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超速ラグビー 考え共有 ジョーンズHC初指導 代表6月始動へ合宿

 ラグビー日本代表の始動(6月)に向けた2日間の合宿が6日、福岡市で始まり、ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が1月の就任後で初めて現場指導した。ミーティングでは世界トップになることを選手に意識させたといい、ワールドカップ(W杯)4大会出場のFWリーチ(BL東京)は「とてもいい一日だった。(HCと)一緒にやりたい」と意欲を語った。

ラグビー日本代表の始動に向けた合宿で、練習する姫野(中央)。奥はジョーンズ・ヘッドコーチ=福岡市
ラグビー日本代表の始動に向けた合宿で、練習する姫野(中央)。奥はジョーンズ・ヘッドコーチ=福岡市

 「超速ラグビー」を掲げるジョーンズHCの考えを共有するために実施され、今後代表になり得る選手を招集。報道陣に公開された練習では実戦形式でプレーを短く区切り、速いテンポを意識して繰り返した。ロックの役割も求められたというリーチは「すごくパッション(情熱)を感じた」とうなずいた。
 スーパーラグビー勢と交流試合を行うリーグワン4チームの選手は対象外で、大学生9人を含む34人が参加。FW姫野(トヨタ)は「みんなすごく若くてびっくりした。新しいラグビーを学んでいるような感覚ですごく楽しい」と手応えを語った。

19歳石橋 初々しく  合宿には全国大学選手権で4強入りした京産大の1年、19歳のロック石橋も参加した。190センチ、95キロの大器。貴重な経験を積み「基本的な動きをもっと改善しようと思った。自分の成長につなげていきたい」と初々しく話した。
 全体練習後、一緒に自主練習を行った35歳のリーチは「これから絶対伸びてくる選手。昔の松島(東京SG)みたいな感じ」と大きな期待を口にした。

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