テーマ : ラグビー

現役高校2年生が主審務める 花園の全国高校ラグビー、大会初

 第103回全国高校ラグビー大会第1日は27日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で行われ、1回戦の青森山田―高鍋(宮崎)で京都成章高2年の延原梨輝翔さん(17)が主審として笛を吹いた。大会実行委員によると、高校生が同大会で主審を務めるのは初めて。試合後取材に応じ「緊張していたが楽しかった」と振り返った。

1回戦の青森山田―高鍋戦で主審を務めた高校生の延原梨輝翔さん=27日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場
1回戦の青森山田―高鍋戦で主審を務めた高校生の延原梨輝翔さん=27日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場

 岡山県出身で、兄の影響で競技を始めた。兄が出場した花園を観戦し「一人だけユニホームが違って目立っていた」とレフェリーの姿に魅力を感じた。京都成章高ではラグビー部に入部し、昨冬から審判に専念。実技検定などを経て、花園で審判員を務められるB級ライセンスを今年6月取得した。
 60分間、グラウンドを走り続け「ノーサイドでやっと緊張がほぐれた」とほっとした様子。「ラグビーは選手だけじゃない」と審判員としてワールドカップ(W杯)参加を将来の目標に掲げた。

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