抗で挑戦。出場者選びや攻守の作戦などをチーム内で相談しながら楽しんだ。小野沢さんは「成功するには準備が重要。協力して問題の解決を図り、チームで成果を出すことに楽しみを見いだせる人になってほしい」とエールを送った。 佐藤悠広さん(12)は「みんなで協力することの大切さを学べた」と話した。
-
ラグビー新人戦 翔洋が準決勝辞退 静岡県高体連発表
静岡県高体連ラグビー専門部は20日、県高校新人大会の準決勝に進んだ東海大翔洋がチーム事情により出場を辞退すると発表した。合同チーム(沼津工・桐陽・清水南・静岡・焼津水産)が不戦勝となった。
-
ラグビー日本、8月にイタリア戦 敵地でW杯前
日本ラグビー協会は19日、日本代表がワールドカップ(W杯)フランス大会前の8月26日にイタリア代表と敵地でテストマッチを行うと発表した。大会は9月8日に開幕し、日本は10日に1次リーグ初戦でチリと対戦する。 世界ランキングは日本が10位、イタリアは12位で対戦成績は日本の2勝6敗。2018年6月には日本で2試合を行い、1勝1敗だった。日本のジョセフ・ヘッドコーチは日本協会を通じ「W杯初戦に向けて弾みをつけたい」とコメントした。
-
阪神の岡田監督ら黙とう ラグビー神戸は動画で発信
プロ野球阪神は17日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で、今季から指揮を執る岡田彰布監督や合同自主トレーニングに参加している新人選手らが午前10時から約1分間黙とうし、発生から28年を迎えた阪神大震災の犠牲者を悼んだ。球場には半旗が掲げられた。 ラグビーのリーグワン1部、コベルコ神戸スティーラーズは地震発生の午前5時46分に交流サイト(SNS)で動画を公開した。被災当時の街の画像と現在の映像を交えながら「私たちは、あの日を忘れない」「これからも、神戸と共に、ずっと」「僕らのラグビーが誰かの勇気になりますように」などと発信した。
-
事件・事故は110番 相談・要望は「#9110」 磐田署 ラグビー試合で啓発
磐田署は15日、ラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズの試合に合わせ、110番の適正利用を呼びかける広報活動を磐田市のヤマハスタジアムで行った。 スタジアム前の広場にパトカーや白バイなどを展示し、署員らが会場入りする観客に啓発チラシを配布。県警広報大使「アーマードポリス」や県警のキャラクター「SPくん」も駆けつけた。試合のハーフタイムには、適正利用をPRする横断幕を掲げながらフィールドの周りを回った。 同署によると、「タクシーが来てくれない」「家の前にごみを捨てられた」などと不要不急の110番が少なくないという。事件・事故の場合は迷わず110番し、警察への相談・要望は「#9110」を利
-
ラグビー、ジョーンズ氏が豪監督 元日本HC、母国で再登板
【ロンドン共同】オーストラリア・ラグビー協会は16日、成績不振でデーブ・レニー代表監督を解任し、元日本代表ヘッドコーチ(HC)で昨年12月までイングランド代表監督を務めたエディー・ジョーンズ氏(62)が新たに就任すると発表した。契約は2027年まで。 オーストラリア出身のジョーンズ氏は01~05年以来の再登板となり、03年ワールドカップ(W杯)で準優勝に導いた。15年W杯では日本を率いて南アフリカなどから歴史的な3勝を挙げた。イングランド監督としても19年W杯日本大会で準優勝したが、その後は振るわず、昨年12月に解任されたばかりだった。
-
ラグビー観戦で婚活 磐田・ヤマハスタジアム ブルーレヴズが協力
静岡県と静岡県内35市町で運営する「ふじのくに出会いサポートセンター」は15日、ラグビーの試合を出会いの場とした婚活イベントを磐田市のヤマハスタジアムで開いた。県内の男女計17人が、ラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズの試合を観戦しながら交流した。 同センターがスポーツ観戦形式で婚活イベントを開催するのは初めて。県と包括連携協定を結んでいるブルーレヴズが地域貢献に加え、ラグビーの魅力を知ってもらおうと協力した。 参加者は、観戦の楽しみ方などについてブルーレヴズ関係者からレクチャーを受けた後、選手同士が激しくぶつかり合う試合を応援したり、スタジアムグルメを味わったりした。同センターによ
-
静岡、開幕から4連敗 ラグビーリーグワン BR東京に22-34
ラグビーリーグワン1部は15日、ヤマハスタジアムなどで2試合を行い、静岡はBR東京に22-34で敗れ、開幕から4連敗となった。 静岡は3-3で迎えた前半27分にFBファリアが一時退場。数的不利の状況で3トライを許し、主導権を握れなかった。後半は8分にLO大戸、17分にナンバー8スミスのトライなどで追い上げたが、相手にペナルティーゴールで徐々に点差を広げられた。 埼玉はトヨタを34-19で下し4連勝。 BR東京(8) 34(22―31 2―19)22 静岡(2) 反則重ね失点に直結 後半追い上げ届かず 度重なる反則が失点に直結した。静岡は前半に数的不利の状態から立て続けに3トライを
-
東京SG、相模原が3勝目 リーグワン第4節第1日
ラグビーのNTTリーグワン1部第4節第1日は14日、神戸市のノエビアスタジアム神戸などで4試合が行われ、東京SGは神戸に39―19で勝ち、初戦黒星から3連勝とした。神戸は2勝2敗。 今季昇格の相模原はBL東京を23―19で破り、3勝目(1敗)を挙げた。BL東京は2勝2敗。東京ベイは東葛に40―7で快勝し、3勝1分けとした。東葛は1勝3敗。横浜は花園に74―7で大勝し、2勝1分け1敗。花園は4連敗となった。
-
ねんりんピック 4選手活躍報告 三島市長を訪問
昨年11月に神奈川県で開催された「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」に出場した三島市内の4選手が12日、市役所に豊岡武士市長を訪ねて結果を報告した。 市内からは5競技に6人が出場した。ダンススポーツの団体で準優勝した古田弘子さん(68)は「開会式から盛り上がった。大きな大会で準優勝してうれしい」と語った。テニスの団体で優秀賞を受けた仕平智津さん(63)と中野真由美さん(62)、囲碁の個人で優秀賞となった増島康彦さん(61)も市役所を訪れた。 このほか、弓道の岩崎俊行さん(74)とラグビーフットボールの荻原琢男さん(63)も出場した。豊岡市長は各選手の活躍をたたえ、「三島からねんりんピック
-
ラグビーリーグワン静岡 大学生5人加入
ラグビーリーグワン1部の静岡は9日、2023年度の新加入選手としてLO矢木沢龍翔(22)=栃木県出身、筑波大=とFL斎藤良明慈縁(22)=東京都出身、東洋大=、SO家村健太(21)=千葉県出身、京産大=、CTB伊藤峻祐(22)=神奈川県出身、東海大=、WTB槙瑛人(22)=神奈川県出身、早大=の5人を発表した。
-
競技団体名に「中国」を 香港五輪委、拒否なら排除
【香港共同】香港オリンピック委員会が各競技団体に対し、7月までに団体名に「中国」を加えることを要請したと、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)が9日報じた。現在は香港にある83の競技団体のうち19団体しか名称に「中国」が含まれていない。拒否した団体は同委員会から排除する構えで、事実上の強制的な措置とみられる。 同紙によると、香港サッカー協会や香港ラグビー協会など約60の競技団体に名称の変更を求めた。要請に従わずに香港オリンピック委員会から除外されれば、五輪など国際的な主要大会に参加できなくなる上、政府からの資金提供も受けられなくなるとした。
-
BR東京逆転で今季初勝利 リーグワン第3節最終日
ラグビーのNTTリーグワン1部第3節最終日は8日、豊田スタジアムなどで3試合が行われ、BR東京が終盤にトヨタを逆転して29―25で今季初勝利を挙げた。24―25の後半32分にWTBバカヤリアが逆転トライを決めた。トヨタは2連敗。 昨季3位の東京ベイは花園に77―12で大勝して2勝1分け。神戸は東葛を43―33で退けて2勝1敗とした。
-
帝京大、大勝で2連覇 ラグビー全国大学選手権
ラグビーの全国大学選手権は8日、東京・国立競技場で決勝が行われ、帝京大(関東対抗戦1位)が早大(同3位)に73―20で大勝し、2大会連続11度目の優勝を果たした。73得点、53点差は、ともに決勝史上最多。 帝京大は7―12の前半22分にフランカー青木のトライ(ゴール)で逆転。27、40分にもトライを挙げて28―12で折り返した。後半は7トライを追加して突き放した。早大は序盤に一時リードしたが、防御が甘く大量失点した。 優勝回数はトップの早大が16、明大が13、帝京大が11となった。
-
ラグビーリーグワン 静岡、開幕3連敗 BL東京に16-29
ラグビーリーグワン1部第3節は7日、等々力競技場などで3試合を行い、静岡はBL東京に16-29で敗れ、開幕から3連敗となった。 静岡は前半、WTB矢富とHO日野のトライなどで13―14と競り合って折り返した。しかし、後半14分までに2トライを許すと、15分にはナンバー8スミスが危険なタックルで一時退場。33分に途中出場の清原がペナルティーゴールを決めたが、34分にSOグリーンが負傷退場し、交代選手がいないため14人でのプレーを強いられるなど、試合の流れをつかめずに終わった。 昨季王者の埼玉は相模原から6トライを奪って40-5で快勝し、開幕3連勝とした。今季昇格の相模原は初黒星を喫して2勝
-
帝京大、早大が最終調整 大学ラグビー8日決勝
ラグビーの全国大学選手権決勝は8日に東京・国立競技場で行われ、2大会連続11度目の優勝を目指す帝京大(関東対抗戦1位)と3大会ぶり17度目の頂点を狙う早大(同3位)が対戦する。7日は両校が最終調整した。 ▽帝京大 東京都日野市のグラウンドで午前に体を動かした。昨年11月の対抗戦は早大に49―17で快勝したが、今季就任の相馬監督は「(当時とは)別の早稲田と戦う気持ちで準備している」と気を引き締める。CTB松山主将は「強みのコンタクトの部分をどれだけ出せるか」と語り、体のぶつかり合いを鍵に挙げた。 ▽
-
高校ラグビー東福岡7度目の優勝 報徳学園下す
全国高校ラグビー大会最終日は7日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場でAシード同士による決勝が行われ、東福岡が報徳学園(兵庫)を41―10で下して、6大会ぶり7度目の優勝を果たした。報徳学園は兵庫県勢初の優勝に届かなかった。 東福岡は前半を12―7で折り返すと、後半に4トライを奪って、突き放した。 昨年3月の全国選抜大会では、対戦相手に新型コロナウイルスの陽性者が出た東福岡が決勝の出場を辞退。報徳学園が不戦勝で優勝した。
-
スポーツ関連株2023年も注目 WBC、ラグビーW杯開催
サッカー・ワールドカップ(W杯)での日本代表の活躍で、スポーツ関連企業の株式が買われた2022年に続き、23年も関連銘柄が注目されそうだ。3月にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、9~10月にはラグビーW杯が開催される。市場関係者は「日本代表の勝利で投資家心理が上向けば」と期待をかける。 サッカーW杯では、インターネットテレビ「ABEMA」で全試合を無料中継するサイバーエージェントに買い注文が集中した。英国風パブ「HUB」で試合を放映するハブも22年年初からの高値を更新した。 23年はWBCで日本代表のユニホームを手が
-
「オール磐田で市を盛り上げ」 5団体が新春のつどい
磐田市などは6日、「いわた新春のつどい」を同市上新屋の市民文化会館かたりあで開いた。市内の企業団体や来賓の地元選出議員、スポーツチーム代表計約40人が出席し、同市の新年の飛躍を誓った。 市、磐田商工会議所、市商工会、市自治会連合会、JA遠州中央の主催。新型コロナ感染防止に配慮し、今年も出席者を絞って開催した。草地博昭市長は台風被害や不発弾処理など昨年の出来事を振り返りながら「災害に対する復旧復興を目指す」としたほか、「オール磐田で磐田市を盛り上げ、市民の幸福度を高めたい」とあいさつした。出席者は特産のいわた茶で乾杯した。 サッカーJ2で新シーズンに臨むジュビロ磐田の運営会社ジュビロの浜浦
-
モウンガ「全てささげる」 ラグビー、BL東京に来季加入
ラグビーのリーグワン1部、BL東京に来季加入するニュージーランド(NZ)代表のSOリッチー・モウンガ(28)が6日、東京都府中市で記者会見し「自分のできる全てをささげたい。チームに成功をもたらしたい」と決意を語った。契約は3年。 今年9月に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会後、BL東京に合流する予定。この日はクラブハウスや練習を見学して選手らと交流した。「日本に来ることが夢だった。NZのコーチ、選手が活躍している。リーグワンの未来は明るく、成長は著しい」と参戦の理由を説明した。 身長176センチ、体重83キロのモウンガは
-
全国高校ラグビー、7日に決勝 報徳学園と東福岡が対戦
ラグビーの全国高校大会は7日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で決勝が行われ、兵庫県勢として初優勝を目指す報徳学園と6大会ぶり7度目の頂点を狙う東福岡が対戦する。 6日はそれぞれ決戦に備えて調整。報徳学園は連係の確認などで体を動かし、西條監督は「報徳らしいラグビーをしたい。フィジカル勝負をできれば」と抱負を語った。フランカーの植浦主将も「どれだけ防御で頑張れるか。低さで勝負したい」と気合をみなぎらせた。 東福岡は決勝を想定したプレーで軽めに汗を流した。藤田監督は「体を当てて、相手の攻撃を少しでも遅くできれば勝負できる」と青写真を描
-
ニュージーランド1部チーム 静岡と協定締結 ラグビーリーグワン
ラグビーリーグワン静岡ブルーレヴズは5日までに、ニュージーランドのベイ・オブ・プレンティ・ラグビーユニオン(BOP)とパートナーシップ協定を締結した。 BOPのトップチームはニュージーランド州代表選手権1部リーグに所属する。協定で両クラブは選手とコーチングスタッフの交流、国際親善試合の開催、合同トレーニングの実施などを行う。 静岡は前身のヤマハ発動機ジュビロ時代からBOPと交流を続け、これまでも遠征や選手留学などを行ってきた。コロナ禍で関係が滞っていたが、2022年10月に静岡のグローバル担当者がBOPを訪問し、協定に基づく取り組みの実施を確認した。
-
報徳、東福岡が決勝進出 高校ラグビー、7日キックオフ
ラグビーの全国高校大会第6日は5日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で準決勝が行われ、報徳学園(兵庫)と東福岡のAシード勢が決勝へ進んだ。報徳学園の決勝進出は初めてで、兵庫県勢として初優勝を目指す。東福岡は6大会ぶり7度目の高校日本一を狙う。 選抜大会王者の報徳学園はBシードの天理(奈良)に26―12で快勝した。選抜大会準優勝の東福岡はBシードの京都成章を45―17で退け、6大会ぶりの決勝進出。 決勝は7日午後2時5分にキックオフの予定。 昨年3月の選抜大会では、対戦したチームから、新型コロナウイル
-
高校ラグビー、報徳が4強入り 25大会ぶり、仰星は連覇逃す
ラグビーの全国高校大会第5日は3日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で準々決勝4試合が行われ、選抜大会王者でAシードの報徳学園(兵庫)が、前回覇者でBシードの東海大大阪仰星(大阪第3)を31―21で下した。0―14から逆転し、25大会ぶりに4強入り。 Aシードの東福岡はBシードの佐賀工を24―18で退け、10大会連続のベスト4。Bシード同士の対戦は京都成章が大阪桐蔭(大阪第2)に15―12で競り勝って2大会ぶり、天理(奈良)は長崎北陽台に8―5で勝って18大会ぶりに準決勝へ進んだ。 抽選の結果、5日の準決勝のカードは天理―報徳学園
-
帝京大、早大が決勝へ 全国大学ラグビー
ラグビーの全国大学選手権は2日、東京・国立競技場で準決勝2試合が行われ、帝京大(関東対抗戦1位)と早大(同3位)が決勝に進んだ。決勝は8日に国立で行われ、帝京大は2大会連続11度目、早大は3大会ぶり17度目の大学日本一を目指す。 帝京大は筑波大(関東対抗戦5位)に前半で31―5と圧倒。後半も6トライを奪い、71―5で大勝した。 早大は京産大(関西1位)と対戦し、17―13で折り返し。後半に一時6点のリードを許したが、24―26の同27分にSO伊藤がトライを奪うなど逆転して34―33で競り勝った。
-
高校ラグビー、仰星や報徳が8強 第4日、東福岡も進出
ラグビーの全国高校大会第4日は1日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で3回戦8試合が行われ、前回覇者の東海大大阪仰星(大阪第3)が、前回準優勝で同じBシードの国学院栃木に22―7で逆転勝ちし、準々決勝に進んだ。Aシードの報徳学園(兵庫)と東福岡も8強進出。 京都成章、大阪桐蔭(大阪第2)天理(奈良)、佐賀工、長崎北陽台のBシード勢も勝ち上がり、ベスト8はシード校が占めた。 抽選の結果、3日の準々決勝は佐賀工―東福岡、大阪桐蔭―京都成章、天理―長崎北陽台、東海大大阪仰星―報徳学園に決まった。
-
東海大翔洋2回戦敗退 全国高校ラグビー、秋田工に7-32 終了間際、意地のトライ
第102回全国高校ラグビー大会第4日は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で2回戦16試合が行われ、静岡県代表の東海大翔洋は全国最多70度目出場の秋田工に7-32で敗れた。 翔洋は前半5分にキックパスから先制トライを許すと、前半だけで3トライを許し、0-20で折り返した。後半にも相手のFWを止められずに2トライを奪われたが、試合終了間際にモールから、最後はフッカー浅井紀綱がトライ。FB山口航太朗のゴールキックも成功し意地を見せた。 ▽2回戦 秋田工 32(20―0 12―7)7 東海大翔洋 2年越し 秋田工に一矢 勝負の行方は決していた試合終了間際。東海大翔洋のトライへの渇望は消
-
仰星、報徳などが3回戦進出 全国高校ラグビー第3日
ラグビーの全国高校大会第3日は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で2回戦16試合が行われ、2連覇を狙うBシードの東海大大阪仰星(大阪第3)やAシードの報徳学園(兵庫)などが勝ち、来年1月1日の3回戦に進んだ。 東海大大阪仰星は大分東明を42―7で退け、報徳学園は高鍋(宮崎)に47―3で快勝した。 Aシードの東福岡のほか、Bシード勢で前回準優勝の国学院栃木や、東海大相模(神奈川)中部大春日丘(愛知)天理(奈良)なども3回戦に進出。 ノーシードの尾道(広島)はBシードの常翔学園(大阪第1)に競り勝
-
高校ラグビー女性監督、初戦惜敗 常翔学園、30―31で
30日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開催された第102回全国高校ラグビー大会で、5度の優勝を誇る常翔学園(大阪第1)は、ラグビーの競技経験がない女性の平池三記監督(53)が指揮を執った。初戦の2回戦で、尾道(広島)に30―31で惜敗。「勝たせてあげたかったけど、相手が強かった。よく頑張った」と選手をたたえた。 9月に発覚した部員の不祥事によって前監督が辞任。同校で数学の教師を務め、ラグビー部の副部長だった平池さんが後任監督となった。高校ラグビーの強豪では異例の女性監督は「私はラグビーは知らないが、声をかけることはできる」。技術的指導はコーチ陣に任せ、精神的
-
全国高校ラグビー 東海大翔洋2回戦敗退
全国高校ラグビー大会は30日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で2回戦を行い、本県代表の東海大翔洋は秋田工に7-32で敗れた。
-
東海大翔洋、初戦突破 仙台育英に勝利 全国高校ラグビー
第102回全国高校ラグビー大会第2日は28日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で1回戦11試合が行われ、静岡県代表の東海大翔洋は仙台育英(宮城)に競り勝った。翔洋は前半5分にFB山口航太朗のPGで先制し、同16分にはフランカー田村仁のトライなどで加点した。後半は仙台育英の猛攻で逆転を許し7点をリードされたが、ロック藤井斗真のトライと山口の難しい位置からのコンバージョンキックで追い付いた。同点で迎えた終了間際、ラインアウトからモールで押し込み、田村がこの日2本目となる勝ち越しトライを奪った。 このほか最多70度目出場の秋田工(秋田)が松山聖陵(愛媛)を下し、44大会ぶり出場の加治木工(鹿児島)
-
加治木工、倉敷が2回戦へ 全国高校ラグビー第2日
ラグビーの全国高校大会第2日は28日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で1回戦11試合が行われ、加治木工(鹿児島)倉敷(岡山)茗渓学園(茨城)、秋田工などが2回戦に進出した。 加治木工は若狭東(福井)を7―0で下して、44大会ぶりの白星。倉敷、開志国際(新潟)は全国大会初勝利を挙げた。今大会唯一の初出場校、立命館慶祥(南北海道)は敗退。 30日は2回戦が行われ、選抜大会王者でAシードの報徳学園(兵庫)や、前回大会覇者でBシードの東海大大阪仰星(大阪第3)などシード校が登場する。
-
東海大翔洋が逆転勝利、全国高校ラグビー大会1回戦
第102回全国高校ラグビー大会は28日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で1回戦を行い、静岡県代表の東海大翔洋が仙台育英(宮城)を逆転で破り2回戦に進出した。
-
倉吉東、花園初勝利届かず 予選無試合で全国大会出場
27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕した第102回全国高校ラグビー大会で、鳥取県予選を1試合も戦わずに代表となった倉吉東が1回戦に登場した。控え選手のいない15人で60分間を戦い抜いて、高鍋(宮崎)に0―66で敗れた。悲願の全国大会初勝利には届かなかった。 鳥取県予選には3校が参加。だが、他の2チームの選手数が負傷などで15人に満たなかったため、予想外の形で花園の切符をつかんだ。 選手19人中、体調不良のため4人が欠場。実戦経験の不足も否めなかった。ただ序盤から自陣にくぎ付けになっても、懸命にタックルを浴びせ続けた。
-
久我山などが2回戦進出 全国高校ラグビー開幕
第102回全国高校ラグビー大会は27日、51校が参加して大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕した。第1日は1回戦8試合が行われ、国学院久我山(東京第1)や岐阜工、大分東明、名護(沖縄)などが勝って、2回戦へ進んだ。 対戦相手の人数不足のため予選を1試合も戦わず代表となった倉吉東(鳥取)は高鍋(宮崎)に0―66で敗れた。 28日に1回戦の残り11試合を実施。選抜大会王者で初優勝を狙う報徳学園(兵庫)や、2連覇を目指す東海大大阪仰星(大阪第3)などシード校は30日の2回戦から登場する。来年1月1日に3回戦、3日に準々決勝、5日に準決
-
全国高校ラグビーが開幕 高鍋と大津緑洋が2回戦へ
第102回全国高校ラグビー大会は27日、51校が参加して大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕し、高鍋(宮崎)と大津緑洋(山口)が2回戦へ進んだ。 第1日は1回戦8試合を実施。30日の2回戦からは選抜大会王者で初優勝を目指す報徳学園(兵庫)や、2連覇を狙う東海大大阪仰星(大阪第3)などシード校が登場する。来年1月1日に3回戦、3日に準々決勝、5日に準決勝が行われ、決勝は7日。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3大会続けて開会式は行われない。前回は準々決勝以降、会場の収容人数の半数を上限に観客を受け入れたが、今大会は新型コロナ
-
「代表監督は次が最後」 ラグビーのジョーンズ氏
ラグビーの元日本代表ヘッドコーチ(HC)でイングランド代表監督を解任されたエディー・ジョーンズ氏(62)が26日、インタビューに応じ、自身の今後について「代表監督のような大きな仕事を務めるのは次が最後」と述べ、代表チーム指揮に意欲を示した。オファーを受けているチームなどは明言しなかった。 指導者人生としては代表監督だけにこだわらない意向で「オーストラリアと日本でプロのコーチを始めた。どちらかの場所でキャリアを終えられたらいい」と望んだ。 2023年9月に開幕するワールドカップ(W杯)フランス大会1次リーグで、日本とイングランドは
-
静岡ブルーレヴズ地元開幕戦 歌手・小柳ゆきさん盛り上げ
ラグビーリーグワン1部静岡ブルーレヴズのホーム開幕戦を盛り上げようと、歌手の小柳ゆきさんが25日、磐田市のヤマハスタジアムで歌唱を披露した。 小柳さんは埼玉パナソニックワイルドナイツ戦前のピッチに登場すると、ヒット曲「あなたのキスを数えましょう」を情感豊かに歌い上げ、スタンドの観客から大きな拍手を受けた。「ラグビーの試合前のステージは初めての経験。選手の間近で気持ちよく歌えた」と振り返った。 今年19年ぶりにカバーアルバム「RARE TASTY(レア テイスティ)」をリリースした。「新しい挑戦を続けている。一緒に仕事する人や歌を聴いてくれる人を笑顔にしたい。レヴズの選手にも人を感動させる
-
ファンもてなし、磐田PR 静岡ブルーレヴズ地元開幕戦 市が特設ブース
磐田市は25日、同市を拠点に活動するラグビーリーグワン1部、静岡ブルーレヴズの地元開幕戦を盛り上げようと、会場のヤマハスタジアム(同市新貝)に特設ブースを設置した。市イメージキャラクター「しっぺい」のグッズを並べるなどして磐田をPRするとともに、県内外から訪れたファンをもてなした。 市や市観光協会の職員らは、ラグビーボールを抱えるしっぺいを描いた缶バッジなどを販売した。「磐田は本気で静岡ブルーレヴズを応援します!」と記されたデザインのポケットティッシュと地元特産の「いわた茶」をセットにし、来場者に無料配布した。 市内の幼・保育園児らが飾り付けしたクリスマスツリーも会場を彩った。静岡産業大
-
ラグビーリーグワン 静岡 昨季王者の埼玉に惜敗
ラグビーリーグワン1部第2節は25日、ヤマハスタジアムなどで4試合を行い、静岡は昨季王者の埼玉に14-15で惜敗し、開幕戦に続く黒星となった。 静岡は前半13分にラインアウトからのモールでFL庄司が先制トライを挙げた。7-8と逆転されて迎えた後半11分、再びラインアウトからのモールでHO日野がトライ、FB奥村のゴールも決まって14-8とリードしたが、最後に粘れず再逆転された。 埼玉 15(8―7 7―7)14 静岡 ■勝負どころで経験の差 試合の締め方が課題 ホーム開幕戦に駆け付けた1万人近い観客の歓声がため息、そして悲鳴に変わった。目前だった勝利を自分たちから手放し、堀川ヘッド
-
ラグビー、早大が明大破り4強 全国大学選手権、筑波や帝京も
ラグビーの全国大学選手権第4日は25日、東京・秩父宮ラグビー場などで準々決勝4試合が行われ、早大(関東対抗戦3位)が明大(同2位)を27―21で破り、準決勝に進んだ。筑波大(同5位)は東海大(関東リーグ戦1位)に20―17で競り勝ち、8大会ぶりの4強入り。 2連覇を狙う帝京大(関東対抗戦1位)は同大(関西3位)を50―0で退け、京産大(同1位)は慶大(関東対抗戦4位)を34―33で下した。 準決勝は京産大―早大、帝京大―筑波大の組み合わせで来年1月2日に東京・国立競技場で行われる。
-
ラグビー観戦楽しんで 袋井・エコパでクリスマスイベント 東大と京大、白熱の定期戦
静岡県と関西の両ラグビーフットボール協会は24日、ラグビー観戦の魅力を発信するイベント「クリスマスはラグビーで楽しもう」(富士スパイラル工業特別協賛、静岡新聞社・静岡放送など協賛)を袋井市のエコパスタジアムで行った。メインは京都大と東京大の定期戦。県内外から大勢のファンが訪れ、熱い声援を送った。 両チームは点を取り合う白熱した試合を展開した。強烈なタックルやスクラムでの駆け引きなど好プレーが出るたび、スタンドは歓声と拍手で沸いた。2試合を行い、1軍主体のA戦は京大が43―34で勝ち、B戦は東大が37―32で雪辱した。 補助競技場では女子7人制ラグビーの大会を行った。袋井市が拠点のアザレア
-
BL東京、神戸が初勝利 ラグビー、リーグワン
ラグビーのNTTリーグワン1部第2節第1日は24日、東京・味の素スタジアムなどで2試合が行われ、昨季4位のBL東京がBR東京を17―7で、神戸が今季昇格の花園を58―36で下し、ともに初勝利を挙げた。BR東京、花園は2連敗。 BL東京は前半4分にSH小川がトライを奪って優位に進め、後半にペナルティートライを加えた。神戸は計9トライの猛攻だった。
-
ラグビーリーグワン静岡 クリスマスにホーム開幕戦 矢富洋がトライ宣言
ラグビーリーグワン静岡は23日、ホーム開幕ゲームの埼玉戦(25日、ヤマハスタジアム)を前に練習を公開した。WTBでスタメンに入る矢富洋は「準備は万全。トライを取り切りたい」と決意を固めて試合に臨む。 相手は昨季王者で強固な守備を誇るが、「今季2試合目で組織力がまだ低く、隙はある。先制点がかぎ」と堀川ヘッドコーチ。キックで陣地を取りながら強みのセットプレーで優位に立ちたい。 惜敗した今季初戦のトヨタ戦は規律が乱れ、自陣で反則を重ねて失点した。オフに体脂肪率を15%以下に絞ったPR河田は「前節はFWが力を出し切れず、後手に回った。埼玉は強敵だが、スクラムで試合の流れをつくりたい」と意欲を示す
-
サッカーJ1 静岡県内チーム消える 方向性の欠如、重い代償【追跡2022⑥完】
サッカーJリーグ1部(J1)から静岡県内2クラブが降格した年末。ジュビロ磐田は経営トップの刷新で苦境から脱出を図ろうともがいていた。22日、新社長に就任した旧ヤマハ発動機ラグビー部OBの浜浦幸光氏(53)は「現場や選手の意見を聞けるのが自分の強み」と引き締まった表情を見せた。前例にとらわれない人選に変革の兆しがにじんだ。 だが、待ち構える現実は深刻だ。外国人選手の契約を巡り、国際サッカー連盟から補強禁止処分を受け、クラブ存続の危機とも言える事態に直面する。 清水エスパルスは、トップチームだけでなくユースも最高峰のプレミアリーグからプリンスリーグへ初めて降格。クラブとして地盤沈下が危惧され
-
高校総体、合同チーム出場を検討 少子化で部員減、9競技
全国高校総合体育大会(インターハイ)のラグビーやバスケットボールなど9競技で、複数校による合同チームでの出場を認める方向で検討が進んでいることが23日、主催する全国高校体育連盟(高体連)関係者への取材で分かった。少子化による部員減に伴う措置で、早ければ2023年度から実施する。 対象競技はこの他に水泳(水球)、バレーボール、ハンドボール、サッカー、ソフトボール、ホッケー、スケート(アイスホッケー)で、部員を確保できずチームを組めない事例が増えている。 今月27日に開幕する全国高校ラグビー大会の鳥取県予選ではエントリーが3校で、う
-
東海大翔洋 強みのFW陣で前へ 全国高校ラグビー27日開幕 初戦は仙台育英
第102回全国高校ラグビー大会は27日、花園ラグビー場で開幕する。2年ぶり12度目の出場となる静岡県代表の東海大翔洋は、28日の1回戦で仙台育英(宮城県)と対戦する。 例年に比べFWに体の大きい選手がそろった。その特性を生かし、ボールを保持しながらFW陣が前進し、BKがスペースに運ぶラグビーに取り組んできた。ハンドリング技術の強化にも力を入れたことで、キックを多用した昨年から大きく戦術を転換した。 FWの軸は1年からレギュラーの主将名取。185センチ、97キロの恵まれた体格に強さと器用さを兼ね備え、全体を見渡す能力にもたけている。チームの推進力に欠かせないナンバー8は「FWのモールやセッ
-
高校全国大会 健闘誓う 出野副知事らに5校生徒
12月から2023年1月にかけて行われる高校全国大会に出場する5校の静岡県代表選手がこのほど、県庁に出野勉副知事らを訪ね、大会での健闘を誓った。 訪問したのは、今月25日に行われる駅伝の男子、同23日開幕のバスケットボールの男子、来年1月14日からのダンスドリルに出場する藤枝明誠、駅伝女子の日大三島、1月4日に開幕するバレーボール女子の富士見、バスケットボール女子の浜松開誠館、今月27日からのラグビーの東海大静岡翔洋。全国中学ダンスドリル冬季大会に出場する藤枝明誠中も参加した。 各チームの代表選手、監督らが抱負を語った。藤枝明誠陸上部主将の水野健太さんは「感謝の気持ちを持って最後まで全力
-
ブルーレヴズ 盛り上げに一役 磐田・見付地区3商店会
磐田市見付地区の3商店会でつくる「見付あきんど組」が、同市を活動拠点とするラグビーリーグワン1部、静岡ブルーレヴズの応援ムード盛り上げに一役買っている。25日の地元開幕戦に向け、旧東海道の見付宿場通りには応援フラッグを並べた。関係者は「優勝争いし、地域を盛り上げてほしい」と期待する。 フラッグはヤマハスタジアムにつながる通り沿いの約1キロにわたって、街路灯に約60本を掲出した。磐田商工会議所を通じて、ブルーレヴズから無償提供を受けた。見付あきんど組の金子貴正代表代行(60)は「サッカーだけでなく、ラグビーも面白い競技だと知ってもらい、1人でも多くの市民が応援してくれるようにしたい」と話した
-
東京ベイ、東京SGを破る リーグワン第1節最終日
ラグビーのNTTリーグワン1部第1節最終日は18日、東京・味の素スタジアムなどで3試合が行われ、昨季3位の東京ベイは同2位の東京SGを31―18で破り、白星発進した。前半で14―6とリードし、後半はWTB木田の2トライなどで点差を広げた。 横浜は神戸に39―30で勝った。横浜に新加入した南アフリカ代表のSHデクラークは後半14分から出場した。東葛は2部から昇格した花園に36―34で競り勝った。
-
静岡ブルーレヴズ 開幕戦、トヨタに逆転負け ラグビーリーグワン
ラグビーの国内最高峰で創設2年目のリーグワンが17日に開幕した。昨季8位の静岡ブルーレヴズは同5位のトヨタヴェルブリッツと敵地の豊田スタジアム(愛知県)で対戦し、26-31で敗れ、黒星スタートとなった。12チームで争う1部は4月までレギュラーシーズンを戦い、上位4チームがプレーオフに進む。 トヨタ(4) 31(11―12 20―14)26 静岡(1) 終盤追い上げ勝ち点1 いい時間と悪い時間がはっきり分かれ、試合終盤で追い上げたが届かなかった。開幕戦を落とした静岡のHO日野は「我慢が効かず、自分たちで首を絞めた」と試合を振り返った。 開始1分、WTBツイタマが敵陣で相手キックに猛然と
-
台風の被災者支援 日赤に浄財届ける 静岡ブルーレヴズ
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズは15日、台風15号の被災者支援でファンから寄せられた義援金26万6529円を日本赤十字県支部に届けた。 義援金は試合会場やイベント会場で集めた善意。山谷拓志社長が静岡市葵区の同支部を訪れ、鈴木亨事務局長に手渡した。 山谷社長は「災害ボランティアにも微力ながら協力した。今後も日本赤十字社とスクラムを組み、献血や災害支援、PR活動などに取り組みたい」とあいさつした。
-
リーグワン、17日開幕 ラグビーW杯控え5月決勝
ラグビーのNTTリーグワン1部は17日、埼玉―BL東京など3試合が各地で行われ、創設2季目が開幕する。来年9~10月のワールドカップ(W杯)フランス大会に向けて日本や各国・地域の代表選手らがしのぎを削り、5月20日の決勝で王者を決める。 昨季優勝した埼玉のディーンズ監督は16日、オンラインで記者会見し「いいラグビーができるように頑張る。(初戦は)激しい試合になる」と気を引き締めた。埼玉はプロップ稲垣が先発し、昨季最優秀選手(MVP)のフッカー堀江は控えに入った。同4位のBL東京はナンバー8のリーチが先発に名を連ねた。
-
ラグビーリーグワン1部 17日開幕 静岡SHホール「状態は110%」
17日に開幕するラグビーリーグワン1部で静岡はトヨタと敵地の豊田スタジアムで対戦する。15日の練習公開後、指揮を執る堀川ヘッドコーチは「チームの準備は順調で、成長を加速させシーズンに臨める」と自信を示した。 “和製FW”でトヨタ戦挑む 可能性を秘めた若手が多い発展途上のチームで鍵を握るのは、スーパーラグビーで輝かしい実績を持つ新加入のスクラムハーフのホール。昨季は上位チームと互角以上に戦いながら終盤に逆転負けする試合が目立ち、ゲームコントロールで9番にかかる期待は大きい。日本デビューを前にホールは「状態は110%の仕上がり。向上心を持ち、試合内容も大事にしながらチー
-
ラグビーリーグワン静岡 三村が腕骨折 全治4カ月
ラグビーリーグワン静岡は15日、FL三村勇飛丸(33)が右腕の橈骨(とうこつ)骨幹部骨折で全治約4カ月の重傷を負ったと発表した。4日のプレシーズンマッチ花園戦で負傷した。
-
中国国歌取り違え、海外で相次ぐ 香港の民主派テーマ曲と
【香港共同】スポーツの国際大会で中国国歌に代わって香港の反政府抗議デモのテーマ曲が使用される事例が海外で相次ぎ、香港政府が反発、再発防止に躍起になっている。グーグルで「香港国歌」と検索すると、この曲がトップに表示されることが取り違えの要因の一つだとしてグーグルに変更を求めたが、拒否された。 この曲は2019年の反政府デモの際に市民が大合唱した「香港に再び栄光あれ」。韓国で今年11月に行われたラグビー7人制男子の香港、韓国両代表の試合前に同曲が流され、香港政府が抗議した。主催者側はスタッフがインターネットからダウンロードした際のミスが原因だと説明した。
-
開幕戦へ意気込み ラグビー静岡ブルーレヴズ 日野選手ら浜松市長訪問
ラグビーリーグワン1部、静岡ブルーレヴズのフッカー日野剛志選手、山谷拓志社長らがこのほど、浜松市役所に鈴木康友市長を訪ね、今月開幕する新シーズンに向けた意気込みを語った。 日本代表にも選出されている日野選手は8位に終わった昨季からの巻き返しに向け、「今シーズンはラスト10分、20分を勝ち切れるチームになろうとしている。浜松の方も1人でも多く応援していただきたい」と呼びかけた。鈴木市長は「優勝を目指し、ぜひ頑張ってください」とエールを送った。 静岡ブルーレヴズは17日に愛知県で行われるリーグ開幕戦でトヨタヴェルブリッツと対戦する。県内での初戦は、25日にヤマハスタジアム(磐田市)で実施予定
-
ジョーンズ氏、バーバリアンズへ ラグビー、来年5月から指揮
ラグビーで各国・地域の有力選手を招待して編成するバーバリアンズは13日、イングランド代表監督を解任されたエディー・ジョーンズ氏が来年5月28日にロンドン郊外のトゥイッケナム競技場で行われる世界選抜との試合で指揮を執ると発表した。同氏は「たくさんの思い出がある会場に戻ることを楽しみにしている」とコメントした。 バーバリアンズは1890年に創設された英国発祥のチーム。世界選抜は2019年ワールドカップ(W杯)日本大会までニュージーランド代表監督を務めたスティーブ・ハンセン氏が率いる。(ロンドン共同)
-
早大、慶大など8強 ラグビー全国大学選手権
ラグビーの全国大学選手権第3日は11日、東京・秩父宮ラグビー場などで3回戦4試合が行われ、早大(関東対抗戦3位)が初出場の東洋大(関東リーグ戦3位)に34―19で逆転勝ちし、8強入りした。 慶大(関東対抗戦4位)は流通経大(関東リーグ戦2位)に45―5で快勝。筑波大(関東対抗戦5位)は天理大(関西2位)を50―22で破り、同大(関西3位)は福岡工大(九州)を62―17で退けた。 準々決勝は25日に行われ、2連覇を狙う帝京大(関東対抗戦1位)は同大、明大(関東対抗戦2位)は早大と対戦。東海大(関東リーグ戦1位)は筑波大、京産大(関
-
東海大翔洋 花園健闘誓う「シード校撃破したい」 全国高校ラグビー静岡県代表
第102回全国高校ラグビー大会に出場する本県代表の東海大翔洋高ラグビー部の選手が9日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館を訪れ、静岡新聞社の横山秀雄取締役、静岡放送の谷口智康取締役に健闘を誓った。 村上英治校長、津高宏行監督と、名取稜太郎、山口航太朗の両主将ら選手4人が訪問した。津高監督は「体が大きく、良いメンバーがそろっている。フォワードが前に出て、バックスがスペースにボールを運ぶことを1年間徹底してきた」とチームを紹介。名取選手は「県代表としての自覚を持ち、県大会で戦った学校の気持ちも背負って、チームの目標であるシード校撃破をしたい」と意気込んだ。 同校は11月の県大会決勝で静岡聖光学院
-
リーグワン静岡が必勝祈願 スミス合流「日本一へ」 ラグビー
ラグビーリーグワン1部の静岡は8日、磐田市の矢奈比売神社(見付天神)で今月開幕するリーグ戦に向けて必勝祈願を行った。南アフリカ代表活動で合流が遅れていたフランカーでナンバー8も務めるスミスが合流し、全選手とスタッフ計68人が神前で優勝を誓った。 スミスは南ア代表でテストマッチに出場していたため、コンディションに問題はなく既に戦闘モード。「戻って来られてうれしい。日本一が目標。個人もチームも毎年向上を遂げている」と自信を示す。 今季はFBの奥村と2人で共同主将を務める。「チームの成功に向け、パフォーマンスを高めたい」と責任を自覚した上で、「昨季は最後に逆転を許す悔しい試合が多かった。今季は
-
五郎丸さんがラグビー実践指導 磐田「スポーツ部活」中学生練習会
磐田市が展開する「磐田スポーツ部活」のラグビー部は6日夕、元日本代表の五郎丸歩さんを特別講師に招いた練習会を同市大久保で開いた。部員の中学生約30人が、五郎丸さんの実践的な指導を受けた。 部員たちはランニングパスや3対2などの実践練習に取り組み、汗を流した。五郎丸さんは「息が上がっている状態でも正確にパスやキャッチング、ストレートランができないと試合で発揮できない。ミスを恐れず、練習からトップスピードで基礎を磨いて」と助言した。 ラグビー歴3年の中学2年伊藤友士郎さん(14)は「憧れの五郎丸さんに指導してもらえてうれしかった。ボールを持っている時やパスする時もスピードを落とさない『アタッ
-
大自在(12月8日)「幻の一戦」
日本列島がサムライブルーに染まっても、サッカーのワールドカップ(W杯)はどこか“季節外れ”な感じがしていた。そんな12月の第1日曜日、大学ラグビーの早稲田大対明治大(早明戦)が行われた。冬にはやはり、楕円[だえん]球が似合う。 1980、90年代の早明戦は、旧国立競技場に6万人超を集める一大イベントだった。98回目の伝統の一戦は、9年ぶりに国立競技場に帰ってきた。観衆約3万5千人。人気は健在だ。 41年12月7日。明治神宮外苑競技場で早稲田大は、明治大を26―6と下した。太平洋戦争の発端となった旧日本軍による米ハワイ・真珠湾攻撃は、その翌日のことである。早稲田大ラ
-
エディー・ジョーンズ監督を解任 ラグビーのイングランド代表
【ロンドン共同】イングランド・ラグビー協会は6日、代表のエディー・ジョーンズ監督(62)を解任したと発表した。11月のテストマッチ4戦は日本からの1勝にとどまっていた。イングランドは来年のW杯フランス大会1次リーグで日本と同じD組。 オーストラリア出身のジョーンズ氏は2015年W杯で日本を率い、1次リーグで南アフリカを破るなど歴史的3勝に導いた。その後に競技発祥地のイングランドで初の外国人監督となり、19年W杯日本大会では準優勝だった。ジョーンズ氏は協会を通じて「チームとして成し遂げてきたことに満足している。今後の活躍を楽しみにしている」とコメントした。
-
ラグビー、ジョーンズ監督解任か イングランド代表、英紙報道
ラグビーのイングランド代表のエディー・ジョーンズ監督が解任される見通しであると5日、英紙ガーディアン(電子版)などが報じた。イングランドは来年のワールドカップ(W杯)フランス大会の1次リーグで日本と同じD組。 オーストラリア出身の同氏は2015年W杯で日本を率い、1次リーグで南アフリカを破るなど歴史的3勝に導いた。その後にイングランドで初の外国人監督となり、19年W杯日本大会で準優勝。だが、先月のテストマッチ4戦では日本からの1勝にとどまっていた。 後任には、日本代表やイングランド代表を指導したスティーブ・ボーズウィック氏が候補
-
ラグビー、明大が早大下し2位 関東大学対抗戦
ラグビーの関東大学リーグ対抗戦最終日は4日、東京・国立競技場などで行われ、明大が早大との5勝1敗対決を35―21で制し、2位となった。早大は3位。既に帝京大が優勝を決めており、4位慶大、5位筑波大までが全国大学選手権に進む。 明大は前半、3トライなどで21―14とリード。後半は2トライを加えて突き放した。伝統の一戦で両校の通算成績は明大の41勝55敗2分け。対抗戦は全日程が終了し、6位以下は立大、青学大、日体大となった。
-
ラグビー、帝京大が7戦全勝 関東大学対抗戦、4日は早明戦
ラグビーの関東大学リーグ対抗戦は3日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、2連覇を決めている帝京大が慶大に57―14で快勝し、7戦全勝で終えた。慶大は4勝3敗、勝ち点20で4位が確定した。 帝京大は前半に3トライを奪って24―7とリード。後半に5トライを追加した。4日には東京・国立競技場で伝統の早大―明大が行われる。
-
高校ラグビー、仰星は2回戦から 対戦決まる、花園で27日開幕
第102回全国高校ラグビー大会(27日~来年1月7日・花園)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で行われ、3回戦までの対戦が決まった。2連覇を狙うBシードの東海大大阪仰星(大阪第3)は、2回戦で高松北(香川)―大分東明の勝者と対戦する。 今大会最多70度目の出場となる秋田工は松山聖陵(愛媛)、唯一初出場の立命館慶祥(南北海道)は石見智翠館(島根)とそれぞれ1回戦。報徳学園(兵庫)と東福岡のAシード2校と国学院栃木や常翔学園(大阪第1)などBシード11校は30日の2回戦から登場する。準々決勝、準決勝の組み合わせは改めて抽選で決める。
-
ラグビー体験 ブルーレヴズスタッフ招き交流会 沼津・千本小
沼津市立千本小で1日、ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズスタッフを招いた交流会が開かれた。 4~6年生25人が、育成普及担当の加藤圭太さん(39)と藤井達也さん(31)からラグビーについての講話を聞いた。児童から「どれくらい力持ちか」「ぶつかって痛くないか」などの質問が出て、2人は現役時代を思い出しながら答えた。その後、児童はスタッフ同士のパスやタックルを見学。ボールを回転させて投げるスクリューパスや迫力あるタックルに歓声をあげながら、児童も挑戦した。5年松田建人君(11)は「パスなどを間近で見ることができてうれしかった」と話した。
-
テスト生で聖光高・小野沢選出 ラグビー、男子セブンズユース
日本ラグビー協会は2日、4日まで埼玉県熊谷市で行う男子セブンズユースアカデミーの参加メンバーを発表した。県勢はテスト生で小野沢謙真(聖光高2年)が選ばれた。
-
新シーズン「絶対優勝」ブルーレヴズ選手ら、磐田市長に抱負語る
ラグビーリーグワン1部、静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長と共同主将のFB奥村翔選手が1日、活動拠点を置く磐田市の市役所に草地博昭市長を訪ね、17日に開幕する新シーズンに向けた意気込みを語った。25日に行われる地元開幕戦では観客動員1万人を目指すとし、新シーズンの目標は優勝を掲げた。 奥村選手はリーグ8位に終わった昨季を「悔しい結果」と振り返り、「選手層が厚くなり、今度は絶対に優勝するという気持ちで一つになっている。感動を与えられる試合を見せたい」と意欲を示した。山谷社長は「多くの人に試合に足を運び、選手の勇姿を見てほしい」と述べた。 草地市長は「ラグビー熱が高まる試合を期待している」と激励
-
新加入のデクラーク「不安ない」 ラグビー横浜の南アSH
ラグビーのリーグワン1部の横浜に新加入し、来日して合流した南アフリカ代表のSHファフ・デクラーク(31)が1日、東京都町田市の練習場で取材に応じ、今季の初戦となる18日の神戸戦に向けて「(連係面の)不安はない。ぶっつけ本番でも大丈夫」と話し、自信を見せた。 南アフリカ代表として11月26日のイングランド戦に出場。左足首を痛め、腫れがあるという。日本には28日に到着して別メニューで調整中だが、全体練習後には同じポジションの選手にキック時の工夫を伝えるなど溶け込んでいる様子。「意見を交換して高め合いたい。新人だし、全員から認めてもらいたい」と笑顔で語った。
-
神宮外苑の再開発、見直しを 超党派の議連発足
景観や自然保護の観点から、明治神宮外苑地区の再開発の見直しを求める超党派の議員連盟が30日発足し、発起人代表の船田元衆院議員は国会内での会合で「さまざまな疑問点、懸念がある。非常に問題があると感じている」と訴えた。計画変更を求める決議を来年1月にも取りまとめ、東京都などの関係機関に申し入れる方針。 再開発は、神宮球場や秩父宮ラグビー場の場所を入れ替えた上で建て替え、商業施設の入る高層ビルを建てる計画。船田氏は「高層ビルで景観が損なわれ、樹木の伐採で環境も破壊される。大幅な計画変更をお願いしたいというのが私どもの考えだ」と述べた。
-
静岡ブルーレヴズ「優勝目指す」 シーズン開幕前に抱負
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズの鹿尾貫太と山谷拓志社長が29日、県庁に出野勉副知事を訪ね、2022―23年シーズン開幕に向けた意気込みを語った。 創設1年目で迎えた22年シーズン(1~5月)は、新型コロナウイルス感染者が出て開幕から3試合連続で不戦敗になるなど、最終的に5勝11敗の8位でプレーオフ進出を逃した。 鹿尾は12月17日に愛知県で迎える今シーズン初戦に向けて「チーム全体でいい準備ができている」と自信を示し、「昨シーズンの悔しい思いをぶつけて優勝を目指したい」と抱負を語った。山谷社長は同25日に磐田市のヤマハスタジアムで迎えるホーム開幕戦で「観客1万人を集める」と意気込
-
最新治療分かりやすく 浜松医大付属病院 市民向け書籍発刊
浜松医科大付属病院(浜松市東区)はこのほど、書籍「よくわかる!浜松医科大学医学部付属病院 最新医療のいま」(バリューメディカル)を発刊した。患者と家族、医療関係者ら市民向けに、同病院の医師や看護師らが最新の治療法などを分かりやすく紹介した。 書籍はA4判152ページ。不整脈や皮膚アレルギー疾患、腰椎椎間板ヘルニア、糖尿病、各種がんなど身近な病気の診断や治療法について、イラストや写真付きで解説している。 巻頭には、松山幸弘院長とラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズの五郎丸歩CROの対談を掲載。先進的な機器を使った高度で患者の負担が少ない医療、普段目にする機会の少ない病院内の様子も取り上
-
リーグワン王者埼玉、連覇へ意欲 12月17日開幕
12月17日に2シーズン目が開幕するラグビーのNTTリーグワンの全チームが参加した記者会見が28日、東京都内で行われ、昨季に初代王者となった埼玉のFWガンターは「(前身の)トップリーグから3季連続の日本一になりたい」と意欲を語った。 1部は12チームが参加。各チーム16試合のレギュラーシーズンを戦い、上位4チームがプレーオフに進む。17日の初戦で埼玉に挑む昨季4位BL東京のFWリーチは「(相手が)王者なので気合を入れていく。優勝に向けて頑張りたい」と対抗心を燃やした。 東京・国立競技場で行われた昨季決勝は3万3604人を集めた。
-
東海大が最多タイ5連覇 ラグビー関東大学リーグ
ラグビー関東大学リーグのリーグ戦最終日は27日、東京・秩父宮ラグビー場などで行われ、東海大が日大に67―5で圧勝し、6勝1敗の勝ち点31で5年連続12度目の優勝を飾った。5連覇は1999~2003年の関東学院大に並んで最多。 流通経大は法大を42―32で下し、6勝1敗の勝ち点25で2位。東洋大は立正大を34―21で退け、5勝2敗の3位となった。上位3チームが全国大学選手権に進み、東洋大は初出場となる。 4位以下は日大、立正大、法大、大東大、関東学院大。
-
静岡、神戸に21点差逆転勝ち ラグビー・リーグワンプレシーズンマッチ
ラグビーリーグワン1部の静岡は26日、エコパスタジアムで神戸とプレシーズンマッチを行った。 試合は40分3本の変則で、静岡は3本目に杉原、小林、白井、吉良が続けてトライを奪い、21点差をひっくり返して38-33で逆転勝ちした。 ■反則、ミス多く「規律の改善を」 若手が躍動し、逆転で勝利をつかんだ。3本目にトライを決めた4人の中で、小林以外は20代。指揮を執る堀川ヘッドコーチは「新しい文化が芽生え、チームを大きく前進させている」と目を細めた。 逆転トライを決めたのはCTB吉良。SO清原の裏を狙ったキックを左ライン際でキャッチし、相手を振り切った。起点になったベテランSHの矢富は「裏の
-
報徳、東福岡がAシード 全国高校ラグビー大会
第102回全国高校ラグビー大会の実行委員会は25日、シードの13校を発表し、Aシードに今春の選抜大会を制した報徳学園(兵庫)、同決勝を新型コロナウイルスの影響で辞退し、準優勝だった東福岡の2校が選ばれた。 Bシードには、大会2連覇を狙う東海大大阪仰星(大阪第3)のほか、国学院栃木、流通経大柏(千葉)東海大相模(神奈川)中部大春日丘(愛知)、京都成章、常翔学園(大阪第1)大阪桐蔭(大阪第2)天理(奈良)、佐賀工、長崎北陽台が入った。 組み合わせ抽選会は12月3日に実施。同27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕し、決勝は来年1
-
児童はつらつ、タグラグビー白熱 焼津
静岡県スポーツ少年団交流大会中部地区大会兼焼津市大会(県スポーツ協会主催)が23日、同市総合体育館で開かれた。地元の小学生が参加し、タグラグビーを通して親睦を深めた。 タグラグビーは、腰の左右にタグを付けてプレーする。ぶつかるのは禁止で、ボールを持っている人を止めるためにタグを取るルール。 水泳やバレーボール、野球、空手などの少年団に所属する5、6年生75人が参加した。スペシャルゲストとして招いた元ラグビー日本代表の斉藤祐也さんが指導に当たった。 子どもたちはルールを学んだ後、メンバーを入れ替えながら試合を体験した。相手をかわすために素早く切り返したり、意表を突くパスを繰り出したりして
-
ラグビーリーグワン開幕へ 静岡BR選手ら激励 磐田商議所が特産品贈る
12月17日のラグビーリーグワン開幕を前に、磐田商工会議所(鈴木裕司会頭)は24日、ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)の選手らを激励するため、地元の特産品を贈った。 鈴木会頭と同商議所会員18社の代表が同市の大久保グラウンドを訪れ、堀川隆延ヘッドコーチと選手にアローマメロンやエビイモ、ラグビーボールを持った市のイメージキャラクター「しっぺい」の縫いぐるみなどを贈呈した。鈴木会頭は「スポーツのまち磐田から、ラグビーを一層盛り上げてほしい」と述べた。 堀川ヘッドコーチはサッカーワールドカップカタール大会で、日本が強豪ドイツに勝利したことに触れ「人々の期待を超えるところに感動は生
-
仰星など代表51校出そろう 全国高校ラグビー、12月開幕
12月に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕が予定されている第102回全国高校ラグビー大会の代表決定戦が23日終了し、2連覇を狙う東海大大阪仰星(大阪第3)や前回大会準優勝の国学院栃木、6大会ぶりの優勝を目指す東福岡など代表51校が出そろった。 初出場は立命館慶祥(南北海道)の1校。秋田工は3大会連続70度目、佐賀工は41大会連続51度目の出場となった。 加治木工(鹿児島)は44大会ぶり、勿来工(福島)は25大会ぶりに出場する。
-
関東大学ラグビー、早大が5勝目 慶大を19―13で下す
ラグビーの関東大学リーグ対抗戦は23日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、早大が慶大を19―13で下して5勝1敗とした。慶大は4勝2敗。対抗戦は20日に帝京大の2連覇が決定している。 早大は0―10で折り返した後半に2トライなどで逆転し、終盤に1トライを追加した。早慶戦は1922年に始まり、今年で100年。定期戦、対抗戦の通算対戦成績は早大の72勝20敗7分けとなった。 12月4日には対抗戦伝統の明大―早大が9季ぶりに東京・国立競技場で行われる。
-
CO2排出ゼロへ ロゴ決定 袋井市の望月さん(静岡福祉大)デザイン
2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現を掲げる袋井市は、取り組みの象徴となるロゴマークを作成した。市民らから募集した作品の中から決定。啓発活動などで活用していく。 選ばれたのは静岡福祉大2年の望月優真さん(21)の作品。袋井らしくゼロカーボンシティを目指す様子を表現したという。「CO2」と「∞」の文字をモチーフとし、クラウンメロンや市の花コスモスなども取り入れた。 若い世代が地球温暖化対策について考える契機とするため、15~25歳を対象に募集。大場規之市長や環境水道部長、ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ、女子7人制ラグ
-
ラグビー日本、フランスに敗れる テストマッチ、17―35で
【トゥールーズ(フランス)共同】ラグビーのテストマッチが20日、フランスのトゥールーズで行われ、世界ランキング10位の日本代表は同2位でワールドカップ(W杯)準優勝3度のフランス代表に17―35で敗れた。対戦成績は日本の1分け12敗となった。 日本は前半に2トライを許し、得点は1PGにとどまり3―21で折り返した。後半は開始早々にSH斎藤(東京SG)がトライ。WTBフィフィタ(花園)もトライを奪ったが、点差を詰められなかった。 今回は欧州遠征最終第2戦で、今年最後のテストマッチだった。
-
ラグビー、帝京大が対抗戦2連覇 関東大学リーグ、明大下す
ラグビーの関東大学リーグ対抗戦は20日、東京・秩父宮ラグビー場で1試合が行われ、帝京大が明大を29―13で下し、6戦全勝の勝ち点30とし、1試合を残して2年連続11度目の優勝を決めた。明大は5勝1敗。 先制された帝京大は2トライを奪い、12―6で折り返した。後半も2トライを追加し、明大を1トライに抑えてリードを広げた。
-
イングランド、NZと引き分け ラグビーのテストマッチ
ラグビーのテストマッチが19日、各地で行われ、イングランドはニュージーランドと25―25で引き分け、アルゼンチンはスコットランドに29―52で敗れた。イングランドとアルゼンチンは来年のワールドカップ(W杯)フランス大会で日本と同じ1次リーグD組。ジョージアはウェールズを13―12で初めて破る金星を挙げた。(共同)
-
ラグビーリーグワン 静岡、横浜と練習試合 47-55で及ばず
ラグビーリーグワン1部の静岡は19日、草薙球技場で横浜と練習試合を行った。試合は40分2本と20分1本の変則で、静岡はFL杉原、CTB小林らが計6トライを奪ったが、47-55で敗れた。 攻撃手応え 守備は課題 開幕を約1カ月後に控え、打ち合いになった練習試合で静岡は攻撃の形を示した。好機を確実に決め、指揮を執る堀川ヘッドコーチ(HC)は「チームの成長を感じた」と評価した。 開幕スタメンへアピールしたのは3年目の杉原。FLで出場し、1本目でSOグリーンからパスを受けると、相手選手を振り切って右中間にトライを決めた。昨年まではけがが多く公式戦に出場できなかったが、「体づくりに取り組み、筋力
-
ラグビー日本、仏戦へ最終調整 稲垣「準備したこと出す」
【トゥールーズ(フランス)共同】ラグビーの日本代表は19日、フランス代表とのテストマッチ(20日・トゥールーズ)に向け、試合会場で最終調整した。欧州遠征の最終第2戦で今年最後の代表戦となり、プロップ稲垣(埼玉)は「準備してきたことを出したい。結果を求めてやる」と勝利を渇望した。 対戦成績は1分け11敗。7月に日本で行われた2試合は23―42、15―20で敗れた。セットプレーを強みとする相手FWとの対決に向け、フッカー坂手主将(埼玉)は「やる気満々。しっかり戦っていく」と気合十分に話した。 日本は世界ランキング10位。フランスはW
-
特殊詐欺防止へポスター作製 裾野署と静岡ブルーレヴズ
裾野署はこのほど、静岡県内をホストエリアとするラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズと連携し、特殊詐欺被害防止を訴えたポスター60枚を作製した。このほど、山下安則署長が裾野市内で合宿中のチームを訪ね、矢富洋則選手(27)に感謝状を手渡した。 ポスターは昨季の最終戦で、矢富選手がボールを持ちながら相手選手をかわして走る写真を使用。ボールを守りながらトライを目指すラグビーにかけ、「大事なものは渡さない」「キャッシュカードを預かりますは詐欺」などと呼びかけている。同じデザインのチラシも2千枚作製し、同日、同署とチームスタッフが長泉町のJAふじ伊豆長泉産直市での啓発に活用した。 管内でキャッシ
-
ラグビー、斎藤らが先発入り フランス代表戦、松島は控え
【トゥールーズ(フランス)共同】日本ラグビー協会は18日、フランスのトゥールーズで20日に行われるフランス代表戦の日本代表登録メンバーを発表し、SH斎藤(東京SG)とSO李承信(神戸)が先発入りした。バックスの松島(東京SG)は控えとなった。 13―52で敗れた12日のイングランド戦から先発5人が入れ替わった。WTBはフィフィタ(花園)とライリー(埼玉)が出場し、フランカーのリーチ(BL東京)やプロップ稲垣(埼玉)も先発に名を連ねた。 世界ランキングは日本が10位、来年のワールドカップ(W杯)開催国のフランスが2位。対戦成績は日
-
アニメ制作費決算、不認定 富良野市舞台の「邪神ちゃん」
北海道富良野市議会の決算審査特別委員会が、アニメ「邪神ちゃんドロップキックX」の富良野編の制作委託費3300万円を盛り込んだ2021年度一般会計決算を認定しなかったことが16日、市への取材で分かった。審査委のメンバーから「内容が一部不適切」との声が上がり、委員長表決で決まった。制作委託費はふるさと納税で集めていた。 富良野編は3月に完成し、既にテレビ放送されている。下半身が蛇のような姿をした主人公「邪神ちゃん」が富良野市を訪れるストーリーが描かれていた。 借金返済のために臓器売買を提案される場面があり、15日の審査委で不適切だと
-
車いすラグビーの若山さん ありがとう「言葉で相手に伝えて」 富士・松野学園で講演
富士市の富士川二小中一貫校松野学園でこのほど、リオ、東京パラリンピック車いすラグビー銅メダリストの若山英史さん(37)=沼津市出身=による講演会が開かれた。 若山さんは、代表チームは選手とスタッフが一丸となって支え合った結束力が強く、2大会連続で銅メダルを獲得できたと振り返り、「楽しくプレーできたのは周りの指導のおかげ」と話した。児童生徒には、支え合いが不可欠な学校生活で「ありがとうを言葉で相手に伝えてほしい」と呼びかけた。 児童生徒は競技用の車いすに試乗して若山さんのタックルを体感し、全身が震えるような衝撃に驚いた。 6年の天野慎太郎君(12)は「困っている子がいたら自分から助けに行
-
「日本大会同様に素晴らしく」 ラグビーW杯仏組織委CEO
【パリ共同】ラグビーの2023年ワールドカップ(W杯)フランス大会組織委員会のジュリアン・コレット最高経営責任者(CEO)が14日、パリで取材に応じ「(一般販売の)チケット200万枚は完売している。19年日本大会と同様に素晴らしい大会にしたい」と期待を語った。 組織委は10月、運営に問題があるとして前任のCEOだったクロード・アチェ氏を解任。コレット氏は「調査をしてトップを代えた。チケットは売れているし、スポンサーも離れていない。全く問題ない」と説明した。 新型コロナの影響について「コロナは制御できているという判断で、リスクはな
-
東海大翔洋、花園へ 2年ぶりV 全国高校ラグビー静岡県大会
第102回全国高校ラグビー県大会(静岡新聞社・静岡放送後援)は13日、袋井市のエコパスタジアムで決勝を行い、東海大翔洋が聖光を22-12で破り、2年ぶり12度目の優勝を果たした。 翔洋は12月27日に大阪府の花園ラグビー場で開幕する全国大会に出場する。
-
東海大翔洋、宿敵・聖光にリベンジ 全国高校ラグビー静岡県大会
第102回全国高校ラグビー県大会(静岡新聞社・静岡放送後援)は13日、エコパスタジアムで決勝を行った。4年連続の同カードは東海大翔洋が聖光を22-12で下し、2年ぶり12度目の頂点に立った。翔洋は大阪府の花園ラグビー場で行われる全国大会へ出場する。 翔洋は前半5分にFB山口航太朗のペナルティーゴールで先制。直後に逆転されたが、前半終了間際に保竹翼が逆転のトライを決めて折り返した。その後も後半4、16分と立て続けにトライを決め突き放した。 聖光は後半20分にラインアウトからのトライで食らい付いたが、及ばなかった。 ▽決勝 東海大翔洋 22(8―7 14―5)12 聖光 聖光 11007
-
東海大翔洋が12度目V 全国高校ラグビー静岡県大会
第102回全国高校ラグビー静岡県大会の決勝が13日、袋井市のエコパスタジアムで行われ、東海大翔洋が聖光を22―12で破り、2年ぶり12度目の優勝を果たした。
-
日本、イングランドに大敗 ラグビー欧州遠征初戦
【ロンドン共同】ラグビーのテストマッチが12日、ロンドン郊外のトゥイッケナム競技場で行われ、世界ランキング10位で欧州遠征初戦の日本代表は同5位のイングランド代表に13―52で大敗した。対戦成績は日本の10戦全敗となった。 前半は先制されて3トライを許し、得点は2PGにとどまり6―24。後半も失点を重ね、SH斎藤(東京SG)がトライを挙げたが、リードを広げられた。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会準優勝のイングランドとは来年のW杯フランス大会1次リーグD組でも対戦する。 20日にはフランスのトゥールーズで同国代表とテストマ
-
哲学に興味 信念固めた思索の時間 エンビプロHD社長・佐野富和さん【富嶽から羽ばたく 富士高100周年⑤完】
「『鉄くず屋』と同級生にからかわれ、子ども心に家業への劣等感がありました」。再資源化業「エンビプロ・ホールディングス(HD)」社長の佐野富和さん(70)は、屈強な体で自身の弱さを隠さない。「中学と大学は明るくて元気でしたが、高校生活は思索を深めるばかりで暗かったんです」。太く通る声音に照れくさそうな笑いが交ざる。 中学時代はバスケットボール部主将としてチームを引っ張った。生徒会長にも選ばれ、泣いて喜ぶ父親を見て家業を継ぐ決意をした。「両親に喜んでもらうため、という意味合いが強かった。父が作った鉄スクラップ問屋の仕事でいつか社会に認められたいと思いました」 高校では一転、哲学や信仰に興味を
-
「敵への声援、力に変えたい」 ラグビー日本の坂手主将
【ロンドン共同】ラグビー日本代表のフッカー坂手主将(埼玉)は11日、アウェーのトゥイッケナム競技場で行われる12日(日本時間13日未明)のイングランド代表戦に向けて「8万人がイングランドの背中を押す。(相手への声援を)自分たちの力に変えたい」と語り、不利な環境に立ち向かう決意を示した。 8万人以上収容の会場で最終調整後、取材に応じた。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で準優勝したイングランドは伝統的に力勝負を得意とする。9戦全敗の相手から初勝利を挙げるにはFWの奮闘が不可欠だ。最前列のポジションを担う坂手は「戦いにいきたい」と力を込めた。
-
静岡ブルーレヴズ 大きな声で朝のあいさつ 浜松市中区
浜松市は11日朝、市が定めた「ひとりひとりにいい声掛けデー」に合わせたあいさつ運動を中区のJR浜松駅北口広場で行った。 市職員、同市とパートナー協定を結ぶラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズのスタッフ計13人が啓発の横断幕やのぼり旗を手に参加。通勤、通学客に「おはようございます」「いってらっしゃい」などと大きな声で呼びかけた。 声掛けデーは地域の青少年の見守り、育成活動の一環。11月11日の語呂合わせで市が定めている。
-
ラグビー日本代表が最終調整 イングランド戦に向け
【ロンドン共同】ラグビー日本代表は11日、イングランド代表に挑む12日(日本時間13日未明)のテストマッチに向け、会場となるロンドン郊外のトゥイッケナム競技場で最終調整した。フランカーのリーチ(BL東京)は「勝って喜びたい」と胸を高ぶらせた。 対戦成績は日本の9戦全敗。欧州遠征初戦となり、2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で準優勝した強豪から初勝利を目指す。来年のW杯フランス大会でも1次リーグD組で対戦する。 世界ランキングは日本が10位、15年W杯で日本を率いたジョーンズ監督が指揮するイングランドは5位。
-
姫野、W杯へ「いいリハーサル」 欧州遠征のラグビー日本
【ロンドン共同】欧州遠征中のラグビー日本代表のフランカー姫野(トヨタ)が10日、ロンドン郊外の練習拠点で取材に応じ、来年のW杯で同じ1次リーグD組のイングランド代表と対戦する12日のテストマッチに向けて「(W杯へ)いいリハーサルになる。FWのバトルで前に出られるかが鍵になる」と狙いを語った。 イングランドとは過去9戦全敗。ロンドン郊外の聖地トゥイッケナム競技場で初勝利を目指す。10月29日には東京・国立競技場でニュージーランドに31―38で競り負け、「善戦して満足するチームではなくなっている。より精度の高い練習ができている」と自信をのぞかせた。
-
リーチ、姫野ら先発 ラグビー代表のイングランド戦
【ロンドン共同】日本ラグビー協会は10日、ロンドン郊外のトゥイッケナム競技場で12日(日本時間13日未明)に行われるイングランド代表戦の日本代表登録メンバーを発表し、フランカーのリーチ(BL東京)、姫野(トヨタ)が先発に入った。 31―38と善戦した10月29日のニュージーランド戦から先発は1人しか変わらず、左のWTBにファンデンヒーファー(東京ベイ)を起用した。 イングランドはCTBファレルやフランカーのイトジェら主力が先発に名を連ねた。 欧州遠征初戦となる日本の世界ランキングは10位、2015
-
ラグビーの魅力、親子連れが体験 静岡ブルーレヴズと磐田市 今之浦公園で触れ合いイベント
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズは6日、磐田市と協力し、9月に移転した同社オフィスに隣接する今之浦公園で地域住民との触れ合いイベントを開いた。立ち寄った親子連れらは、体を動かしながらラグビーの魅力に触れた。 会場には穴を目がけてラグビーボールを投げる「ストラックアウト」や、トライを体験するコーナーなどが設けられた。子どもたちはボールの扱いに苦戦しながらも、トライを目指して元気よく駆け回った。 初めてラグビーボールを触ったという川上慎君(6)は「ジャンプしてトライするところが楽しかった。ラグビーをしてみたいと思った」と笑顔を見せた。母みゆさん(36)は「学校ではなかなかラグビーを体
-
ジョーンズ監督「日本に重圧を」 ラグビーのイングランド代表
【ロンドン共同】ラグビーのイングランド代表のエディー・ジョーンズ監督が8日、オンラインで記者会見し、12日にロンドン郊外のトゥイッケナム競技場で行われる日本代表とのテストマッチに向けて「ボール保持と陣地獲得を得点につなげ、日本に重圧をかけないといけない」と決意を語った。 冒頭には日本語であいさつ。2015年W杯で率いた日本の現状について「SHの流か斎藤がボールをよく動かし、FBの山中は左足のキックが脅威」と指摘。さらに選手名を挙げながら「WTBはスピードとパワーを兼ね備えるフィフィタと、昔からよく知る松島がいるので、たくさんの武器がある」と警戒した。
-
決勝は13日、東海大翔洋―聖光 全国高校ラグビー静岡県大会
第102回全国高校ラグビー静岡県大会(静岡新聞社・静岡放送後援)の準決勝が6日、裾野市運動公園で行われ、東海大翔洋と聖光が決勝に進んだ。東海大翔洋は後半に攻撃力を見せつけ、66-9で科学技術を圧倒。聖光は勝負どころでFB立山とWTB小野沢が力を発揮し、24-12で浜松工を下した。4年連続で同じカードとなった決勝は13日午後1時半からエコパスタジアムで行われ、SBSテレビが生中継する。 ▽準決勝 東海大翔洋 66(17―94 9―0)9 科学技術 聖光 24(16―7 8―5)12 浜松工 立山と小野沢 得点源が機能 聖光 得点源の2人が機能し、聖光が浜松工に競り勝った。ゴールとペナル
-
静岡ブルーレヴズ選手が一日消防長 磐田「火の用心」呼び掛け
9日から始まる秋の全国火災予防運動を前に、ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズに所属する河田和大選手(26)が6日、磐田市高見丘の大型商業施設ららぽーと磐田で一日消防長を務めた。来館した親子連れに啓発品を手渡すなどして、火災予防を訴えた。 同所で行われた交付式で、伊藤秀勝消防長が河田選手に委嘱状を手渡した。河田選手は「火災予防は一人一人の気持ちが大切だと思う。今日は『火の用心』を呼びかけたい」と気を引き締めた。 会場では水消火器の体験や、消防車両を前に消防服姿で記念撮影するコーナーが設けられ、参加した子どもたちが消防活動への理解を深めた。
-
対抗戦、帝京大と明大が全勝守る ラグビー、関東大学リーグ
ラグビーの関東大学リーグ対抗戦は6日、埼玉・熊谷ラグビー場で4戦全勝同士による2試合が行われ、昨季の全国大学選手権を制した帝京大が早大に49―17で快勝し、明大は慶大を54―3で退けた。 対抗戦2連覇を狙う帝京大は前半4分にCTB二村が先制トライ。21―7で折り返し、後半も着実に得点を重ねた。明大は前、後半に4トライずつを奪い、トライを許さなかった。 帝京大と明大は20日に東京・秩父宮ラグビー場で対戦する。
-
車いすに試乗 ユニバーサルデザイン学ぶ 浜松・佐藤小児童
浜松市中区の佐藤小はこのほど、東京パラリンピックで銅メダルを獲得した車いすラグビーの池崎大輔選手による出前講座を開いた。地元企業からユニバーサルデザイン(UD)を学ぶ市主催の講座の一環。 池崎選手は、橋本エンジニアリング(浜北区)の世界最軽量の車いすを愛用しているという。講演で自身の四肢が徐々にまひしてきた過去を説明し、「困難を乗り越えないと成長できない」「困ったら周囲の人に助けを求め、周りで誰かが困っていたら助けてあげてほしい」などと呼びかけた。4、6年生約100人は講座後、車いすの試乗体験もした。 4年生の内藤祐聖君(10)は「困っている人がいたら声をかけて助けたい」と話した。
-
クラウンメロン 福祉施設に寄贈 袋井の販売店
クラウンメロンの専門販売店メロー静岡(袋井市堀越)はこのほど、市内の障害福祉施設、高齢者施設などへクラウンメロンを寄贈した。地域貢献の一環として10年以上続けている取り組み。寺田宏幸社長は「喜んでもらえることが一番の原動力」と力を込める。 市を通じて声をかけ、希望する施設に提供している。今年は600玉を用意。この日は4施設と静岡ブルーレヴズ、女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」が同社を訪れ、メロンを受け取った。7日までに35施設に寄贈する予定。 寺田社長の両親が長年高齢者施設に入所していたことから、施設や職員らへの感謝の気持ちを込めて始めた。袋井ケアセンターの尾藤博貴事務長は「こ
-
ウクライナ選手、浜松日本語学院に入学「頑張って勉強」 女子ラグビー「アザレア・セブン」に所属
ロシアによる侵攻を受けたウクライナから8月に来日し、袋井市を拠点とする女子ラグビーチーム「アザレア・セブン」に選手として所属しているナタリヤ・コザチュクさん(25)が、浜松市中区の浜松日本語学院に入学した。2日、同校で入学式が行われた。 コザチュクさんは10月から同校で、日常生活やラグビーチームでの活動のために日本語を学んでいる。同校によると、運営母体の静岡理工科大グループ13校の教職員177人が寄せた募金を特別奨学金として贈呈し、コザチュクさんの授業料などに充てることになった。 この日は、入学式に先立ち、コザチュクさんに奨学金の目録が手渡された。新たな一歩を踏み出したコザチュクさんは「
-
男女とも浸透道半ば 「聖地」実現へ官民一体【ラグビーW杯の遺産 静岡ショック3年⑤完】
静岡県内初の女子7人制ラグビーチームとして2019年3月に誕生した「アザレア・セブン」。ワールドカップ(W杯)のレガシー(遺産)を残そうと創設されたアザレア・スポーツクラブが運営する。袋井市のエコパスタジアムを拠点に、地域と共生するスポーツ文化を根付かせようと取り組む総合型地域スポーツクラブだ。 日本最高峰の大会「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ」に常時参戦できるコアチーム入りを目指し、外国人選手の獲得にも力を入れる。8月、ウクライナ人のナタリア・コザチュク選手(25)をチームに招いた。 ニュージーランドなどを中心に選手発掘をする中で、スカウト網を広げ、ロシアによるウクライナ侵攻の戦禍
-
岩手・釜石に静岡県の子どもたち 大震災後続く交流、深化【ラグビーW杯の遺産 静岡ショック3年④】
東日本大震災からの復興の象徴で、2019年のラグビーワールドカップ(W杯)が行われた岩手県釜石市の鵜住居(うのすまい)復興スタジアム。海と山に囲まれた自然豊かなフィールドで9月、「ともだちマッチ」と銘打った特別な試合が開かれた。 参加したのは、ラグビーリーグワンの静岡ブルーレヴズ(磐田市)と釜石シーウェイブス。さらに、両チーム傘下のスクールに所属する中学生たち。プロ選手は迫力あるプレーを見せ、中学生も白熱したゲームを繰り広げた。スタンドには市民が詰めかけ、大漁旗をはためかせる姿も。 「釜石の中学生と試合したのは初めて。刺激を受けた」。レヴズスクール生で、磐田市立南部中1年の村山琉英さん(
-
ラグビー日本、NZに惜敗 テストマッチで大金星逃す
ラグビーのテストマッチ、リポビタンDチャレンジカップは29日、東京・国立競技場で行われ、世界ランキング10位の日本が同4位のニュージーランドに31―38で惜敗した。ワールドカップ(W杯)最多に並ぶ3度の優勝を誇る「オールブラックス」からの大金星を逃し、対戦成績は7戦全敗となった。 日本は一時18点のリードを許したものの、SO山沢拓(埼玉)、SH流(東京SG)のトライで追い上げ、17―21で折り返した。後半は終了間際に姫野(トヨタ)のトライ(ゴール)で4点差まで迫ったがPGを決められた。 改築後の国立最多となる6万5188人の観客
-
継承への在り方は 地域活性化の視点重要【ラグビーW杯の遺産 静岡ショック3年③】
2019年ラグビーワールドカップ(W杯)で「静岡ショック」の舞台となったエコパスタジアム(袋井市)で8月、女子ラグビーの日本代表とアイルランド代表によるテストマッチが行われた。 両国代表のユニホームを着たり、国旗を掲げたりする観客も多く、3年前のW杯をほうふつとさせた。試合は序盤から点を取り合う白熱の展開で、強豪相手に堂々の戦いを見せた「サクラフィフティーン」の勇姿が訪れたファンを沸かせた。 一方で来場者は1100人余り。主催した日本ラグビーフットボール協会などがチラシや交流サイト(SNS)で告知したが、空席が目立った。市の関係者は「世界トップの選手が来てこれではさみしい。本腰を入れて発
-
リーチ意気込む「勝つ気でいる」 ラグビー代表、29日NZ戦
ラグビー日本代表は28日、テストマッチのリポビタンDチャレンジカップ、ニュージーランド代表戦に向け、会場の東京・国立競技場で前日練習を行った。過去6戦全敗の強豪「オールブラックス」との対戦を前に、フランカーのリーチ(BL東京)は「僕らは勝つ気でいる。日本代表らしい試合をしたい」と意気込んだ。 チケットは約6万5千枚が完売した。31―69で敗れた2018年の対戦よりも相手に主力がそろい「(NZには)経験ある選手が多い。ずっとわくわくした気持ち。寝るのが大変」と試合が待ち切れない様子だ。試合運びを快挙達成の鍵に挙げて「相手の勢いをどれだけ止めるか」と語った。
-
ラグビーのリーグワン静岡 日野発案 ホスト戦に県内小中生招待
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズは今季ホストゲーム全8試合に、HO日野剛志の考案で静岡キッズ応援シート「ひのたけシート」を設置し、県内在学中の小中学生と同行者を招待する。 小中学生にラグビー観戦を通じてスポーツの力を感じてほしいと、日野が自分でシーズンチケットを購入して毎試合5組10人招待する。 座席はバックサイド指定席最前列で、特典として日野のサイン入りポストカードとチームのオフィシャルグッズをプレゼントする。試合後には日野と集合写真を撮影し、さらに後で、日野からメッセージ動画も送られる。 招待者は毎試合抽選で決定する。12月25日に埼玉パナソニックワイルドナイツをヤマハスタ
-
舞い込んだ歴史的一戦 「金星」支えた大会運営【ラグビーW杯の遺産 静岡ショック3年②】
2019年のラグビーワールドカップ(W杯)で、日本代表が強豪アイルランドを破り、エコパスタジアム(袋井市)は一夜にして歴史的一戦の舞台として語り継がれることになった。県はラグビーの聖地づくりにまい進するが、W杯開催前は複雑な思いを抱いていた。 「予選リーグの日本戦というより、決勝トーナメント(決勝T)の獲得を目指していた」。準備に奔走した県スポーツコミッション担当室長の稲葉晴伸さん(56)は明かす。 強豪国が対戦する決勝Tは盛り上がり、レガシー(遺産)になることが期待できた。約5万人が収容できるエコパは開催12都市の中で、横浜市の日産スタジアムに次ぐ規模。首都圏からも近く「勝機はあると考
-
ラグビーのNZ戦、松島ら先発 メンバー発表、リーチや姫野も
日本ラグビー協会は27日、テストマッチのリポビタンDチャレンジカップ、ニュージーランド代表戦(29日・国立競技場)の日本代表登録メンバーを発表し、フランカーのリーチ(BL東京)、WTB松島(東京SG)が先発入りした。膝を負傷した姫野(トヨタ)はフランカーで復帰する。 SOは山沢(埼玉)が先発を任され、SH流(東京SG)とハーフ団を組む。対戦相手の「オールブラックス」とは過去6戦全敗で前回2018年は31―69で敗れた。初勝利に向け、ジョセフ・ヘッドコーチは「プランを遂行できるかが重要。セットプレーを止めればチャンスは生まれる」と期待した。
-
車いすラグビー体験 タックルの衝撃に児童驚き 東京パラ銅・若山選手が沼津四小訪問
東京パラリンピックの車いすラグビーで銅メダルを獲得した若山英史選手(沼津市出身)による講演会と競技の体験会が同市の第四小で開かれた。6年生79人が車いすラグビーの魅力を体験した。 県のオリンピック・パラリンピックレガシー教育推進事業の一環。若山選手は競技用の車いすは、攻撃型の選手と守備型の選手で形が違うことなど、ルールや基本的な知識を解説した。プールの底に頭を強打し、頸椎(けいつい)を損傷して車いす生活になった経緯も語り、生活が一変した際に周囲の人に支えられていると実感した経験から、「家族や友人に感謝の気持ちをどんどん表現しよう」とメッセージも伝えた。 その後、車いすに乗って児童同士がタ
-
静岡県東部 単独チーム組めず クラブ化、受け皿議論を【ラグビーW杯の遺産 静岡ショック3年①】
2019年9~11月に行われたラグビーワールドカップから3年が経過した。日本代表がエコパスタジアム(袋井市)で強豪アイルランドを破る「静岡ショック」が起き、県や関係者は「本県をラグビーの聖地に」と意気込む。1年後にはフランス大会が迫る。レガシー(遺産)は何なのか、課題はないのかを探った。 ◇ 9月下旬、沼津市の沼津工高。「体勢を低く」「横のライン意識して」。タックルやパス練習に励むラグビー部員の声がグラウンドに響いた。部員10人の小所帯ながら、県代表として全国大会への出場経験もある古豪らしい質の高い練習を繰り返した。 23日に開幕した全国高校ラグビー県大会。静岡や焼津水産
-
高校生減少、小中学生は増加 静岡県内のラグビー競技人口
静岡県ラグビーフットボール協会によると、2022年度の県内高校でのラグビー競技人口は227人と、日本でラグビーワールドカップ(W杯)が開かれた19年度比で減少し、部活動がある学校も減っている。一方、小・中学生の競技人口は順調に増加している。 同協会によると、高校での競技人口は16年度178人から19年度245人に増え、21年度は307人に達した。ところが、22年度は227人に減り、W杯前の水準に戻った。19年度13校だったラグビー部がある高校は22年度11校に減った。静岡東と浜松湖南が部員減少で休部となった。 高校で競技者が増えない背景に、タックルなどの接触プレーを保護者が心配することや
-
夢の大切さ 元選手に学ぶ 静岡ブルーレヴズ、浜松・中ノ町小でスポーツ教室
浜松市東区の中ノ町小で25日、ラグビーリーグワン「静岡ブルーレヴズ」のスポーツ教室が開かれた。6年生約60人が元選手の講演を通じて夢の大切さを学んだ。 ヤマハ発動機ジュビロの元選手で、現在は静岡ブルーレヴズで育成・普及活動を担当する小池善行さんら3人が来校した。小池さんは中学1年時の部活がきっかけでラグビー選手になる夢を持ったと語り、「夢は無理やりつくるものではない。勉強や遊び、何にでも一生懸命に取り組んでほしい」と激励した。 将来は保育士になるのが夢という同校の池谷麻紘さんは「自分の夢を大切にしたい。目標を突きつめていけば夢に届くと実感した」と話した。 教室は、市の「トップアスリート
-
パラ施設整備 知事に要望 静岡県障害者スポーツ協会
静岡県障害者スポーツ協会は25日、競技や練習を行う施設の整備など障害者スポーツの振興策を川勝平太知事に要望した。 県内のパラアスリートや障害者スポーツに関する有識者で構成する県パラスポーツ推進協議会が5月に組織され、具体的な推進策の中間報告をまとめた。これを踏まえ、パラアスリートが優先的に使用できる施設の整備や、障害者スポーツを始めたい人向けの相談機能などを持つパラスポーツ情報センター(仮称)の創設について県の支援を求めた。 同協会の中西勝則理事長や車いすラグビー日本代表の若山英史さん(沼津市)らが県庁を訪れた。若山さんは「ぜひ多くの県民に試合を見てほしい」と話し、競技場の整備を求めた。
-
高校ラグビー静岡県大会開幕 東海大翔洋などシード校が順当勝ち
第102回全国高校ラグビー静岡県大会(静岡新聞社・静岡放送後援)の1回戦が23日、エコパ補助競技場で行われ、シード校の東海大翔洋、浜松工、聖光、科学技術はいずれも順当に上がった。11月6日に裾野市運動公園で行われる準決勝のカードは東海大翔洋-科学技術、聖光-浜松工となった。 ▽1回戦 東海大翔洋 80(45―0 35―0)0 浜松湖北 科学技術 43(14―0 29―7)7 合同(静岡・焼津水産・沼津工・桐陽) 聖光 76(26―5 50―0)5 清水南 浜松工 93(55―0 38―0)0 常葉大橘
-
日本、3戦全敗で1次リーグ敗退 ラグビーの女子W杯
ラグビーの女子ワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会は23日、オークランドで行われ、1次リーグB組で世界ランキング12位の日本は最終第3戦で同5位のイタリアに8―21で敗れ、3戦全敗の最下位で敗退となった。 日本は前半にフランカー細川(パールズ)がトライを挙げ、5―8で折り返した。後半はSO大塚(RKUグレース)のPGで一時同点としたが、再びリードされて終盤にトライを許した。(共同)
-
親子で楽しくラグビー体験 清水町で教室
静岡県ラグビーフットボール協会は22日、親子ラグビー教室を清水町の総合運動公園で開いた。同町を中心に県東部に住む園児、児童と保護者約40人が参加した。 講師を務めたのは元女子ラグビー日本代表で女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」の野毛伸子監督(36)=同町=と島田市出身で元ワールドカップ(W杯)日本代表の小野沢宏時さん(44)。参加者はラグビーボールを使って、親子でのパス回しやミニゲームを体験。どこに跳ねるか予測できない楕円(だえん)形のボールを追いかけ、汗を流した。 長泉小3年浅山剛丈君(8)は「ボールをみんなで運ぶのが楽しかった。上手になりたい」と話した。野毛監督は「楽しく体
-
留学帰り小野沢、聖光連覇へ闘志 個人スキルをチームに還元 全国高校ラグビー静岡県大会 23日開幕
「オーストラリア留学で磨いた個人スキルをチームに還元したい」。23日に開幕する全国高校ラグビー静岡県大会(静岡新聞社・静岡放送後援)に向け、連覇を目指す聖光のWTB小野沢謙真(2年)が意欲を高めている。小野沢は相手を巧みにかわす「うなぎステップ」で活躍した元日本代表・宏時氏の長男。留学先で学んだステップを父の教えと融合し、飛躍を誓う。 小野沢はヤマハ発動機スポーツ振興財団の助成を受け、4月から5カ月間、オーストラリア西岸の都市パースに留学。午前は語学学校に通い、午後から現地のクラブチームで練習する生活を送った。 179センチ、83キロと日本では大柄だが、現地では「周りはみんな自分より大き
-
イタリア戦に南、斉藤らが先発 ラグビー女子W杯1次リーグ
ラグビー女子ワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会の日本代表は21日、1次リーグB組最終第3戦のイタリア戦(23日・オークランド)の登録メンバーを発表し、主将のプロップ南(横河武蔵野)、ナンバー8斉藤(パールズ)が先発に入った。17―30で敗れた15日の米国戦から先発の顔ぶれに変更はなかった。 世界ランキング12位の日本は2敗の勝ち点0、世界5位のイタリアは1勝1敗の同5。日本が8強入りするためには、勝利した上で4トライ以上のボーナスポイントを含めた勝ち点5を獲得し、イタリアに勝ち点を与えないことが最低条件となる。
-
ラグビーNZ戦、6万3千枚販売 日本代表戦の最多観客数へ
日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事は19日、日本代表がニュージーランド代表と対戦するテストマッチ(29日・国立競技場)のチケットが既に6万3千枚以上売れたことを明らかにした。来場者の実数発表を始めた2004年以降、19年ワールドカップ(W杯)日本大会を除く国内代表戦の最多観客数5万7011人(7月9日・フランス戦)を上回る見通し。 同日開かれた理事会後に説明した。大学4年生が全国大学選手権後、卒業を待たずにリーグワン出場が可能となるよう規定を変更したことも明らかにした。
-
6年ぶり花園へ意欲「打倒私学」 浜松工高ラグビー部「環境の差埋める」 芝補修に授業の学び生かす
浜松市北区の浜松工業高ラグビー部が、6年ぶりの花園出場に向けて意欲を燃やしている。人工芝のグラウンドを持つ私立の強豪校と比べて環境面で劣る部分が多い中、部員は授業で学んだ測量技術を生かし、天然芝を大規模に補修して練習に励んできた。 同校は2016年から、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の取り組みでグラウンドに天然芝を植える実験を試みてきた。年月がたち土の露出が目立ってきたことから、部員が測量や整地を行い、今春に芝の補修を実施。けがのリスクが低下し、激しいプレーを伴う練習が可能になったという。 部員43人全員が自宅生で、中学までの経験者は7人のみ。それでも粘り強い守備力を発揮して新
-
車いすラグビー、日本は3位 世界選手権、デンマークを破る
車いすラグビーの世界選手権は16日、デンマークのバイレで行われ、3位決定戦で日本はデンマークを61―57で破った。(共同)
-
日本、米国に屈し2連敗 ラグビー女子W杯1次リーグ
ラグビーの女子ワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会は15日、ファンガレイで行われ、1次リーグB組で世界ランキング13位の日本は同6位の米国に17―30で敗れ、2連敗となった。米国は1勝1敗。 日本は前半にSH阿部(アルカス熊谷)のトライで先制し、5―3で折り返した。後半は10―8から3トライを許してリードされ、WTB今釘(アルカス熊谷)がトライしたが及ばなかった。23日に1次リーグ最終戦で世界5位のイタリアと対戦する。 1次リーグは12チームが3組に分かれ、各組2位までと、3位のうち成績上位の2チームが準々決勝に進む。(共
-
ラグビーの楽しさ知って 静岡ブルーレヴズ 松崎で子どもたち指導
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズと西伊豆町はこのほど、ラグビー体験会を松崎町の松崎高グラウンドで開いた。西伊豆町と松崎町の子どもたち15人が、現役選手やコーチからラグビーの楽しさを学んだ。 児童らは選手の指導を受けプレーを体験。ボールを蹴ったり、抱えて走ったりして汗を流した。山谷拓志社長は「将来スポーツを選ぶ時、ラグビーが選択肢の一つになったらうれしい」と話した。 田子小2年の山本留生君(8)は「初めてラグビーを体験した。選手が優しく教えてくれて楽しかった」と笑顔を見せた。 静岡ブルーレヴズと西伊豆町は10月上旬にパートナーシップ協定を結んだ。
-
日本、豪州Aに競り勝つ ラグビー強化試合、1勝2敗
ラグビーの強化試合が14日、大阪市のヨドコウ桜スタジアムで行われ、日本代表はオーストラリア代表の下に位置する同国A代表との第3戦に52―48で競り勝ち、1勝2敗で終えた。 日本は前半、FB山中(神戸)の先制トライなど5トライを挙げ、35―19で折り返した。後半は2点差に詰め寄られたが、途中出場のFWマキシ(東京ベイ)のトライで突き放し、逃げ切った。 オーストラリアA戦は代表キャップ対象のテストマッチではなく、日本は「ジャパン・フィフティーン」として対戦。29日には東京・国立競技場でニュージーランド代表とテストマッチを行う。
-
ラグビー、14日に豪州A第3戦 稲垣「結果にこだわる」
ラグビー日本代表は13日、オーストラリア代表の下に位置する同国A代表との第3戦に向け、会場の大阪・ヨドコウ桜スタジアムで前日練習を行った。2連敗で最終戦を迎え、今秋初出場となるプロップ稲垣(埼玉)は「まずは自分の役割をしっかりやりたい。落としていい試合は一つもない。(勝利という)結果にこだわりたい」と決意を示した。 終了間際に逆転された第2戦後は精度向上と意思統一に取り組んできた。フッカーの坂手主将(埼玉)は「落ち込んでいても仕方ない。自分たちのラグビーはみんな理解している。プレーの判断と正確性に集中したい」と語った。
-
西伊豆町、ブルーレヴズと協定 「伊豆半島にもラグビーを」
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズと西伊豆町はこのほど、地域のスポーツ振興や子どもの健全育成に関するパートナーシップ協定を締結した。クラブが県内市町と協定を結ぶのは8例目。同町のプロスポーツチームとの協定締結は2例目となった。 山谷拓志社長と選手4人が町役場を訪れ、星野浄晋町長と協定書を交わした。山谷社長は「県東部の市町との協定は初めて。伊豆半島にもラグビーが広まってほしい」と述べ、星野町長は「子どもたちがプロ選手と触れ合う機会は貴重。互いに良い部分を共有していきたい」と話した。 協定に基づき、9日には、同町と松崎町の小中学生が参加するラグビー体験会が松崎高で開かれた。
-
ラグビー、稲垣と流が先発 豪州A最終戦で日本代表
日本ラグビー協会は12日、オーストラリア代表の下に位置する同国A代表との最終第3戦(14日・ヨドコウ桜スタジアム)に臨む日本代表の登録メンバーを発表し、今秋、初出場となるプロップ稲垣(埼玉)や第1、2戦で控えスタートだったSH流(東京SG)が先発入りした。WTB松島(東京SG)は2試合連続で先発する。 終了間際に逆転負けした第2戦から先発3人を変更。膝を負傷したFW姫野(トヨタ)が外れ、ナンバー8はタタフ(東京SG)が出場する。バックスの山沢拓(埼玉)が控えとなった。
-
クリスマスはラグビー観戦を 静岡ブルーレヴズ、葛城北の丸宿泊付きチケット発売
高級ホテルに宿泊してクリスマスにラグビー観戦を-。ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズが17日から、葛城北の丸(袋井市)宿泊付きのホームゲーム観戦チケットを販売する。チケットは12月25日にヤマハスタジアムで埼玉を迎え撃つホーム開幕戦が対象で、購入者は前泊した上でスタジアム中央の特等席で試合を観戦できる。 葛城北の丸は2002年のサッカー日韓W杯で日本代表が利用し、19年のラグビーW杯ではアイルランド代表が宿泊したホテル。前夜の夕食後には日本代表で活躍した五郎丸歩クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)が、試合の見どころと23年にフランスで開催されるW杯の注目点を解説する。 料金
-
日本初戦負け、ラグビー女子W杯 カナダに5―41
ラグビーの女子ワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会は9日、ファンガレイで行われ、1次リーグB組で世界ランキング13位の日本は同3位のカナダに5―41で敗れ、黒星スタートとなった。 日本は前半5分、ロック高野(横河武蔵野)のトライで追い付いた。その後はモールなどから4トライを許して5―27で折り返し、後半は得点できなかった。15日に米国、23日にイタリアと対戦する。 1次リーグは12チームが3組に分かれ、各組2位までと、3位のうち成績上位の2チームが準々決勝に進む。(共同)
-
元ラガーマンら聖地で楕円球追う 「マスターズ花園」が初開催
40歳以上の元高校ラガーマンが出身校別にチームを組み、楕円球を追う「マスターズ花園」が9日、高校ラグビーの聖地・花園ラグビー場(大阪府東大阪市)で開幕した。初開催の今回は2日間の日程で1府10県の18チームが参加し、青春時代に思いをはせた。 試合は前後半20分ずつで、前半は55歳以上、後半は40~54歳が出場。年代ごとにラガーパンツの色を分け、60歳以上の選手へタックル禁止などのルールが設けられた。 9日の開幕戦では、岩手県の黒沢尻工高と大阪府の大阪工業大高(現・常翔学園高)のOBチームが対戦。選手たちは秋の曇り空の中、熱いプレ
-
ラグビー日本、豪州Aに逆転負け 強化試合、2連敗
ラグビーの強化試合が8日、福岡・ベスト電器スタジアムで行われ、日本代表はオーストラリア代表の下に位置する同国A代表との第2戦に21―22で逆転負けし、2連敗となった。 8―10で折り返した日本は後半、ナンバー8リーチ(BL東京)のトライ(ゴール)で逆転。その後、李承信(神戸)のPGで21―15としたが、終了間際にトライを許し、ゴールも決められた。 オーストラリアA戦は代表キャップ対象のテストマッチではなく、最終第3戦は14日に大阪市のヨドコウ桜スタジアムで行われる。
-
ラグビー姫野「一秒一秒大切に」 豪州第2戦の前日練習
ラグビー日本代表は7日、オーストラリア代表の下に位置する同国A代表との第2戦に向け、会場の福岡・ベスト電器スタジアムで前日練習を行った。フランカー姫野(トヨタ)は「チームの絆を、より強固にしようとやってきた。一秒一秒を大切にプレーしたい」と逆転負けした第1戦からの巻き返しを誓った。 首の手術後、復帰戦となるCTB中村(東京SG)は「帰ってこられたからには、自分のパフォーマンスに責任を持ってやりたい」と覚悟を口にした。同じく秋シーズン初出場のSO李承信(神戸)は「しんどい時間帯も訪れると思うが、特にアタックでリードしていきたい」と語った。
-
静岡BRと地域活性化へ 湖西市、パートナー協定
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)と湖西市は6日、スポーツによる地域活性化を目的にしたパートナーシップ協定を締結した。静岡BRと県内市町との協定締結は7例目。 両者は協力し、スポーツや地域の振興、青少年の育成支援を目指す。学校でのラグビー教室や、選手の市主催イベントへの参加、特産品のPRなどに取り組む。 市役所で行われた締結式で、山谷拓志社長と影山剛士市長が協定書に署名した。山谷社長は「県全体がホストエリア。湖西市民にも『おらがまちのチーム』と思ってもらいたい」とあいさつ。影山市長は「スタジアムで観戦し、一体となって盛り上がれるラグビーの魅力を多くの子どもにも知ってもらいた
-
ラグビー、松島と姫野が先発 日本代表、豪州A代表と第2戦
日本ラグビー協会は6日、オーストラリア代表の下に位置する同国A代表との強化試合第2戦(8日・ベスト電器スタジアム)に臨む日本代表の登録メンバーを発表し、ともに第1戦で控えからプレーしたWTB松島(東京SG)、フランカーの姫野(トヨタ)が先発に名を連ねた。 けがの影響でベンチ外だった21歳のSO李承信(神戸)と31歳のCTB中村(東京SG)も先発入りした。第1戦は後半に逆転されて22―34で敗れ、オンラインで記者会見したジョセフ・ヘッドコーチは「後半もプレッシャーをかけられるようにしたい。中村の経験が必要になってくる」と期待を語った。
-
ラグビーW杯の感動継承 エコパで3周年イベント 関西大学Aリーグが熱戦
2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の会場エコパスタジアム(袋井市)でこのほど、W杯の開催3周年イベント(関西ラグビーフットボール協会、県ラグビーフットボール協会主催)が開かれた。静岡県内で初めて関西大学ラグビーAリーグの公式戦が行われ、同志社大と関西大の1点を争う好ゲームがラグビーファンを沸かせた。 試合は後半の主導権を握った同志社大が、終盤に三つのペナルティーゴールで逆転勝ちを収めた。敗れた関西大も、前半3トライを決めるなど見せ場をつくった。両チーム一歩も譲らない熱戦にスタンドからは歓声や拍手が起こった。 プレイヤーオブザマッチに輝いた同志社大の奥平都太郎選手は「エコパスタジアム
-
ラグビー、日本は豪州Aに敗れる 強化試合第1戦
ラグビーの強化試合が1日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本代表はオーストラリア代表の下に位置する同国A代表との第1戦に22―34で逆転負けした。 秋シーズン初戦となった日本は3PGを決めて9―6で折り返した。後半はWTBのフィフィタ(花園)松島(東京SG)のトライなどで9点差をつけた後に3トライを許した。 オーストラリアA戦はキャップ対象となるテストマッチではなく、日本は「ジャパン・フィフティーン」として3試合を戦う。
-
ラグビー坂手、秋初戦「楽しみ」 10月1日に豪州Aと対戦
ラグビーの日本代表が30日、オーストラリア代表の下に位置する同国A代表との第1戦(東京・秩父宮ラグビー場)の前日練習を試合会場で行った。フッカーの坂手主将(埼玉)は秋シーズン初戦に「久しぶりの試合で楽しみ。(相手は)すごくハングリーなチームなのでは」と話し、来年9月開幕のW杯フランス大会へ、日々の積み重ねの重要性を強調した。 代表キャップを持たず、司令塔役のSOで先発する中尾(BL東京)はタックルが持ち味。今夏のオフに6、7キロ減量して、スピードや体力の向上に努め「持っている力をすべて出して、楽しんでいる姿を見せられたらいい」と意気込んだ。
-
リーチが先発、松島は控え ラグビー豪州A代表戦
日本ラグビー協会は29日、オーストラリア代表の下に位置する同国A代表との第1戦(10月1日・秩父宮ラグビー場)の日本代表登録メンバーを発表し、フッカーの坂手主将やナンバー8のリーチが先発入りした。けがで6、7月の代表活動に参加しなかったバックスの松島、FW姫野は控えに回った。 負傷者が出ているSOは代表キャップを持たない中尾が先発し、SH斎藤とハーフ団を組む。オンラインで記者会見したジョセフ・ヘッドコーチは「(松島らは)後半からしっかり貢献してくれると思う。いいパフォーマンスをして勝つことが一番重要」と語った。 日本にとって秋シ
-
男子ヘッドコーチにエイモー氏 ラグビー7人制男子
日本ラグビー協会は29日、2016年リオデジャネイロ五輪の7人制で英国男子代表を銀メダルに導いたサイモン・エイモー氏(43)が7人制男子日本代表のヘッドコーチ(HC)に就任したと発表した。昨年12月からは男女の日本代表テクニカルディレクターを務め、今後は成績不振に陥っている男子の強化に集中する。 東京都内で記者会見したエイモー氏は「日本選手の強みにフィットしたスタイルを落とし込む」と決意を表明。敏しょう性や分析力を長所に挙げて「どういう相手であれ(勝つ)チャンスがある」と意気込んだ。 男子の日本はリオ五輪で4位と躍進したが東京五
-
静岡県内巡ってポイント集めよう 東京五輪・パラ、ラグビーW杯記念
静岡県は10月まで、東京五輪・パラリンピックとラグビーワールドカップを記念したレガシーイベントを実施している。県内各地のスポットで撮影した写真を投稿すると県産品がもらえるインスタグラムキャンペーンや、各スポットを巡ってポイントを集めるデジタルスタンプラリーを展開している。 県は各大会に縁のある県内の鉄道駅やスタジアム、合宿地などの約50カ所にスポットを設置している。 10月30日まで募集するインスタグラムキャンペーンは、県スポーツ局のアカウントをフォローしてスポットの看板を写真撮影し、「#しずおかでわくわく」を付けて投稿すると、20人にイチゴなど特産品が抽選で当たる。 スタンプラリーは
-
残り1年は仕上げの競争 W杯見据えジョーンズ監督
【ロンドン共同】ラグビーの2023年ワールドカップ(W杯)フランス大会で日本と同じ1次リーグD組のイングランドを率いるエディー・ジョーンズ監督が26日、報道陣の取材に応じ「最後の12カ月は、どのチームが最高の状態に仕上げられるかの競争になる」と来年9月に開幕する本大会を見据えて語った。 11月にはW杯で対戦するアルゼンチン、日本とテストマッチを行う。15年W杯で日本を歴史的3勝に導いた同監督は「当時のヒーローで今も残るのはリーチ、稲垣、松島くらい。新しいチームに生まれ変わり、最近はトンガ色も強くなっている」との印象を口にした。
-
大阪・常翔学園ラグビー部員盗撮 自主退学、監督は辞任
私立常翔学園高校(大阪市旭区)のラグビー部員の男子生徒3人が女性の着替えを盗撮し、8月に自主退学したことが26日、同校への取材で分かった。不祥事の責任を取り、同部の野上友一監督が辞任した。同校は全国高校ラグビー大会で5回の優勝を誇る強豪。 同校によると、3人は7月下旬、合宿施設の脱衣所で着替えていた女性をスマートフォンで動画撮影した。女性がその場でスマホを発見し、動画を削除した。学校の聞き取りに対し、3人は事実関係を認めて女性に謝罪した。 田代浩和校長は「他の部員は無関係であり、部の活動は継続する。再発防止に努める」とのコメント
-
ラグビー女子、NZに大敗 15人制テストマッチ
ラグビー15人制女子のテストマッチが24日、ニュージーランドのオークランドで行われ、世界ランキング13位の日本代表は同2位でワールドカップ(W杯)5度優勝のニュージーランド代表に12―95で大敗した。両チームは初対戦だった。 日本は前半から次々とトライを許し、フランカー斉藤(パールズ)がトライを挙げたものの、7―45で折り返した。後半は8トライを奪われ、1トライによる5得点にとどまった。 10月8日にW杯NZ大会が開幕し、日本は9日に1次リーグ初戦を迎える。(共同)
-
静岡、ホームで快勝 ラグビー・リーグワン練習試合 3部クリタに
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズは23日、今季ホーム初の練習試合を大久保グラウンドで行い、同3部のクリタウォーターガッシュ昭島と対戦した。試合はWTBツイタマの5トライなどで静岡が49-14で勝利した。 静岡 49(28―0 21―14)14 クリタ ■キックが起点に 22メートル区域の攻防に課題 開幕に向け新たなレヴズスタイルを構築する途上で攻守に手応えを示した。時折激しく雨が降る難しい状況の中で格下に快勝し、堀川ヘッドコーチは「試合コントロールで問題点は改善している」と一定評価を与えた。 上位相手に終盤までリードしながら勝ちきれず8位に終わった昨季の反省を踏まえ、こ
-
ラグビー坂手主将「すごく充実」 宮崎合宿を公開
ラグビーの日本代表候補は20日、宮崎市での合宿を公開し、実戦形式の練習などで汗を流した。この日は8強入りした2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の初戦から3年の節目。フッカーの坂手主将(埼玉)は「すごく充実している。みんなの理解度も高い。(当時と)比べてもいい形で進めている」と手応えを語った。 秋の実戦は10月1日に代表候補として臨む強化試合で始まる。坂手は「ゲームが近づいている。グラウンドで表現できることが楽しみ」と明るい表情で話した。 台風14号を考慮し、直前に合宿していた大分県別府市から予定を早め、17日に宮崎入りした
-
静岡市、スポーツで活性化 プロチームと連携企画始まる 企業版ふるさと納税活用
静岡市は16日、スポーツを生かしたまちづくりに向け、同市をホームタウンとするプロスポーツチームとの連携プロジェクトを始動した。企業版ふるさと納税を活用してチームと共にイベントや講座を展開し、スポーツ振興や青少年の健全育成、健康長寿の推進につなげる。 同市にはサッカーやバスケットボール、ラグビーのプロチームがある。市中山間地「オクシズ」を拠点にした卓球のプロチーム創設を目指す動きもあり、市はスポーツを通じた地域活性化に力を入れている。 プロスポーツチームとの連携は、市民に夢や希望を与える「スポーツの力」を体感できる地方創生プロジェクトと位置付け、16日に企業版ふるさと納税の寄付対象事業に加
-
関西大学ラグビー エコパ戦200人招待 静岡県、20日まで募集
静岡県は袋井市のエコパスタジアムで25日に行われるラグビー関西大学リーグの同志社大―関西大戦に、抽選で200人を招待する。県内の小学生家族50組100人と、中学生か高校生100人に観戦チケットを贈る。 リーグ戦は、エコパで試合が行われた2019年ラグビーワールドカップの3周年記念イベントとして県ラグビーフットボール協会が企画した。 希望者は20日までに県スポーツ政策課ホームページに掲載された応募フォームから申し込む。当落は21日、応募時に登録したメールアドレスに連絡する。問い合わせは同課<電054(221)3375>へ。
-
埼玉―BL東京で12月開幕 ラグビーのリーグワン
ラグビーのリーグワンは16日、創設2季目となる2022~23年シーズンの日程を発表し、1部は開幕日の12月17日に昨季王者の埼玉―BL東京(埼玉・熊谷ラグビー場)など3試合が行われる。レギュラーシーズンの上位4チームがトーナメント方式のプレーオフに進み、決勝は来年5月20日に実施する。 1部のレギュラーシーズンは12チームが2組に分かれ、同組内で2回戦総当たりのリーグ戦、別の組のチームとは1試合ずつ対戦してそれぞれ16試合を戦う。 2部は6チーム、3部は5チームが参加し、ともに今年12月17日にスタート。入れ替え戦も行う。
-
ラグビーの魅力学ぶ 静岡ブルーレヴズ選手が指導 三島北小5年生
2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップ(W杯)レガシー推進校の指定を受ける三島市立北小で13日、ラグビーリーグワンの静岡ブルーレヴズによる体験授業が行われた。 参加した5年生は数人のグループで輪になってパスの練習に取り組んだほか、列に並んでラグビーボールを頭の上や股の下などから後ろの人に受け渡す体験も行った。指導に当たったブルーレヴズの選手らは、パスをする人に「取りやすいボールを出す」、受け取る側には「声を出して合図を送る」などとアドバイスし、「仲間がミスしたらみんなで励ます。勝負の時こそポジティブに」と呼びかけた。 ラインアウトのリフトも体験し、選手に持ち上げられた児童が
-
ラグビー7人制W杯の女子帰国 最高の9位、平野主将「自信に」
ラグビー7人制のワールドカップ(W杯)で史上最高の9位となった女子日本代表が14日、南アフリカのケープタウンから帰国してオンラインで記者会見し、平野主将は「前に出る防御と、トライまで持っていける攻撃は自信になった」と収穫を口にした。 1回戦で東京五輪銅メダルのフィジーに敗れて目標のベスト8はならなかったが、下位による順位決定戦では3連勝した。平野はタックルなどを今後の課題に挙げて「どれだけ精度を高められるかが大事」と決意を新たにした。 コーチ兼任で34歳のベテラン中村は「個々のスピードが上がってきている。8強入りの壁を破るための
-
ラグビー静岡ブルーレヴズ 磐田・今之浦公園北側にオフィス移転 カフェ併設、交流拠点に
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズは13日までに、本社機能を持つオフィスを磐田市今之浦に移転した。移転先は、今年3月に整備が完了し、多くの親子連れらでにぎわう今之浦公園の北側。カフェを併設する予定で、ファンや地域住民との交流も促す拠点にしていく。 従業員増加に伴い、社内の連携を円滑化する執務スペースを確保するため、JR磐田駅北口の複合商業ビル「天平のまち」から移転し、建て替えられたばかりの2階建て貸しビルに入居した。2階にフリーアドレスの執務スペースを設け、管理部門や事業担当のスタッフら約30人が利用する。 1階にはハンバーガーやステーキなどを提供する約30席のカフェが11月下旬に
-
市民に運動機会提供「感謝DAY」 御殿場市スポーツ協会など企画
NPO法人御殿場市スポーツ協会などは11日、市民に運動の機会を提供する「スポーツ感謝DAY」を市陸上競技場で開いた。 ラジオ体操とノルディックウオーキング、椅子を使ったヨガ、未就学児向けの運動遊びなど楽しみながら体を動かせるプログラムを用意した。 タグラグビー体験では、小学生が楕円(だえん)球を手になじませた後、ミニゲームを行った。相手を巧みにかわしてトライを決め笑顔を見せた。
-
新スローガン「私たちのチーム」 ラグビー、代表候補合宿を公開
ラグビーの日本代表候補は13日、大分県別府市での合宿を公開し、一時雨も降る中、15人対15人での実戦形式の練習などに取り組んだ。プロップ稲垣(埼玉)は今季から「私たちのチーム」を意味する「OUR TEAM」をスローガンに掲げていると明かし「どのくらいの意志でチームに貢献しようとしているか(強い気持ちが)求められる」と語った。 2019年ワールドカップ(W杯)日本大会では「ONE TEAM」(ワンチーム)が話題になった。稲垣は「新しい文化を取り入れていく必要がある。スタンダードを上げ、自分たち独自のチームをつくり上げていく」と話した。
-
W杯代表に南、松田ら32人 ラグビー女子15人制日本
日本ラグビー協会は13日、15人制女子のワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会(10月8日開幕)の日本代表登録選手として、2大会連続出場のプロップ南主将(横河武蔵野)、バックスで20歳の松田(日体大)ら32人を発表した。 前回主将のFW斉藤(パールズ)やSH阿部(アルカス熊谷)も選出。オンラインで記者会見したマッケンジー・ヘッドコーチは「体を強くすることを目標にしてきた。ベストなラグビーを見せたい」と語った。 世界ランキング13位の日本は15日に出発し、24日にW杯前最後のテストマッチとして世界2位のニュージーランド代表と対
-
喪章着け黙とう、試合延期も 英女王死去でスポーツ界
【マンチェスター(英国)共同】エリザベス女王の死去を受けてスポーツ界は8日、各地で追悼ムードが広がった。英国ではサッカーのマンチェスター・ユナイテッドの本拠地で行われた欧州リーグのレアル・ソシエダード(スペイン)戦で、選手や審判が喪章を着けて試合前に黙とうし、ピッチサイドの広告用の電光掲示板が消された。 敵地でチューリヒ(スイス)と対戦したアーセナルは、試合中の訃報で後半から喪章を着けて登場。イングランド2~4部を管轄するフットボールリーグ(EFL)は9日の2試合を延期すると発表した。 ロイター通信によるとラグビー、クリケット、
-
ラグビーリーグワン スミスと奥村 静岡の共同主将に
ラグビーリーグワン1部の静岡は8日、新シーズンの共同主将にナンバー8のクワッガ・スミスとFB/WTBの奥村翔が就任したと発表した。 クラブを通じ、スミスが「自ら模範を示しながら全力でチームをけん引したい」と意欲を示せば、奥村も「レヴズスタイルをさらに進化させ、一日一日の積み重ねを大切に日本一のチームをつくる」と誓いを立てた。
-
翔洋、聖光などシード 全国高校ラグビー静岡県大会組み合わせ
第102回全国高校ラグビー県大会(静岡新聞社・静岡放送後援)の組み合わせ抽選会が7日、草薙総合運動場陸上競技場で行われた。全国大会への切符を懸けて8チームがトーナメント形式で争う。 県高校総体の成績を基に、東海大翔洋、浜松工、聖光、科学技術がシード。焼津水産、静岡、沼津工、桐陽の4校は合同チームで出場する。県総体を制した東海大翔洋は浜松湖北、前年覇者の聖光は清水南と初戦でぶつかる。 東海大翔洋の津高監督が「3年生が多く、攻撃も守備もハードワークし続けるのが今年の特長。テンポよくボールを展開したい」と決意を示せば、4月から指揮を執る聖光の松山監督も「いろいろなプレーができ引き出しが多いのが
-
ラグビーW杯3周年 袋井の3小学校で巡回展 写真や記念品並ぶ
袋井市のエコパスタジアムが会場の一つとなったラグビーワールドカップ(W杯)2019の開催から3周年を迎え、同スタジアムを運営するエコパハウスは10月14日まで、市内の小学校3校で巡回展示を実施している。 本県で開かれた国際的スポーツイベントのレガシー事業の一環。写真や記念品を展示し、国内外のファンから「静岡ショック」として知られる、日本対アイルランド戦をはじめ、当時の盛り上がりを振り返る。16日までは山名小、その後は袋井西小(20~30日)、高南小(10月3~14日)で開催する。 山名小5年の岩瀬裕人君(10)は当時テレビでW杯を見ていたといい「ラグビーを始めるきっかけになった大会。僕も
-
記者コラム「清流」 不屈の精神
日本代表が強豪アイルランドを破った「静岡ショック」で日本中を熱狂させたラグビーワールドカップから3年がたとうとしている。記者も、何度倒されても果敢に立ち向かうラガーマンの“不屈の精神”に魅せられ、テレビの前で声援を送った一人だ。 3カ月後、静岡ショックの舞台・袋井市に異動になった。ラグビー取材は楽しみの一つだったが、同時期に新型コロナが流行した。ラグビー熱に水を差された地元からは落胆の声が聞かれた。「何でこのタイミングなんだろう」。大会に関わった市職員のつぶやきが忘れられない。 感染拡大から2年が経過し、袋井では再びの盛り上げに向けた取り組みが進められている。コロ
-
流、来年のW杯が「最後」 ラグビー、6月に入院
大分県別府市で合宿しているラグビー日本代表候補で30歳のSH流が6日、取材に応じ、W杯は来年のフランス大会が自身最後になると位置付けた上で「日本代表としてのキャリアの最後をしっかりといい成績で締めたい」と覚悟を語った。 前回の代表活動期間はコンディション不良のため6月上旬に途中離脱となった。詳細は明らかにしなかったが「体に異変があり、10日間くらい入院した。運動制限で1カ月半くらいはほぼ何もできない状態だった」と説明。体力を元に戻している途中で「9月22日くらいに完全復帰する予定。認められて、メンバーに入って試合に出たい」と笑顔で意欲を示した。
-
ラグビー、松島「新鮮な気持ち」 日本復帰、代表候補合宿に
ラグビーの日本代表候補は5日、大分県別府市で秋のテストマッチに向けた合宿をスタートし、フランス1部リーグから日本に復帰したWTB松島(東京SG)らが実戦に近い接触を伴うメニューで汗を流した。故障のため6、7月の代表活動に参加しなかった松島は「久しぶりにラグビーができて、新鮮な気持ちでやれた」と充実感を漂わせた。 同じくけがから代表活動に戻った28歳のナンバー8姫野(トヨタ)は別メニューだったが、明るい表情。「若い選手と今から融合していくところ。より濃い時間を過ごしていくことが大事」と強調した。 別府合宿は18日まで実施し、その後
-
五郎丸さん、井上康生さん企画 磐田でスポーツ体験 一流アスリートが児童指導
世界レベルで活躍した一流アスリートの指導でスポーツを楽しむ「キッズスポーツディ」(チームキッズスポーツ、静岡新聞社・静岡放送主催)が4日、磐田市の竜洋海洋公園で開かれた。ラグビー元日本代表の五郎丸歩さんとシドニー五輪柔道金メダリストの井上康生さんが発起人。静岡県内外から小学4~6年生44人が参加し、ラグビーと柔道を体験した。 子どもたちに楽しく体を動かし、スポーツへの関心を高めてもらおうと企画した。五郎丸さんと井上さんのほか、ラグビーと柔道の元日本代表選手8人が講師を務め、基礎から子どもたちを手ほどきした。 ラグビーのプログラムでは、子どもたちが五郎丸さんや元日本代表主将の広瀬俊朗さん、
-
松島、姫野ら代表候補に復帰 ラグビー、大分で合宿
日本ラグビー協会は2日、大分県別府市で5日に始まる日本代表候補合宿に参加する52人を発表し、6、7月の活動はけがで不参加だったWTB松島(東京SG)、ナンバー8姫野(トヨタ)が名を連ねた。CTB中村(東京SG)も復帰した。 フランカーのリーチ(BL東京)、プロップ稲垣、フッカー坂手も入ったが、36歳のフッカー堀江(以上埼玉)は休養のため外れた。ジョセフ・ヘッドコーチは「選手は自分でポジションを奪いにいってほしい」と期待を込めた。 日本代表候補で編成するチームは10月、オーストラリア代表の下に位置する同国A代表と日本で3試合を戦う
-
静岡人インタビュー「この人」 ジュビロ磐田と連携した事業で地域活性化を目指す 清水聖也さん
サッカーJリーグ1部(J1)ジュビロ磐田とコラボしたレンタカー事業や地元農産物・飲食物を販売するマルシェ、カフェ、コインランドリーの複合店舗を開き、地域の活性化に取り組む。ガス・石油販売の第一商事社長。磐田市出身。49歳。 -各事業の狙いは。 「レンタカーは、売上金の一部をチームの強化支援に充てる仕組み。ジュビロを応援しつつ、試合日に車でスタジアムを訪れてもらい、市内の観光にもつなげる狙いで始めた。複合店舗はもともと取り組んでいるコインランドリー事業の集客のため、洗濯の待ち時間にマルシェやカフェに寄ってもらうことを想定した。コロナ禍で苦しむ地元の農家や飲食店に新たな販路を提供したい」
-
女子ラグビー「また成長できた」 15人制の南主将、W杯へ手応え
10月8日開幕のラグビー15人制女子W杯ニュージーランド大会に出場する日本代表が29日、南アフリカ、アイルランドと戦って2勝2敗だった7、8月の国内テストマッチを終えて東京都内で総括記者会見に臨み、プロップ南主将は「勝って負けてを繰り返し、また成長できた」と手応えを口にした。 27日にはアイルランドに通算7度目の対戦で初勝利を挙げた。着実に強化が進み、カナダ出身で2019年就任のマッケンジー・ヘッドコーチは「チームが勇敢に立ち向かえるようになってきた」と誇らしげに語った。 来月に長野県で合宿して現地入りし、24日にニュージーラン
-
日本、アイルランド破る ラグビー女子が初勝利
ラグビー15人制女子のテストマッチは27日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、世界ランキング13位の日本が同6位のアイルランドを29―10で破った。7度目の対戦で初勝利を挙げ、10月開幕のワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会へ弾みをつけた。 日本は先制を許したが、2トライを奪って逆転し、12―5で折り返した。後半はFB松田(日体大)の自身2トライ目を含む3トライで点差を広げた。 日本は南アフリカとの2試合を含め、7、8月の国内テストマッチ4試合を2勝2敗で終えた。
-
アルゼンチンがNZ破る ラグビー南半球4カ国対抗
ラグビーの南半球4カ国対抗第3節は27日、ニュージーランド(NZ)のクライストチャーチなどで行われ、アルゼンチンがニュージーランドを25―18で破り、2勝1敗とした。敵地のニュージーランドで勝利するのは初めて。来年のワールドカップ(W杯)フランス大会では1次リーグで日本と同じD組に入る。ニュージーランドは1勝2敗。 オーストラリアは南アフリカに25―17で勝ち、2勝1敗とした。(共同)
-
ラグビー佐藤「激しく前に出る」 15人制女子代表が前日練習
ラグビーの15人制女子の日本代表は26日、アイルランドとのテストマッチ第2戦に向けて会場の東京・秩父宮ラグビー場で前日練習を行い、ロック佐藤は「激しく前に出続けられるように頑張る」と力強く話した。 世界ランキングは日本が13位、アイルランドは6位。20日の第1戦は序盤にリードしたものの、FW戦で圧倒されて22―57と突き放された。 ワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会(10月8日開幕)前では最後の国内テストマッチで、メンバー選考でも重要な実戦となる。SH阿部は「(26日の)練習では力んでしまった。リラックスしてプレーしたい
-
平野、中村ら代表候補 ラグビー7人制W杯の女子
日本ラグビー協会は25日、南アフリカのケープタウンで9月9~11日に行われる7人制ワールドカップ(W杯)に出場する女子日本代表の候補選手14人を発表し、主将を務める東京五輪代表の平野(ながとブルーエンジェルス)、コーチ兼任の中村(ナナイロプリズム福岡)らが入った。 9月1日に遠征する13人を決め、大会前日に登録メンバー12人を発表する。東京都内で記者会見した平野は「しっかりチームをプレーで引っ張っていきたい」と決意し、チーム最年長の34歳、中村は「我慢強く、忍耐強く(プレーする)というところを体現したい」と語った。
-
新秩父宮、鹿島代表のグループに 整備事業者を選定、24年着工へ
日本スポーツ振興センター(JSC)は22日、東京・明治神宮外苑地区の再開発で建て替える秩父宮ラグビー場を整備、運営する事業者に、大手ゼネコン鹿島が代表のグループを選んだと発表した。採用された提案では施設整備費は約490億円とし、入札金額は約82億円。2024年にも着工し、27年12月末に利用を開始する予定。 建設、運営を民間に委託する「PFI方式」を採用。鹿島のグループ構成企業には三井不動産、東京建物、東京ドームが名を連ねた。選考は総合評価方式で行われ、鹿島のグループの提案は機能やデザインを含めた技術、価格ともに最も高い評価点を得た。
-
コザチュク選手 日本代表戦観戦 ラグビー・アザレア入団
袋井市を拠点とするラグビー女子7人制チーム「アザレア・セブン」に入団したウクライナ代表のナタリア・コザチュク選手が20日夜、同市のエコパスタジアムで行われたラグビー女子の日本-アイルランド戦を観戦した。 スタンドで試合を見詰めたコザチュク選手は日本代表のプレーについて「スピードと技術、組織力が素晴らしい」と印象を語った。26日にアザレアの練習に合流する予定で「今日観戦して、早くチームの一員としてプレーしたいと改めて思った」と意欲を示した。 エコパスタジアムは2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の開催地。初めてスタジアム内に入り、「W杯の舞台に来られて光栄。大きくて雰囲気も良い」と興奮
-
親子連れら、パラ競技体験 東京、開幕1年を前に
東京パラリンピック開幕から24日で1年となるのを前に、東京都は20日、パラ競技の体験イベントを駒沢オリンピック公園(世田谷区)で開いた。多くの親子連れらが訪れ、ゴールボールや車いすラグビーといった競技の魅力を体感した。 参加者は、講師役のパラリンピアンらと交流。専用のゴーグルを着けてパラ陸上用の車いすを操作し、仮想現実(VR)でパラアスリートの身体能力を感じられる装置などを楽しんだ。 脚に障害がある世田谷区の小学3年谷本優翔さん(9)は、車いすフェンシングを体験し「剣の持ち方が難しかったけど、楽しかった」と笑顔だった。
-
ウクライナ選手 入団「アザレア・セブン」と初顔合わせ 袋井
袋井市を拠点とするラグビー女子7人制チーム「アザレア・セブン」に入団したウクライナ代表のナタリア・コザチュクが19日、チームの練習に足を運び、所属選手と初めて顔を合わせた。練習前に会話を交わしたコザチュクは「みんな親しみやすく、エネルギーをもらった。早く一緒にプレーしたい」と笑顔を見せた。 コザチュクは「ウクライナは離れた国だが、人道支援をしてくれて感謝している」と改めて思いを吐露。チームでは「自分はスクラムプレーヤー。持ち味のコンタクトやタックルも生かし、要求されたことに対して自分のベストで応えたい」と意気込んだ。 20日には女子ラグビーの日本-アイルランド戦をエコパスタジアムで観戦し
-
ラグビー谷口元理事処分 出版書籍で秘密保持違反
日本ラグビー協会が谷口真由美元理事(47)をけん責処分としていたことが19日、関係者への取材で分かった。今年1月スタートのリーグワン立ち上げに向けた審査委員長などを務めた際に得た情報を著書に掲載したことが秘密保持義務に違反するとしている。 谷口氏は取材に対し「協会で自身の考えについて説明したいと求めても拒否されたため、本で記すしかなかった。より良い組織になることを望む」とコメントしている。 谷口氏は2019年6月に日本協会理事就任。トップリーグを刷新した新リーグの法人準備室長、3部制のチーム振り分けなどを審議する審査委員長を務め
-
「静岡ショック」女子も再現へ ラグビー日本代表、20日にエコパで国際試合
女子15人制ラグビーの国際試合で、20日にエコパスタジアム(袋井市)でアイルランド代表と対戦する日本代表が17日、静岡県入りした。宿泊地の御前崎市では歓迎セレモニーが行われ、2019年の男子ワールドカップ(W杯)で日本代表がアイルランド代表を破った“静岡ショック”の再現を誓った。 柳沢重夫市長と静岡カントリー浜岡コース&ホテル(同市)の松本徹支配人が歓迎の言葉を述べ、メロンなど特産品をチームに贈呈した。チームは感謝の印としてサイン入りジャージーを寄贈した。 南早紀主将(26)は「一丸となってアイルランド代表を撃破し、(10月に開幕する女子の)W杯に弾みを付けたい」
-
ウクライナ選手「エコパ楽しみ」 アザレア入団で来静 ラグビー女子
袋井市を拠点とするラグビー女子7人制チーム「アザレア・セブン」に入団したウクライナ代表のナタリア・コザチュクが17日午後、静岡入りした。コザチュクは「2019年ラグビーワールドカップの会場になったエコパスタジアムでプレーできるのがとても楽しみ」と意欲を示した。 県ラグビーフットボール協会によると、来静前に、ウクライナ人の父を持つ大相撲の第48代横綱大鵬(故人)の孫の王鵬らと交流したという。 19日に練習に合流し、20日はエコパスタジアムで行われる日本-アイルランド戦を観戦する予定。
-
袋井市長、アイルランドを激励 20日にエコパでラグビー国際試合
テストマッチを前に、袋井市の大場規之市長が17日、磐田市内で合宿中のアイルランドチームを訪問した。試合に向け、袋井市との関わりが深い同国の選手を激励した。 同市は昨年開かれた東京五輪の事前キャンプで約1カ月にわたり同国代表の計11競技129人の選手、スタッフを受け入れた。毎年3月に同国最大の行事「セント・パトリックス・デー」の関連イベントを開催するなど、キャンプ受け入れを契機にスポーツ以外の分野でも交流している。 大場市長は同市特産のクラウンメロンを贈り「メロンを食べてベストを尽くしてほしい。市民を挙げて応援する」とエールを送った。キャプテンのニコラ・フライデー選手は「温かい歓迎の気持ち
-
ラグビー平野「ほっとしている」 上位復帰の7人制女子帰国
ラグビー7人制の国際大会、チャレンジャーシリーズ(サンティアゴ=チリ)で優勝し、ワールドシリーズ全戦に出場できる上位グループ復帰を果たした女子の日本代表が17日、帰国してオンライン取材に応じ、主将の平野は「女子ラグビーの未来が懸かった大事な大会だった。まずはほっとしている」と喜びを語った。 優勝チームが上位グループに昇格する大会で、決勝はポーランドを17―0で完封した。防御の堅さが光り、コーチ兼任の34歳、中村は「小さくてもフィジカルで負けないという自信になった」と笑顔で話した。 9月には南アフリカのケープタウンで行われるワール
-
アザレア加入 ウクライナ選手「安全にラグビー、夢のよう」
袋井市を拠点とするラグビー女子7人制チーム「アザレア・セブン」に入団したウクライナ代表のナタリア・コザチュク選手(24)が15日、清宮克幸代表理事と都内で面会した。ロシアによるウクライナ侵攻以降、競技できない状況に追い込まれ「安全にラグビーができるのがうれしい。夢のようだ」とチームへの貢献を誓った。 日本でプレーする理由に関し「人道支援につなげることも目的だ」と強調。自身のプレーを通じてウクライナに対する関心を高めたいと意気込んだ。 清宮氏は「できることは何でもする」と快く迎え入れ、「彼女が幸せになることが、チームの喜びになる。これから始まる日本での生活をチームメンバーも一緒に楽しみたい
-
アルゼンチンが豪に快勝 ラグビーの南半球4カ国対抗
ラグビーの南半球4カ国対抗は13日、ヨハネスブルクなどで行われ、アルゼンチンがオーストラリアに48―17で快勝した。ニュージーランドは南アフリカを35―23で下し、4チームが1勝1敗となった。(共同)
-
ラグビー7人制、日本女子が4強 チャレンジャーシリーズ
ラグビー7人制の国際大会、チャレンジャーシリーズは13日、チリのサンティアゴで行われ、女子で1次リーグF組の日本はカザフスタンに26―5で勝った。3連勝で進んだ準々決勝もベルギーに31―0で快勝し、準決勝に進出した。 優勝チームが来季のワールドシリーズ(WS)全戦に出場できる上位グループに昇格する。(共同)
-
元代表冨田選手が児童指導 20日エコパ、ラグビー女子代表戦
ラグビー女子の太陽生命ジャパンラグビーチャレンジシリーズで日本代表がアイルランド代表と20日に袋井市のエコパスタジアムで対戦するのに合わせ、小学生対象のラグビー教室が同日午後4時半から同スタジアムで行われる。 指導するのは元日本代表で現在はフランスでプレーする冨田真紀子選手。地元チーム・アザレアセブンの選手も参加する。対象は小学1~6年生で先着30人。参加費は無料。 同日は試合のハーフタイムに袋井商工会議所の協力で花火を打ち上げるほか、小学生と浴衣を着た人を対象にスーパーボールすくいやヨーヨー釣りなどの縁日を開く。スタジアム2階では「お茶のかねまつ」のかき氷やカケガワビールなどの販売も行
-
ウクライナ選手入団 袋井拠点の女子ラグビー「アザレア・セブン」
静岡県ラグビーフットボール協会などは12日、袋井市を拠点とするラグビー女子7人制チーム「アザレア・セブン」に、ウクライナ国籍のナタリア・コザチュク選手(24)が入団すると発表した。 ポジションはプロップ。身長170センチで体格が良く、ウクライナ代表の経験もある。アザレア・セブンが戦力強化や戦時下の人道支援などを目的に、現地のラグビー協会を通じて入団希望選手を募り、5月にコザチュク選手が意欲を示したという。 13日に来日し、19日にチームに合流予定。コザチュク選手は「日本に行くのが楽しみ。ワクワクしている」などと意気込んでいるという。
-
東レアローズ×静岡ブルーレヴズ バレーとラグビー小学生に指導
バレーボールVリーグ男子の東レアローズ、ラグビーリーグワンの静岡ブルーレヴズによる体験講座「ミシマスポーツフェス」(三島市主催)が10日、同市の東レ体育館で開かれた。静岡県内の小学生72人が参加し、バレーボールとラグビーの基本を体験した。 バレーボールではアローズの選手やスタッフが講師を務め、児童らは上級生と下級生に分かれてトスやスパイク、レシーブなどの指導を受けた。チームでボールを落とさないようトスを上げ続けるゲームでは、必死に食らいついてボールをつないだ。ラグビーではブルーレヴズの育成普及チームスタッフが指導に当たり、子供らはタックルやボールを使った遊びなどを楽しんだ。 市立徳倉小5
-
静岡ブルーレヴズ、菊川市とパートナー協定 ラグビー教室などで協力
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)と菊川市が9日、スポーツ振興などに関するパートナー協定を締結した。静岡BRと県内市町との協定締結は磐田や浜松などに次いで6件目。菊川市にとっては、初のプロスポーツチームとの協定になる。 山谷拓志社長と長谷川寛彦市長が同日、市役所で協定書に署名した。山谷社長は「地域貢献活動にどんどんチームを使ってほしい」と述べ、イベント参加やラグビー教室の開催、名産品PRなどに協力する姿勢を示した。長谷川市長は「スポーツを通じた地域活性化とにぎわい創出につなげる」と述べた。 協定の一環で、市と静岡BRは9月26日、内田小6年生を対象にしたラグビー教室を開く。
-
静岡人インタビュー「この人」 高橋康晴さん 10年間、桐陽高生と被災地との交流支える
沼津市の桐陽高副教頭。2011年の東日本大震災の翌年から被災地支援を始め、震災や福島第1原発事故で被災した福島県広野町と同校生徒との交流活動に取り組んできた。保健体育教諭。高校時代に全国高校ラグビー大会で準優勝した経験を持つ。東京都出身。58歳。 -被災地支援を始めたきっかけは。 「在校生の祖母が宮城県女川町で被災し、生徒会やラグビー部の有志が被災地でボランティア活動に参加したことがきっかけ。14年からは普通コースの1年生が毎年被災地を訪れ活動に取り組むようになった」 -広野町とのつながりは。 「当時ボランティア先として訪問していたいわき市の仮設住宅に暮らす人が広野町の住民だった。住民
-
日本、南アに敗れる ラグビー15人制女子
ラグビー15人制女子のテストマッチは30日、埼玉・熊谷ラグビー場で行われ、世界ランキング12位の日本代表は同13位の南アフリカ代表との第2戦に10―20で敗れた。24日の第1戦は日本が15―6で勝利し、対戦成績は1勝1敗となった。 日本は前半にSO大塚(RKUグレース)が先制トライを奪ったが、2トライを許して5―12で折り返した。後半は試合終了間際の1トライにとどまった。 10月開幕のワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会出場を控え、8月20、27日に国内で世界7位のアイルランド代表と対戦する。
-
心の相談役は元アスリート ラグビー選手会が試み
心の健康を守るため、日本ラグビー選手会が元アスリートを相談役に起用する取り組みを試験的に行い、好評を得た。選手特有の悩みを気軽に打ち明けてもらうため、経験豊富な“先輩”に白羽の矢を立てた。財政面から本格導入は難しいものの、推進した川村慎前会長は「ラグビーだけでなく他競技にも(取り組みが)広がってほしい」と望んでいる。 選手会などが2020年12月から21年2月に行った調査では、国内トップリーグ(現リーグワン)所属選手で約4人に1人が何らかの心の不調を抱えていることが分かった。 制度を活用した選手11人からは「気持ちが楽になった」
-
日本「当たり」に課題 ラグビー女子、南ア第2戦
ラグビーの15人制女子日本代表が29日、埼玉・熊谷ラグビー場で南アフリカ戦の前日練習を行った。24日の第1戦は15―6で勝っているが、今回ゲームキャプテンを務める玉井(パールズ)は「相手の大きな体に当たり負けするところがあり、勢いを最初から止めることができなかった」と第2戦への課題を挙げた。 チームは5月の海外遠征でオーストラリア、フィジーを破るなど、10月開幕のワールドカップ(W杯)へ順調に準備を進める。フランカーの長田(アルカス熊谷)は「今は試合を重ねて、相手どうこうより自分たちがやることに集中できている」と手応えを話した。
-
五輪パラ、ラグビーW杯振り返る 静岡でスポーツ体験イベント
静岡県はこのほど、東京五輪・パラリンピック開催1周年、ラグビーワールドカップ日本大会開催3周年を記念したイベントのオープニング式典を静岡市葵区の青葉シンボルロードで開いた。 ボッチャ、自転車競技、ラグビーの体験コーナーを設置。来場者はスタッフから指導を受け、各競技の魅力に触れた。東京五輪・パラリンピックのメダルや聖火リレーのトーチ、本県ゆかりの出場選手を紹介する写真パネルなどの展示コーナーも注目を集めた。 ラグビーを体験した浜松細江中2年の杉本祐人さん(13)は「ボールの形が特殊で、想像よりもコントロールが難しかった」と話した。 記念イベントは県内の競技場や聖火リレーの中継地点などを会
-
新チーム「浦安D―Rocks」 ラグビー、NTTグループ
ラグビーのリーグワンのチームを運営するNTTグループの新事業会社は26日、新チーム名を「浦安D―Rocks」にすると発表した。NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安とNTTドコモレッドハリケーンズ大阪の再編に伴うもので、ヘッドコーチは大阪を率いたヨハン・アッカーマン氏。新シーズンは2部で臨む。 拠点は千葉県浦安市。主に両チームの選手で構成され、日本代表のFWビンピー・ファンデルバルト、スコットランド代表で活躍したSHグレイグ・レイドローらが所属する。東京都内で記者会見した下沖正博社長は「5年以内に(1部)優勝を目指したい」と語った。
-
ラグビー女子、南アフリカ下す 15人制テストマッチ
ラグビー15人制女子のテストマッチが24日、岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで行われ、世界ランキング12位の日本代表が同13位の南アフリカ代表を15―6で下した。国内の代表戦は5年ぶり。南アフリカとは初対戦だった。 日本は前半9分にフランカー斉藤(パールズ)のトライで先制。5―6で折り返したが、後半24分に斉藤のトライ(ゴール)で逆転し、1PGを加えた。第2戦は30日に埼玉・熊谷ラグビー場で行われる。
-
トンガがラグビーW杯へ 香港下し、南アと同組に
ラグビーの2023年ワールドカップ(W杯)フランス大会出場を懸けたアジア太平洋プレーオフが23日、オーストラリアのサンシャインコーストで行われ、トンガが香港を44―22で下し、本大会出場を決めた。前回優勝の南アフリカなどと同じ1次リーグB組に入る。香港は11月の最終予選に回る。(共同)
-
ラグビー女子、南ア戦を控え練習 南主将「盛り上げる」
ラグビーの15人制女子日本代表が23日、岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで南アフリカ戦の前日練習を行った。10月開幕のワールドカップ(W杯)に向けた強化の一環で、国内では5年ぶりのテストマッチ。プロップ南主将(横河武蔵野)は「女子ラグビーの認知度はまだまだ低いと思うが、盛り上げていきたい」と語った。 5月にオーストラリア代表を敵地で破って自信をつかんでおり、南は「成長段階にあると自分たちも感じているので、W杯まで成長し続けることを意識したい」と意欲十分だった。世界ランキングは日本が12位、南アフリカは13位。30日に埼玉・熊谷ラグビー場で第2戦が行われる。
-
トランス選手の制限推奨 イングランド・ラグビー
イングランド・ラグビー協会は22日、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダー選手の出場資格を巡り、出生時に男性だった選手が女子でプレーすることを禁止とする改正案を理事会に諮ると発表した。同協会は科学的根拠を基に「選手の安全と競技の公平性を最優先に考えた案」として推奨している。 29日の理事会投票で可決されれば、2022~23年シーズンから導入される。(ロンドン共同)
-
女性理事、指針到達は2割 東京五輪1年、競技団体への調査
昨夏の東京五輪・パラリンピックで実施されたスポーツの国内競技団体(NF)で、役員の男女比率に関して「女性理事を40%以上」とする国の指針に達している団体が、全体の約2割にとどまることが22日、分かった。卓球やラグビーなど11団体が目標をクリアした一方、女性理事登用が進まない理由は「人材育成や教育の態勢不備」「人材不足」の回答が多かった。五輪の開幕から1年となる23日に合わせ、共同通信が行ったアンケートで明らかになった。 世界経済フォーラムが13日に発表した2022年版「男女格差報告」で、日本は調査対象の146カ国中116位と低迷している。
-
ラグビー横浜、デクラークが会見 「トロフィーを勝ち取る」
ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で南アフリカの優勝に貢献し、リーグワン1部の横浜に加入したSHファフ・デクラーク(30)が21日、横浜市の日産スタジアムで記者会見し「W杯の決勝で優勝したスタジアムに戻って来られてうれしい。このチームでトロフィーを勝ち取っていきたい」と語った。 170センチ、88キロの体格から積極的なパス、ランだけでなく、タックルなど防御の強さも持ち味。代表38キャップで、長髪が特徴的なスター選手は「ビッグタックルを披露する。培ってきた経験を還元したい」と笑みを交えて話した。
-
ラグビー日本選手権は年内なしか 日本協会、日程の問題で
日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事は20日、理事会後に取材に応じ、日本選手権を2022年中に開催できない見通しを明らかにした。日程などの問題で21年5月にトップリーグ(現リーグワン)のプレーオフトーナメントを兼ねた第58回を最後に行われていない。岩渕専務理事は「年内は現実的に難しい。今後に向けて新たな仕組みを考えている」と説明した。 理事会では副会長人事が承認され、元早大監督の清宮克幸氏ら3人が再任され、2人が新たに選ばれて計5人となった。将来のワールドカップ(W杯)再招致に向け、プロジェクトチームをつくる方針を確認した。
-
パリSG、親善試合へ公開練習 メッシらスター選手に熱視線
サッカーのフランス1部リーグの強豪パリ・サンジェルマンが18日夜、J1勢との親善試合に向けて東京・秩父宮ラグビー場で公開練習を行った。詰めかけたファンが熱い視線を送る中、アルゼンチン代表のメッシやブラジル代表のネイマールらスター選手が汗を流した。 午前中にはメッシやネイマール、フランス代表のエムバペらが小学生向けのサッカー教室に参加。メッシは子どもたちに「大切なのは楽しむことだ」とメッセージを送った。パリSGは20日に国立競技場で川崎、23日に埼玉スタジアムで浦和、25日にパナソニックスタジアム吹田でG大阪と対戦する。
-
リード、樋口と谷井が銀メダル デュアスロンで上田2位
【バーミングハム(米アラバマ州)共同】国際総合大会「ワールドゲームズ」は16日、米アラバマ州バーミングハムで行われ、スポーツクライミングのリードで男子の樋口純裕(佐賀県連盟)、女子の谷井菜月(明治安田生命)が銀メダルを獲得した。 男子の緒方良行(B―PUMP)と女子の阿部桃子(相模女大)は、ともに7位だった。 ランとバイクによるデュアスロン女子は、トライアスロンで五輪3大会出場の上田藍(リソル・稲毛インター)が2位となった。車いすラグビーの1次リーグで日本はカナダに38―33で快勝し、4勝1敗の2位で17日の決勝へ進んだ。
-
チリがラグビーW杯初出場 日本と同じD組に
ラグビーの2023年ワールドカップ(W杯)フランス大会出場を懸けた米大陸第2代表プレーオフ第2戦は16日、米コロラド州グレンデールで行われ、チリが米国に31―29で競り勝ち、2戦合計52―51で本大会初出場を決めた。チリは1次リーグで日本と同じD組に入る。 米国は11月の最終予選に回る。(共同)
-
静岡BR×清水南高・中等部 ラグビー普及へ部活動支援
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)と清水南高・中等部は14日、産学連携協定を締結した。静岡BRが継続的に指導者を派遣し部活動を支援する。同校は本年度中にラグビー部の地域クラブ化を図る方針でプロチームが参画する先進的な事例として注目されそうだ。 協定は静岡BRが選手やスタッフを指導者として送ることが軸で、同校生徒は外国人選手との異文化交流に取り組み、公式戦の応援などにも参加する。静岡市清水区折戸の同校で行った締結式で、山谷拓志社長と小野田秀生校長が協定書を取り交わした。静岡BRが中学、高校と協定を結ぶのは、静岡聖光学院中・高に続き2校目。 清水南高・中等部はチームの強化ととも
-
ラスト20分の課題克服へ ラグビーリーグワン静岡新体制会見
ラグビーリーグワン1部の静岡は14日、新体制発表記者会見を磐田市大久保のクラブハウスで行った。新シーズンのスローガンはエンジンの回転数を上げ加速するという意味の「REV UP!」。チームの強化方針としてラスト20分のゲームコントロールを重点課題に挙げ、プレーオフ出場権を得るベスト4入りを目標に掲げた。 新しい組織体制では強化部とチームの役割分担を明確化し、山谷拓志社長が強化部長(GM)を兼任し、昨季監督だった堀川隆延氏がヘッドコーチ(HC)として引き続き指揮を執る。 8位に終わった昨季は上位チームに対し、リードしながら終盤に10点差以内で逆転負けする試合が目立った。堀川HCは開幕までに基
-
ファアウリが静岡に加入 ラグビーリーグワン
ラグビーリーグワン1部の静岡は11日、CTBジョニー・ファアウリ(26)が新加入すると発表した。 ファアウリはニュージーランド出身で、180センチ、103キロ。思い切りのいいランニングと激しいタックルなどが特長。2022年までは同じリーグの東芝ブレイブルーパス東京でプレーし、21年にはセブンズ日本代表に選ばれ主将を務めた。 クラブを通じ「今シーズンから静岡の一員となってチームに貢献したい。ファンの皆さんとの交流も大変楽しみにしている」とコメントした。
-
ラグビー、フランスが初の1位 世界ランキング、日本10位
ラグビーの11日付世界ランキングが発表され、3位だったフランスが2003年のランキング導入以降、初めて1位になった。トップだった南アフリカはウェールズに敗れて3位に転落。ニュージーランドを破ったアイルランドが2位に浮上し、ニュージーランドは過去最低の4位になった。日本は変わらず10位。(共同)
-
ラグビー、松島が東京SG加入 仏1部から復帰
ラグビーのリーグワン1部、東京SGは11日、フランス1部リーグのクレルモンを退団した日本代表44キャップのFB松島幸太朗(29)が加入すると発表した。トップリーグのサントリーが前身の古巣チームに2020年以来の復帰となる。 W杯2大会に出場した松島はサントリーからクレルモンへ移籍。主にFBで、2シーズンを主力として活躍した。21~22年シーズン限りで日本に戻る意向を示していた。 今年4月に右肩を痛め、6、7月の日本代表活動には参加しなかった。松島は「東京SGに帰ってくることができ、うれしく思う。優勝を目指し、経験も最大限に生かし
-
「SOに厚みできたのは収穫」 ラグビー代表戦総括
ラグビー日本代表の強化を担当する藤井ディレクターが10日、オンラインで記者会見し、6月中旬からのテストマッチ4試合を総括した。SOで山沢拓(埼玉)が5年ぶりに代表戦出場、李承信(神戸)が代表デビューしたことに触れ「SOに厚みができたのは収穫。(2人は)計算できる選手になってくる」と期待を込めた。 ウルグアイ代表に連勝し、今年の欧州6カ国対抗を制したフランス代表に連敗。藤井ディレクターは「初キャップの選手がたくさん出られた。若い選手がいいプレッシャーの中でできたのは良かった」と話した。 代表活動は、9月上旬に50人強を招集して再開
-
ラグビー仏戦 元代表が解説 静岡でパブリックビューイング
静岡県は9日、東京・国立競技場で行われたラグビー日本代表とフランス代表のテストマッチ第2戦のパブリックビューイングを静岡市葵区七間町の複合施設「アルティエ」で開いた。試合前には男子、女子の元日本代表選手らによるトークショーも行い、チームの特徴や試合の見どころなどを解説した。 トークショーには静岡ブルーレヴズの三村勇飛丸、伊藤平一郎の両選手とアザレア・セブンの横山里菜子選手の元日本代表3人と、アザレア・セブンの高木沙環選手が登壇した。 テストマッチに臨んだ日本代表はフォワードの平均身長が191センチと高く、2メートルを超える選手もそろう。高木選手は「ラインアウトの場面で良い競り合いが見られ
-
ラグビー、アイルランドが勝利 テストマッチ、NZ破る
ラグビーのテストマッチは9日、ニュージーランドのダニーデンで行われ、アイルランドがニュージーランドを23―12で破った。アイルランドがアウェーでニュージーランドに勝ったのは初めて。(ロイター=共同)
-
ラグビー、日本がフランスに惜敗 テストマッチ
ラグビーのテストマッチ、リポビタンDチャレンジカップは9日、東京・国立競技場で行われ、世界ランキング10位の日本代表は3位のフランス代表との第2戦に15―20で惜敗した。今年の欧州6カ国対抗を制した強豪から初勝利はならず、対戦成績は日本の1分け11敗となった。 先制された日本はFB山中(神戸)の2トライなどで前半を15―7とリードして折り返した。後半は相手の2PGで2点差に迫られた後、逆転トライを許した。 国立でのラグビー代表戦は約8年ぶりで改築後では初めて。約5万7千人の観客が集まった。
-
ラグビーリーグワン 元日本代表アニセ 静岡に加入
ラグビーリーグワン1部の静岡は8日、元日本代表LOアニセ・サムエラ(35)が新加入すると発表した。 アニセはフィジー出身で、198センチ、118キロの体格を生かしたプレーが持ち味。2022年まで同じリーグの横浜に所属し、日本代表の経験も持つ。 クラブを通じ「新しいチーム、新しい環境での生活にとてもワクワクしている。全力を尽くします」とコメントした。
-
ラグビー坂手主将「大事な一戦」 国立でフランスと第2戦
ラグビー日本代表は8日、欧州6カ国対抗王者のフランス代表とのテストマッチ第2戦に向け、会場の東京・国立競技場で前日練習を行った。6、7月の代表シーズンで最終戦となり、主将のフッカー坂手(埼玉)は「大事な一戦。勝てるラグビーを落とし込んできた。結果を出したい」と話し、敗れた第1戦の雪辱を期した。 国立でのラグビー代表戦は約8年ぶりで、改築後は初めてとなる。既に5万枚以上のチケットが売れ、坂手は「すごく特別。(大観衆の前で)僕たちのラグビーを見せることは大事な経験の一つになる」と興奮を隠さなかった。
-
パラスポーツの力感じて 池崎選手(車いすラグビー)講演
静岡県作業療法士会はこのほど、第35回県作業療法学会(静岡新聞社・静岡放送後援)の市民公開講座を浜松市中区のアクトシティ浜松で開いた。東京パラリンピック車いすラグビー競技で銅メダルを獲得した池崎大輔選手(三菱商事)が「夢への挑戦」と題して講演した。 池崎さんは車いすがぶつかり合う競技の特徴や日々の厳しいトレーニングを紹介。リオパラリンピックに続く銅メダルとなった東京大会に触れ、「機能回復など多くの方のお世話になって舞台に立っている。悔しさもある。進化を続けて、次こそ金メダルを」と2024年のパリ大会を目指す強い思いを口にした。 池崎さんは「車いすラグビーは転んでも強い気持ちで何度も相手に
-
リーチ先発、控えに堀江 ラグビー日本、フランスと第2戦
日本ラグビー協会は7日、フランス代表とのテストマッチ第2戦(9日・国立競技場)に臨む日本代表登録メンバー23人を発表し、フランカーのリーチが先発入りした。ともに新型コロナウイルスの抗原検査で陽性となり、一時離脱したSH斎藤は先発で復帰、フッカー堀江は控えに名を連ねた。 23―42で敗れた第1戦から斎藤ら先発は3人を変え、ロックに20歳のディアンズを起用。SOは引き続き李承信が務める。追加招集したSO田村は控えに入った。 第1戦はボール保持にこだわって攻め、ミスの出た後半に突き放された。ジョセフ・ヘッドコーチはキック活用も示し「学
-
静岡にNZ出身 SHブリン・ホール加入 ラグビーリーグワン
ラグビーリーグワン1部の静岡は6日、ニュージーランド出身のSHブリン・ホール(30)が新加入すると発表した。 ホールは183センチ、93キロの大型SH。2022年シーズンまでスーパーラグビーのクルセイダーズに所属し、チームの優勝に貢献した。全体的にスキルが高く、ゲームメークとリーダーシップにも優れ、過去に所属した複数のチームで主将を務めた。 クラブを通じ「日本の文化やラグビー環境に身を置くことを待ち望んでいる。ラグビーキャリアという旅を進めるチャンスに感謝している」とコメントした。
-
ラグビー日本、フランスに敗れる テストマッチ第1戦
ラグビーのテストマッチ、リポビタンDチャレンジカップは2日、愛知・豊田スタジアムで行われ、世界ランキング10位の日本代表は同2位のフランス代表との第1戦に23―42で敗れた。対戦成績は日本の1分け10敗となった。 試合開始早々に先制されたが、ナンバー8のタタフ(東京SG)がトライを挙げるなど13―13で前半を折り返した。後半は防戦一方の展開となり、4トライを許して突き放された。 フランスは今年の欧州6カ国対抗の王者。第2戦は9日に東京・国立競技場で行われる。
-
ラグビー、稲垣「結果出せる」 仏とのテストマッチ第1戦へ決意
ラグビー日本代表は1日、フランス代表とのテストマッチ第1戦に向け、会場の豊田スタジアムで前日練習を行った。過去の対戦成績が1分け9敗という強豪との対戦に向け、プロップ稲垣(埼玉)は「準備してきたものが出せれば(いい)結果が出せると、全員が信じている」と落ち着いた様子で決意を語った。 当初先発予定だったSO山沢拓(埼玉)は1日朝に体調不良を訴え、新型コロナの抗原検査で陽性となった。李承信(神戸)が代わって先発する。 既にフッカー堀江(埼玉)ら3人も陽性で代表から離脱。稲垣は「誰が入ってもいいように準備してきている。特に混乱はないと
-
ラグビー山沢拓也がコロナ陽性 日本代表SO、体調不良訴え
日本ラグビー協会は1日、日本代表のSO山沢拓也(埼玉)が新型コロナウイルスの抗原検査で陽性となったと発表した。同日朝に体調不良を訴えたという。2日のフランス代表戦(豊田スタジアム)で先発出場の予定だったが、登録を外れる。 代わりに李承信(神戸)がSOで先発し、シェーン・ゲイツ(浦安)がベンチ入りする。日本代表ではフッカー堀江翔太(埼玉)ら3選手が新型コロナで陽性となり、チームから離脱していた。
-
リーチ、山沢拓が先発 ラグビーのフランス戦
日本ラグビー協会は30日、フランス代表とのテストマッチ第1戦(7月2日・豊田スタジアム)に臨む日本代表登録メンバー23人を発表し、フランカーのリーチ(BL東京)やSO山沢拓(埼玉)が先発入りした。プロップ稲垣、主将を務めるフッカー坂手(ともに埼玉)も名を連ねた。 25日に快勝したウルグアイ第2戦から先発6人を変更し、SH茂野(トヨタ)FB山中(神戸)らが選ばれた。世界ランキングはフランスが2位、日本が10位で過去の対戦成績は日本の1分け9敗。ジョセフ・ヘッドコーチは「まずは相手のパワーラグビーにしっかり対応していくこと」とポイントを挙げた。
-
ラグビー仏代表が柔道体験 井上康生氏も参加、講道館で
ラグビーで7月2日と9日に日本代表と対戦するフランス代表が30日、柔道総本山の東京・講道館を訪れ、講道館や全日本柔道連盟との交流会を行った。試合前のため組み合う動きは控えたが、立礼や受け身で日本の伝統武道を体験した。 交流会は柔道が盛んなフランス側が希望して実現。2000年シドニー五輪男子100キロ級覇者で日本男子前監督の井上康生氏も参加し、得意の内股を披露すると選手やスタッフら約20人は大きな拍手を送った。井上氏は「世界のトップ選手に柔道を選んでいただき光栄だ。柔道の動きが他のスポーツに役立てば面白い」と語った。
-
地域のラグビー振興へ注力 静岡産業大スポーツ科学部
今春創設2年目を迎えた静岡産業大スポーツ科学部(磐田市)が地域のラグビー振興支援に力を注いでいる。ラグビーリーグワン1部・静岡ブルーレヴズのアカデミー生の競技力向上を図る体力測定に着手したほか、ファン獲得策の検討も進めている。 同学部の館俊樹准教授(44)とゼミの学生らがアカデミー所属の小中学生の育成に一役買おうと体力測定によるデータ収集に乗り出した。4月には、アカデミー生を対象にした初の測定会を開いた。瞬発力計測のため、50メートル走で10メートル地点とゴール地点の通過タイムなどを確認した。 測定によって自身の能力を客観視できるよう促し、練習効率の向上につなげる。今後も定期的に測定を
-
土田氏がラグビー協会新会長 「もう一回W杯を日本で」
日本ラグビー協会は26日、東京都内で評議員会と理事会を開き、元日本代表選手でサントリーホールディングス常務執行役員の土田雅人氏(59)が新会長に就任した。ラグビーとビジネス両面での知見の高さが評価された。会長を2期3年務めた森重隆氏(70)は退任し、名誉会長となる。 土田氏は秋田工高から同大に進み、故平尾誠二氏とともに全国大学選手権3連覇に貢献。サントリーで活躍し、監督も務めた。FWで代表キャップは1。東京・秩父宮ラグビー場で行われた記者会見で「一番の目標は(将来的に)もう一回ワールドカップを日本に持ってくること。世界に誇れる協会をつくりたい」と語った。
-
ラグビー日本、ウルグアイに快勝 テストマッチ第2戦
ラグビーのテストマッチ、リポビタンDチャレンジカップは25日、ミクニワールドスタジアム北九州で行われ、日本代表がウルグアイ代表との第2戦に43―7で快勝した。第1戦に続く勝利で対戦成績は4勝1敗。 前半はフッカー坂手、CTBライリー(ともに埼玉)がトライを挙げ、19―0。後半も攻撃の手を緩めず、トライを重ねた。 日本はフランス代表と7月2日(愛知・豊田スタジアム)、同9日(東京・国立競技場)に対戦する。
-
「来年は優勝目指す」 ラグビー・ブルーレヴズ 袋井市に結果報告
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長と矢富洋則選手が23日、袋井市役所に大場規之市長を訪ねた。今年1月に開幕した新リーグでの結果報告と応援への感謝を伝え、来季の飛躍を誓った。 チームは今季8位で終了した。開幕戦をはじめ5試合が中止になるなど、新型コロナによる影響を受けた。山谷社長は「まずは1年目のシーズンを無事に終えられた。来季に向けてしっかりチームを作り上げたい」とあいさつ。来季のエコパスタジアム(同市愛野)での試合の開催に意欲を示した。 矢富選手は「結果は悔しいが、手応えも感じた。来年は優勝を目指す」と抱負を述べ、大場市長は「市としてさまざまな形でチームのPRに貢献
-
リーチ「いい形で入れる」と自信 ラグビー代表ウルグアイ戦
ラグビーの日本代表が24日、ミクニワールドスタジアム北九州でウルグアイ代表とのテストマッチ第2戦の前日練習を約1時間行った。宮崎市で合宿してきた日本代表主力組にとっては今年初の代表戦となり、フランカーのリーチ(BL東京)は「かなりハードな合宿だった。いい形で入れる」と自信を見せた。 今回の登録23人中、代表キャップ数2桁は6人。72キャップのリーチは「自分の役割はプレーに集中すること。ここで油断せず、いいパフォーマンスを出したい」と話した。 18日の第1戦は主力組以外のメンバーだった日本が34―15で快勝し、対戦成績は3勝1敗。
-
ラグビー、リーチや稲垣が先発 ウルグアイ第2戦の日本
日本ラグビー協会は23日、ウルグアイ代表とのテストマッチ第2戦(25日・ミクニワールドスタジアム北九州)に臨む日本代表登録メンバー23人を発表し、フランカーのリーチやプロップ稲垣が先発入りした。司令塔のSOは3キャップの山沢が務める。 宮崎市で合宿してきた主力組で構成。フッカーは主将を務める坂手が先発し、2019年W杯後に代表から離れていた36歳の堀江は控えとなった。ジョセフ・ヘッドコーチはオンラインで記者会見し「経験のある選手が引っ張り、他の選手もいいプレーをしてほしい」と期待を込めた。 日本は主力組以外で臨んだ18日の第1戦
-
ラグビー日本、ウルグアイに快勝 テストマッチ第1戦
ラグビー日本代表は18日、今年最初のテストマッチとして東京・秩父宮ラグビー場でウルグアイ代表と第1戦を行い、34―15で快勝した。対戦成績は3勝1敗となった。 世界ランキング10位の日本は前半にWTB根塚(東京ベイ)とナンバー8タタフ(東京SG)のトライなどで15―3で折り返した。後半も3トライを追加し、世界19位のウルグアイを突き放した。 日本は宮崎市で合宿中の主力組以外のメンバーで臨んだ。ウルグアイとの第2戦は25日に福岡・ミクニワールドスタジアム北九州で行われる。7月2日、9日にはフランス代表と対戦する。
-
袋井駅周辺の魅力探そう マルシェなどイベント開催
袋井市は19日、JR袋井駅周辺を巡ってまちの魅力を再発見する「フクロイエキマチフェスタ」を開催する。ステージイベントやマルシェなどの多彩な催しを企画している。 田端東遊水池公園では、ゴスペルやバトンなどのステージイベントを繰り広げる。ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ、エコパスタジアムを拠点に活動する女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」の選手も出演する。別会場では県内外の飲食店や雑貨屋が出店する。 市都市計画課副主任の山下大誠さん(26)は「イベントが駅周辺の魅力を発見するきっかけになれば」と話した。 午前10時~午後3時半、小雨決行。
-
ラグビー日本、18日に今年初戦 SH小川「速い攻撃見せたい」
ラグビーの日本代表は18日、今年最初のテストマッチとして東京・秩父宮ラグビー場でウルグアイ代表と対戦する。17日は会場で調整し、SHで先発する31歳の小川は「キックをうまく使って相手を疲れさせ、自分たちの速いアタックを見せていきたい」と意欲を語った。 ウルグアイとは25日にも試合を行い、18日の第1戦は代表候補として大分県別府市で練習してきた選手を起用する。活躍次第では宮崎市で合宿中の代表主力組に加わる可能性があり、小川は「どういうパフォーマンスができるかに(今後が)懸かっている」と気を引き締めた。 世界ランキングは日本が10位
-
大漁旗贈りウルグアイ激励 19年ラグビーW杯会場の釜石
ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の会場だった岩手県釜石市の市民らでつくる「釜石ラグビー応援団」が17日、日本代表と18日に対戦するウルグアイ代表に大漁旗を贈った。釜石で唯一開催された試合でウルグアイが格上のフィジーを破った縁で激励した。 日本選手権で7連覇した新日鉄釜石(現釜石)OBの石山次郎さんらが東京・秩父宮ラグビー場を訪れて大漁旗を渡し「W杯の活躍に世界の人々が感動した。今回のツアーがウルグアイにとって実りあるものになってほしい」と望んだ。 ウルグアイ協会のスリンガル会長は「釜石は記憶にいつまでも残り続け
-
「今季以上の成績、観客数」ブルーレヴズ、浜松市長訪問
ラグビーのリーグワン1部・静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長と松本力哉選手が16日、浜松市役所を訪れて鈴木康友市長に創設1年目のシーズン結果を報告し、来季の意気込みを語った。 今季は新型コロナウイルスの影響で開幕戦を含む5試合が中止となり、5勝11敗(勝ち点27)の12チーム中8位。ホストゲームの平均観客数は3620人だった。 山谷社長は「満足できる結果ではないが、若手が活躍し、次につながるシーズンだった」と振り返り、来季については「来年はワールドカップもあり、盛り上がりが期待できる。今季以上の成績、観客数を目指したい」と話した。フランカーの松本選手は「優勝を目指して練習する。今後も熱い声援
-
ラグビー、田村やラファエレ先発 ウルグアイとのテストマッチ初戦
日本ラグビー協会は16日、ウルグアイ代表とのテストマッチ第1戦(18日・秩父宮ラグビー場)に臨む日本代表登録メンバー23人を発表し、2019年のW杯日本大会に出場したSO田村やCTBラファエレが先発入りした。田村が主将を務める。 代表候補として大分県別府市で練習してきたメンバーで構成し、リーグワン新人賞のWTB根塚も先発する。宮崎市で合宿する代表主力組はウルグアイとの第2戦(25日・ミクニワールドスタジアム北九州)から起用する方針。 代表キャップ数が少ない選手が多く、ジョセフ・ヘッドコーチは「テストマッチのプレッシャーに耐えられ
-
ラグビー稲垣「防御に成長」 日本代表合宿で手応え
ラグビー日本代表は15日、6、7月のテストマッチに向けた宮崎市での合宿を報道陣に公開した。今年加わった元ニュージーランド代表監督のミッチェル・コーチが指導する防御について、プロップ稲垣(埼玉)は「成長を感じる。まだ完全に(システムを)落とし込めてないので、これからどれだけできるか」と手応えを語った。 この日は軽い接触を伴う攻守の連係やラインアウト、モールの確認に時間を割いた。連日のハードな練習で疲労が積み重なっているそうだが「ワールドカップ(W杯)は連戦が続く。苦しい時間帯でも準備してきたことを出すために練習している」と気概を示した。
-
松島幸太朗「自分の価値高める」 ラグビー、来季日本復帰へ
ラグビーのフランス1部リーグ、クレルモンを今季限りで退団するバックスの松島幸太朗が10日、オンラインで取材に応じ、日本に復帰する意向の来季について「次のリーグワンも気合を入れていきたい。見に来たい人が増えればいい。自分の価値を高めたい」と意欲を語った。 6、7月の日本代表活動には参加せず、痛めている右肩の回復と休養に充てる。「僕のポジションで新たにキープレーヤーが出てきたら脅威。自分も頑張らないとという気持ちになる」とライバルの台頭を待ち望む。 同じ29歳で、親交のあるボクシングの井上尚弥が7日に世界3団体統一王者となったことに
-
万博ナンバー、ロゴ描く 国交省、機運盛り上げ
国土交通省は10日、2025年大阪・関西万博を記念した自動車用の図柄入りナンバープレートのデザインを発表した。公式ロゴマークが描かれており、希望者に交付し、万博の機運を盛り上げる。 全国版の図柄入りナンバーは、ラグビー・ワールドカップ日本大会、東京五輪・パラリンピックで実績があり、今年4月からは47都道府県花全てを配置したプレートも交付されている。
-
ラグビー、田村が主将で先発 トンガ慈善試合
日本ラグビー協会は9日、大規模な海底火山の噴火と津波の被害に遭ったトンガの復興を支援する慈善試合(11日・秩父宮)の登録メンバーを発表し、日本代表候補らで構成する「エマージングブロッサムズ」は2019年ワールドカップ(W杯)代表のSO田村(横浜)が先発に選ばれた。主将を務める。 15年W杯代表のCTB立川、リーグワン新人賞のWTB根塚(ともに東京ベイ)も出場。活躍次第で日本代表に合流する可能性がある。チームを指揮する堀川ヘッドコーチは「代表に近い選手を先発に選んだ。大きい相手に対し、スピードで上回りたい」と語った。
-
リーチ「若手に負けない」 ラグビー日本が合宿公開
ラグビー日本代表は8日、6、7月のテストマッチに向けた宮崎市での合宿を報道陣に公開し、ワールドカップ(W杯)2大会で主将を務めた33歳のフランカー、リーチ(BL東京)は「経験だけで(代表に)いるのは良くない。若いメンバーに負けないように小さなことから頑張っていきたい」と定位置確保へ意気込んだ。 チームはスクラムや攻守の確認に取り組んだ。2019年W杯後に股関節などを手術したリーチは「体の痛さが抜けて力も体重もついた。いい感じで(代表に)合流できた」と状態の良さを説明。「今は脚を鍛えることもできて(筋力は)去年の数値よりだいぶ増えた」とアピールした。
-
静岡ブルーレヴズ 本社にカフェ併設 磐田市内で移転
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長は7日、磐田市中泉にある本社を移転し、「カフェ併設の社屋にする」と明らかにした。7月に正式発表する。 現在は同市中泉の複合商業ビル「天平のまち」に本社を置く。移転先は、同市今之浦を検討中という。磐田市役所を訪れ、草地博昭市長に今シーズンの終了報告をした際に発言した。 移転時期については「9月~10月にできる予定」とした。同社は「市民に親しみを持ってもらえる場にしていきたい」としている。
-
ラグビー・ブルーレヴズ「一番目指す」来季へ抱負 磐田、掛川市役所訪問
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長と伊藤平一郎選手が7日、磐田、掛川両市役所を訪問し、1月に開幕した新リーグに挑んだ結果を報告した。今季の反省点や来季の抱負を口にした。 今季は新型コロナウイルスの影響で開幕戦など計5試合が中止になり、8位で終了した。磐田市役所で、山谷社長は「最終戦は悔しい結果だったが、また見に行きたいと言ってもらった。応援に感謝する」と話した。伊藤選手は「課題は接戦で勝ちきれないところ。やるからには一番を目指す」と来季の目標を掲げた。 草地博昭市長は「来季も市として、一ファンとしても盛り上げていきたい」と話した。山谷社長から市にラグビーの一斉観戦開催
-
ラグビー聖地化推進へ ブルーレヴズ 副知事にシーズン報告
ラグビーのリーグワン1部で今季8位に終わった静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長と矢富勇毅選手が6日、静岡県庁に出野勉副知事を訪ね、創設1年目のシーズンを報告した。 前身のヤマハ発動機ジュビロから県全体をホストタウンにする新クラブに移行したことを振り返り、矢富選手は「県民の応援を、身をもって感じた。来季は優勝報告に来ることを目指して頑張りたい」と目標を掲げた。 山谷社長はラグビーの普及活動にさらに力を入れる姿勢を示した。具体的には9月にクラブ名を冠にした15歳以下のユース大会を県ラグビー協会と協力して開催する方針で、「いずれは全国規模の大会を目指す。競技人口の拡大とチームの成績アップで好循環を
-
ファンと笑顔 ラグビーの静岡ブルーレヴズ エコパで感謝祭
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズは4日、ファン感謝祭を袋井市のエコパスタジアムで行った。今季限りの退団者も含めた選手約40人が参加し、ファンクラブ会員約千人と交流した。 イベントは選手が企画に関わって準備を進めた。体験コーナーで来場者は選手から教わりながらラインアウトやタックル、パスなどに取り組んだ。選手が私服と仮装を披露したファッションショーも会場を盛り上げた。 小学1年生の息子と一緒に磐田市から訪れた鈴木祐児さん(37)はヤマハ発動機時代からのファン。「今季は惜しい試合が多かった。来季、悔しさを晴らしてほしい」と期待した。 アニメ「千と千尋の神隠し」のキャラクター「カオナシ
-
観客の命も守る ラグビー静岡BR、AED迅速活用 ボランティア協力
スポーツ観戦中の心臓突然死を防ぐため、ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズがこのほど、必要時に自動体外式除細動器(AED)を迅速に運ぶ取り組みを磐田市のヤマハスタジアムで始めた。 取り組みは日本AED財団の協力で実施し、チームのボランティア組織「レヴズクルー」が運用を担う。広いスタジアム内で心臓発作を起こす人が出た場合、AEDを即座に届けることは容易ではない。最終節のBL東京戦を行った8日は、メンバー8人が会場内の各所に控え、事態発生に備えた。 AEDの使い方について、メンバーは事前にオンラインと実地で同財団の講習を受けた。市内から参加した平田明子さん(50)は「以前から命を救う活動
-
女子7人制ラグビー アザレア、3敗で順位決定戦へ エコパ大会
女子ラグビー7人制の「太陽生命ウィメンズセブンスシリーズ第2戦・静岡エコパ大会」が14日、エコパスタジアムで開幕した。大会は国内最上位の「コアチーム」の12チームにゲスト参加の4チームを加えた16チームで争う。初日は予選リーグを行い、ゲスト参加した袋井市を拠点に活動するアザレア・セブンは格上のチーム相手に3敗して13~16位決定戦に回った。
-
創設初年「成長実感」 静岡ブルーレヴズ社長らシーズン終了報告
ラグビーのリーグワン1部で今季8位に終わった静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長とプレイングアドバイザーでスクラムハーフの矢富勇毅選手が12日、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館を訪れ、静岡新聞社の大須賀紳晃社長、静岡放送の榛葉英二社長に創設1年目のシーズンを報告した。 前身のヤマハ発動機ジュビロを母体にプロクラブ化したチームは開幕から3試合、新型コロナ感染者が出て不戦敗になったことが尾を引き、最終的に5勝11敗で4強によるプレーオフ進出を逃した。山谷社長は「成績には満足していないが、ホームでの最終節に6千人を超える来場者があり、チームとともに興行面でも来季につながる手応えを得た」と振り返った。
-
レジェンド村田超え宣言 37歳、レヴズSH矢富勇毅選手
ラグビーのリーグワン1部、静岡ブルーレヴズのチーム最年長でプレイングアドバイザーを兼任するSH矢富勇毅選手(37)が、フランスリーグで日本人初のプロ選手になったレジェンド村田亙(わたる)さんを超えると宣言した。 村田さんは日本代表でも活躍したSHで、選手生活の終盤、2001年~2008年にヤマハ発動機ジュビロでプレーし、40歳まで現役を貫いた。矢富選手は07年にヤマ発に入団し、現役最後の村田さんから薫陶を受けた。「亙さんは40歳を超えてプレーした。自分も続き、年長記録を塗り替えたい」と決意を示す。 今季、大胆に世代交代を図ったチームで30代は矢富選手のほか、LOの大戸裕矢主将、HOの日野
-
女子7人制ラグビー出場選手 静岡県庁訪問、エコパ大会へ意気込み
女子7人制ラグビーの国内最高峰リーグ「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2022」の第2戦・静岡エコパ大会(日本ラグビーフットボール協会主催)を前に、地元のアザレア・セブンなど出場チームの選手らが12日、県庁に出野勉副知事を訪ねて大会をPRした。 大会は14、15の両日に袋井市のエコパスタジアムで開かれる。同協会の竹山将史さんは「女子ラグビーの選手が全国で増加する中、(同大会が)将来の目標になっている。今年は女子ラグビーの7人制と15人制のワールドカップも開かれるため、大会を通じて機運を盛り上げたい」と意気込んだ。 ゲストチームとして出場するアザレア・セブンの冨樫香子選手と迫田夢乃選手の
-
いわた大祭り 5月28日に開催 3年ぶり
磐田市の住民有志でつくるいわた大祭り実行委員会は12日までに、恒例行事「いわた大祭り 遠州大名行列・舞車」を3年ぶりに開催すると発表した。例年見付本通りで行っているが、新型コロナウイルス対策のため、28日、磐田城山球場で開く。今回で20回目の開催となる。 コロナの影響で2020年以降中止になっていた。実行委によると、感染状況などを考慮して実施を決定した。ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズの選手が参加するほか、手筒花火や打ち上げ花火もある。 開場は正午。前日もしくは当日が雨天の場合は中止になる。
-
女子ラグビーのアザレア・セブン エコパ大会意気込み、袋井市長に
14、15の2日間、袋井市愛野のエコパスタジアムで開かれる女子7人制ラグビー大会「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2022 第2戦静岡エコパ大会」に出場するアザレア・セブン(同市)がこのほど、市役所に大場規之市長を訪ね、意気込みを語った。 全国から大学、社会人のトップチームが参加する最高峰のリーグ戦。年間4大会を戦い、総合順位を決める。エコパスタジアムでの開催は昨年に続き2度目で、アザレア・セブンはゲストチームとして出場する。開催地の袋井市は副賞として特産のクラウンメロンを提供する。 アシスタントコーチを兼務する横山里菜子選手と、内野琴音選手らが訪問。横山選手は「ホームでチャレンジでき
-
静岡BR連覇 県ラグビーフットボール中学生大会
「県ラグビーフットボール中学生大会」(静岡駿府ライオンズクラブ協賛)の最終試合が8日、静岡市駿河区の県営草薙球技場で行われ、静岡ブルーレヴズ(BR、旧ヤマハ発動機ラグビースクール)がラグビークラブ清水を42対12で破り、2大会連続5度目の優勝に輝いた。 出場した県内5チームは、4月中に総当たり戦を行い、順位を決める最終試合を8日に実施した。 優勝が懸かった試合で静岡BRは、テンポの良い攻撃で得点を稼ぎながら、一体感のあるディフェンスで点差を守り抜いた。表彰式では、賞状や優勝トロフィーなどが手渡されたほか、出場チームに一つずつラグビーボールが贈られた。 その他の結果は次の通り。 ②ラグ
-
五郎丸さんら招き市民向け連続講座 沼津、7~10月
沼津市は7~10月に各界の専門家を招く市民向けの連続講座「沼津市民大学」を市民文化センターで開く。受講生を5月16~31日に募集する。 講師には、元ラグビー日本代表の五郎丸歩さん、多くのアニメ作品を手掛けたスタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫さん、御殿場市出身で元NHKアナウンサーの刈屋富士雄さんらを招く。受講料は全9回で5千円。五郎丸さん(9月19日)、鈴木さん(同月26日)の講座は単独受講可で、それぞれ千円。 申し込みはインターネット、ファクス、電話で受け付ける。応募者多数の場合は抽選。申し込み、問い合わせは沼津市生涯学習課<電055(934)4870>へ。
-
スポーツで地域活性へ連携 静産大とブルーレヴズ協定
静岡産業大とラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)がこのほど、産学連携協定を結んだ。締結式が磐田市大原の同大磐田キャンパスで行われ、山谷拓志社長と堀川知広学長が協定書に署名した。 同大がプロスポーツチームと協定を結ぶのは初めて。静岡BRの教育機関との協定は2例目。大学の知見を生かしてラグビーの観戦者や実施率の増加を狙うとともに、スポーツを通じた地域の活性化に取り組む。今後は静岡BR関係者が大学で講座を行ったり、学生が運営に関わったりすることを予定する。 山谷社長は「磐田市はプロのサッカー、ラグビーチームがある日本一のスポーツのまち。地域の盛り上がりに貢献していきたい」と話した。
-
ラグビー成年男子 静岡県チーム、栃木国体へ始動
今秋の栃木国体に向け、静岡県のラグビー成年男子チームがこのほど始動した。本県代表は地元開催で優勝した2003年以降、東海ブロック大会での敗退が続く。「7人制に特化した強化」をテーマに、指導陣を充実させて19年ぶりの本大会出場を狙う。 国体のラグビー成年男子は7人制で行われる。15人制と同じ大きさのグラウンドでプレーするため、運動量や俊敏性、広く空いたスペースを有効に使うことが15人制以上に求められる。奥村祥平監督は「今までは7人制専門の知識や練習が不十分だった」と話す。 そこで今年は5年目の指揮を執る7人制元日本代表の今利貞政ヘッドコーチに加え、元女子7人制日本代表ヘッドコーチの稲田仁氏
-
西遠女子中・高に照明 静岡県ラグビーフットボール協会
静岡県ラグビーフットボール協会はこのほど、浜松市中区の西遠女子学園中・高に発光ダイオード(LED)照明4基を寄付し、同校グラウンドで贈呈式を行った。同校で5月から、元日本代表の小野沢宏時さんらプロコーチが指導する平日ラグビー教室「SRFUアカデミー」を開講する。 運動部生徒のカウントダウンで、照明が初めて点灯した。2年前に同校教員研修で講師を務めた際、天然芝のグラウンドや市街地にあることなど、ラグビーやスポーツの普及に最適な場所と感じていた小野沢さんは「新しい照明でさらに芝が生き生きとした。子どもたちのために環境を整えることができた」と目を輝かせた。 大庭知世校長は「地域のスポーツ向上の
-
清宮氏、組織論語る 「熱さ・独自性・言葉」重視 静岡で県市長会などセミナー
静岡県、県市長会、県町村会などはこのほど、ふじのくに地域創造セミナーを静岡市葵区で開き、ヤマハ発動機ラグビー部元監督で日本ラグビー協会副会長の清宮克幸氏(54)が講演した。リストラの一環でチーム規模を縮小した同部を4年で日本一にした経緯を振り返りながら、「清宮流組織論」を語った。 清宮氏は組織運営で大切にしていることが三つあるとし、最初に「熱さ」を挙げた。監督就任前に同部の選手たちの勝負に対する熱を感じ、復活を確信したという。「熱くないと何も生まれない。何も変えられない」と強調した。 次に挙げたのが独自性。「他のチームがやっている戦術戦略は一切やらない」との方針のもと、独自のスクラムを開
-
アザレア・セブン 2敗で順位決定戦へ ラグビー女子7人制
ラグビー女子7人制の「リージョナルウィメンズセブンズ」が16日、エコパ補助競技場で開幕した。全国から9チームが集まり、本県からは袋井市を拠点に活動するアザレア・セブンが出場した。 好成績を残せば、国内最上位リーグにゲスト参加する権利が与えられる大会。初日は9チームが3組に分かれ、リーグ戦を行った。2敗したアザレアはA組3位で17日の7~9位決定戦に回った。 ■新加入の迫田、気迫の3トライ チームが本来の力を発揮できない中、新加入のWTB迫田が1人気を吐き、2試合で計3トライを挙げた。 圧巻だったのは1試合目の日本経済大戦後半のトライ。自陣ゴールポストを背にボールを受けると、右サイド
-
裾野市、スポーツ合宿誘致 4年で経済効果4.7倍
裾野市スポーツツーリズム推進協議会は15日までに、2021年度のスポーツ合宿誘致実績を発表した。市内で合宿したのは35チーム、経済波及効果は4500万円でいずれも過去最高だった。経済波及効果は前年度を9・8%上回り、本格的に誘致活動を始めた18年度以降の4年間で4・7倍に増えた。 首都圏から近い準高地トレーニングの適地として陸上競技を中心に知名度が広がり、チーム数は前年度より3団体増えた。鈴木啓久会長は「ラグビーなど他競技の誘致も進め、地域をさらに活性化させたい」と話した。 一方、コロナ禍で前年度の18チームに続き、15チームが合宿をキャンセルした。夏期に予約が集中し、宿泊施設や練習場所
-
記者コラム「清流」 “ラグビー県”に県民の声を
「新リーグ開幕をきっかけに、何が何でもラグビー熱を全県に広げたい」-。浜松市の講演会で元日本代表の五郎丸歩さんが声を張った。 静岡ブルーレヴズのフロント幹部として、PR策を語った五郎丸さん。2019年W杯で日本代表が世紀の番狂わせを演じたエコパの地元・袋井市で、当時の市ラグビー開催推進室長だった石黒克明さんが「ラグビー文化を根付かせるにはW杯後が本当の勝負」と語っていたのを思い出した。 ボランティアなど、W杯には県民が多様な形で関わった。経験したからこそ伝えたいアイデアがあるはずだ。大会を盛り上げようとする多くの県民を当時取材した。ぜひもう一度声を上げてほしい。五郎丸さんの思いの実現へきっと
-
ラグビー普及へ連携 静岡ブルーレヴズ×聖光学院中・高
ラグビーリーグワン1部静岡ブルーレヴズ(BR)と静岡聖光学院中・高が産学連携協定を結び、27日、静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で締結式を行った。静岡BRの山谷拓志社長と、聖光の星野明宏校長が協定書に署名した。 ラグビーの普及、発展を目指し、プロスポーツチームと教育機関が一体となる珍しい取り組み。山谷社長は「プロが地域に根ざし、ファンや中高生の競技人口を増やしたい。地方都市での普及は大事なミッション」と話した。 特に課題となっているのは中学年代層。星野校長は「中体連に加盟していないこともあり、受け皿をつくって持続させることが必要。部活動改革にもつなげていきたい」と、現役引退した静岡B
-
ラグビー、アイスタで初試合 静岡、埼玉に惜敗25―26
ラグビーのリーグワン1部第11節は27日、アイスタ日本平などでA、B組の交流戦6試合を行い、静岡は25―26で埼玉に惜敗した。25―19とリードした試合終了間際にトライを許し、ゴールも決められて逆転負けした。埼玉は9連勝。 東京SGは横浜を40-27で下して10勝1敗とし、首位を守った。横浜は7勝4敗。 東京ベイは大阪に34-3で快勝し、9勝2敗で2位を堅持。トヨタは東葛に36-10で勝ち、7勝4敗とした。 BL東京は神戸を46-35で下し、6勝目(5敗)を挙げた。浦安はBR東京を42-12で破り、3勝8敗。 ■アイスタ初試合 終了間際に失点 “アイスタの奇跡&rdq
-
「ラグビーの面白さ伝えたい」 静岡ブルーレヴズ社長、市長訪問
ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長が22日、静岡市役所静岡庁舎に田辺信宏市長を訪ね、27日に同市清水区のIAIスタジアム日本平で初開催するホストゲームをPRした。 静岡ブルーレヴズはヤマハ発動機ジュビロから生まれ変わり、県全域をホストエリアとしている。山谷社長は「静岡のスポーツ振興や地域のため活動していく。アイスタ日本平ではラグビーの面白さや感動を伝えたい」と意気込みを語り、田辺市長に選手のサイン入りユニホームを贈った。 田辺市長は「ラグビーの裾野を広げていくためにも27日は歴史的な日になる」と述べ、ファンや競技人口拡大に期待を寄せた。 対戦相手は強豪の埼玉パナソニ
-
女子7人制ラグビー大会 アザレア・セブン(袋井市拠点)優勝 エコパで熱戦
女子7人制ラグビー大会「鈴与・セントパトリックグリーンカップ2022」(県ラグビーフットボール協会、アザレア・スポーツクラブ主催)が19、20の両日、袋井市愛野のエコパスタジアムで開かれた。静岡県内外の3チームが参加し、同市を拠点に活動するアザレア・セブンが優勝を果たした。 このほか日本経済大(福岡県)、ブレイブルーヴ(東京都)が出場。1試合7分ハーフで実施し、初日は総当たりの予選、2日目は順位決定戦が行われた。アザレア・セブンは決勝戦でブレイブルーヴとの点の取り合いを制し、初の頂点に立った。力強いプレーが会場を沸かせた。 2019年ラグビーワールドカップの日本対アイルランド戦を契機に、
-
ラグビー男子高校生日本代表候補に地元特産品贈る 袋井
静岡県は4日、袋井市の小笠山総合運動公園で8日まで行われるラグビー男子高校生日本代表候補合宿の歓迎セレモニーを同公園で実施した。県や袋井、掛川、磐田各市のほか、袋井商工会議所、県ラグビーフットボール協会が、地元の特産品などを選手らに贈った。 選手やスタッフら65人が合宿に参加し、練習やエキシビションマッチを行う。セレモニーには広岡健一県スポーツ担当部長や大場規之袋井市長らが参加。各市や団体の関係者が選手にイチゴ(県)やクラウンメロン(袋井市)、キウイフルーツ(掛川市)、しらす干し(磐田市)のほか、銘菓などを渡した。 県内で行われる女子日本代表候補合宿のセレモニーも7日に行う予定。
-
母の祖国ウクライナへ思い 中井健人選手、5日今季初先発 ラグビー・静岡ブルーレヴズ
ラグビーリーグワン1部静岡ブルーレヴズの中井健人選手(25)が5日、母の祖国ウクライナへの思いを胸に秘めてピッチに立つ。都内の江戸川区陸上競技場で行われるクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦に今季初先発する。 初先発が決まった3日、中井選手は「食生活を改善した今季は体の状態も良く、いつでもいけるよう準備してきた。出られない選手の分も責任がある。自分が出て良かったと思ってもらえるような試合にする」と言葉に力を込めた。 日本人の父とウクライナ人の母を持つ。ロシア軍のウクライナ侵攻開始後、ツイッターには中井選手を心配するファンの声が寄せられていた。本人は「現地に親族、友人がいる身として思うことはい
-
磐田市「スポーツのまち」全国1位 魅力伸ばし相乗効果を シンポで連携
磐田市は23日、市内のスポーツ資産を生かした魅力あるまちづくりを考えるシンポジウムを同市見付のワークピア磐田で開いた。サッカー・ジュビロ磐田やラグビー・静岡ブルーレヴズ、磐田キャンパスを置く静岡産業大から招いた5人と、草地博昭市長が意見を交わした。 昨年公表された民間の地域ブランド調査項目「スポーツのまちとして思い浮かぶ市町村ランキング」で初の全国1位を獲得したことを記念して開いた。草地市長は「1位は誇り。スポーツの魅力を伸ばし、相乗効果を生む仕掛けをしていかなくてはならない」と述べ、関係者が連携を深めるプラットフォームづくりに意欲を示した。 静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長は、ラグビー
-
スポーツ挑戦助成 ヤマハ発振興財団、静岡県含む31人対象
ヤマハ発動機スポーツ振興財団(磐田市)はこのほど、世界にはばたくスポーツ人材の育成を目指す2022年度スポーツチャレンジ事業の助成対象31人(総額3030万円)を発表した。同財団によると、本県関係は高校生年代の選手3人。 国際レベルの実績保持者や活躍を目指すアスリートや指導者らを支援する「体験」と、スポーツに関連する学問に助成する「研究」の2部門に計106件の申請があった。成果報告会や交流会の開催を通じてサポートする。 本県関連は、フリースタイルスキーモーグルの伊藤真凛選手(17)=クラーク記念国際高=、ラグビーの小野沢謙真選手(16)=静岡聖光学院高=、ウインドサーフィンの守屋拓海選手
-
スポーツのまちテーマに磐田市がシンポ 2月23日、参加者募集
磐田市は23日、市に拠点を置くサッカーJ1・ジュビロ磐田やラグビー・静岡ブルーレヴズ関係者らを招き、スポーツのまちをテーマにしたシンポジウムを同市見付のワークピア磐田で開く。10日から市内に在住、在勤、在学する参加者70人(先着順)を募集する。 市のスポーツ資産を今後のまちづくりにどう生かすか考える。NPOサプライズの飯倉清太代表(伊豆市)の基調講演に続き、トークセッションを行う。パネリストは静岡ブルーレヴズから山谷拓志社長と五郎丸歩CRO、ジュビロの大石隆夫アカデミーマネジメント統括部育成部長と岡田隆トップチームマネジメント部兼企画部主査、高橋和子静岡産業大スポーツ科学部学部長、草地博昭
-
観客 手拍子、足踏みでエール ラグビーリーグワン静岡初陣
ラグビーのリーグワン1部静岡ブルーレヴズは30日、磐田市新貝のヤマハスタジアムで行われたNTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦で、ようやく今季の初陣を迎えた。駆け付けた観客2745人が、トライが決まる度に大きな拍手を送ってチームを鼓舞した。試合は静岡が36-13で勝利を収めた。 9日のトヨタヴェルブリッツ戦が初戦になる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で3試合が中止になり、4戦目が初戦となった。観客は入場時に配られたチームのフリースポンチョに身を包み、手拍子や足踏みでエールを送った。試合後、選手らは列になり、客席に向かって一礼。手を振って声援に応えた。 友人と訪れた会社員神帆乃果さん(
-
五郎丸さん、静岡ブルーレヴズ初戦をPR ラグビー・リーグワン
ラグビーのリーグワン1部静岡ブルーレヴズ(BR)の山谷拓志社長、五郎丸歩クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)らが26日、浜松市中区のJR浜松駅と遠鉄新浜松駅周辺で、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦(30日、磐田市・ヤマハスタジアム)に向けたPR活動を行った。 五郎丸CROらは新型コロナウイルスの感染防止策を徹底しながら、通勤客に「ラグビー新リーグ初戦」などと書かれたチラシ4千枚を配った。「やっと試合ができる。感染者が増えて厳しい状況だが、1人でも多くの人に来てもらいたい。選手がそうした気持ちをしっかり表現してくれることを期待している」と話した。 静岡BRは新型コロナウイルスの
-
ラグビー・リーグワン 静岡、第3節も中止 選手らコロナ陽性
ラグビーのリーグワンは14日、磐田市のヤマハスタジアムで23日に予定していた1部第3節の静岡-東京SGを中止すると発表した。13日に静岡で新たに11人のスタッフ、選手が新型コロナウイルス陽性者と確認され、試合に必要な選手がそろわないため。再試合は行わない。 静岡では感染者が続出しており、第1節のトヨタ戦、第2節のBR東京戦も中止となった。 ■山谷社長「心からおわび」 静岡の開幕戦から3試合連続で中止となった事態を受け、静岡の山谷拓志社長は14日、「試合を楽しみにしていたラグビーファンやクラブに関係する多くの皆様にご心配、ご迷惑をおかけしてクラブを代表して心からおわび申し上げます」とコ
-
ラグビー静岡BR戦のチケット贈呈 浜松の知久、70組に
弁当・総菜製造の知久(浜松市西区)は、30日に磐田市のヤマハスタジアムで行われるラグビー・リーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)戦のチケットを抽選で70組140人に贈る。 試合は午後2時半開始。同社がスポンサー契約を結ぶ静岡BRが、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪と対戦する。 チケットはLINE(ライン)かインスタグラムで応募する。17日締め切り。静岡市清水区から湖西市までの知久屋の路面店22店舗で引き渡す。 問い合わせはグリーンボックス桜台店<電053(486)6036>へ。
-
水谷隼さん、伊藤美誠選手ら特別賞 静岡新聞社・静岡放送スポーツ賞 34個人6団体に
静岡県スポーツの振興に尽力した功労者や指導者、優秀な成績を収めた選手やチームをたたえる第70回静岡新聞社・静岡放送スポーツ賞が、東京五輪卓球混合ダブルスで金メダルに輝いた水谷隼さん(32)、伊藤美誠選手(21)=ともに磐田市出身=ら34個人6団体に決まった。表彰式は22日に行われる。(以下敬称略) 特別賞には水谷、伊藤ら東京五輪のメダリストと指導者計10人に加え、東京パラリンピックのメダリスト6人を選んだ。 体育功労者賞は、県ソフトテニス連盟顧問の鷲頭典利(78)=浜松市東区=、静岡陸上競技協会副会長の望月紘一(77)=富士市=ら4人に決定した。 優秀選手賞はボクシングの男子世界選手権
-
ブルーレヴズ「見に来て」 7日開幕、新リーグ 五郎丸さんらPR
7日に開幕するラグビー新リーグ「ジャパンラグビーリーグワン」をPRするため、リーグワン1部の静岡ブルーレヴズがこのほど、浜松市中区の市ギャラリーホールソラモでファンミーティングを開催した。 リーグ開幕の周知やクラブの認知拡大に向けて、パスやタックルなどのラグビー体験エリアを設け、グッズと試合のチケット販売を行った。会場に登場した山谷拓志社長は「静岡のラグビーをより盛り上げ、日本一を目指す」と意気込み、五郎丸歩クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)は「ぜひ23日のホストゲームに来てください」と呼び掛けた。 選手によるトークショーもあり、来場者の質問に答えながら交流した。
-
ラグビー新リーグ参戦 静岡ブルーレヴズ ファン獲得へ奔走!
2022年1月に開幕するラグビー新リーグ、リーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)が、あの手この手でファン拡大に取り組んでいる。前身のヤマハ発動機(磐田市)から独立してプロとなった新チームにとって、売り上げを支えるファンの獲得は重要課題だ。 12月初旬。JR浜松駅前に、そろいの上着を着たチームフロントのメンバーが集まった。地元戦をPRするポスターを飛び込みで飲食店などに配りながら、営業活動をするのが目的だ。山谷拓志社長(51)は「まだチーム名が知られていない。ポスターで知ってもらいたい」と狙いを語った。 今年春で現役引退した元日本代表の五郎丸歩さん(35)がフロント入りした。新チームは知
-
ブルーレヴズ選手激励へ 地元特産品贈る 磐田商工会議所
磐田商工会議所(鈴木裕司会頭)はこのほど、1月に開幕するラグビー新リーグ、リーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)に激励の意を込めて地元の特産品を贈った。贈呈式が磐田市のヤマハ大久保グラウンドクラブハウスで行われ、堀川隆延監督に鈴木会頭らが届けた。 堀川監督のほか、大久保直弥ヘッドコーチも参加した。アローマメロンやエビイモ、シラスのほか、市イメージキャラクター「しっぺい」のぬいぐるみなどを贈呈し、チームの必勝を祈った。 鈴木会頭は「全国にブルーレヴズの名をとどろかせてほしい」と期待した。堀川監督は「勝利を重ね、良いニュースを届ける」と活躍を誓った。
-
「ラグビー熱全県に」 五郎丸さん(静岡BRCRO)決意語る 21世紀倶楽部セミナー
静岡新聞社・静岡放送21世紀倶楽部は23日、12月例会セミナーを浜松市中区のプレスタワーで開き、ラグビー日本代表として活躍した五郎丸歩さん(35)が講師を務めた。五郎丸さんは来年1月に開幕する新リーグ、リーグワン1部「静岡ブルーレヴズ(BR)」のクラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)として「静岡県にラグビー文化を根付かせたい」と強い決意を語った。 五郎丸さんは昨季限りで第一線を退き、現在はブルーレヴズでスポンサーとの折衝や競技の裾野拡大に努めている。「引退して肩の荷が下りた」と話す一方、「チームへの期待感をひしひしと感じている。西部地区中心と思われているラグビー熱を全県に広げる」と新
-
磐田市が誇るチームに ラグビー・静岡ブルーレヴズ抱負
ラグビー新リーグ、リーグワン1部の静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長や監督、選手ら5人が22日、活動拠点を置く磐田市の市役所に草地博昭市長を訪ね、1月開幕の同リーグでの活躍と地域貢献への思いを語った。 チームは1月9日が初戦(愛知県)で、地元ヤマハスタジアムでの初マッチは23日。山谷社長は「万全の調子で迎え、新しい形を検証していきたい。行政とタッグを組み、大胆な発想も含めて、できることを一緒にやっていきたい」と述べた。 三村勇飛丸選手は「磐田の皆さんが誇りに思えるチームになっていきたい」と意気込んだ。堀川隆延監督、五郎丸歩CRO、久保晃一育成普及チームリーダーも訪れた。 草地市長は「どこよ
-
「強みのディフェンス生かしシード校撃破」 聖光学院高ラグビー部、全国大会へ決意
静岡市は22日、27日開幕の第101回全国高校ラグビーフットボール大会に出場する同市駿河区の聖光学院高ラグビー部の壮行会を市役所静岡庁舎で開いた。丸尾瑛主将(17)は「強みのディフェンスを生かして目標のシード校撃破(2回戦突破)を成し遂げたい」と健闘を誓った。 2年ぶり7度目の出場。今年は新型コロナウイルス禍で合宿やチーム全体の練習ができず、自主トレーニングとオンラインでのミーティングを重ねる日々が続いた。各自の練習内容をノートに記録してチームで共有することで「モチベーションを保つことができた」(丸尾主将)という。 初戦は27日にトンガ人留学生2人を擁する高知県の高知中央高と対戦する。中
-
「花園でシード校撃破」 聖光学院高ラグビー部松井さん 御前崎市役所訪問、健闘誓う
27日に大阪府で開幕する全国高校ラグビー大会に本県代表として出場する静岡聖光学院高ラグビー部の松井晴一郎さん(16)=御前崎市白羽=がこのほど、同市役所を訪れ、柳沢重夫市長と河原崎全教育長に健闘を誓った。 松井さんは2年生ながら主力として活躍し、県大会は3試合全てに先発出場した。身長172センチ、体重95キロでポジションはFW第2列のロック。FW8人で相手と組み合う「スクラム」などセットプレーの要を担う。静岡聖光学院中で競技を始め、現在は静岡市内の寮に住み込んで文武両道にいそしむ。 松井さんは、学校から県大会の優勝旗とトロフィーを携え、「全国大会ではシード校撃破を達成したい」と意気込みを
-
文武両道体現する司令塔 ラグビー 聖光・丸尾瑛【冬の主役 高校全国大会①】
高校スポーツの冬の全国大会が年末年始に開催される。各競技のエースやキーパーソンを紹介し、大会に懸ける思いを伝える。 ◇ 全体練習は週3回のみ。全国高校ラグビーに出場し、文武両道を目指す聖光の練習を効率的にするのが、昼休みを使った選手だけのミーティング。中心にいるのが主将の丸尾瑛(3年)だ。新チーム発足時は気負いすぎて仲間から孤立した。「どんなラグビーをしたいのか」。議論を重ねるうちにチームが目指すべき道が少しずつ見えてきた。 聖光中入学と同時にラグビーを始め、寮生活を選んだ。「食事の直前まで自主練ができる」と親元を離れて努力を惜しまず、細身だった少年は80キロと立派な体格に成
-
最新技術使用のトレーニング公開 ラグビー・静岡BR
来年1月に開幕するラグビー新リーグ、リーグワン1部静岡ブルーレヴズ(BR)は17日、磐田市の大久保グラウンドクラブハウスで、オフィシャルサプライヤー契約を締結したサイバーダイン社が開発、提供するプログラム「MTX式Neuro HALプラス」を活用したトレーニングを公開した。 脳神経や筋系のパフォーマンス向上、筋肉の収縮と弛緩(しかん)の最適なタイミングの把握、身体のバランス調整などが期待できるとされ、大リーグ・ツインズの前田健太らも取り入れている。サイバーダイン社の安永好宏取締役は「脳にイメージを覚えさせて能力を上げて、けがの予防、治療にも役立ててほしい」と話した。 選手は実際にロボット
-
熱海の全小中学校にラグビーボール寄贈 静岡BR五郎丸さん
1月に開幕するラグビー新リーグ、リーグワン1部の静岡ブルーレヴズは17日、熱海市の全小中学校にラグビーボール計90個を寄贈した。第一小と第二小には、クラブ・リレーションズ・オフィサーを務める元日本代表の五郎丸歩さんが訪れ、児童と交流を深めた。 第二小では2年生約40人が五郎丸さんとボールを使ったゲームなどを楽しんだ。5歳から沼津市のラグビークラブに通っているという水野翔貴君(8)は「五郎丸さんに会いたいと思っていた。夢がかなってうれしい」と感激していた。 同チームは9月、熱海市に大規模土石流の義援金を寄付した。その縁もあり、子どもたちに元気を与えたいと市教委にボールの寄贈を申し出たという
-
静岡ブルーレヴズ 山谷社長・五郎丸CRO 浜松聖星高で講演
浜松聖星高(浜松市中区)は14日、来年1月に開幕するラグビーの新リーグ、リーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)の山谷拓志社長と五郎丸歩クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)を招いた講演会を同校で開いた。 山谷社長は「プロスポーツ選手に学ぶモチベーションの高め方」と題して講演。アメリカンフットボール代表としても活躍した自身の経歴から、「精神力が強い人は自分で自分を説得することがうまい」と紹介した。その上で、思考をはじめ自分でコントロールできることと、社会情勢などコントロールできないことを分けて考え、時に割り切りながら予測困難な状況にも適合するよう全校生徒約600人に説いた。 五郎丸
-
連携強化を確認 静岡ブルーレヴズ、袋井市役所を訪問
来年1月に開幕を迎えるラグビー新リーグ、リーグワン1部の静岡ブルーレヴズの山谷拓志社長らが15日、袋井市役所に大場規之市長を訪ねた。25日に同市のエコパスタジアムで開催されるプレシーズンマッチのPRと、市とのさらなる連携強化を確認した。 このほか訪れたのは堀川隆延監督、五郎丸歩クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)、矢富勇毅選手ら。チームは来年県内で行う公式戦8試合の内、同スタジアムでの開催も予定している。また、同市を含む県西部4市とパートナー協定を結び、ラグビーを通じたスポーツ振興、青少年の育成支援などに取り組む予定。 山谷社長は「子どもたちの夢や目標になるような役割を担い、地域
-
聖光学園、花園へ決意 丸尾主将「シード校撃破」 高校ラグビー
第101回全国高校ラグビー大会(27日~来年1月8日・花園)に出場する静岡聖光学院高ラグビー部の代表者が10日、静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館を訪れ、静岡放送の榛葉英二社長に健闘を誓った。 岡村寿夫学院長と奥村祥平監督、丸尾瑛主将、中山翔副主将が訪問した。奥村監督は「今年は攻守で前に出ることをコンセプトに取り組んできた。花園で最も記憶に残る戦いをしたい」とチームを紹介。丸尾主将は「目標であるシード校撃破を成し遂げたい」と約束した。 同校は11月の県大会決勝で東海大翔洋高に21-7で競り勝ち、2年ぶり7度目の花園出場を決めた。初戦は27日、高知中央高と対戦する。榛葉社長は「翔洋との決勝は
-
パラ車いすラグビー若山選手「踏み出す勇気を」 沼津二中で講演
沼津市立第二中はこのほど、東京パラリンピック車いすラグビーで銅メダルを獲得した若山英史選手(36)=静岡銀行、沼津市立高出=を招いた講演会を同校で開き、全校生徒125人がパラスポーツに親しんだ。 若山さんは競技のルールや特徴、使用する車いすの種類などを紹介。頸椎(けいつい)を損傷してから日本代表として活躍するまでの経験を語り、「自分を見つめ直し、目標を立てて練習に取り組むことが結果につながった」と振り返った。楽しみを見つけることや一歩踏み出す勇気を持つことの大切さを挙げ、「周囲の人へ感謝の気持ちを表現することが、人の輪を広げて人生の助けになる」と話した。 講演後、各クラスの代表生徒8人が
-
ラグビー、ホーム開幕戦のポスター掲示 浜松で静岡ブルーレヴズ
来年1月に開幕するラグビー新リーグ、リーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)のフロント幹部らが3日、浜松市中心街でホームゲームをPRするポスターを掲示した。山谷拓志社長や五郎丸歩クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)をはじめ、スタッフ16人が参加した。 掲示したのは、来年1月23日に磐田市のヤマハスタジアムで東京サントリーサンゴリアスを迎えて行うホーム開幕戦などの地元戦を告知するポスター。4班に分かれポスター500枚、チラシ2千枚を飛び込みで配った。 ホーム開幕戦を満員にするという目標を掲げる五郎丸CROは「懇意にしてきた店など一軒一軒を回るのは大切。地道な活動を続ける」と強調。目
-
園児、ラグビーボールで楽しく 函南でアザレア・セブン講座
袋井市を拠点に活動する女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」の選手による出前講座(県ラグビーフットボール協会主催)が16日、函南町の仁田マーガレット保育園で開かれた。 4、5歳児計47人が3人の選手から手ほどきを受け、頭の上や股の下を通して後ろの人にボールを手渡す競争などラグビーボールを使った遊びに挑戦した。ボールを抱えて走ったり転がしたりするリレーは3チームに分かれて行い、思うようにまっすぐ転がらないだ円形のボールに苦労しながら懸命に取り組んだ。「だるまさんが転んだ」も楽しみ、園庭に笑い声が響いた。
-
ラグビーに園児夢中 リレーやタックル練習も 清水町で出前講座
静岡県ラグビーフットボール協会は8日、清水町立清水南幼稚園で園児にラグビーの魅力を体感してもらう出前講座を開いた。年中、年長園児約80人が現役選手と一緒になって、楕円(だえん)球を使った遊びやタックルに夢中になった。 女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」(袋井市)の選手らが講師を務めた。園児はパスやリフトなど選手の技術を間近で見学。ボールを転がしたり蹴ったりして進むリレーやタックル練習に挑戦し、だるまさんが転んだなどのゲームも満喫した。 寺沢はなちゃん(5)は「ゲームが楽しかった。ラグビーは面白い」と笑顔を見せた。同園の卒園生で同チームコーディネーターの野毛伸子さん(35)は「
-
市民力作ずらり 「文化の祭典」 3日まで湖西
湖西市文化協会と市教委が主催する第54回市芸術祭の「文化の祭典」が30日、市アメニティプラザで始まった。11月3日まで。 市民ら約200人が絵画や書道、手工芸など約560点を出品。写真は夜空に浮かんだ花火や紅葉した渓谷を撮影し、四季を感じさせる作品が並ぶ。今年開催された東京五輪・パラリンピックを題材にした絵手紙もあり、車椅子テニスの選手の絵には「一球入魂」、車椅子ラグビーには「チーム一丸」と印象的な言葉を添えている。 茶席は参加費100円で、31日午後3時まで。
-
五郎丸さん招き交流授業 島田金谷中、意思疎通の大切さ学ぶ
島田市の金谷中は26日、来年1月開幕のラグビー新リーグに参入する「静岡ブルーレヴズ」でクラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)を務める元日本代表の五郎丸歩さんを講師に招き、交流授業を開いた。生徒は憧れの五郎丸さんを前に目を輝かせながらレクリエーションに取り組み、チームワークの大切さを学んだ。 品位、情熱、結束、規律、尊重を大切にするラグビーの精神を学び、心身の育成につなげようと、県が取り組むラグビー教育レガシー推進事業の一環。 生徒はウオーミングアップで体をほぐした後、ボール回しなど、チームで楕円(だえん)球を使うレクリエーションに挑戦した。五郎丸さんは時折、振り返りの時間をつくり、
-
ラグビーの基本学ぶ 焼津・清流館高 静岡ブルーレヴズ選手招く
焼津市の清流館高で25日、ラグビーのプロチーム「静岡ブルーレヴズ」の選手を招いたラグビー教室が開かれた。3年生の生徒が選手と一緒にミニゲームを実践して、動作やルールを学んだ。 石塚弘章、鹿尾貫太の両選手が訪れ、生徒約25人と交流した。最初にパスの練習をした後、相手チームからのタッチをかわしながら、自陣へトライを決めるゲームに臨んだ。 生徒は前にボールを投げないという基本に気をつけ、互いに声を掛け合いながら縦横無尽にコートを走り回った。 同校では11月8、22、29日にもラグビー教室を行う計画。同チームの元選手が指導役となる予定。
-
児童がラグビーの魅力体感 静岡ブルーレヴズ選手が手ほどき 掛川
掛川市の千浜小の児童が22日、同校でラグビーを体験した。静岡県を拠点とするチーム「静岡ブルーレヴズ」の選手の手ほどきを受け、6年生26人が楕円(だえん)球の魅力に触れた。 講師は西村颯平(29)、吉沢文洋(29)の2選手と育成普及担当の藤井達也さん(30)。児童はボールを持って選手に突進したり、体を高く持ち上げられた状態でボールを捕る「ラインアウト」をしたりと、ラグビーの代表的なプレーを体験した。タックルの代わりに腰に付けたタグを取り合う「タグラグビー」で実戦も楽しんだ。 小野愛華さん(11)は「ラグビーボールは触ったことがなかったので難しかった」と苦笑い。太田悠翔君(12)は「パスはた
-
聖光に伸び盛り“秘密兵器” 高校ラグビー静岡県大会24日開幕
第101回全国高校ラグビー県大会(静岡新聞社・静岡放送後援)が24日に開幕する。2年ぶりの王者奪還を目指す聖光は、元日本代表の小野沢宏時氏(43)=島田市出身=の長男でWTB謙真(1年)が、父の出場できなかった花園に挑む。聖光は31日に科学技術との初戦を控える。「チームの得点源になりたい」と父親と同じポジションでトライゲッターを目指す。 中学まではサッカーを中心に活動していて、本格的にラグビーに取り組み始めたのは高校入学後。サッカーでJリーグクラブのユースチームに入れず、父の影響もあり、父の母校でラグビー一本に絞った。 伸び盛りの16歳は、177センチ、77キロと父親譲りの堂々たる体格だ
-
ラグビー「静岡ブルーレヴズ」山谷社長「日本一のプロチームに」 浜松で講演
2022年1月開幕のラグビー新リーグの参入チームとしてヤマハ発動機が設立した「静岡ブルーレヴズ」の山谷拓志社長(51)が14日、浜松市中区で開かれた浜松南ロータリークラブ例会で講演し「日本一のプロラグビーチームを作りたい」と意気込みを語った。 6月に就任した山谷社長は東京都出身で、元アメリカンフットボール選手。引退後はバスケットボール男子日本リーグ(当時)の宇都宮ブレックスや男子プロバスケ2部(B2)だった。茨城ロボッツの運営会社社長を務めた。 かつてヤマハ発動機ラグビー部の強化事業に携わった縁で、ブルーレヴズ社長就任を打診された。日本初のラグビー事業会社として独立分社化した経緯を説明し
-
「困難でも強い気持ちで」車いすラグビー銅 池崎選手 浜松・飯田小で講座
浜松市南区の飯田小に14日、東京パラリンピックで銅メダルを獲得した車いすラグビーの池崎大輔選手が来校した。地元企業からユニバーサルデザインについて学ぶ市主催の講座の一環で訪れた。 池崎選手は、世界最軽量の車いすを製造する橋本エンジニアリング(浜北区)の車いすを日常生活で使用しているという。 メダルを首から提げて4年生101人の前に登場した池崎選手は自身の手足を示しながら筋力がないことを説明し、「どんな困難があっても、自分に負けずに強い気持ちを持つことが大切」と語り掛けた。困っている人を見かけたら声を掛けてほしいと訴え、「そうすれば、その人の困難を一つ助けられる」とも伝えた。 児童は同社
-
「持っている信念大事に」沼津商高 若山選手(東京パラ車いすラグビー銅)講演
清水町の沼津商業高は8日、東京パラリンピック車いすラグビーで銅メダルを獲得した若山英史選手(36)=静岡銀行、沼津市立高出=の講演会を開き、全校生徒545人が聴講した。国のオリンピック・パラリンピックムーブメント全国展開事業の一環。 若山さんはパララグビーのルールや選手村の様子を紹介し、「楽しめることやものを見つけることが大切。みなさんもそれぞれ持つ信念を大事にしてほしい」と呼び掛けた。生徒からの「けがを機にサッカーからパララグビーに転向し、どう頑張れたのか」との質問に対し、「自分でコントロールできない部分にストレスをためると次に進むきっかけを失う。常にできることに集中するように心掛けてい
-
スポーツの魅力、オンラインで アザレア・セブン選手
静岡市葵区の横内小の6年生約120人が5日、県内の女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」の草野可凜選手とオンラインでつながった。 小学生にスポーツの魅力を伝え、関心を高めようと静岡市とアザレア・セブンが協働で企画した。袋井市のエコパスタジアムにあるアザレアスポーツクラブから草野さんが教室に設置されたスクリーンに登場。ラグビーの魅力やチームプレーの大切さなどを話すと、児童はメモを取りながら熱心に耳を傾けた。 アスリートの食生活について質問した沢田卓磨さん(12)は「自分はサッカー選手になりたい。お菓子を食べ過ぎないように気を付けたい」と話した。
-
「支え合う大切さ ラグビーで実感」 W杯遺産継承へ学校訪問開始
ラグビー新リーグ、リーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)と女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」が静岡県内の学校を訪れる静岡県ラグビー教育レガシー(遺産)推進事業が5日、函南町立東中と御殿場市立御殿場南小で始まった。 県教委との取り組みで、2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会のレガシーとして競技を通じて次世代を担う子どもたちの人格形成や体力向上を図るのが目的。20年度から始まり2年目。来年1月までに県内の小中高、特別支援学校30校以上で実施する予定。 東中には、静岡BRの伊藤平一郎、中井健人、庄司拓馬の3選手が訪れ、1年生約150人と交流した。生徒たちは選手の手ほど
-
ラグビーの熱狂再び 静岡ブルーレヴズ、「聖地」エコパで初陣
2022年1月に開幕するラグビー新リーグ、リーグワン1部の静岡ブルーレヴズ(BR)は19日、袋井市のエコパスタジアムで同3部の豊田自動織機と初の対外試合を行った。新型コロナウイルスの影響で無観客での開催となったが、2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で盛り上がった熱気を再燃させようと、懸命なプレーを見せた。 コロナ禍で関連イベントが軒並み中止となる中、両チームはプレシーズンマッチの実現にこぎつけた。日本代表がエコパスタジアムで強豪アイルランドを破り「静岡ショック」として世界に衝撃を与えた歴史的勝利から28日で2年。W杯の日本代表候補のアシスタントコーチを務めた堀川隆延監督は「
-
若山選手に栄誉章 東京パラ車いすラグビー銅メダル 「パリで必ず金を」 沼津市
沼津市は17日、東京パラリンピック車いすラグビーで、日本代表の一員として銅メダル獲得に貢献した若山英史選手(36)=静岡銀行、沼津市立高出=に特別スポーツ栄誉章を授与した。若山選手はメダルを手に市役所での授与式に臨み、市を挙げての応援に感謝するとともに「パラの悔しさはパラでしか返せない。次は必ず金メダルを取る」と3年後のパリ大会に向け抱負を語った。 若山選手はローポインター(守備的な要員)として全5試合に出場、守備に加えて要所での攻撃も光った。頼重秀一市長は「コロナ禍で大変な苦労をされたと思う。大いなる希望と感動を与えてくれた」とたたえた。 栄誉章の記念盾を贈られた若山選手。「メダル獲得
-
ラグビー 静岡ブルーレヴズ始動 9月19日に初の対外試合
ラグビー新リーグ、リーグワン1部の静岡ブルーレヴズは7日、磐田市の大久保グラウンドで、今季のチーム編成完了後、初めて練習を報道陣に公開し、来年1月の開幕へ本格的に始動した。一部の外国人選手や故障者を除くメンバーがそろい、約2時間、実戦形式の練習を中心に汗を流した。 堀川監督は、前身のヤマハ発動機時代のサイドに大きく展開するラグビーから、球を前に積極的に動かすスタイルに変換すると強調した。「中盤の攻防をどう制するか」。さまざまなポジションからキックを効果的に使いたい考えだ。 ヤマハ発で長年にわたり屋台骨を担った五郎丸や山村が現役引退し、世代交代が一気に進みそうだ。大戸主将は「先輩たちが抜け
-
松原、社会人ゴルファーに 昨年の静岡県女子アマCS女王、再始動
昨年の静岡県女子アマチュアゴルフチャンピオンシップを制した松原亜美(22)=静岡北高出=が、県アスリート雇用支援事業を通して静岡ガスエネルギー(静岡市駿河区)に採用され、今春就職した。名門日体大を卒業と同時に競技に区切りを付けようと考えたが、支援事業を知り翻意した。「この制度で会社に入れたのが大きい」と感謝を胸に、社会人ゴルファーとして再スタートした。 学生時代に日本学生選手権で上位に入り、国体の本県代表や女子プロゴルフのステップアップツアー、ユピテル静岡新聞SBSレディースにも出場経験がある。コロナ禍で企業は採用を控え、就職活動は難航していた中、同制度を知り、思い切って応募を決めた。
-
社説(9月7日) 東京パラ大会閉幕 障害者支援、より充実を
閉幕した東京パラリンピックは自国開催によるテレビやネット中継、報道の拡大もあり、困難を乗り越えて挑む選手の姿をこれまでの大会以上に見ることができた。パラ競技への関心や理解が高まったことを契機として、障害者支援をより充実させていくことが必要だ。 大会は新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期され、原則無観客で行われた。緊急事態宣言の発令を受け、児童、生徒らによるパラ大会の「学校連携観戦プログラム」も本県は全て辞退になった。 日本はメダル51個で金が13。中でも静岡県勢の活躍は目覚ましく、金6を含むメダル13を獲得した。その背景には、パラスポーツの環境が改善されている状況がある。 車いす陸上
-
車いすラグビー「最後に良い試合できた」 銅メダルから一夜 若山英史(静岡銀行)ら会見 東京パラリンピック
東京パラリンピック車いすラグビーの日本代表が2大会連続銅メダルを獲得して一夜明けた30日、都内で会見した。ローポインター(守備的な要員)として全5試合に出場した若山英史(36)=静岡銀行、沼津市立高出=は「金を取れず悔しい結果になったが、最後に良い試合ができた」と充実した表情を見せた。 熾烈(しれつ)なレギュラー争いがあった今大会は、若手の活躍が目立ったが、若山は準決勝、3位決定戦でもスタメン出場した。持ち前の鋭い洞察力を発揮し、得意の守備プレーだけでなく計10トライを決めるなど要所での得点力も光った。大会を振り返り、「車いすラグビーやパラスポーツの魅力を知っていただけたと思う」と語った。
-
軽量、激しい動作に対応 プレー支える浜松産車いす パラ・テニス
東京パラリンピックの車いすテニスの選手に、浜松市浜北区の自動車部品製造「橋本エンジニアリング」が自社開発の競技用軽量車椅子を提供している。マグネシウム合金を使い、重量を一般的な車椅子の半分ほどの約8キロに抑えた。車いすラグビーの代表選手にも日常用の車椅子を提供した橋本裕司社長(54)は「障害のある人々がもっと自由に移動できることを知ってほしい」とバリアフリー社会の一層の進展を願う。 車いすテニスの田中愛美選手(ブリヂストンスポーツアリーナ、埼玉県出身)が使う同社の「TS―X」は、左右の車輪を「ハ」の字型に内側に傾け、補助輪を前方に二つ、後方に一つ備える。前後左右に激しく動き、後ろに大きく体
-
最高の仲間と「銅」 車いすラグビー若山(静岡銀行) 次の夢へ
「最高の舞台で最高の仲間と戦えた」。東京パラリンピックの車いすラグビーで日本の2大会連続銅メダルに貢献した若山英史(36)=静岡銀行、沼津市立高出=は今年で日の丸を背負い10年。常に世界で勝つことを意識してきた。自国開催を経て「車いすラグビーを知ってくれた人もいる。今後は競技を広めていきたい」と新たな夢を抱く。 若山が初めて代表に選出されたのは車いすラグビーを始めて約3年後の2011年。競技の認知度が低かった当時は、代表遠征や車いすの修理費はほぼ選手の自己負担だった。多額の支援を受けられる五輪の人気種目とは対照的。「自分たちの待遇やサポート態勢を良くするには、世界で結果を出すことが必要」と
-
若山(沼津市立高出)輝く洞察力 車いすラグビー日本連勝発進
東京パラリンピックの車いすラグビー1次リーグで連勝発進した日本代表。チームの堅守速攻のスタイルを支えているのが若山英史(36)=沼津市立高出=だ。ローポインター(守備的な要員)として敵の動きを先読みする洞察力が持ち味だが、今大会は得点力も光る。「最高の仲間と金メダルを獲得したい」と意気込む。 若山は26日のデンマーク戦にスタメン出場。序盤から積極的に敵に詰め寄り連携ミスを誘うなど、何度も相手の得点を封じた。攻めてはゴール前に果敢に切り込み、絶妙なパスで味方の得点をお膳立て。「理想のプレーができた」と勝利を喜んだ。 若山は19歳の時、プールの事故で頸椎(けいつい)を損傷。リハビリ施設で車い
-
スローガンは「All for Shizuoka」 ラグビー/静岡ブルーレヴズ
2022年1月開幕のラグビー新リーグに参入する静岡ブルーレヴズは26日、2021~22シーズンのクラブスローガンやチームコンセプトを発表した。選手約40人の初顔合わせとなったファーストミーティングを磐田市内で行い、堀川監督は「本気で日本一を目指そう」と語り掛けた。 クラブスローガンは「All for Shizuoka(オール フォー シズオカ)」。チームコンセプトは「Revs Style(レヴズ スタイル)」。21年度の新体制発表も行い、会長にはヤマハ発動機の柳弘之取締役会長が就任した。 堀川監督は開幕までの強化方針を説明した後「自分たちにしかできないスタイルを確立し、多くの人を感動させ
-
東京パラリンピック 浜松事前合宿のブラジル選手団、384人に
浜松市は20日の市議会市民文教委員会で、8月に事前合宿を受け入れる東京パラリンピック・ブラジル選手団が当初予定の19競技397人から、14競技384人に縮小されるとの見通しを報告した。出場権を獲得できなかったことなどが理由。 14競技の選手団は陸上競技が最多で106人。同8~20日に四ツ池公園陸上競技場(中区)を拠点に練習する。水泳は54人で6~18日に市総合水泳場トビオ(西区)で最終調整を進める。競技団体の計348人に加え、同国パラリンピック委員会の新型コロナウイルス感染症対策責任者、事務・医療スタッフら計36人が来訪する。 事前合宿を中止する5競技のうち、車いすバスケットボールと同ラ
-
OB若山選手に激励金 車いすラグビー 沼津市立高同窓生が贈呈
沼津市立高の同窓生でつくる求道会は6日、東京パラリンピック車いすラグビーに出場する同校53期生の若山英史選手(36)=静岡銀行=に激励金を贈った。 同校卒業生の五輪パラ大会出場は、ソウル五輪女子柔道66キロ級で金メダルを獲得した佐々木光さん以来という。同市原地区センターで行った贈呈式で、同会の田村光広会長(71)は「体調に気をつけ、目標に向かって頑張ってほしい」と述べ、激励金を手渡した。 若山さんは「卒業から20年近くたつ今でも応援いただけてうれしい。パラ出場の目標は超えた。次は金メダルに向かって精進したい」と意気込んだ。 若山さんは3度目のパラリンピック出場。16年リオデジャネイロ大会では
-
ラグビー五郎丸さん CROに就任 静岡ブルーレヴズ
2022年1月開幕のラグビー新リーグに参入する静岡ブルーレヴズは5日、元日本代表五郎丸歩さんがクラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)に就任したと発表した。動画投稿サイト「ユーチューブ」のライブ配信で役職発表が行われ、五郎丸さんは「ラグビー界に新しい世界観をつくれたら」などと意気込みを語った。 山谷拓志社長によると、CROはファンやスポンサー、行政などの関係者とクラブをつなぐ役割。五郎丸さんにはチケットの企画販売業務も担当してもらうという。 五郎丸さんは「『開幕戦を満員にするのが仕事だ』と言われている。またスタジアムに来たいと思ってもらえるよう、試合の前後も楽しんでもらえる企画を考え
-
静岡ブルーレヴズ、1部に ラグビー新リーグ見通し
ラグビーのトップリーグ(TL)を刷新して来年1月にスタートする3部構成の新リーグで、昨季のTLで優勝したパナソニックや準優勝のサントリー、ヤマハ発動機の後継チーム「静岡ブルーレヴズ」などが1部に入る見通しとなったことが5日、関係者への取材で分かった。1部の全12チームはTL勢が占める。今月中旬に発表される。 新リーグはTL16チームと、トップチャレンジリーグのうち活動終了したコカ・コーラを除く8チームが参加する。1~3部の振り分けは日本協会の審査委員会(谷口真由美委員長)が各チームの事業面などを採点。これを踏まえて日本協会が検討を加味して決定し、新リーグの運営団体と各チームに伝えられた。
-
手作りトーチで聖火リレー挑戦 裾野の児童、思い出づくりに
裾野市の陸上教室とラグビースクールに通う小学生が26日、県内で行われた東京五輪の聖火リレーにちなんだ模擬リレーに市陸上競技場で挑んだ。手作りのトーチに点火した火を約150人がつなぎ、五輪を身近に感じて思い出をつくった。 東京五輪の開催と県内で聖火リレーが25日まで行われたことを記念した企画。スポーツを愛する子どもたちに感動を与えて将来につながる夢を持ってもらおうと、市スポーツ協会などが「がんばれ!ニッポン!聖火リレー」として準備した。 開会式で、陸上教室のコーチ江森甲二さんが2010年の富士山の日から守り続ける種火「ふじさんの火」を使用して竹の手作りトーチに点火した。児童は5人一組になり
-
大会の安全 祈りの太鼓 富士のプロ奏者和迦さん
本県での聖火リレー2日目、富士市のふじさんめっせで出走前に行われた式典では、市内で活動するプロの和太鼓奏者和迦(わか)さんが、大会の安全や新型コロナウイルス終息の祈りを込めた重厚な演奏でランナーを送り出した。 和迦さんは2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の選手入場で演奏し、選手の闘争心を奮い立たせた。W杯とは状況が全く違うコロナ下の五輪に和迦さんは「自分にできるのは以前の世界に戻ると信じて演奏すること」との思いを込め、ばちを握った。体力が尽きるまで大太鼓を打ち鳴らし、聴衆の心を震わせた。 (富士支局・国本啓志郎)
-
ヤマハ発動機ラグビー 新チーム名「静岡ブルーレヴズ」に決定
ヤマハ発動機(磐田市)が2022年1月開幕予定のラグビー新リーグへ参入するチーム名を「静岡ブルーレヴズ」と決定したことが23日、関係者への取材で分かった。地域に根差した事業化をこれまでの磐田市から県内全域に広げて展開し、プロクラブ化を目標に掲げる。同日午後に県庁で記者会見し、詳細を説明する見通し。 チームを運営する新会社はヤマハ発が100%出資し、試合の興行などを担う。社長には男子プロバスケットボール2部(B2)の茨城ロボッツ運営会社の社長を務めた山谷拓志氏(50)が就任する。今季限りで現役引退した元日本代表FBでヤマハ発OBの五郎丸歩さん(35)も運営に携わる。 新会社は新リーグ参入に
-
「金メダルへ突き進む」 車いすラグビー若山(静岡銀行)、パラ代表内定
東京パラリンピックの車いすラグビー日本代表に内定した若山英史(36)=静岡銀行、沼津市立高出=は21日、都内で開かれた代表発表会見で「すごくうれしい。金メダルに向かって突き進んでいきたい」と意気込みを語った。 ケビン監督は選手選考について、チームの将来を見据え、若山らベテラン勢と若手のバランスを重視したとし、「世界のトップと渡り合う準備が整った」と強調した。 日本は前回リオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得し、2018年世界選手権で優勝した。東京大会では金メダル獲得の期待が掛かる。1次リーグはフランス、デンマーク、優勝候補のオーストラリアと同組で戦う。守備的な役割を担う「ローポインター」の
-
車いすラグビー 若山(静銀)代表内定 東京パラリンピック
東京パラリンピックの車いすラグビー日本代表に沼津市立高出身の若山英史(36)=静岡銀行=が内定した。日本車いすラグビー連盟が21日午前、都内で記者会見し代表候補12人を発表した。 若山は2012年ロンドンパラリンピックから3大会連続出場となる。障害が重い「ローポインター」として守備的な役割を担い、豊富な経験を生かしたプレーでチームを引っ張る。16年リオデジャネイロ大会は銅メダル、18年世界選手権では世界一に貢献。東京パラでもメダル獲得が期待される。 わかやま・ひでふみ 1985年1月3日、東京都で生まれ、小学校入学前に沼津市に。大学2年時にプールでの事故で頸椎(けいつい)を損傷し、リハ
-
遠藤さん、夫婦で農業経営 元ラグビー、ジュビロ選手 家族協定結び役割分担
磐田市上神増の農家遠藤さん夫婦が16日、家族が協力して安定的な農業経営を進めるため、「家族経営協定」を結んだ。締結式が市役所で開かれ、広太さん(37)が協定書を市農業委員会の大箸千賀子会長に提出した。 遠藤さんはラグビートップリーグ(TL)ヤマハ発動機ジュビロの元選手。就農を目指して市のエビイモ栽培技術継承事業の研修生として活動し、5月に独立就農した。 協定は国が1995年に始めた制度で、家族間の役割分担や収益分配、労働時間を話し合い明確にする。広太さんと妻由紀子さん(33)が2人で働きやすい環境をつくり、新規就農者向けの給付金支援などを受けることも目的に締結した。 広太さんは「2人で
-
アイルランドの人々に向け袋井PR 7月事前合宿、市が動画制作
袋井市はこのほど、ホストタウン相手国で、来月から東京五輪の事前キャンプを同市で実施予定のアイルランドの人々に向けた同市のプロモーション動画を制作した。 約3分の動画で、「ふくろい遠州の花火」や袋井茶などの観光資源をはじめ、2019年のラグビーワールドカップ(W杯)、02年のサッカー日韓W杯の会場となったエコパスタジアムの映像などが流れる。 また、アイルランドの概要や夏季五輪でのメダル獲得数なども紹介し、市民に向けて事前キャンプの機運醸成を図る。スポーツ政策課主任主査の辻本潤さん(41)は「オリンピックの開催が近づく中、アイルランドと袋井のみなさんの相互理解が深まるきっかけになれば」と話し
-
五郎丸さん「静岡県から世界に発信するクラブに」 ヤマハ発動機ラグビー、フロント入り
今季限りで現役引退したラグビー元日本代表FBでトップリーグ(TL)ヤマハ発動機の五郎丸歩さんは14日、浜松市内で開いた会見で2022年に始まる新リーグに向けヤマハ発が立ち上げるチーム運営会社で役職に就くと表明した経緯を語った。五郎丸さんは「企業色が強いとファンが付きづらい。海外クラブも経験し日本との差を肌で感じた。静岡県から世界に発信できるクラブを目指す」とフロント入りを決めた理由を説明した。 ヤマハ発は23日に新会社の設立について会見を開き、詳細を説明する。五郎丸さんは今後の進路選択で現場の指導者かフロント入りかで悩んだと明かし「マネジメントの方がわくわくすると感じた。子どもたちへの普及
-
ラグビー・五郎丸さんマネジメントの道へ ヤマハ発、新会社運営 浜松で引退会見
今季限りで現役引退したラグビー元日本代表FBでトップリーグ(TL)ヤマハ発動機の五郎丸歩さん(35)が14日、浜松市内で会見し、今後の進路について、2022年に始まる新リーグに向けてヤマハ発が立ち上げる新会社の運営に携わると明らかにした。具体的な役職は今後発表される。五郎丸さんは「地域貢献の象徴としてやっていきたい」と語った。 五郎丸さんは会見で「クラブのプロ化に向けて静岡に住んでお世話になりたい。監督やコーチではなくマネジメントで活躍したい」と述べた。 4月のTL最後の試合となったクボタとのプレーオフトーナメント2回戦は脚のけがのためベンチ入りせず、そのまま現役を退いた。2015年ワー
-
静岡県知事選後半戦 川勝氏、公務合間に決起集会 岩井氏、大物弁士と街頭演説
知事選は20日の投開票日に向け、後半戦に突入し、4期目を目指す現職の川勝平太氏(72)は12日、告示後初の決起集会を開くなど公務の合間を縫って精力的に動いた。新人の前参院議員岩井茂樹氏(53)=自民推薦=は県内10カ所で街頭演説をこなし、知名度不足を解消しようと走り回った。 川勝氏は朝から浜松市を訪れ、軽自動車を用いたテレワーク実証実験場や高齢者が働く農園など4カ所を視察。「現場の声を政策に生かしたい」と、持論にはほぼ触れず聞き役に専念した。 午後は選挙モード全開となりJR袋井駅前で決起集会を開催。「組織力も権力も金の力もない。人と心の輪が支えになっている」と支持を訴えた。集会後は車に
-
浜松市議会常任委員会 ビーチコート新案に懸念 江之島地区整備計画 競技団体が要望書
浜松市議会は8日、5常任委員会を開いた。市は遠州灘海浜公園江之島地区(南区)のビーチコート整備計画で、基本計画段階とコート配置などが異なる新計画案が出され、競技団体から懸念の声が上がっていることを市民文教委員会で報告した。国際大会の誘致など市の「ビーチ・マリンスポーツの聖地」構想が進む中、県ビーチラグビー協会など競技関係の6団体が再検討を求める要望書を出した。 昨年8月に公表された整備基本計画に対し、公募型プロポーザル方式で選ばれた事業者が提案し、今年4月にビーチ・マリンスポーツ推進協議会で示された新計画案には複数の相違がある。新計画案はメインスタンドを中央に置き、最も東側に人工芝コートを用
-
川勝氏/岩井氏 政策対談詳報㊤ 静岡県知事選
6月3日告示、20日投開票の静岡県知事選を前に静岡新聞社が企画した政策対談で、立候補を表明した現職の川勝平太氏(72)と元参院議員岩井茂樹氏(52)=自民推薦=が主張を繰り広げた。新型コロナウイルス感染症対策や県内市町で始まったワクチン接種に言及し、リニア中央新幹線工事に伴う大井川流量減少問題も話題になった。 ■Q1 コロナ対策 新型コロナウイルスの県内累計感染者数が8千人を超えました。感染力の強い変異株への置き換わりが進んでいます。県がとるべき対策は何でしょうか。 医療従事者に続き、65歳以上の高齢者へのワクチン接種が各市町で始まりました。国は高齢者接種の