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大人の一歩 若者堂々と 東部各地で「二十歳の集い」【伊東/下田/伊豆・伊豆の国/南伊豆】

 静岡県東部の市町で8日、「二十歳の集い」が開かれた。人生の節目を迎えた若者らが式典や関連イベントに臨み、一層の飛躍を誓った。

関係者に見送られ、式典会場を出る出席者=伊東市観光会館
関係者に見送られ、式典会場を出る出席者=伊東市観光会館
目標を述べる(右から)若林さんと鈴木さん=下田中
目標を述べる(右から)若林さんと鈴木さん=下田中
抽選会で地元の特産品を受け取る出席者=伊豆市民文化ホール
抽選会で地元の特産品を受け取る出席者=伊豆市民文化ホール
出席者の門出を祝った式典=南伊豆町役場
出席者の門出を祝った式典=南伊豆町役場
関係者に見送られ、式典会場を出る出席者=伊東市観光会館
目標を述べる(右から)若林さんと鈴木さん=下田中
抽選会で地元の特産品を受け取る出席者=伊豆市民文化ホール
出席者の門出を祝った式典=南伊豆町役場


伊東 新たなスタート 名称「二十歳式」に 伊東市では名称を新たに「二十歳式(はたちしき)」とし、式典を市観光会館で開催した。該当する549人のうち398人が出席し、決意を新たにした。
 各中学の校歌を流した後、実行委員長の日吉大成さんが「私たちには強い絆で結ばれた仲間がこんなにもいる。二十歳を新たなスタート地点として、それぞれの道に確かな一歩を踏み出していこう」と述べた。
 小野達也市長は「世界に誇れる伊東市を築くために、まちづくりへの参画を期待している」と祝いの言葉を贈った。

下田 開国の地誇り、128人が気持ち新た 下田市の下田中での式典には128人が出席し、気持ちを新たにした。
 代表の鈴木大登さんと若林愛海さんは「開国の地で生まれ育ったことを誇りに思い、希望を持って励みたい」と声をそろえた。佐野友祐さんと江田望実さんは「二十歳の誓い」と題し、「出会いや別れを大切に、大切なものを見つけたい」「温かい人々のために下田に戻ってきたい」とそれぞれ述べた。
 松木正一郎市長は「世界に思いをはせ、想像力を育んでほしい」と期待を寄せた。

伊豆・伊豆の国 地域の魅力再認識 抽選で特産品贈呈 伊豆市では市民文化ホールで「二十歳を祝う式典」が開かれた。市内の特産品などが当たる抽選会「ふるさと伊豆」を実施した。
 地域の魅力を再認識してもらおうと企画した。市内の14企業から協力を得て、菓子や食事券などを抽選で贈呈した。出席者を代表して楠山凌雅さんが「一生忘れられない日になった。伊豆市や家族への感謝を忘れずに明るい未来へ躍進したい」と宣誓した。
 菊地豊市長は「伊豆市がこうなればいいなと仲間と少しでも話し合ってほしい」と祝辞を述べた。同市の対象者は260人。
 伊豆の国市は韮山、大仁、長岡の3地区に分けて「20歳のつどい」を開催した。対象者は396人。

南伊豆 社会の一員としてよく考え行動 南伊豆町役場で開かれた式典には69人が出席。町や町教委が門出を祝った。
 参加者を代表し、高橋拓海さんがあいさつ。「未熟ながら社会の一員として、何ができるのかよく考えて行動していきたい」と責任をかみしめた。
 岡部克仁町長は町の人口減と少子高齢化に触れ、「未来の改革へみなさんの新しい発想が必要だ。世界のどこにいても南伊豆とつながっていてほしい」と呼びかけた。町によると、出席対象はおよそ120人だった。

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