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海水浴場の警備 23年夏も民間委託 下田市

 下田市は7日、昨夏に実施した海水浴場の警備の民間委託について、一定の効果が上げられたとして今夏も継続実施する方針を示した。佐々木雅昭観光交流課長が市議会3月定例会で明らかにした。
 市は昨夏、これまで職員主体で実施していた警備を職員に加え、市夏期海岸対策協議会を通じて民間の警備会社にも委託。海水浴場の健全化を図った。市によると、2023年度の一般会計当初予算案にも委託費750万円を盛った。佐々木課長は「警察との連携をさらに深める。健全なまちづくりへ具体的な検討をさらに進める」と強調。一般質問で佐々木清和氏への答弁。
 市は迷惑行為や無許可営業の減少に効果があったと分析している。市内の白浜大浜海水浴場では昨夏、正規にパラソルを貸し出していた市民を脅したとして、暴力団総長らが威力業務妨害の疑いで逮捕された。
 一般質問にはほか2氏が登壇。賀茂4市町の広域ごみ処理事業などについて当局の姿勢をただした。

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