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ジェラート店 6月末まで期間限定 下田・了仙寺 地元の若者、空いた一角改装

 下田市の国指定史跡・了仙寺に29日、期間限定のジェラート店がオープンした。長年にわたり空きスペースとなっていた一角を改装し、同市の板橋隼平さん(28)が出店。地元食材を使ったジェラートを求め、初日から大勢の観光客らが訪れた。

開店早々人気を集めているジェラート=下田市の了仙寺
開店早々人気を集めているジェラート=下田市の了仙寺

 板橋さんは市内でコーヒーや自然食品の販売を手がける「ニード・ユー」の社長。これまで伊豆急行蓮台寺駅(同市)の空きスペースにもコーヒースタンドを出店している。今回は了仙寺から要請があったといい、飲食店の撤退後、20年ほど空いていた一角で提供を始めた。
 販売するジェラートは4種類。同寺はアメリカジャスミンの名所として知られていて、ジャスミン風味のジェラートを用意した。下田の塩を使った「塩バニラ」や、地元産の甘夏やイチゴのジェラートも人気を集めている。1種の「シングル」(500円)と2種類を一度に味わえる「ダブル」(600円)をカップとコーン(+50円)で提供。コーヒーやホットドッグなども購入できる。
 板橋さんは「観光客だけでなく、地域の人にも来てもらいたい」と強調する。
 6月末までの営業で不定休。大型連休期間中は全日の営業で午前10時から午後4時まで。

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