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眼前で激闘、列車プロレス 山形鉄道フラワー長井線、熱狂

 山形県南部を走行する山形鉄道フラワー長井線で1日、走行中の車内の通路をリングに見立て、プロレスラーが激闘を繰り広げた。目の前で繰り出される技、飛び散る汗、息遣い。のどかな風景を走る列車内は、観客の手拍子と熱狂に包まれた。

走行中の山形鉄道フラワー長井線の車内で行われたプロレスの試合=1日午前、山形県内
走行中の山形鉄道フラワー長井線の車内で行われたプロレスの試合=1日午前、山形県内

 2両編成のうち1両をリングに、ザ・グレート・サスケ選手ら計14人が参加。7人ずつに分かれ、2部構成のバトルロイヤル形式で闘った。狭い車内でのパワーボムやドロップキックは迫力満点。つり革にぶら下がってのキックといった車内ならではの技も見られた。
 途中停車駅では、乗り遅れて失格になる選手も。2015年に始まり、新型コロナウイルス禍を挟み、今年は4年ぶり6回目の開催となった。毎回参加しているという福島市の会社員木本国治さん(42)は「何度来ても飽きない魅力がある」と笑顔だった。

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