テーマ : ラグビー

ラグビー2団体と包括協定 性的少数者の発信拠点

 LGBTQ+(性的少数者)の情報発信拠点「プライドハウス東京」は4日、ラグビーの日本協会、国内リーグのリーグワンと包括協定を結んだ。昨年6月には日本オリンピック委員会(JOC)と同様の協定を結んでいる。

日本ラグビー協会、リーグワンと包括協定を結び、記者会見でポーズをとるプライドハウス東京の野口亜弥共同代表(右から2人目)ら。左隣は村上愛梨選手=4日、文科省
日本ラグビー協会、リーグワンと包括協定を結び、記者会見でポーズをとるプライドハウス東京の野口亜弥共同代表(右から2人目)ら。左隣は村上愛梨選手=4日、文科省

 選手、指導者らを対象にした性の多様性を学ぶ講習や、試合会場での啓発イベントなどを実施して理解促進、環境整備に努めていく。プライドハウス東京の野口亜弥共同代表は「今回をモデルケースとして、これからも頑張っていきたい」と語った。
 記者会見にはプライドハウス東京のアスリート発信チーム理事を務める村上愛梨選手(横河武蔵野)も出席。「多様性に富んだラグビーだからこそ可能性がある」と期待を込めた。

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