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8~9日 静岡県内大雨 目立った被害なし

 梅雨前線や低気圧の影響で、静岡県内は8日夜から9日午前にかけ、激しい雨が降った所があった。下田市などには土砂災害警戒情報が発表された。県によると、一部の道路で土砂崩れが発生したものの、人的、物的被害はなかった。
 気象庁の観測で、9日午後3時までの24時間雨量は伊豆市天城山で209ミリ、御前崎市で156・5ミリ、東伊豆町稲取で135ミリなど。気象台と県は一時、下田、御前崎、南伊豆の3市町に土砂災害警戒情報を発表した。
 2日からの記録的大雨で地盤が緩んでいる恐れがあるため、各市町は避難情報を発表したり、自主避難を呼びかけたりした。県のまとめでは下田市、浜松市、南伊豆町が避難指示、沼津、三島、磐田など6市町が高齢者等避難をそれぞれ発令した。いずれも9日午後5時までに解除された。
 県によると、松崎町の県道で土砂崩れが発生し、通行止めにより同町池代地区で69世帯128人が孤立したが、午後0時半には片側交互通行ができるようになった。2日からの大雨で堤防が決壊した磐田市の敷地川や、地すべりの危険性が高まっていた浜松市天竜区長沢地区の県道天竜東栄線などでは、目立った被害は確認されていない。

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