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全国高校ラグビー、27日開幕 4大会ぶり、花園で開会式

 第103回全国高校ラグビー大会は27日、51チームが参加して大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕し、来年1月7日の決勝まで高校日本一を争う熱戦が繰り広げられる。

1月7日、全国高校ラグビー決勝の、東福岡―報徳学園戦を観戦する大勢の人たち=花園ラグビー場
1月7日、全国高校ラグビー決勝の、東福岡―報徳学園戦を観戦する大勢の人たち=花園ラグビー場

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため前回まで行われなかった開会式を4大会ぶりに実施。秋田工の大沢空主将が選手宣誓する。一部簡略化し、入場行進は場内を回らず、整列した選手が前進する形式となる。
 第1日は1回戦9試合で、大会史上初めて部員不足による合同チームとして出場する若狭東・敦賀工(福井)は、過去5度優勝の目黒学院(東京第2)に挑む。天理(奈良)―早実(東京第1)は伝統校同士の対決。
 前回優勝の東福岡や、今春の選抜大会覇者の桐蔭学園(神奈川)、夏の全国高校7人制大会を制した佐賀工のAシード3校と、2大会ぶりの頂点を狙う東海大大阪仰星(大阪第3)などBシード10校は30日の2回戦で初戦を迎える。来年1月3日の準々決勝、5日の準決勝は改めて抽選で組み合わせを決定する。

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