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110番 適正利用を【富士/富士宮/下田】

かぐや姫が呼びかけ 富士署

110番通報の適正利用を呼びかける三沢さん(右)と鈴木さん=富士市のイオンタウン富士南
110番通報の適正利用を呼びかける三沢さん(右)と鈴木さん=富士市のイオンタウン富士南

 富士署は「110番の日」の10日、110番通報の適正利用を呼びかける一日署長に第37代かぐや姫の三沢真冬さん(18)と、第35代かぐや姫クイーンで同署協議会委員の鈴木蘭さん(21)を委嘱した。
 警察官の制服とたすきを身に着けた2人は、署内や商業施設で啓発品を配った。同市のイオンタウン富士南では、110番と警察相談専用電話「#9110」の使い分けなどに理解を求めた。

ミス富士山も 富士宮署
photo02 110番の適正利用を呼びかける秋山さん(左)=富士宮市
 富士宮署は啓発イベントを富士宮市のイオンモール富士宮で実施した。県警音楽隊やカラーガード隊によるコンサートのほか、第33代ミス富士山グランプリ秋山真南帆さん(21)が一日警察署長を務め、110番の適正利用を呼びかけた。
 県警音楽隊は「犬のおまわりさん」など童謡やアニメソングを演奏し、カラーガード隊が息の合った動きを披露。足を止めた親子連れなどを魅了した。委嘱式で佐野信浩署長は「秋山さんの魅力で110番の正しい利用を一人でも多く伝えてほしい」と依頼した。モールに出向いた秋山さんは買い物客らに警察への相談や要望は警察総合相談ダイヤル「#9110」を利用することなどを呼びかけ、啓発チラシを配った。

踊り子が周知 下田署
photo02 踊り子の姿で110番の適正利用を呼びかける指導員=河津町の伊豆急行河津駅
 下田署などは管内6市町で110番の適正利用を呼びかけた。
 河津町の伊豆急行河津駅では、署員と交通安全協会下田地区支部の交通安全指導員9人が、啓発品100セットを配布した。川端康成の「伊豆の踊子」ゆかりの地らしく、指導員は踊り子を模した服装で駅利用者らに周知した。
 同署によると、2022年の管内からの110番はおよそ2300件。4件に1件程度が「タクシーを呼びたい」などと不要不急の内容だったといい、水野栄二地域課長は「110番は事件など緊急性の高い内容向けだ。不急の通報があると、逼迫(ひっぱく)している際に影響を与えかねない」と理解を求めた。

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