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“1億円”ずっしり重く 下田・朝日小 租税教室

 下田市の朝日小の6年生15人は10日、市・賀茂郡租税教育推進協議会による租税教室を受講した。税の仕組みや意義に理解を深めた。

“1億円”の重さに驚く児童=下田市の朝日小
“1億円”の重さに驚く児童=下田市の朝日小

 下田財務事務所課税課主任の太田健さん(41)が講師を務めた。児童は教育費など税金の使途を知った上で、税の徴収が無くなると警察や消防の業務も有料化され、日常生活に支障を来す可能性があると説明を受けた。下田港の美化や市内の道路整備に税金が活用された事例を通じ、選挙で選出された議員により自治体の計画が決定される仕組みも学んだ。
 重さ10キロ程度の模擬の“1億円”も用意され、手にした児童は一様に「重い!」と目を丸くした。
 安東駿君は「税金があるから世の中が成り立っているのだとよく分かりました」と振り返った。租税教室は19日に下田小でも開催予定。

 

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