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静岡人インタビュー「この人」 サーフィン・アジア選手権の団体戦で優勝した 足立海世さん(伊豆市)

 父光洋さん(43)の影響で3歳からサーフィンを始めた。伊豆市立天城小6年の時には全日本サーフィン選手権キッズの部で優勝した。モルディブで7月に開かれた「サーフィン・アジア選手権」で、日本代表チームのメンバーとして出場。団体戦で優勝、アロハカップ(男女各2選手によるチーム戦)で2位、個人戦(18歳以下)で4位に入る活躍を見せた。週5日程度、下田、伊東市など伊豆半島の海岸で練習に励む。伊豆市月ケ瀬在住。天城中卒業。通信制の明聖高(千葉市)1年。15歳。

足立海世さん
足立海世さん

 ―選手権の感想は。
 「日本代表としてアジアの人たちと肩を並べて良い経験になった。特に団体戦優勝はうれしかった。ただ3部門それぞれで優勝を狙っていただけに、結果的には悔しかった。負けられないプレッシャーがあり、自分の力を発揮できなかった。どんな状態でも自分のサーフィンをするのが課題」
 ―サーフィンの楽しさは。
 「波に乗るのは爽快。高い波は乗っていて楽しい。サーフィンのやり方をよく知らない人が見てもすごいと思えるのも魅力。友人や同級生と一緒に練習し、お互い『良かった』と励まし合っている」
 ―お気に入りのサーフスポットは。
 「伊豆半島だと下田市の海。きれいで青い。ハワイの海は日本にはない3~5メートルの高い波があり、練習していて楽しい。世界のトップサーファーもいるので、練習でまねしている」
 ―夢は。
 「世界チャンピオンになること。たくさんサーフィンを楽しんで目指したい。友人やライバルの存在を大事に、切磋琢磨(せっさたくま)して頑張りたい」
 (大仁支局・小西龍也)

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