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サーフィンで振興を 下田市に関係団体が要望書

 下田市のサーフィン関係10団体は17日、市にサーフィン振興を求める要望書を提出した。市はサーフィンを生かした「サーフタウン」の構想を進めていて、官民一体でまちづくりを進める意向。

要望書を提出する(左から)酒井さんと大野さん=下田市役所
要望書を提出する(左から)酒井さんと大野さん=下田市役所

 要望書では、市内には透明度の高い白砂の「極上のサーフポイント」が多数あると強調。関係者も大会の誘致や運営を通じて寄与するとし、構想の実現へ「さまざまな事業を強力に推進」するよう求めた。
 日本サーフィン連盟理事長の酒井厚志さん(65)=同市=と、今夏開幕のサーフィンのプロリーグ「Sリーグ」チェアマンの大野修聖さん(43)=同市出身=らが市役所に松木正一郎市長を訪ねた。酒井さんは「他のサーフィンの名所から下田への注目度は高い。他地域との違いを出すのが重要」と強調。大野さんは「世界を転戦してきたが、下田にしかない良さがある」と説いた。
 松木市長は東京五輪時に米国サーフィン代表チームのホストタウンだった点に触れ、「野球の甲子園、ラグビーの花園のような存在に下田がなれるよう、ぜひ皆さんの力を貸してほしい」と呼びかけた。
 (下田支局・伊藤龍太)

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