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補正予算など可決 南伊豆地域清掃施設組合議会

 賀茂4市町で組織する南伊豆地域清掃施設組合議会は27日、臨時会を開いた。2023年度の組合会計補正予算案など2議案を原案通り可決した。
 補正予算には23年度から25年度の債務負担行為として、総額1千万円の都市計画策定の委託料を盛り込んだ。建設事業者選定に関するアドバイザー業務の委託料も、同期間の債務負担行為として600万円を増額した。組合によると、国への助成金申請に関する追加業務が生じたとしている。
 組合管理者の松木正一郎下田市長は行政報告で、整備を計画する広域ごみ処理施設について「調査はすべての項目で目標が満たされた。周辺への影響は十分に回避し得る」と強調した。
 一方、住民向けに縦覧した生活環境影響調査書の案に複数の誤りが発覚し、組合は再縦覧を実施した。松木市長は「もっと細心の注意を払わなければならなかった」と陳謝した。住民23人から「早期の完成を望む」「追加調査が必要では」などの声が寄せられたという。組合議員からは「調査の信頼性が失われた」との指摘が上がった。

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