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鈴木さん(静岡)掌編最優秀 伊豆文学賞 

 伊豆文学フェスティバル実行委員会は15日、第27回伊豆文学賞の入賞作品を発表した。最優秀賞は小説・随筆・紀行文部門で寺田勢司さん(大阪府吹田市)の小説「破城の主人」、掌編部門で鈴木みゆさん(静岡市)の「海へ」が選ばれた。
 寺田さんは、江戸幕府老中で相良藩主を務めた田沼意次を題材に、悪評とは異なる人物像や政治的手腕が評価されるべきとの思いを込めて作品にした。鈴木さんは、よく訪れていた静岡市清水区の水族館での体験を基に物語をつづった。
 伊豆地域をはじめ、県全域を題材とした作品を募集し、両部門に計414点の応募があった。3月3日に熱海市の起雲閣で表彰式を行う。
 このほかの入賞者は次の通り。
 【小説・随筆・紀行文】優秀賞 横山八千代(京都市)▽佳作 阿部千絵(愛知県田原市)青木繁喜(富士市)
 【掌編】優秀賞 T・S・デミ(函南町)阿部英子(磐田市)みなみつきひ(福岡市)宮内昭子(函南町)渓口輝(下田市)

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