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日本一の段数 118段ひな飾りお目見え 下田・天神神社 4月9日まで

 国指定重要文化財の大日如来坐像をまつる下田市の天神神社に27日、日本一の段数をうたう118段のひな飾りがお目見えした。2022年に続いて東伊豆町の素盞鳴(すさのお)神社とあえて同数に“調整”。4月9日まで展示している。

118段のひな飾りを展示する高校生ら=下田市の天神神社
118段のひな飾りを展示する高校生ら=下田市の天神神社

 鳥居から境内に続く階段に約400体が並ぶ。初日は地域住民と近くの下田高生が協力してひな人形を展示し、観光客らを出迎えた。2年の山田郁真さんは「地域の皆さんの役に立てて、観光客にも喜んでもらえて本当にうれしい」と声を弾ませた。文化部や運動部が交代で展示と撤去を手伝う。
 神社が建立する蓮台寺地区では、「しだれ桃の里まつり」が9日まで開催中。地域全体で約450本が植えられ、期間中は見頃という。実行委事務局長の渡辺秀明さん(72)は「蓮台寺の花と歴史、文化を一度に味わって春を感じてもらいたい」と呼びかけている。
 ひな飾りの展示は午前10時から午後4時まで。雨天時は中止。

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