2022年8月11日(木)

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下田市の記事一覧

  • 下田・柿崎海水浴場 25年ぶり復活 14日まで試験運営

     下田市柿崎の柿崎海水浴場が地域住民有志の手で25年ぶりに復活し、海水浴客たちを楽しませている。14日までに期間を絞った試験的な運営だが、来年以降も開設を目指すという。  1997年夏まで開いていたが、利用客の減少などにより閉鎖していた。雑草や雑木が手つかずの状態になっていたのを、今春から本格的に整備し、復活にこぎ着けた。  ビーチは長さ約180メートル。下田港内に立地し、波が穏やかという。「海上トランポリン」なども設け、手こぎボートを有料で貸し出している。  近くに住む主婦糸賀亜由美さん(36)は「子供を安全に遊ばせられるのでありがたい。来年以降もぜひ開いてほしい」と喜んだ。  午前9時から

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  • 下田市、抗原キット配布へ 11、14日に予約制

     下田市は8日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い抗原検査キット50個を市民に配布すると発表した。県の無料検査対象の無症状者向けで、11、14の両日に予約制で25個ずつ市役所で配る。  両日に県が無料検査を実施しないための代替措置。希望者は当日午前9時から11時の間に予約し、午後1時から5時の間に受け取る。1人1個まで。  問い合わせは市市民保健課<電0558(36)4155>へ。

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  • 防犯体制強化へ 警備2社と協定 下田署

     下田署はこのほど、賀茂地域の警備会社2社と防犯体制の強化に向けた協定を結んだ。民間企業の手を借り、不審者らに一層目を光らせる狙い。同署で締結式を行った。  2社は南伊豆町の山崎建設と下田市の伊豆警備保障。交通誘導や雑踏警備を通じ、事件や事故の発生時にとどまらず、不審者情報などの迅速な通報につなげる。  同署は子供や女性への声掛けやつきまといなど不審者に関する案件が凶悪事件に発展する危険性をはらんでいるとして、協定を防犯につなげる意向。  山崎建設の山崎亨社長と伊豆警備保障の中才雄次社長は「協定を機に一層防犯意識を高め、責任感を持って地域に貢献したい」と言葉に力を込めた。  田代圭吾署長は「6

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  • 青少年育成に尽力 下田署がボランティア表彰

     下田署はこのほど、同署少年警察ボランティア連絡会の総会を同署で開いた。長年にわたり活動している会員に賞状を贈った。  街頭補導をはじめとした活動に尽力しているボランティアの栄誉をたたえ、田代圭吾署長が賞状を伝達、贈呈した。田代署長は「大人たちの目があって健全な青少年の育成が成り立っている」と謝意を示した。  被表彰者は次の通り。  県警生活安全部長感謝状 立野健蔵(下田市)石原邦彦(東伊豆町)梅木英幸(松崎町)▽県少年警察ボランティア連絡協議会長表彰 外岡多貴子(下田市)小川昭午(同)西川八重子(同)▽下田署長感謝状 遠藤哲(同)  

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  • 静岡人インタビュー「この人」 山口智史さん 下田ライフセービングクラブ理事長 

     日本ライフセービング協会の認定海水浴場に下田市の6カ所が認定された。牧之原市の2カ所と合わせ本県は全国最多の8カ所。自身も認定に尽力し、海の安全や環境保全にも引き続き励んでいる。元東京消防庁の消防士で、現在は下田市の地域おこし協力隊員としても活動。東京都世田谷区出身。39歳。  -認定の受け止めを。  「日本国内の認定基準は国際規格よりも厳しく、市も協力してくれたが、まさか6カ所も認定されるとは思わなかった。今までのさまざまな機関の活動が第三者から評価され、ビーチの付加価値が大きく高まった」  -下田の海の魅力とは。  「首都圏からこれだけ近く、水質が良いところは少ない。また、海水浴シーズン

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  • 教員志望生徒ら小中学生を指導 下田で「寺子屋」

     大学生と賀茂地域の高校生が小中学生の家庭学習を支援する「しずおか寺子屋」(県教委主催)が3日、下田市で始まった。4日まで小中学生が勉強を教わるとともに、高校生は大学の授業を体験する。  小中学生約60人が参加し、教員志望の高校生と静岡大の大学生約40人が講師を務める。賀茂教育会館では参加者が漢字のドリルなど夏休みの宿題を持ち寄り、懇切丁寧な指導を受けながら熱心に課題に取り組んだ。  4日は高校生が静岡大の教授による講義を受講し、大学生とのグループワークで地域活性化策を考える。下田高3年の白井裕大さんは「子供たちに勉強を分かりやすく教えようとするのは、自分のためにもなる。大学生にしっかり話を聞

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  • 色彩表現 親子で学ぶ 下田・上原美術館で講座

     下田市の上原美術館は2日、色彩表現の多様性を学ぶ親子向けのワークショップを同館で開いた。市内の小中学生の親子9人が、絵の具を使って美術の表現方法や楽しみ方を学んだ。  現代美術作家の小野憲一さん(53)=横浜市=が講師を務めた。参加者は透明感があって発色が強いという透明水彩と呼ばれる絵の具を使用。赤色と青色、黄色を組み合わせ、さまざまな色づくりを体験した。画用紙上で実践し、グラデーションなどの表現に挑んだ。  白浜小3年の佐々木結咲さんは「今まで習ったことのない描き方を教えてもらえたので、自分も使ってみたい」と喜んだ。小野さんは「表現の多様さを学んでもらい、描くことだけでなく鑑賞にも興味を持

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  • 下田公園を散策 歴史、自然学ぼう 11日に講座

     下田市と市教委は11日、下田公園の歴史や自然を学ぶ講座を同所で開く。市内在住の小学生以上が対象で、参加無料。  市は景観の優れた同公園を「まち遺産」として、市民に郷土学習の場として活用してもらいたい意向。講座では職員が講師を務め、散策しながら眺望箇所や生態系、歴史などを解説する。  午前8時から10時まで。5日までに申し込む。未就学児は保護者同伴で参加可能。定員20人。雨天の際は13日に延期する。  申し込みと問い合わせは市建設課<電0558(22)2219>へ。

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  • 特殊詐欺関与疑い 静岡県警、組関係者ら再逮捕 「かけ子」監禁事件

     特殊詐欺グループから脱退しようとした「かけ子」の逮捕監禁事件を捜査している伊東、沼津、清水各署と県警捜査4課は1日、静岡県東部で起きた特殊詐欺事件に関与したとして、詐欺などの疑いで東京都練馬区貫井、無職の男(31)=逮捕監禁致傷容疑などで逮捕=ら2人を再逮捕した。  容疑者は指定暴力団住吉会系の組関係者で、逮捕監禁実行犯のリーダー格。静岡県警は特殊詐欺の被害金が住吉会に流れていたとみて、上部組織の関与について捜査を進める。  ほかに詐欺容疑で再逮捕されたのは、沼津市東椎路、会社員の男(20)=詐欺と窃盗容疑で逮捕=。監禁の被害者でもある20代男=詐欺容疑で逮捕=をかけ子に勧誘していたとされる

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  • 旧下田グランドホテル 民間が契約へ手続き 市報告

     下田市は29日、市が土地建物を取得、防災公園への整備方針を示した後に別の購入希望者が現れた旧下田グランドホテルについて、この購入希望者が契約へ各種手続きを進めていると市議会全員協議会で報告した。  平井孝一建設課長は、26日に破産管財人に状況を確認したと説明。新たな事業計画は把握していないとも述べた。購入希望者の詳細も依然不明という。  同ホテルを巡っては取得案が一度否決され、その後改めて関連議案が可決されるなど異例の経過をたどっている。  市議会臨時会は同日、委員会付託していた補正予算案を原案通り可決、閉会した。補正予算は1億8200万円の追加。

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  • 賀茂4市町のごみ処理事業 今夏から環境調査 下田で住民説明会

     下田と南伊豆、松崎、西伊豆の賀茂4市町が計画する南伊豆地域広域ごみ処理事業の住民説明会が28日夜、下田市民文化会館で開かれた。生活環境への影響調査を今夏から実施すると事務局が明らかにした。  構想では市清掃センター敷地内の焼却施設を建て替え、付近に4市町広域による新焼却施設を整備。2022年度中に基本計画を策定、27年度中の焼却施設稼働を目指す。  説明会には約30人が参加した。担当者は8月から行う現施設の環境調査の概要を解説。1年かけて大気質や騒音、においなどを調べ、将来の予測も加味して周囲への影響を分析するという。  前日の27日には、予定地への整備に反対する市民らと下田市による意見交換

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  • 下田の小中生ら給食費を免除へ 補正予算案に計上

     下田市は28日までに、8月から2023年3月までの児童生徒らの給食費を免除する方針を固めた。同日開会の市議会臨時会に上程した一般会計補正予算案に、関連費4600万円を盛り込んだ。小中学生に加え、幼稚園や保育所、こども園の園児分も負担する。市教委によると、元々の給食費はそれぞれ1人当たり1カ月2800~5千円。ウクライナ危機や円安を背景にした物価高や原油価格高騰に対応する格好。1億8200万円を追加する補正予算案には、同様に電気代やガス代などへの支援を念頭に、事業者向けの給付金事業費7200万円も盛り込んだ。  臨時会は日程を29日までの2日間と決め、補正予算案は委員会付託。3200万円のパソ

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  • 下田市長「互いに発展」 国際カジキ釣り大会「日本初」巡る議論

     「日本初の国際大会」の冠を巡り下田市と茨城県のカジキ釣り大会が議論になった問題に関し、同市の松木正一郎市長は27日の定例会見で「あちらはあちらで互いに発展していけたら良い」と述べた。同市の大会関係者や行政は以後、争わない姿勢を示した。  国内最大規模の下田の第44回国際カジキ釣り大会は24日に閉幕した。これまで「日本初」の議論に市が関わることは無かったが、松木市長は「下田では何十年もの歴史をかけて大会が作り上げられてきた。カジキの“聖地”として大変誇らしい」と強調。大会関係者は既に今後は争わない考えを示していた。茨城の「大洗インターナショナルフィッシングフェスティバル

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  • 伊豆急行「買い物列車」第3弾 27日運行、要望受けカフェ新設

     電車をショッピングと交流の場に-。伊東市と下田市を結ぶ伊豆急行線で27日、沿線の高齢者らをターゲットに農産物やスイーツ、日用品などを販売する「買い物列車」が運行する。電車で売り物を運び、停車中の車両内で買い物を楽しめるほか、「カフェ車両」も設けて、地域の交流機会創出を図る。  企画したのは東京都市大の学生6人グループ。昨年、地域課題を研究していた際に地域経済や地方鉄道の活性化へ買い物列車を伊豆急行に提案し、買い物列車は3回目の取り組み。今回は車両の一部をカフェとして、学生らがコーヒーなどの飲料も初めて提供する。「過去2回は買い物を終えて駅のホームで談笑する高齢者が多かった」と都市生活学部の3

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  • 下田沖 親子ボード流される 漁船が発見し救助

     23日午前10時10分ごろ、下田市の外浦海岸沖で、静岡市の会社役員男性(42)から「スタンドアップパドルボードが沖に流されて戻れなくなった」と118番があった。男性と小学3年生の息子(8)が救助され、けがはなかった。  下田海上保安部によると、海保の巡視艇と伊豆地区水難救済会下田救難所の漁船が捜索。外浦海岸から東に約4キロの海上を漂流中の親子を漁船が発見、救助した。

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  • 国際カジキ釣り大会 下田で開幕 茨城と「日本初」議論、争わず

     第44回国際カジキ釣り大会(NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会主催)が22日、下田市の下田港沖で始まった。開幕前に茨城県の大会と「日本初の国際大会」の冠を巡って議論が起きたが、下田側は同日までに「向こうは向こう。日本で最も名誉あるカジキ釣り大会として地域活性化に貢献したい」と争わない姿勢を示した。大会は24日まで。  42、43回が中止となり3年ぶりの開催。県内外の94チーム約550人が出場する。22日は早朝から参加者が沖に繰り出し、クルーザーから大物を狙った。競技を終えると陸で釣果を確認し、大物に歓声が上がった。  下田の大会は過去に外国人が出場していたが、主催者によると、外国人による

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  • 山田教育長が就任 下田市

     下田市は21日、同日付で市教育長に就いた山田貞己氏(60)の就任式を市役所で開いた。山田教育長は今春の中学統合に伴う下田中の発足に触れ「市内4中学校の幕は閉じたが、新たな歴史に向けて励みたい」と言葉に力を込めた。  同市出身の山田教育長は旧下田中校長や静東教育事務所長などを歴任し、県総合教育センターで指導主事の経験もある。2020、21年度には県校長会副会長を務めた。  中学校の一本化に区切りがついたとして、任期途中で退いた佐々木文夫前教育長を引き継ぐ形で、任期は24年7月20日まで。山田教育長は「少子化などの課題は山積しているが、子供たちの未来のために努める」と強調。松木正一郎市長は「これ

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  • 無免許運転の疑いで男逮捕 追突事故起こし発覚 下田

     下田署は20日、道交法違反の疑いで下田市高馬、自称調理の男(55)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午前10時ごろ、同市の国道135号で軽乗用車を無免許運転した疑い。同署によると、別の軽乗用車に追突して発覚した。この車の男性が軽傷を負ったもよう。

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  • 新会頭に庄田さん 伊豆半島高校会議所 下田で総会

     伊豆半島の高校に通う生徒が地域活性化に取り組む「伊豆半島高校会議所」は18日、2022年度の通常総会を下田市の静岡県下田総合庁舎で開いた。第5代の新会頭に庄田滉矢さん(17)=下田高3年=、副会頭に山田友梨さん(17)=同=を選んだ。  事務局の伊豆半島創造研究所の田中豊代表理事が認証状を授与した。庄田会頭は「大学進学を考えていて、この地域の良さを外に広めたいと思っている。そのためにさまざまなことを学びながら伊豆半島の活性化に全力を尽くしたい」と意気込んだ。  本年度は発足した18年度以降、最多の8人で活動する。ニューサマーオレンジのキャンドルやバラのせっけんなど商品開発や、空き家の再利用な

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  • 献血サポーター、下田高生に委嘱 10代に促進

     静岡県はこのほど、献血の啓発役を担う「アボちゃんサポーター」に下田高(下田市)の1、2年生10人を任命した。同校で委嘱式が開かれた。  同サポーターは若年層の献血意識の高揚を念頭に、学園祭などで広報活動を展開。スーパーに掲示する啓発ポスターの作成にも取り組む。1年の中村日南さんは「献血を必要としている人が思っている以上にいる。1人の献血で救える命があるのだとみんなに伝えたい」と意気込んだ。  県は2022年度、県内17校約180人に同サポーターを委嘱する。県によると、県内の献血者数は1991年度の23万人がピークで、2021年度は約13万人。特に若年層の割合が低く、県は同サポーターを通じ10

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  • 海水浴場の安全確保へ団結 下田・白浜大浜海水浴場

     下田市の9海水浴場が16日、海開きした。白浜大浜海水浴場には関係者が集まり、海水浴シーズンの安全確保へ気持ちを一つにした。  同所での市夏期海岸対策協議会原田支部による会合には、下田ライフセービングクラブのメンバーや、警備を委託した民間企業の関係者ら約30人が参加。ライフセーバーの石川優太さん(21)=法政大3年=は「皆さんが楽しい気持ちで帰ってもらえるよう、精いっぱい励みたい」と気を引き締めた。  市内では他に柿崎海水浴場が8月6日に海開きする。

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  • 中東遠ブロックにサギ電話の注意報 静岡県警

     静岡県警は15日、中東遠ブロック(菊川、掛川、袋井各署管内)と伊豆ブロック(下田、伊東、熱海各署管内)にそれぞれサギ電話の多発注意報を発令した。親族らをかたる手口の特殊詐欺被害が発生する恐れがあるとして、17日までの期間中、各署員がパトロールやATM付近での警戒を強め、被害防止を図る。  県警生活安全企画課によると、下田市で14日、親族を名乗って「会社の大事な書類を誤って社外に送ってしまった」などと話し、現金の用意を求める不審電話が3件あった。掛川市でも同様の電話が1件あり、袋井市では親族と金融機関をかたる電話が1件ずつあった。  注意報の発令は今年に入って25回目で、中東遠では4回目、伊豆

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  • 男子/船渡・中島組、女子/渡辺・大原組がV 南豆ソフトテニス大会

     南豆ソフトテニス協会はこのほど、第22回静岡新聞社・静岡放送杯南豆ソフトテニス大会を下田市の敷根公園で開いた。  賀茂地区と伊東市から約60人が出場。男女別のダブルスを実施した。一般男子は船渡祥太・中島祐貴ペア(sea-z)が、一般女子は渡辺麗子、大原悠加ペア(松崎クラブ)が制した。3ペア1チームで6人の年齢が計300歳以上の壮年団体の部は伊東市が優勝した。  そのほかの主な結果は次の通り。  【一般男子】②辻翔太・北條智也(sea-z)③肥田愛斗・肥田和真(みなみーず)、杉山健人・土屋和久(下田高OB)  【同女子】②日吉凜乃・寺嶋煌莉(下田中)③飯田海依・正木愛理(河津中)

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  • 下田商議所総会 表彰伝達など実施

     下田商工会議所はこのほど、第113回通常議員総会を下田市内で開いた。表彰状の伝達や優良従業員表彰を実施した。同商議所の土屋達夫副会頭には関東経済産業局長表彰を伝達。土屋副会頭は建設関係者対象の講習会開催や、地域資源を活用した「下田ブランド」の確立に尽力した。地域のにぎわい創出に貢献したとして、市商店会連盟の高橋弘樹副会長には関東商工会議所連合会ベストアクション表彰が伝達された。2022年度の商工優良従業員も表彰した。  優良従業員表彰の受賞者は次の通り。  戸部紘太郎(土屋建設)深沢哲也(進士塗装)石崎正道(渡辺住宅設備)中田千枝(フルーツのまつや)

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  • コツメカワウソ園舎新設 餌やり人気 下田海中水族館

     下田海中水族館(下田市)の人気者、コツメカワウソの新たな園舎がお目見えした。11日に内覧会が開かれ、早速元気いっぱいの様子で来園者を楽しませた。  同園ではマメタとワサビの兄弟(いずれも7歳)が一緒の園舎で暮らしていた。餌やり体験などが人気で、園舎には行列ができるほど。混雑の緩和などを狙いにワサビ専用の園舎を新設した。  小型の水槽や、ぶらさがり用のロープが設けられ、ちょこちょこと動き回るワサビは愛嬌(あいきょう)たっぷり。有料で園舎の中に入って間近で撮影できたり、餌を与えたりできる。  飼育課の中西健さん(26)は「コツメカワウソは動いていないとストレスがたまるほど活発。さまざまな姿をぜひ

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  • 記者コラム「清流」 アジとひらめき

     サクッ、フワッ-。歯切れのいい揚げたてを頬張ると、幸せな気分になる。ああ、美味なり。酒のアテにもなるし、食事のおかずでも主役級。昔からアジフライに目がなく、飲食店でメニューにあると頼まずにいられない。 「その手があったか!」と思わずうなってしまった。下田市の老舗干物店「小木曽商店」が開発したのは、なんと干物のフライ。アジフライを口にしてみると、肉厚な干物らしさが印象的で満足感十分。食べ慣れたフライとひと味違って、食が進む進む。 小木曽正治社長によると、若者の干物離れ解消に開発したそう。こんなにおいしい干物を食べてもらえないのか-と言いたくなるが、新聞も若者離れが叫ばれて久しい。若者の興味を引

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  • 下田市チームが始動 候補選手ら決起大会【静岡県市町駅伝】

     12月3日に静岡市で開かれる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の下田市チームは12日夜、候補選手対象の説明会と決起大会を市民文化会館で開いた。早速13日から全体練習で始動する。  下田市チームは22回大会で2時間26分52秒と、市の部25チーム中23位だった。指揮を執って4年目の渡辺洋之監督は「2時間25分台が目標。近年競っている伊豆のチームに負けないようにしたい」と言葉に力を込めた。選手たちは佐々木文夫教育長から「苦しい時も励まし合い、競い合って力を付けてほしい」と激励を受け、気を引き締めた。  今後週2回の練習で10月をめどに代表選手を絞り込む。現時点で12

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  • 障害者対象の無料就労相談 賀茂5町で13日から

     下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は13日から、賀茂郡5町で無料の就労相談会を開催する。  同センターは月1回、所在地外の5町で障害者対象に相談会を開催している。就労相談に加え、障害者手帳の取得や医療費助成などの相談にも応じている。  いずれも開催時間は2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。日程は次の通り。  13日=午前10時~ 西伊豆町保健センター、午後1時半~ 松崎町役場▽19日 午前10時~ 東伊豆町役場、午後1時半~ 河津町保健福祉センター▽21日 午後1時半~ 南伊豆町役場

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  • アカウミガメの卵、113個確認 下田・多々戸浜で4年ぶり

     下田市の多々戸浜で11日、絶滅危惧種のアカウミガメの卵113個が見つかった。下田海中水族館(同市)によると、市内での産卵の確認は今季2回目で、同所では4年ぶりとみられる。  同日朝4~5時ごろ、サーフィンに来ていた自営業野沢和弘さん(53)=茨城県=が砂浜を散策中、8の字状の足跡を発見。同水族館に連絡した。波打ち際約50メートル、深さ約50センチの穴からピンポン球大の卵が見つかった。卵は元の穴に戻し、周囲に保護用ロープを巡らせた。  野沢さんは「皆が元気に海に帰ってほしい」と願いを込めた。  近くの亜相浜では6月21日に上陸跡が見つかったが、産卵は確認できなかった。同館によると、時期と場所

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  • のぼり旗掲げ交通安全訴え 放置自転車の撤去も 下田

     夏の交通安全県民運動が始まった11日、静岡県東部の各地では街頭などで啓発活動が行われた。  下田署などは、下田市で街頭指導を実施した。  同署や市、交通安全協会下田地区支部下田分会のメンバーら約20人が参加。伊豆急下田駅前でのぼり旗を手に、夕暮れ時の早期のライト点灯や歩行者の優先をドライバーに訴えた。同駅駐輪場の放置自転車の撤去も行った。  同署の田代圭吾署長は「行楽期を迎え、県外ドライバーが増える。飲酒運転など悪質な違反を許してはならない」と話した。

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  • ひもの屋さんのフライ 小木曽商店(下田) 上質な味わい、食感追求【静岡ものづくり最前線】

     日本トップクラスの水揚げ量を誇るキンメダイをはじめ、豊富な海産物で知られる下田市で、冷凍の干物のフライを新たな名物にしようと挑戦している。  冷凍フライはアジ、キンメダイ、イカの3種類。干す時間が長くなるほど身が締まるといい、ふっくらした食感を残すため乾燥時間は短くする。脂の乗った肉厚な味わいをサクッとしたフライの軽やかな食感とともに楽しんでもらう狙いだ。フライで味わう際に塩気が強すぎないよう、通常の干物に比べ食塩につけ込む時間も短くしている。  女性の社会進出や働き方の多様化など生活様式の変化から、魚の調理や骨の処理が面倒という消費者が若者を中心に増えているという。フライ用の干物は骨抜きに

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  • スタンド灰皿寄贈 分煙と周遊促す JTが下田市に

     日本たばこ産業(JT)静岡支社と下田たばこ販売協同組合は7日、下田市にスタンド灰皿11基を贈った。海水浴場に設置して分煙を促進するとともに、灰皿には観光情報を盛り込んだQRコードを貼付して、来訪客の周遊を促す。  スタンド灰皿は高さ約80センチ。ご当地キャラクター「ぺるりん」や特産のキンメダイが描かれたかわいらしいデザインのステッカーを市が貼付した。ステッカー記載のQRコードは観光協会のホームページにアクセスする。  下田市に10年以上にわたり灰皿を寄贈してきた同支社が、ご当地キャラなどのステッカーを貼り付けて自治体と連携するのは初の試みという。同支社の井上大爾支社長と組合の石田雅彦理事長が

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  • 財布を置引した疑い 下田署、男を逮捕

     下田署は6日、窃盗の疑いでいずれも自称、小田原市久野、不動産業の男(57)を逮捕した。逮捕容疑は同日午後3時ごろ、下田市のホテルで、東京都の無職男性(78)がフロントに置き忘れた現金約4万円が入った財布を盗んだ疑い。同署によると、男性の後からチェックインした容疑者が財布を盗んだところが防犯カメラに映っていたという。

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  • 30年で人口半減と予測 賀茂1市5町 転入30代の挑戦【決める、未来 若者@まちづくり㊦】

     伊豆南部の賀茂地域1市5町の総人口は、2015年からの30年間で半減以下の3万1千人に減少する-。国立社会保障・人口問題研究所からこんなショッキングな推計データが示され、賀茂地域は将来の「消滅危機」が取り沙汰されている。自治体が移住促進に躍起になる中、実際に移住やUターンで居を移した若い世代は何を思うのか。  「若者が求めているのは金銭的な豊かさだけではなく、心の充足なんです」。東伊豆町に移住し、空き物件の改修・再生に取り組む合同会社代表の荒武優希さん(31)=横浜市出身=は断言する。  「自然の豊かさだけでなく、若い住民の暮らしや気持ちが充実していることもより周知すべきでは」。幅広い世代

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  • 賀茂地域協「統合、町の存続関わる」 県立高再編巡り初会合

     静岡県教委は6日、県立高の再編案を盛り込んだ第3次長期計画(2018~28年度)を再検討するため、賀茂地区で新たに設置した地域協議会の初会合を下田市の県下田総合庁舎で開いた。賀茂地区6市町の教育関係者ら約40人が「今後の県立高の在り方」を念頭に議論した。  6市町の高校は下田と稲取、松崎、下田南伊豆分校の4校。県教委の担当者は出生数などを紹介し、生徒数が今後、さらに減少するとの見通しを示した。各校とも地区内からの進学者が大多数との現状も説明した。  稲取、松崎高周辺の出席者からは、高校が町内からなくなると子育てへの影響から「町の存続に関わる」といった声や、町外への通学が大きな経済的負担になる

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  • 賀茂地域の観光振興議論 下田で広域会議 6市町の首長ら参加

     地域一体の振興策を探る第31回賀茂地域広域連携会議が6日、下田市の県下田総合庁舎で開かれた。6市町の首長と職員、県の担当者らが観光振興などを議論した。  河津町の岸重宏町長は、一般的な観光旅行とともにスポーツ合宿や教育旅行の誘致に取り組んでいると報告した。賀茂地域内を含めた近隣市町からの誘客が増加傾向にあると指摘したのは、南伊豆町の岡部克仁町長。参与の森竹治郎県議は県に対し、他地域の先進事例を積極的に各市町に周知し半島全体の周遊促進につなげるよう求めた。  県の担当者は災害備蓄食料の共同調達を実施する方針を示した。市町レベルで調達することで廉価で仕入れ、調達事務の効率化につながると有用性を強

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  • 河津川漁協が優勝 下田、県あゆ友釣大会

     静岡県内水面漁協連合会は3日、第67回県あゆ友釣競技選手権大会(静岡新聞社・静岡放送後援)を下田市の稲生沢川で開いた。団体は河津川漁協が、個人は同漁協の正木忍さん(59)が制した。  3年ぶりの開催で、5人一組の16チームが出場した。3時間の釣果の総重量を競い、河津川漁協は62尾2235グラムを釣り上げた。正木さんは35尾1086グラムで2位を引き離し、団体優勝にも大きく貢献した。  そのほかの主な結果は次の通り。  【団体】②大井川③興津川④気田川⑤狩野川  【個人】②前田浩之(東伊豆)③塚本俊之(大井川)④田口由克(阿多古川)⑤小坂昌博(新大井川)

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  • 圧巻“トルネード” 下田海中水族館、マイワシ大群

     下田市の下田海中水族館で、巨大な塊になって泳ぐマイワシの大群が注目を浴びている。通称「イワシトルネード」として、その姿を写真に収める観光客の姿も目立つ。  同館によると、マイワシは大勢で共に泳ぐことで捕食しようとする外敵から身を守る習性がある。6月上旬に体長12センチ前後の2千匹を大水槽に搬入し、下旬にはさらに2千匹を投入した。  「イワシトルネード」は全国の水族館で人気となっているといい、営業課長の浅川弘さん(51)は「県内でイワシトルネードが見られるのは下田だけ。迫力満点の姿をぜひ見にきてほしい」と来館を呼び掛けている。

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  • 今春発足の下田中野球部 部員2人、女子プロ選手から学ぶ

     今春の下田市内の4中学校統合に伴い発足した下田中野球部は3日、埼玉西武ライオンズ・レディースから同市の敷根グラウンドで指導を受けた。  山崎まり選手と清水優花選手が講師を務めた。2人はキャッチボールの基本から指導し、守備練習では自ら流れるようなフィールディングを披露して手本を示した。  同校の野球部員は2年の富小路壱樹さんと1年の藤井悠太郎さんの2人。新入生が入る2023年度の大会出場を目指して練習に励んでいるという。  西武2選手の指導は、外岡鈑金塗装(同市)の外岡福美社長の尽力で実現した。今後はプロ野球西武のOBから指導を受ける計画もあるといい、富小路さんは「積極的に質問して、プレーに生

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  • 賀茂の首長らが防災議論 地域内での初動充実の必要性を確認

     賀茂6市町の首長や県の関係者らが防災について意見を交わす2022年度の賀茂指揮官会議が4日、下田市の県賀茂危機管理庁舎で開かれた。約30人が出席し、首長らが行方不明者の捜索体制や盛り土箇所の安全確認状況などを報告。熱海市伊豆山の大規模土石流発生を教訓に意見を交わした。  「今まで経験したことの無い超広域的な災害が起きたら、賀茂地域外からの支援は望めない可能性がある」と警鐘を鳴らしたのは、東伊豆町の岩井茂樹町長。地域内で初動態勢を充実させる必要性を訴えた。南伊豆町の岡部克仁町長は、町内が大きな被害を受けた1974年の伊豆半島沖地震を引き合いに「災害の教訓はしっかりと言い伝えなくてはならない」と

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  • 下田市 中心部活性化へ指針 エリア分け基本計画

     下田市は4日までに、「みなとまちゾーン活性化基本計画」をまとめた。市中心部を道の駅周辺の「マリンパークエリア」と旧町周辺の「歴史・みなとまちエリア」に分割し、まちづくりの指針とする。  「世界屈指の魅力ある海と歴史を感じるみなとまち」を将来像に掲げた。マリンパークエリアは、老朽化したミュージアムを含めた道の駅再編整備の必要性に言及。まどが浜海遊公園についても飲食提供やイベント開催の実証実験の実施など、利用増加と滞留性向上を図るとした。  歴史・みなとまちエリアは、観光客の誘導を促す仕組みの構築を課題に挙げた。経済停滞による空き家や空き店舗の増加を踏まえ、リノベーションによる新スポット創出を事

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  • 富士市長 最高1830万円 2021年所得公開

     政令市を除く県内市長は14人が2021年の所得を公開した。所得総額の最高は富士市の小長井義正市長の1830万円、最も低かったのは下田市の松木正一郎市長の921万円だった。14人の平均は1391万円。  小長井市長の所得内訳は給与が1691万円、不動産が139万円。牧之原市の杉本基久雄市長は配当所得として513万円を記載した。

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  • 酒気帯び運転の疑い 都内の会社員逮捕 下田署

     下田署は2日、道交法違反の疑いで東京都足立区江北2丁目、会社員の男(37)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後4時ごろ、下田市内の国道135号で乗用車を酒気帯び運転した疑い。

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  • 下田駅周辺で非行防止PR

     下田市などは1日、7月の「県青少年の非行・被害防止強調月間」に合わせ街頭キャンペーンを市内で実施した。  市や市教委、下田署、保護司会の関係者ら約30人が伊豆急下田駅と蓮台寺駅に分かれ、のぼり旗を手に啓発品を配布。通学中の生徒らに対し、保護司の活動や更生保護施設の仕組みなどを周知した。  松木正一郎市長は「子供たちを導くのが大人の役目だ。大人もしっかりと模範を示していく必要がある」と強調した。

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  • 医療や福祉、司法 専門職が相談会 9日、静岡県内3会場

     静岡市清水医師会などは9日午後1時半から、医療や福祉、司法の専門職有志が地域住民の心配事に応じる「なんでもかんでも相談会」を同市清水区、菊川市、下田市の県内3会場で開く。  会場は清水保健福祉センター、菊川市総合保健福祉センター、下田市民文化会館。社会福祉士や精神保健福祉士が来場者の悩みを聞き取った後、内容に応じて各分野の専門職が相談に加わる。一部、オンラインを活用する。  相談は無料。予約制で希望者は事前に申し込む。外国語にも対応する。  問い合わせは静岡市清水医師会在宅医療介護相談室<電054(344)0550>へ。

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  • 静岡県が全国最多8カ所 ライフセービング協会お墨付きの海水浴場

     日本ライフセービング協会(東京都)の認定海水浴場に2022年度、下田市の6カ所が新たに加わり、既に認定を受けていた牧之原市の2カ所と合わせ静岡県が全国最多の8カ所となった。国内には認定海水浴場が計25カ所あり、いずれも国際規格で水難事故の未然防止対策が評価された。両市の関係者は海水浴シーズンの本格化を前に、観光振興やサーフィン競技の普及につながるともろ手を挙げて歓迎する。  5月、下田市の外浦海岸。下田ライフセービングクラブ理事長の山口智史さん(38)の指導を受け、小中学生20人がボードを進めた。クラブは定期的にライフセービング教室を開催する。「海は下田の宝。子供のころから海との付き合い方を

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  • 七夕にちなんだ生物展示 7日まで 下田海中水族館

     下田海中水族館(下田市)は七夕にちなんだ生物の企画展示を7月7日まで実施している。  「オトヒメエビ」「ヘコアユ」「シモフリタナバタウオ」の3種を展示した。鮮やかな体色が特徴のオトヒメエビはペアでいることが多く、体の薄いヘコアユは短冊を想起させ頭部を下に向けて泳ぐ姿が印象的。シモフリタナバタウオは斑点模様が天の川をほうふつとさせる。  展示ブースの近くには短冊に願い事を記入して飾るコーナーを設けた。千葉県から訪れた会社員田村秀実さん(25)は「みんなかわいらしく、願いを込めたくなる」と声を弾ませた。

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  • ライフセーバー8種目競う 下田で選手権

     第35回全日本ライフセービング種目別選手権が25日、下田市の白浜大浜海岸で開幕した。全国のライフセーバー約400人が26日まで、男女8種目で日頃鍛えた成果を競う。  初日はカヤック状の乗り物で約300メートル沖合のブイを回って浜に戻る「サーフスキーレース」などを実施。5メートル超のサーフスキーを操って熾烈(しれつ)なレースを展開した。砂浜の直線90メートルを駆け抜ける「ビーチスプリント」では、ランナーが足を取られながらも力強いフォームで疾走した。  26日はうつぶせの状態でスタートし20メートル先のバトンを奪い合う「ビーチフラッグス」などで熱戦を繰り広げる。  

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  • 高校生に観光講座 静岡県立大、伊豆急下田駅振興策考える

     静岡県立大による高校生向けの観光講座が25日、下田高(下田市)で開講した。同校の生徒6人が秋までに学識者や学生とともに伊豆急下田駅前のにぎわい創出策などを考える。  同大院ツーリズム研究センターの八木健祥センター長(63)が講師を務める。八木センター長は下田市の2015年個人消費額500億円超の3割が観光客によると解説。その上で特急「踊り子」の東京-伊豆急下田間の所要時間約170分と片道料金約6千円(通常期)を他の観光地と比較し、「料金や時間のハンディを上回る魅力作りが急務だ」と説いた。  生徒は同大4年の大石麟太郎さん(24)と杉浦麻衣さん(21)にも教わりながら、若年層に来てもらえる施策

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  • 「新南伊豆のすがた」発行 賀茂地域の統計まとめる

     静岡県賀茂地域局は統計冊子「新南伊豆のすがた」の2021年版を発行し、27日から希望者に無料で配布する。賀茂地域1市5町の人口動態やコロナ禍における観光業の状況などをまとめている。  21年の管内の高齢化率は45・3%と、県全体の29・9%を大きく上回った。同年の出生児は183人。宿泊客は約141万人で前年比87・1%。コロナ禍前の19年は約242万人だった。主要道路の通行台数や鉄道駅の乗降人数、医師数なども掲載している。  冊子はA4判106ページ。1964年から毎年発行している。賀茂地域局地域課の福地伸泰主事は「多種多様な統計を掲載しているので、地域の現状を知るのに役立ててほしい」と話し

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  • 7月16日海開き 下田市、警備を民間委託

     下田市は23日、市内の海水浴場を今季は7月16日に開設すると発表した。これまで市主体で実施していた警備は今夏から市職員に加え、民間の警備会社に委託、無許可営業の撲滅を図る。  9海水浴場を16日に開設し、試験的に柿崎海水浴場を25年ぶりに8月6日から開く。一部の海水浴場で密集回避に4メートル四方の枠を浜に設ける手法は、今夏は行わない。  市内では長年、白浜大浜を中心に、市条例で禁止されている無許可の飲食類の提供やパラソルの貸し出しなどが続いている。民間の警備は混雑時に5人規模、平時で3人規模を配置。違法営業のほか、入れ墨露出や大声など周囲の迷惑となる行動にも目を光らせる。警備会社は市夏期海岸

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  • 1期目折り返し、施策成果「まだ途上」 下田・松木市長定例会見

     7月に1期目の折り返しを迎える下田市の松木正一郎市長は23日の定例記者会見で、市庁舎の移転事業など各施策について「成果はまだ出ておらず途上。一歩一歩前に進める」との考えを示した。  松木市長は、移転事業の関連予算が3月議会と6月議会で可決された点に触れ「(事業推進に)区切りが付いた。コストを圧縮し、デジタル化を見据えて着工に動きだす」と述べた。  自身の就任後に市が取得、整備方針を示していた旧下田グランドホテルは、別の購入希望者が現れたと市議会で5月に報告があった。松木市長は「基本的に民間の主導を期待していたのは元々のスタンス」とし、購入希望者に対し「社会的責任を負って取り壊すなり、法の範囲

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  • コンビニ突入事故 運転手は60代男性 下田

     下田市河内のコンビニ店「セブン-イレブン下田蓮台寺店」に23日午前に乗用車が突っ込んだ事故で、下田署は同日、乗用車を運転していたのは下田市の男性(69)、軽傷を負ったとみられるのは南伊豆町の女性(53)だったと発表した。

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  • 下田のコンビニ 車が突っ込む 客1人けがか

     23日午前10時ごろ、下田市河内のコンビニ店「セブン-イレブン下田蓮台寺店」に乗用車が突っ込んだ。関係者によると、事故当時、店の中にいた女性客1人が軽傷を負ったもよう。運転手にけがはないとみられる。乗用車は店舗の入り口正面から突っ込み、付近の金属製ポールもなぎ倒した。店の関係者は「店の中にいたら『ズドーン』という大きな音がした」と話した。

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  • ネット通販、利用注意を 下田高で消費者講座

     下田高(下田市)の1年生約180人は20日、静岡県の消費者教育出前講座を同校で受講した。成人年齢引き下げに便乗する悪徳業者への対策などを学んだ。  賀茂広域消費生活センターの松永俊乃所長が講師を務めた。松永所長はコロナ禍で、商品が届かないといったインターネット通販関連のトラブルが急増していると指摘。その上で、ネット通販の利用時は住所や電話番号の明記の有無など、信頼できる業者か確認するよう指摘。定期購入などの購入条件に注意を払い、サイズや数量も確認を怠らないよう説いた。  成人になったばかりの若者にありがちな相談として、もうけ話や美容絡みのトラブルを挙げた。「『大人』になったからと言って守られ

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  • ウミガメの命大切に 下田・朝日小で講座、生態や保護活動学ぶ

     下田市の朝日小の3年生15人は21日、下田海中水族館(同市)飼育員の岡野司さん(29)によるウミガメ講座を同校で受講した。生態や保護活動に理解を深め、命の尊さを学んだ。  同校近くの吉佐美大浜海岸では4日、絶滅危惧種のアカウミガメの卵134個が市内で2年ぶりに発見された。岡野さんは「ウミガメの前肢は泳ぐときにスピードを出すために長く、後ろ肢は方向転換のために平べったい」と解説。体に侵入した大量の塩分を放出するために涙を流すとの習性も紹介した。  児童は岡野さんが連れてきた同園のウミガメに触り、「思っていたより硬い」などと感想を口にした。錦織海斗君は「海岸にゴミがあると卵から産まれたカメが海に

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  • 子育て協力「お父さんペンギン」に感謝 下田海中水族館でショー

     下田市の下田海中水族館は19日、父の日に合わせ、「お父さんペンギンありがとう」と題したショーを開いた。3月にひなが生まれ、協力して子育てするフンボルトペンギンの生態を飼育員が紹介した。  飼育員の柏倉瑞恵さん(29)が通常のショーに先駆け、雄ブーネーの日常を解説。雌ヨンチャンと共にひなの誕生前は交代で卵を温め、生まれてからは食べた魚を胃の中で消化してからはき出して与えていると説明した。  小田原市から家族で訪れた公務員松江大輔さん(40)は「ペンギンを見習い、今まで以上に子育てにまい進したい」と触発された様子だった。  ペンギンたちは柏倉さんの指示を受け、一列に並んでぺたぺたと行進して愛嬌(

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  • 仏教美術テーマに伊豆の仏像学ぶ 下田で講座

     下田市の生涯学習講座「寿大学」の6月講座がこのほど、市民文化会館で開かれた。上原美術館(同市)の主任学芸員田島整さんが講師を務めた。  「『鎌倉殿の13人』の仏教美術」がテーマ。田島さんは放送中の大河ドラマを引き合いに、鎌倉時代ゆかりの仏像などを解説した。伊東の礎を築いた武将伊東祐親(すけちか)や北条氏を巡る歴史背景や伊豆との関わりに触れ、願成就院(伊豆の国市)が所蔵する国宝・阿弥陀如来坐像をはじめ、運慶作の仏像の見どころなどを紹介した。  その上で田島さんは「文化が変わるのは大きな出来事が起きたとき。運慶の登場によって鎌倉時代という一つの時代がつくられた」との見解を示した。

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  • 150万円詐欺未遂 容疑者の男逮捕 下田署、孫装い電話

     下田署は17日、詐欺未遂の疑いで熊本市東区健軍4丁目、自称無職の男(23)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午後9時ごろ、氏名不詳者らと共謀し、下田市の民宿従業員の女性(80)に孫を装った電話をかけ、現金150万円をだまし取ろうとした疑い。同署によると、不審に思った女性が通報し、署員が女性宅近くで容疑者を取り押さえた。

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  • 新下田中にスパイク寄贈 下田高陸上部

     下田高陸上部はこのほど、下田中に陸上用品を贈った。下田中は下田市内の4校が統合して今春誕生した。高校生たちは新たに下田中に発足した競走部の活動に役立ててほしいと願いを込めた。  統合前の4校には、入部希望者不足などの事情から陸上部がなかった。統合を機に下田中に陸上競技のうちトラック部門の競走部が誕生。成果に結びつくようにと、成長で小さくなったり、卒業生が残したりしたものを中心にスパイクとシューズ14足を寄贈した。  陸上部の江田夏実部長(2年)は「下田中が活躍してくれれば市内の陸上が活性化するし、早いうちから競技に取り組めば技術の向上にもつながる」と期待を寄せた。下田高で寄贈品を受け取った競

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  • 入田浜海岸を清掃 下田中サーフィン部など

     下田中サーフィン部と下田ロータリークラブなどは18日、下田市の入田浜海岸の清掃活動に取り組んだ。海岸は同部の練習場所で、協力して美化に励んだ。  同部は市内4中学の統合に伴い今春発足した。同クラブは競技用品を贈るなど支援をしていて、創部に合わせて生徒に美化活動を提案した。部員約20人と同クラブのメンバーら合わせて約100人が参加し、海岸の流木や空き缶などを拾い集めた。  同部の広瀬梛さん(1年)は「これからも浜をきれいに使い続けたい」と振り返った。同クラブの相馬知也会長(47)は「下田の美しい海に誇りを持って活動してほしい」と激励した。

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  • 「写真師の開祖」下岡蓮杖を顕彰 出身地・下田で慰霊祭

     日本における「写真師の開祖」とも言われる下田出身の下岡蓮杖(1823~1914年)の顕彰慰霊祭が17日、顕彰碑と胸像がある下田市の下田公園で開かれた。  下岡蓮杖を顕彰する会が主催。長楽寺の天野隆俊副住職が胸像前で読経し、土屋市次郎会長らが焼香した。土屋会長は「来年は生誕200年。下岡蓮杖の存在を広く伝え、市民と共有したい」と見据えた。  同会などによると、下田奉行所の足軽だった下岡はオランダ人通訳から写真の手ほどきを受け、その後米国人写真師から写真機を譲り受けた。実験を重ねて技術を習得し、1862年に国内初の日本人営業の写真館を横浜に開業した。  狩野派の絵師だった下岡は京浜間の乗合馬車の

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  • 下田港のタンカー 少量の軽油流出

     下田港のタンカー油流出 16日午後2時40分ごろ、下田港(下田市)の鵜島岸壁で、下田海上保安部の巡視艇に給油しようとしたタンカーが燃料油を流出させたと同海保職員から通報があった。同海保によると、「サガミシード」所有のタンカー「第八相模丸」(19トン)の乗組員がホースの操作を誤り、少量の軽油が流出した。巡視艇とタンカーの周囲はフェンスで囲っていたため、油はフェンス外には広がらなかったという。同海保が処理作業を行った。

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  • 70代女性からカードだまし取る 男再逮捕 袋井署

     袋井署は16日、窃盗の疑いで神奈川県藤沢市亀井野、自称会社員の男(22)を再逮捕した。逮捕は3回目。  再逮捕容疑は5月26日、何者かと共謀して下田市の70代女性からだまし取ったキャッシュカードを使い、横浜市のコンビニ店の現金自動預払機(ATM)から約50万円を引き出して盗んだ疑い。遠藤容疑者は5月29日に詐欺未遂容疑で、6月8日には窃盗容疑で逮捕されている。

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  • 記者コラム「清流」 庁舎の“スリム化”を

     沼津市役所を取材し始めて驚いたのは「文書保管箱」と書かれた段ボールが廊下や執務室内に積まれていることだ。前任地の下田市役所で手狭な庁舎は慣れているつもりだったが、沼津ほどの役所でも―とショックだった。  人口30万人を想定して造られた現在の市庁舎は、築56年。数字ほど古さを感じないが、階段や廊下は“昭和”を思わせる。不思議なのは、今や想定の3分の2の人口なのに、どこか狭苦しさがある点だ。  市は地元企業とICTを活用した取り組み「X-tech NUMAZU(クロステックヌマヅ)」を進めている。大規模事業が続く沼津市が、庁舎の更新に着手するのは少し後になりそう。当面は情

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  • 補正予算など4議案可決 下田市議会閉会

     下田市議会6月定例会は16日、最終本会議を開いた。2億2千万円を追加する2022年度の一般会計補正予算案など委員会付託していた4議案を原案通り可決、閉会した。  補正予算には市役所移転事業の関連費として、新築庁舎の設計委託費2700万円を計上した。市は旧稲生沢中校舎を改修して活用し、さらに旧校舎の付近に1棟を新築する方針で、この新築棟の関連予算が初めて議会の承認を得た。  4議案のほか、ウクライナに侵攻したロシアの即時撤退を求める議員発議の意見書案も可決した。

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  • 伊豆縦貫道の現状解説 下田で研修会 関係者200人聴講

     伊豆半島の道路事情や将来を考える「伊豆半島道路研修会」(下田商工会議所、下田建設業協会など主催)が15日、下田市民文化会館で開かれた。関係団体など約200人が聴講し、国土交通省沼津河川国道事務所の渡部正一所長が伊豆縦貫自動車道の建設促進をテーマに講演した。  伊豆縦貫自動車道は2022年度中に河津下田道路の一部として河津-逆川インターチェンジ間(仮称、3キロ)が開通し、部分供用が始まる見込み。渡部所長は県内の宿泊客の5割超(20年度)が伊豆地域に宿泊したとの数値に触れた。その上で縦貫道の未開通区間を例に「他地域に比べてインフラに差がある中での数値。道路状況が整えば、世界に誇る観光地になり得る

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  • ノババックス 下田で集団接種 コロナワクチン、25日に

     下田市は15日、4月に承認されたノババックス製の新型コロナウイルスワクチンについて、25日に集団接種を実施すると発表した。  18歳以上の3回目接種が対象。市民スポーツセンターで午前10時からと同10時半からの2回実施する。予約は電話で受け付ける。  申し込みと問い合わせはコールセンター<電0558(22)2100>へ。

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  • 地域安全、詐欺防止へ結束 下田署地域安全協議会

     下田署地域安全協議会は14日、2022年度の総会を下田市で開いた。交番や駐在所の地域安全推進員ら約90人が出席し、21年度の活動と22年度の計画を確認した。  田代圭吾署長は多発する詐欺被害の中心は65歳以上の女性だとし、「善意につけ込む卑劣な手口を許してはならない。被害撲滅へ、地域とつながりの強い皆さんの力が重要だ」と呼び掛けた。渡辺勉一会長は子供への声掛け事案を減らす取り組みで一定の成果が上がっているとし、一層の積極的な活動の必要性を訴えた。  同署の交番員や駐在所員は地区の犯罪発生状況などを説明した。

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  • 世界出場かけ SUP/パドルボード予選大会 南伊豆・下田

     世界選手権の出場をかけたスタンドアップパドルボード(SUP)とパドルボードの予選大会(日本サーフィン連盟、日本SUP協会、日本ライフセービング協会共催)が11日、南伊豆町の弓ケ浜海岸で開幕した。12日は下田市の海岸に舞台を移して行い、2日間で全国から約40人の選手が出場する。  種目はターン技術が求められる「テクニカル」など3種類で、いずれもタイムを競う。この日は約20キロの長距離を競う「ディスタンス」を実施。良好なコンディションの中、選手は勢いよくスタートし、沖合では風向きの変化を的確に捉えながらゴールを目指した。  両市町で大会を行うのは初めて。さまざまな地形の海岸が点在するレース向きの

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  • 新教育長に山田氏 下田市議会

     下田市議会6月定例会は10日、本会議を開いた。教育長に山田貞己氏(60)=写真=を据える人事案など追加提出1議案を含む5議案と報告5件を可決、承認、同意、適任とし、2022年度一般会計補正予算案など4議案を委員会付託した。  補正予算案は2億2千万円を追加した。市役所庁舎移転事業に関連し、新築庁舎の設計委託費2700万円を計上。債務負担行為には23年度分の設計費6300万円を盛り込んでいる。市は報告2件を行った。  山田氏は下田中校長などを歴任した。任期は7月21日から2年間。佐々木文夫現教育長(69)は任期を2年残していたが、静岡新聞社の取材に対し、今年4月に市内4校が統合して誕生した下田

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  • 国際カジキ釣り大会 “日本初”はどっち? 下田と茨城で論争

     どちらが「日本初の国際大会」か-。今年第44回を迎える下田市の「国際カジキ釣り大会」と、8月に初めて茨城県で開催予定の「大洗インターナショナルフィッシングフェスティバル」の間で、“日本初”の冠を巡って議論になっている。下田側は「地元と長年育んできた国際大会」と主張するが、茨城側は「国から初めて外国人出場の承認を受けるこちらが最初の国際大会」と譲らない。  下田の大会は1980年代中盤から末にかけオーストラリアや東南アジアなどから出場があり、アジア大会を兼ねたこともあった。大会は国や静岡県の後援を受けていた。ただ主催者によると、外国人が日本の領海内でのトローリング(引き

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  • 下田市議会開会 16日まで定例会

     下田市議会6月定例会は8日開会し、会期を16日までの9日間と決め、一般質問を行った。  一般質問には3氏が登壇。関連費を計上した補正予算案を6月議会で審議予定の市役所庁舎の移転事業や、人口減少対策などについて当局の姿勢をただした。市が取得、整備方針を示した後に別の購入希望者が現れたと5月の全員協議会で報告があった旧下田グランドホテルについても議論した。  9日は3氏が登壇し、若者や女性の市政への参画や、海水浴場対策などについて質問する予定。

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  • 鈴木まもるさん(下田)「平和」描く新作絵本発刊

     下田市の絵本作家、鈴木まもるさん(69)が、新作「戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦」を発刊した。原画を描き終える直前の2月下旬、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった。鈴木さんは「人の優しさ、いとおしさを感じられる世界であってほしい。あらためてその思いを強くする」と語る。  絵本は第1次世界大戦中にあった実話を基にした。銃撃戦が続く戦地で、疲れ果てたイギリス兵が休んでいると、ドイツ軍の塹壕[ざんごう]から歌が聞こえてきた。「きよしこの夜」の旋律。敵同士が言葉を超えて歌声を交わし、心を通わせていく。  これまで鳥の巣や親子の触れ合いを描いた絵本を、数多く世に送り出してきた鈴木さん。

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  • 「グローカル人材」育成へ 下田市、推進委発足

     郷土愛を持ちながら国際的に活躍できる人材育成を目指す下田市の「グローカルシティープロジェクト」の推進委がこのほど、発足した。道の駅開国下田みなとで初回会合を開き、基本計画案を確認した。多彩な教育や国際交流プログラムを展開する。  グローカルは「グローバル」と「ローカル」の造語。多様な文化を理解し合い、柔軟に自らの意思を発信できる人材の育成を官民で図る。プロジェクトは2026年度までを期間とし、教育振興とグローカル推進が柱。  教育振興分野では小中高の連携や、外国語学習の充実などによる国際教育を推し進める。グローカル推進分野は、国際交流とともに地域学習やまちづくりの実践も掲げる。  22年度は

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  • 旧共立湊病院解体へ 南伊豆町議会 町長が見通し

     南伊豆町の岡部克仁町長は7日、同町の旧共立湊病院について、2023、24年度の2カ年計画で解体されるとの見通しを明らかにした。同日開会した町議会6月定例会で、横嶋隆二氏の一般質問に答えた。  町によると、病院跡地は一部事務組合下田メディカルセンターの所有。組合を構成する賀茂6市町の首長による会議が今春に開かれ、組合予算への解体関連費の計上に合意した。22年度に解体着手する予定だったが、コロナ禍で医療体制の先行きが不透明になったこともあって延期していた。  町は解体後の活用について「組合の方針の行方を見守る」としている。敷地内に一部木造の旧海軍病院時代の建物があり文化的な価値を訴える声もあった

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  • 伊東、下田など停電 6日

     伊東と下田、南伊豆、河津の各市町で6日、停電が発生した。  東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、午前8時15分ごろ、伊東市池と八幡野で約670戸が停電した。設備への樹木などの接触が原因という。午後1時10分ごろには下田市吉佐美、南伊豆町青市などで約310戸が、午後4時5分ごろには下田市白浜、河津町笹原などで1300戸がそれぞれ停電した。

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  • ウミガメ産卵2年ぶり 下田・吉佐美大浜海岸に134個

     下田市の吉佐美大浜海岸で4日、絶滅危惧種のアカウミガメの卵134個が見つかった。同市の下田海中水族館によると、市内で産卵が確認されるのは2年ぶり。  午前9時ごろ、ライフセーバーがウミガメの足跡を発見し、同館に連絡した。職員が波打ち際から約30メートル付近を掘ると、深さ約70センチの砂の中からピンポン球ほどの卵が見つかった。卵は数を数えるなどした後に元の場所に戻し、周辺には保護用のロープを設置した。  同館職員で県希少野生動植物保護監視員の浅川弘さん(51)によると、ウミガメは一夏に2~5回産卵し、約2カ月後にふ化する。今後、田牛や多々戸浜など他の海岸でも産卵が期待できるという。  同館は産

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  • 海水浴場 コロナ対策確認 下田市夏期対策協が総会

     下田市内の海水浴場関係団体などで組織する市夏期海岸対策協議会は2日、2022年度の総会を市立中央公民館で開いた。事務局によると、21年は当初自粛を求め、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って禁止したアルコール類について、今夏は過度な飲酒を控えるよう求める方針。  感染症には21年までと同様、市独自のガイドラインで対処するとの方針を確認した。前年までは海水浴場の運営者に対しイベント開催を禁止していたが、予防策を講じた上で市に報告すれば開催可能とした。来場者にはこれまで2週間前からの健康チェックを求めていたが、22年は1週間前からとした。  総額5400万円の協議会予算を確認。前年度比でおよそ20

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  • 庁舎移転関連費 8日から審議 下田市議会定例会

     下田市議会は3日、議会運営委員会を開き、6月定例会の日程を8日から16日までの9日間と決めた。2億2千万円を追加する2022年度の一般会計補正予算案や教育長の人事案など15議案を審議する。  補正予算案には市役所庁舎移転事業の関連費として、新築庁舎の設計委託費2700万円を計上した。教育長の人事案では佐々木文夫教育長に代わり、新たに元下田中校長の山田貞己氏(60)の任命に同意を求める。  一般質問は8、9の2日間で6人が登壇予定。

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  • 障害者対象の無料就労相談会 8日から賀茂5町

     下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は8日から、賀茂郡5町で無料の就労相談会を開催する。  同センターは月1回、所在地外の5町で障害者対象に相談会を開催。就労相談のほか、障害者手帳の取得や医療費助成などにも応じている。  いずれも開催時間は2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。日程は次の通り。  8日=午前10時~ 西伊豆町保健センター、午後1時半~ 松崎町役場▽16日=午後1時半~ 南伊豆町役場▽21日=午前10時~ 東伊豆町役場、午後1時半~ 河津町保健福祉センター

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  • 梅雨前に防災施設を巡回 静岡県賀茂農林事務所

     静岡県賀茂農林事務所(下田市)は1日、治山ダムをはじめとした防災施設のパトロールを開始した。夏季の集中豪雨や台風に備えて対策を講じる狙い。  土石流や山林の荒廃を防ぐ治山ダムや防災林など、賀茂地域の1市5町で民家や公共施設に近い防災施設を点検する。初日は県下田総合庁舎でパトロールの出発式を行い、職員が災害の未然防止へ結束した。  治山課の深沢寿騎技師(27)は「近年豪雨が増えている。裏山などを確認し、異常を感じたらすぐに連絡してほしい」と警戒を呼び掛けている。パトロールは15日まで実施する予定。

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  • 下田「あじさい祭」 300万輪続々開花へ 30日まで

     日本有数のアジサイ群生地として知られる下田市の下田公園で1日、「第51回あじさい祭」(市観光協会主催)が開幕した。6月中旬には300万輪の多くが見頃を迎える予定。30日まで。  市街地や下田港を一望できる園内には、100種類以上のアジサイが植えられ、一部は紫色や青色などの五分咲き程度の花を付けている。公園上部の群生地も今後開花が進んでいくという。  初日から多くの観光客らが訪れ、初夏を告げるアジサイをカメラに収めていた。会社員細田紗希さん(24)=東京都=は「同じ株でも一つ一つの花の姿が異なるのが魅力的」と声を弾ませた。  オープニングセレモニーでは、協会の沢地大吉会長が「園内には多彩なビュ

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  • サギ電話多発注意報発令 下田、伊東、熱海署管内

     静岡県警は1日、伊豆ブロック(下田、伊東、熱海各署管内)にサギ電話の多発注意報を発令した。親族をかたる手口の特殊詐欺被害が発生する恐れがあるとして注意を呼び掛けている。期間は3日まで。  県警生活安全企画課によると、親族を名乗り「電車にかばんを置き忘れた」「郵便局から連絡があったか」などと聞いてくる不審電話が5月31日、熱海市内で4件あった。  注意報発令は今年に入って16回目で、伊豆ブロックでは2回目。期間中、署員らが情報発信やパトロール、ATM付近での警戒を強化し、被害の未然防止を図る。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 高上賢治さん(下田市)法テラス下田の新任弁護士

     理系の大学院を卒業後に民間企業に就職し、その後一念発起して2017年に司法試験に合格。香川県丸亀市の法律事務所と法テラス佐賀を経て4月に着任した。下田では可児望所長との2人体制で、公的法律相談窓口として賀茂地域の住民を支援する。岡山県総社市生まれ。45歳。  -伊豆を訪れたのは初めてとか。  「旅行が趣味だが、伊豆は訪れたことがなかった。着任早々、下田市の尾ケ崎ウイングから望んだ一面の真っ青な海と水平線に息をのんだ」  -弁護士を志したきっかけは。  「大学院では理系分野を学んだが、卒業後は研究分野ではなく人と関われる仕事がしたいと医療法人に就職した。高齢者施設で勤務時、高齢者の詐欺被害や遺

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  • 旧下田グランドホテル 方針一転、民間に渡る可能性急浮上

     下田市は30日、土地建物を取得、防災公園に整備するとしていた旧下田グランドホテルについて、別の購入希望者が現れたと市議会全員協議会で報告した。これまでの方針が一転、民間に渡る可能性が急浮上した。同ホテルを巡っては2021年12月議会で取得案が否決、22年3月議会で改めて同年度の市公共用地取得特別会計が可決されるなど異例の経過をたどっている。  平井孝一建設課長はホテルの破産管財人から4月27日に、土地家屋の購入希望者が現れたとの連絡があったと説明。市は同特別会計に購入費用として公有財産費100万円を計上しているが、100万円を超える購入希望額が提示されていると明かした。具体的な金額は不明とい

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  • 下田で生涯学習講座開講 初回は交通事故防止学ぶ

     下田市教委が主催する2022年度の生涯学習講座「寿大学」がこのほど、市民文化会館で開講した。全10回程度で、70~90代の市民約70人が文化や自然、認知症予防などに理解を深める。  初回は県交通安全協会下田地区支部による講座が開かれ、指導員の佐藤未歩さん(21)が講師を務めた。佐藤さんは歩行者の事故防止を強く呼び掛け、道路を渡る際の左右確認の徹底や、横断歩道の横断厳守などを訴えた。  佐々木文夫教育長は「目標を持って学習することは何歳になっても生活に潤いを与えてくれる」と受講者に語りかけた。

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  • ニュースポーツ体験してみよう 下田、6月5日に催し

     下田市と県などは6月5日、老若男女が気軽に楽しめる「ニュースポーツ」の体験イベントを下田市の道の駅開国下田みなとで開く。参加無料。  スポーツチャンバラなどを体験できる午前の部(10時~正午)と、ボッチャやノルディックウオーキングなどの午後の部(0時半~3時)の2部制。  事前の申し込みは不要。問い合わせは市教委<電0558(23)5055>へ。

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  • 下田市の庁舎移転計画 第三者からお墨付き 審議会答申

     下田市役所の庁舎移転事業で、市新庁舎建設基本計画改訂案の審議会が27日、改訂案を松木正一郎市長に答申した。指摘は表現の修正など軽微な内容にとどまり、旧稲生沢中を移転地とする計画が第三者からお墨付きを得た格好。松木市長は長年の懸案事項の前進へ「新たなステージに入った」と述べた。  答申では付帯意見として、防災対策の明確化などを盛り込んだ。改訂案記載の「現庁舎跡地活用」については、「整備施設のコンセプトなどは他の計画で別途十分に検討すべき」として修正や一部削除を求めた。  市役所に松木市長を訪ね、答申書を手渡した稲葉一三雄会長は「既に予算化されているものもある。この案が最終的な着地点になるよう切

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  • 「休戦」テーマに新作寄贈 南伊豆の小中校に 絵本作家鈴木さん

     下田市の絵本作家鈴木まもるさん(69)が26日、自身の新作「戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦」15冊を同市と南伊豆町の小中学校や図書館に贈った。図らずも制作途中にロシアのウクライナ侵攻が始まり、鈴木さんは平和の意義を子供たちに伝える必要性を強調する。  作品は第1次世界大戦中の史実が題材。敵国の兵士同士がスポーツや歌を通じて心を通わせていく。「戦火の中でもなお存在する人の心の優しさを伝えたかった」と鈴木さん。色鉛筆によるぬくもりあふれるタッチで、2月上旬から制作を開始。あとがきを手掛けている最中に侵攻が始まったという。  戦況は日に日に凄惨(せいさん)さを増している。それでも「

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  • 広域ごみ処理施設「予定通り進める」 松木下田市長が強調

     下田市と南伊豆町、西伊豆町、松崎町が進める広域ごみ処理計画で、松木正一郎下田市長は26日、予定通り市内への焼却施設の建設計画を進めるとの姿勢を鮮明にした。一部の市民が反対の声を上げている。定例会見で質問に答える形で明らかにした。  構想では、市清掃センターの敷地内の焼却施設を建て替える。現有施設より処理能力を高め、排ガスの公害防止自主基準値を厳しく設定。2027年度中の焼却施設稼働を目指す。  25日に開かれた市民グループとの意見交換会では、下田中など周辺施設への影響に異論が出た。松木市長は「施設の安全性については十分な科学的根拠を示している」と強調。今後については「会合も含め、違う形で意見

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  • ワクチン4回目 6月中旬から 下田市

     下田市は26日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を6月中旬から開始すると発表した。順次市内の医療機関で実施し、7月23日に市民スポーツセンターで集団接種の機会を設ける予定。  3回目接種から5カ月が経過した60歳以上と、18歳以上の基礎疾患者の約9300人が対象。順次接種券を送付するが、基礎疾患者は申告が必要。接種券が届き次第、インターネットか電話で申し込む。

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  • 下田・黒船祭 17万人の来訪「平時の85%」

     下田市は26日、21日から22日に3年ぶりに開かれた市内最大のイベント「第83回黒船祭」について、17万人弱の来訪があったとの推計を明らかにした。  定例会見で佐々木雅昭観光交流課長が説明した。例年は3日間の開催で20万人程度が訪れていた。短縮開催となったが、行事の規模は同等だったとして、平時の85%程度の来訪があったとの見解を示した。  松木正一郎市長は「多くの協力で開催が実現した。来年は元の形で開催できるよう期待している」と振り返った。

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  • 梅雨前に河川海岸巡回 下田土木事務所

     静岡県下田土木事務所(下田市)は26日、梅雨入りを前に賀茂6市町の河川と海岸のパトロールを開始した。集中豪雨に備えて対策を事前に講じる狙い。  初日は事務所と市の職員5人が下田市の稲生沢川の状況を確認。土砂の堆積状況などを調べた。6月2日まで各市町と連携してパトロールを実施し、河川の状況や設備の損傷程度に合わせて処置を施す。  維持管理課の小川丈彰技師(28)は「近年は集中豪雨が相次いでいる。豪雨後に通常と違う状況を発見したら、すぐ連絡してほしい」と災害発生後にも注意を呼び掛けている。

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  • 3人に交通安全表彰伝達 下田署

     下田署はこのほど、交通安全功労者への表彰伝達式を開いた。下田市の3人に田代圭吾署長らが長年の功績に謝意を示した。伝達を受けたのは、関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会会長連名表彰の西堀政幸さん(71)と、同連合会会長感謝状(交通安全功労受賞配偶者感謝状)の妻静江さん(71)、県警本部長による警察一般協力章の飯田貞子さん(78)。政幸さんは交通指導員として1998年から活動し、飯田さんは86年から交通安全協会下田地区支部の女性部長を務めている。それぞれ「1件でも交通事故を減らせるよう一層頑張りたい」と声をそろえた。田代署長は「表彰は長年のご尽力のたまものだ」とたたえた。

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  • 配車アプリ「GO」導入 タクシー利用者増、観光波及効果も

     オンラインで最寄りのタクシーを呼び寄せる配車アプリケーション「GO」が4月から、静岡県東部のタクシー会社3社で運用を開始した。既存の配車アプリを統合したシステムで、大都市圏では既に普及が広がっているものの、県内の導入は初めて。伊豆箱根交通(三島市)では既存アプリと比べて利用者数が約9倍に伸び、特に観光への波及効果が期待される。  GOは「ジャパンタクシー」「モブ」の2種類の既存アプリが統合し、2020年に運用を開始した。GPSで現在地に近いタクシーがスマホ画面に映し出され、乗客が配車依頼をすると車内のタブレットに直接連絡が入る。呼び出す場所の説明は不要で迎車の待ち時間も短縮されるほか、クレジ

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  • 下田のコンビニ 詐欺被害を防止 店員に感謝状

     下田署は24日、高齢者の特殊詐欺被害を未然防止したセブン-イレブン下田白浜店(下田市)に感謝状を贈った。店員の佐藤いずみさん(36)=同市=と石井優子さん(20)=河津町=は4月14日、マルチコピー機でインターネットの“未納料金”を送ろうとしていた70代男性の様子を不審に感じ、警察に通報。同僚と連携して被害防止につなげた。  同署で感謝状を受けた2人は「引き続きお客さんに注意を促したい」と気持ちを新たにした。田代圭吾署長は「今後も不審な点を感じたら積極的に声を掛けてもらえると被害抑止につながる」と期待を寄せた。

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  • ディアナ号史 日本遺産に 富士市日ロ友好協 市に登録手続き要望

     富士市日ロ友好協会は23日、幕末のロシア船ディアナ号に関連する史実を、文化庁の「日本遺産」に登録する手続きを進めるよう求める要望書を富士市に提出した。  プチャーチン率いるディアナ号は幕末に下田港を訪れた際、安政大地震の津波に遭って損傷した。修理のため戸田港へ向かう中で嵐に見舞われ、富士市宮島沖で沈没したとされる。500人に上る乗組員を同市の漁民が救助し、その後の条約調印や日本初の洋式船「戸田号」建造につながった。  要望書では、人命救助に全力を投じた郷土の偉業を後世に伝える重要性を訴えたほか、江戸末期に県東部で人道的活動や開国への歩みが記されたことは日本遺産にふさわしいとし、沼津市や下田市

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  • 大自在(5月24日)日米首脳会談

     日米親善の礎を築いた先人の偉業をたたえ、末永い友好を誓う。下田市で3年ぶりに開かれた「黒船祭」に合わせるかのように、バイデン米大統領が来日した。就任後、初の訪問である。  昨夜は徳川家康側近で時代劇でもおなじみの大久保彦左衛門の屋敷跡と伝わる料理屋で、岸田文雄首相と会食した。名園と誉れ高い日本庭園を散策し、首相夫人のお点前も堪能した。  日米首脳の会食といえば8年前を思い出す。当代きってのすし職人、浜松市天竜区出身の小野二郎さんの店で、当時のオバマ大統領と安倍晋三首相が舌鼓を打った。「人生で一番おいしいすしだった」との大統領の感想が残る。  首脳同士の親密な関係、引いては両国の結束をアピール

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  • 鳥獣保護功労5人に感謝状 環境省表彰、静岡県が伝達

     静岡県はこのほど、環境省の「愛鳥週間野生生物保護功労者表彰」を受けた県内在住の受賞者に表彰状を伝達した。  県猟友会長の金沢俊二郎さん(79)=静岡市清水区=が林野庁長官感謝状を受けた。県内の林野庁長官感謝状受賞者は9年ぶり。金沢さんは27年間にわたり、違法な捕獲の取り締まりや狩猟者への安全指導などに取り組んだ点が評価された。  いずれも県鳥獣保護管理員の藤井建彦さん(68)=下田市=、岩堀博行さん(72)=吉田町=、勝間田栄さん(76)=小山町=、山本誠次さん(49)=富士市=の4人が環境省自然環境局長感謝状を受けた。  伝達式を県庁で開き、県くらし・環境部の高畑英治部長が受賞者に感謝状を

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  • 日米双方から見た開国、劇に 下田・黒船祭閉幕

     下田市最大のイベント「第83回黒船祭」は最終日の22日、日米和親条約の細則を取り決めた下田条約調印の再現劇上演などを実施し、国際色豊かな日米親善イベントを締めくくった。  市民文化会館での再現劇には都内の劇団の俳優らが出演し、ペリー提督らを演じた。条約締結までの両国の外交交渉を再現するとともに、締結後の日米交流の様子も表現。米国人の「ハウマッチ?」(いくら?)を日本人が魚の「ハマチ」と勘違いした場面などをひょうきんな寸劇に仕立て、聴衆を楽しませた。  恒例行事の再現劇はこれまで「日本から見た開国」をテーマに行ってきたが、今回は同条約が締結された了仙寺の松井大宗副住職(30)が台本を再考した。

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  • 自転車利用者にルール順守指導 下田署など

     下田署などは20日、通勤通学者らの自転車の一斉指導を下田市内で実施した。県警が進める自転車の事故防止運動の一環。  市内3カ所で、自転車利用者に交通ルール順守を呼び掛けた。伊豆急下田駅付近の交差点では、武田功交通課長ら署員と交通安全指導員が一時停止の徹底などを周知し、危険行為を繰り返した際には公安委員会から講習の受講が求められると説明した。  県交通安全協会下田地区支部の望月めぐみさん(45)は「朝は余裕を持って出掛けるのが何よりの交通安全対策。ぎりぎりの行動は視野を狭める」と注意を促した。

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  • 黒船祭 目抜き通りをパレード 下田、3年ぶり開催

     下田市最大のイベント「第83回黒船祭」が21日、開幕した。幕末の開国の地となった下田の中心部などを舞台に、22日までパレードなど国際色豊かな行事が繰り広げられる。3年ぶりの開催。  下田公園の開国記念広場で執り行われた記念式典には川勝平太知事をはじめ内外の関係者ら約300人が参列。在名古屋米国領事館のマシュー・センザー首席領事は1854年の日米和親条約締結に触れ、日本語で「下田港が開かれ、今日における日米のパートナーシップの礎となった」と先人の遺業をたたえた。  市内関係者は式典に先立ち、ペリー上陸記念公園でペリー提督の胸像に献花。松木正一郎市長は「多くの方の尽力で開催が実現した。両国の交流

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  • 黒船祭 ペリー出生地とオンライン交流 下田中生

     下田市の日米親善イベント「第83回黒船祭」が開幕した21日、下田中の生徒がペリー提督出生地で姉妹都市の米ニューポート市の学生とオンラインで交流した。  下田中の2、3年生8人と、同市のロジャース高の生徒7人が参加した。下田中生は市内の産業などを紹介。その上で、米国の生徒と地域事情や日常生活について意見を交わした。3年の田中咲妃さんは「同年代の外国人と交流する機会はなく、楽しみにしていた」と声を弾ませた。  コロナ禍以前は互いに訪問団が行き来していたが、近年は実現せず、オンラインの交流を企画した。

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  • 自転車で寄付呼び掛け 下田在住の外国人、長距離走行イベント

     下田市の吉佐美地区と大賀茂地区在住の外国人4人が21日、ロシアの侵攻を受けるウクライナの支援に向けたチャリティーサイクルイベントを開催した。4人自らが長距離走行に挑み、地域住民らに寄付を呼び掛けた。イギリス出身のジョアン・ウィルキンソンさんらが企画した。標高差約120メートルのコースを大賀茂地区に設定し、上昇した標高の累積が4人で8848メートルに達するまで坂の往復を繰り返す「エベレストチャレンジ」に挑戦。早朝から9時間かけて目標を達成した。  スタート地点に募金箱を設け、集まった約9万円はインターネットの寄付サイトを通じ支援に役立てるという。

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  • サーフィン用具 下田中に寄贈 1個人1団体

     今春発足した下田中サーフィン部に19日、1個人1団体が競技用品を贈った=写真=。同校で寄贈式が開かれ、部員たちは「地域の多くの人々に応援してもらえてうれしい」と感激の面持ちを見せた。  下田ロータリークラブは、校名入りのテントやサーフィン用具(40万円相当)を贈呈。下田市地域おこし協力隊の蒔田俊史さん(47)は、ウエットスーツ用のシャンプーとリンス約40本(7万円相当)を寄贈した。  同クラブの相馬知也会長(47)は「皆さんの活動で下田が盛り上がるよう期待している」と激励。蒔田さんも「海の安全を学びながら、存分にサーフィンを楽しんでほしい」と期待を寄せた。  3年の松下勇太朗さんは「大会での

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  • ゲーム障害とネット依存対策ワークショップ 21日から

     静岡県は21日から、ゲーム障害とネット依存対策のワークショップを県内4カ所で開く。公認心理師が基礎知識や生活への影響、家族の接し方などを説明する。参加者同士でグループワークも行う。  21日が沼津市のプラサヴェルデ、28日が富士市交流プラザ、6月18日が下田市民文化会館、7月2日が静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあ。いずれも午後1~4時。定員は各会場とも40人程度で先着順。11月には県西部でも開催を企画している。  問い合わせは県障害福祉課<電054(221)2435>へ。

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  • サーフィン部の中学生に用具寄贈 下田の企業

     下田市の不動産業「新宝エステート」は17日、今春発足した下田中サーフィン部に競技用具を贈った。同校で寄贈式が開かれた。  同社が贈ったのはサーフボード9本とウエットスーツ10着。漆田和久社長(56)が同校を訪ねた。漆田社長は「入部希望者が金銭面で断念することがあってはならない」と贈呈理由を明かした。山下凱吏部長(3年)は「活動を通じて下田を盛り上げ、地域から愛される部にしたい」と意気込んだ。  同校によると、中学校のサーフィン部は宮崎市立青島中に続き全国2例目。1~3年生19人で市内の海岸などで活動している。

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  • 下田の「アカイカ」 観光協会などPR 6月末までキャンペーン

     地元で「アカイカ」と称される、「ケンサキイカ」による地域おこしを展開している下田市観光協会などは14日、市内飲食店によるキャンペーンの広報活動を行った。  キャンペーンは飲食店など約30店舗が参加し、6月30日まで和食や中国料理などでアカイカを提供している。  この日は同市の伊豆急下田駅で伊豆急行やJRの社員、観光協会の職員約20人が首都圏からの旅行者らに「下田はキンメダイだけではありません」「アカイカは今が旬です」などと呼び掛けながらチラシを手渡し、アカイカを新たな名物にしようとPRした。

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  • 静岡県東部で停電5件発生 14~16日

     沼津、伊豆、伊東、下田の4市で14日未明から16日夕方にかけて、5件の停電が発生した。いずれも約1時間半~4時間後に復旧した。東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、配電設備への鳥の巣の接触などが原因とされる。  14日午前1時35分ごろに沼津市戸田と伊豆市小土肥の約30戸で、午前7時ごろには伊東市岡広町、寿町、桜木町などの約480戸で発生した。また、午後5時25分ごろに同市岡、瓶山、川奈などの約630戸、15日午後4時45分ごろに下田市相玉、荒増、宇土金などの約970戸、16日午後3時35分ごろ、伊東市富戸の約450戸で停電した。

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  • AV出演契約注意 「18歳成人」で呼び掛け 下田署が講話

     成人年齢の引き下げに伴う若者へのアダルトビデオ出演強要の被害撲滅を図ろうと、下田署は16日、被害防止の講話を下田看護専門学校(下田市)で開いた。学生に安易な契約を控え、慎重に行動するよう説いた。  生活安全課の小倉大樹警部補(31)が講師を務め、1年生約40人が受講した。小倉警部補は近年の県内での出演強要に関する摘発状況や県警への相談件数を示し、「件数がゼロなのは周囲への相談が困難なためで、安直に静岡では発生していないと思わないで」と強調した。  未成年への出演強要の手口として、“大人としての契約の責任”を執拗(しつよう)に問う手法が今後増加するとも指摘。勧誘する相手

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  • ウクライナ支援店 収益180万円超報告 下田の有志団体

     下田市の有志団体「高校魅力化推進会議」はこのほど、市役所に松木正一郎市長を訪ね、4月にウクライナ支援を目的にオープンしたチャリティーショップの事業を報告した。  ショップは市内のレコード店跡に構え、寄付を受けた生活雑貨などを販売。収益は180万円超に上り、ユニセフを通じて全額ウクライナ支援に充てる。  ショップを企画した渡辺久志事務局長(65)は「ロシアによる侵攻が泥沼化する中、ウクライナの皆さんの気持ちがほんの少しでも穏やかになる日が早く来るよう、下田から願っている」と述べた。

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  • ウクライナ支援へチャリティーサイクル 下田在住の外国人 21日、標高8848メートル挑戦

     下田市の吉佐美地区と大賀茂地区在住の外国人4人が21日、戦況が悪化の一途をたどるウクライナの支援に向けたチャリティーサイクルイベントに臨む。4人自らが市内で長距離走行に挑んで募金を促す内容で、練習に励んでいる。  イギリス出身のジョアン・ウィルキンソンさんらが企画した。母国の友人が避難民の食糧支援などに取り組んでいて、支援を思い立った。大賀茂地区に標高差約120メートルのコースを設け、上昇した標高の累積が4人で8848メートルに達するまで坂の往復を繰り返す「エベレストチャレンジ」に挑む。  スタート地点の「コーヒーショップサミット」に募金箱を設け、インターネットの寄付サイトを通じ支援に役立て

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  • 記者コラム「清流」 ごみの“先進都市”

     7年ぶりに沼津市で暮らして1カ月余り。日常生活で、前任地の下田市との大きな違いは、ごみの分別だろうか。「燃やすごみ」に「プラスチック製容器包装」、各種資源ごみや埋め立てごみ―。手間はかかるが、覚えてしまえばそれほど苦ではない。  下田市ではプラスチック包装を分別する必要がなく、生ごみから食品トレーまで「可燃ごみ」として捨ててきた。確かに楽だが、多くの資源を無駄にしてきたのではと反省している。  沼津市は全国に先駆け、ごみの分別収集を初めた先進都市。だが、今では多くの都市が沼津に追いついている。現在、沼津市はごみの中間処理施設建設を計画している。これを機に再び、全国に注目されるような環境施策が

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  • 排水対策など提言 下田の審議会が会合

     下田市役所の庁舎移転事業における市新庁舎建設基本計画改訂案の審議会の第2回会合が13日、移転先として活用予定の旧稲生沢中で開かれた。  委員の1人は移転地の周囲が水路であり、付近の山の排水管理に気を配るよう提言。市立図書館など、老朽する他の公共施設を新庁舎に併設するかの有無を早期に明示するべきとの意見も上がった。  市は移転完了まで使用する現庁舎の一部について、今秋開始予定の補強工事の設計業者が入札を経て決定したと明かした。市議会6月定例会に提出予定の一般会計補正予算案に、旧校舎の隣接地に建てる新築庁舎の設計委託費を盛り込む予定も説明した。  審議会の稲葉一三雄会長は12日に市内で開かれた市

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  • 改訂案に理解求める 下田市新庁舎建設へ説明会

     下田市は12日夜、新市庁舎建設の市民説明会を市民文化会館で開いた。旧稲生沢中校舎を移転用地に盛り込んだ建設基本計画の改訂案を示してから、初の市民向け説明会。移転の基本理念やスケジュールを説明した。  市企画課の担当者は「コロナ禍を経てコスト管理が一層重要になった」と、改訂前の計画から事業費を概算で4億9千万~8億9千万円減額した点を強調した。その上で、防災上の観点からも早期の移転が差し迫られていると述べた。  市は建設に伴い、デジタル化の推進を掲げる。市民からは急速な高齢化社会とデジタル化の整合性を問う意見が上がり、担当者は「10年後、20年後にはスマホやパソコン使用者の年齢も上がっている。

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  • 黒船祭 「通常の8~9割」の開催 下田で21、22日

     下田市や観光協会などで組織する第83回黒船祭(21~22日)の執行会は12日、3年ぶりの開催となる行事の概要を発表した。コロナ禍の影響で通常3日間の日程を2日間に縮小するが、市役所で会見した松木正一郎市長は「セレモニーやパレードなどの公式行事は実施する。開催規模は(平時の)8~9割ほどになる」と強調した。  黒船祭は開国の礎を築いた先人の業績をたたえる日米親善イベント。コロナ禍以前は3日間で20万人以上が来場していた。今年は米国大使館や米海軍、海上自衛隊などの関係者を招く。21日の公式パレードは300人規模で実施する予定という。  松木市長は観光業への好影響に期待を寄せる一方、「(ロシアのウ

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  • 記者コラム「清流」 いでよ、下田新名物!

     イカ特有のねっとり感というより、さっぱりした口当たりが印象的。すしにショウガを合わせると、口の中に清涼感が広がる。固すぎず適度な歯ごたえで、甘みも抜群。ああ、おいしい。思わずもう1貫食べたくなる。  下田市でアカイカと呼ばれるケンサキイカによる地域おこしが始まった。各店舗でケンサキイカ料理が提供されている。取材を兼ねて“味見”したら、美味に仰天。下田港の水揚げは少なく、地元でも知る人ぞ知る存在という。  いわずもがな、下田と言えばキンメダイ。これまでの赴任地でも「第二の名物作り」が各自治体で起きていたが、「第一」の存在があまりにも大きいせいか、なかなか定着していない。

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  • 高上弁護士が抱負 法テラス下田に着任

     下田市の法テラス下田に4月に着任した高上賢治弁護士(45)が11日、同所で会見し、「少子高齢化が進む賀茂は日本の未来の姿。今後日本が直面するであろう問題の先駆けとして、空き家や相続問題に取り組む」と意欲を示した。  高上弁護士は2018年に弁護士登録。香川県の法律事務所と法テラス佐賀を経て赴任した。理系の大学院を修了後、勤務した高齢者施設で詐欺被害や遺産相続のもめ事を目の当たりにし、「直接的に力になりたかった」と一念発起して司法試験に合格した。「弁護士の肩書にとらわれず、困り事の力になりたい。その中で弁護士資格が生きるのなら良い」と決意を述べた。  法テラス下田は弁護士が不足していた賀茂地域

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  • 「大きくなあれ」 稚アユ3000匹放流 下田・稲生沢小児童

     下田市立稲生沢小の2年生約20人は11日、学校近くの稲生沢川で稚アユの放流に取り組んだ。アユの成長に願いを込め、一斉に川に放った。  稲生沢川非出資漁協の主催。児童は組合員らの指導で10~15センチ程度のおよそ3千匹をバケツから放ち、「元気でね」「大きくなあれ」と勢いよく泳ぐアユを見送った。同日は同漁協が他にもおよそ1万8千匹を稲生沢川に放流した。  児童が放流を体験するのは3年ぶり。稲生沢川では天然アユの遡上(そじょう)が減少していて、小川憲治組合長(70)=同市=は「アユは清流でしか生活できない。きれいな川をいつまでも一緒に守ってほしい」と児童に呼び掛けた。

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  • 愛くるしいカワウソ写真展 6月30日まで 下田海中水族館

     下田市の下田海中水族館は6月30日まで、飼育員が捉えたコツメカワウソの愛くるしい写真が並ぶ展示会を同館で開いている。  同館では「マメタ」と「ワサビ」(いずれも7歳)の2頭の兄弟を飼育している。眠そうな表情を浮かべているマメタや、兄弟で仲良くしている場面を捉えた1枚などこの1年で撮影した約20点を展示している。  飼育員の山根正太郎さん(24)は「私たちのベストショット。普段はなかなか見ることができない一面を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

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  • 防犯功労6個人と1団体表彰 下田署

     2022年度の下田署管内の防犯功労者等表彰式が9日、同署で開かれた。長年地域の安全に貢献した地域安全推進員らを表彰した=写真=。  表彰を受けたのは、交番や駐在所の地域安全推進員6人と、松崎所在地地域安全推進員連絡会。松木正一郎下田市長が「安全で住みよいまちづくりへの貢献に感謝したい」と表彰状を手渡した。  同署管内防犯協会の総会では、田代圭吾署長が「県内の特殊詐欺被害の多くは65歳以上の女性。住民の警戒感を強めていく必要がある」と協力を呼び掛けた。  表彰を受けた地域安全推進員は次の通り。  土屋雅之(河津町交番)西川八重子(中央交番)島崎策二(吉佐美駐在所)外岡康光(同)山本則之(石部駐

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  • 11日から賀茂5町 障害者の就労相談

     下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は11日から、賀茂郡5町で無料の就労相談会を開催する。  同センターは月1回、所在地外の5町で障害者対象に相談会を開催。就労関連のほか、障害者手帳の取得や医療費助成の相談などにも応じている。  いずれも開催時間は2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。  日程は次の通り。  11日=午前10時~ 西伊豆町役場宇久須支所、午後1時半~ 松崎町役場▽17日=午前10時~ 東伊豆町役場、午後1時半~ 河津町保健福祉センター▽19日=午後1時半~ 南伊豆町役場

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  • 初夏の下田 旬のアカイカいかが? 5月13日からキャンペーン

     「キンメの次はアカイカで」-。全国一のキンメダイの水揚げ量で知られる下田市で、通称アカイカと呼ばれる「ケンサキイカ」で地域おこしを図る動きが始まった。13日からのキャンペーンでは市内の飲食店など約30店舗が一斉にアカイカ料理を提供。市観光協会が県内外へのPRを本格化させる。  「さっぱりしていて強い甘みも特徴」。市内のすし店「美松寿司」の大将、植松幹男さん(62)が手際よくアカイカの握りを供してくれた。ショウガを添えるとさっぱり感が際立ち、塩で食すと甘みが引き立つ。キャンペーンに参加する各店は生食に加え、天板焼きや天ぷら、中国料理など多彩な味わい方を提案する。  同市にとって海水浴シーズンの

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  • イルカ“祝福”のジャンプ クイズ大会正解者に 下田海中水族館

     下田市の下田海中水族館は5日、館内の歴史に関するクイズ大会を同館で開いた。来場者の約50人が参加し、優勝者の頭上をイルカがジャンプして勝利を祝福した。  今年3月20日の開業55周年にちなんだ周年企画の一環。予選は○×の勝ち残り方式で実施。歴史に関する問題のほか、ネコザメの愛称の由来など幅広い話題で参加者を楽しませた。  10人ほどが残った決勝はイルカショーのステージ脇での一発勝負。「水族館のシンボルのイルカが開業日にはいなかった」との問いに解答者は二手に分かれ、正解の○側はイルカが頭上の高さ3メートルほどを飛び越えた一方、不正解側には尾びれで容赦の無い大量の水しぶきを浴びせた。

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  • 風情の夜 下田の街並み 竹明かり彩る

     下田市の旧町内を竹明かりが彩るイベント「竹たのしみまくる下田」が22日まで開かれている。観光のオフシーズンの誘客増や放置竹林対策を狙いに2017年に始まったイベント。観光客らを楽しませている。  同市三丁目の「大工町プレイス」と「弁天橋ボードウォーク」周辺を会場に、多彩な形状の竹のオブジェが約100個並び、取り付けられた発光ダイオード(LED)の明かりがともる。  オブジェは休前日を中心に増設。下田も舞台の一つになった川端康成の『伊豆の踊子』に着想を得て、踊子をイメージした竹あんどんもお目見えする。  使用した竹は下田市や南伊豆町、河津町で切り出した約200本。実行委の田中剛さん(63)は「

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  • 黒船祭美術展 地域色ずらり 下田で8日まで

     第31回黒船祭美術展(実行委主催)が3日、下田市民文化会館で始まった。8日まで。  60~70代を中心に、賀茂地域の6市町の約50人が80点ほどの絵画を出品した。夕焼けに染まった松崎港を表現した水彩画や、河津町のバガテル公園を描いた油彩画など地域色あふれる作品が会場を彩っている。仏画をはじめとした水墨画も並んでいる。

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  • 波に乗れ!サーフィン部始動 今春統合の下田中、全国2例目

     下田市内4校が今春に統合した下田中のサーフィン部がこのほど始動した。同校によると、中学校のサーフィン部は宮崎市立青島中に続き全国2例目。地元関係者も熱視線を送る。  サーフィン部は2、3年生に仮入部の1年生を加え男女15人ほどでスタート。顧問の渡井哲広教諭と外部指導者の計3人が中心となって指導する。現在は週4日ほど校内やプールでの基礎トレーニングに励んでいて、5月から本格的に入田浜海岸など、市内の海で練習を開始する方針。  29日は同海岸で初の海での練習を予定していたが、天候を考慮してウエットスーツの着用方法などを学んだ。3年の山下凱吏部長は「初心者がほとんどだが、下田のまちを盛り上げられる

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  • 退任区長を表彰 下田市

     下田市は27日、2022年度前期の行政協力委員会議を市民文化会館で開いた。21年度限りで退任した区長32人を表彰した。  13年度から9年間務めた中2区の松下匠元区長や、18年度から4年間歴任した中1区の渡辺芳昭元区長らに松木正一郎市長が感謝状を手渡した。松木市長はコロナ禍を引き合いに「人と人との交流が難しくなっている中、地域の調整役として尽力いただいた皆さんに敬意を表したい」と感謝した。22年度の区長たちには行政協力委員としての委嘱状を交付した。

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  • 下田「海の家」GWも 吉佐美大浜、地元の若者が開業

     下田市の吉佐美大浜海岸で海水浴シーズンに合わせて営業される海の家が、4~5月の大型連休期間中に限定オープンする。新たな試みに挑むのは、海岸近くでコーヒーや食品の販売を手掛ける板橋隼平さん(27)ら地元の若者たち。海の家を運営する地域住民の高齢化や海水浴客の減少が課題となる中「伊豆地域のモデルケースになってほしい」と地域からは期待の声が上がる。  開店を間近に控えた27日、海岸にほど近い海の家では板橋さんと土屋のあさん(23)が営業準備に追われていた。板橋さんの店で人気のコーヒーやジェラート、土屋さんが働くカフェレストラン「オンザビーチ」のプレートランチなどを提供する予定という。  海水浴シー

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  • 下田市 12日に庁舎移転説明会 28日から市民意見も募る 

     下田市役所の庁舎移転事業について松木正一郎市長は27日、5月に新庁舎建設の市民説明会を開くと定例会見で明らかにした。28日からパブリックコメントを募る方針も示した。  市は26日、旧稲生沢中校舎の活用などを新たに盛り込んだ基本計画改訂案を審議会に諮問した。審議会は2017年にも開かれて答申したが、工事の入札不調などで改訂前の基本計画が実を結ばなかった。松木市長は「移転経緯を丁寧に説明するとともに、将来を見据えて長期的な視点で市民に移転を考えてもらうきっかけにしたい」と話した。  説明会は5月12日午後7時から市民文化会館で開催。基本理念や施設計画などを説明する。申し込みは不要。パブリックコメ

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  • 治安維持に意欲 下田署の田代新署長

     3月28日付で就任した下田署の田代圭吾署長(55)が26日までに同署で取材に応じた。詐欺被害の撲滅や交通事故減など、高齢化が進む賀茂地域の治安維持に意欲を燃やした。  田代署長は掛川市出身で1985年に県警入り。警備部門を中心に歩み、藤枝、袋井の両副署長や警察学校副校長などを歴任した。  同署の管内は賀茂地域の6市町で、県内の警察署では最多の自治体を抱える。「広大なエリアをカバーしている分、署員一人一人が寄せられる相談や事件を『自分事』として捉えることが重要」と強調。その上でコロナ禍を念頭に、「人流の増減が起こり得るが、観光地における社会情勢の変化に対応しながら犯罪抑止に努める」と言葉に力を

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  • 改訂案審議会が初会合 庁舎移転基本計画 下田市「重要な一歩」

     下田市役所の庁舎移転事業における「市新庁舎建設基本計画」改訂案の審議会の初回会合が26日、移転予定地の旧稲生沢中(3月に閉校)で開かれた。市が同校の旧校舎を含む現在の移転用地と日程を示し、関連費を盛り込んだ2022年度当初予算を市議会が可決してから初となる第三者の意見聴取機会。市は審議会の議論を、長年二転三転してきた懸案事項を前進させるための「重要な一歩」と位置付ける。  改訂案では旧校舎を23年度に改修。一部の部署を現庁舎から先行して移転させ、24年度の早期から順次供用開始する。続いて旧校舎の隣に1棟を新築し、26年度早期の供用開始を目指す。旧校舎に先行移転した部署は、新築庁舎に移る可能性

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  • 下田・敷根公園で自然観察会 29日開催

     下田市振興公社は29日、自然観察体験会を同市の敷根公園で開催する。参加無料。  同振興公社の職員らが講師を務め、園内を巡りながら草花や樹木の育て方や管理方法などを解説する。  午前10時に同公園の入り口時計台付近に集合し、同11時ごろ終了予定。雨天時は5月1日に延期する。予約、申し込みは不要。問い合わせは同振興公社<電0558(23)6333>へ。

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  • 男子 鈴木・藤原組V 女子は富田・隅谷組 南豆ソフトテニス大会

     南豆ソフトテニス協会はこのほど、第22回静岡新聞社・静岡放送杯南豆ソフトテニス大会(静岡新聞社・静岡放送後援)を下田市の敷根公園で開いた。  中学生の男子と女子のダブルスを実施。賀茂地域の6市町から男女計103ペアが出場した。男子は下田中の鈴木心・藤原功貴ペアが、女子は河津中の富田凪々海・隅谷心珀ペアが制した。  その他の結果は次の通り。  【男子】②杉本昌敏・渡辺里央(南伊豆東)③鈴木那凰・鈴木天志(西伊豆)鈴木伶凰・田中和侍(下田)  【女子】②鈴木みのり・鈴木澪(河津)③井山愛心・清水莉子(松崎)飯田海依・正木愛理(河津)

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  • 海の事故防止へ 安全対策確認 下田で連絡会議

     2022年度の下田地区海の安全運動推進連絡会議が25日、下田市の伊豆漁協で開かれた。官民の関係団体が海難事故の防止へ安全運動の実施計画などを確認した。  連絡会議は下田海上保安部や下田署に加え、観光協会や民間事業者など27団体と、オブザーバー8団体で構成する。会議では安全運動に際し、マリンレジャーに伴う人身事故防止や小型船舶の海難防止を柱とする方針を確認した。  会議事務局の下田海保の担当者は、2021年の事故状況を報告した。船舶の海難は19隻(前年比4隻増)、人身事故は73人(同10人増)だったと報告。自粛ムードの緩和に伴うマリンレジャーの活発化が増加の一因と分析した。  会議の議長を務め

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  • 黒船祭記念のタイピン制作 下田市

     下田市は5月に開かれる日米親善イベントの第83回黒船祭のスカーフピンとタイピンを制作した。イベントの度に制作している人気アイテム。  大きさはそれぞれ縦1センチ、横5センチほどで、各800円。銀色を基調に、黒船が前進する様子を立体的にデザインした。イベントの来賓に贈るほか、市役所や市観光協会で購入できる。  市観光交流課の白井達也主事(34)は「コレクションをしている人も多い。3年ぶりの黒船祭なので、ぜひ手に取ってほしい」と呼び掛けている。  第83回黒船祭は21、22日の両日に開催予定。通常は3日間の開催だったが、コロナ禍の影響で2日間の開催とする。

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  • ウクライナ支援ショップ開店 下田、売り上げ既に100万円超

     下田市の有志団体「高校魅力化推進会議」が、戦況が悪化の一途をたどっているウクライナの支援を目的にしたチャリティーショップを市内にオープンしている。既に売り上げが100万円を超えたといい、関係者は市民らの善意に謝意を示す。  団体事務局長の渡辺久志さん(65)が企画。同市二丁目の旧櫛田レコード店跡にショップを構えた。生活雑貨や玩具、農産品、洋服など、県内外から寄付を受けた品物を安価で販売している。収益は全額ユニセフを通じてウクライナ支援に充てられるという。  同市の絵本作家鈴木まもるさん(69)の作品もサイン入りで販売していて、人気を集めている。  渡辺さんは「数え切れないほどの品物が集まり、

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  • 黒船祭絵画コンテスト 最優秀に鈴木君(大賀茂小) 下田市教委

     下田市教委は19日、第83回黒船祭日米親善絵画コンテストの審査結果を発表した。最優秀の日米友好杯には、鈴木僧麻君(大賀茂小6)の「夕焼けとイルカ」が輝いた。  市内の児童から39点の応募があり、小中学校の図工や美術の教員らが審査員を務めた。鈴木君の作品はタイトルの通り、夕焼けを背景にイルカが海を跳ねる様子を版画で躍動的に表現した。  応募作は5月21、22の両日に市民文化会館に展示する。21日に受賞式を開催する予定。  その他の受賞者は次の通り。  市長杯 早川三雲(下田5)松川翠(白浜6)▽市議会議長杯 野口夢羽登(稲生沢5)▽入選 梨本小波(浜崎6)稲葉健心(下田6)佐々木幹(朝日6)横

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  • “海底ワイン”引き上げ 下田の河津建設、水深20メートルで熟成

     総合建設業の河津建設(下田市)は20日、およそ半年間下田港内で熟成させた“海底ワイン”を引き上げた。6回目の事業で、「熟成が進み、まろやかな味わいになる」と好評を博している。今後熟成を委託した飲食店や酒販店などで販売、提供される。5月の黒船祭でも飲み比べのブースを設ける予定。  事業は酒類に付加価値を付けて地域経済の活性化に寄与しようと開始し、今回は宿泊施設や飲食店など24の個人と事業者から委託を受けた。2021年10月から約750本を鉄製のかごに入れ、直射日光の届かない水深20メートルで熟成させた。  同社によると、水温が安定している海底は熟成速度が速いとの説もあり

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  • 程よい辛み、クレソンでバーガー作り 「下田が産地」知って

     下田市の農業平山武三さん(49)のクレソンを収穫から調理まで体験するイベントがこのほど、市内で開かれた。県内外の消費者が参加し、クレソンをはじめとした地物野菜をふんだんに使ったハンバーガーを調理した。  参加者は平山さんの畑でみずみずしいクレソンを収穫。下田市のシェフ松崎翔さん(29)に教わりながら、商業施設「ナンズヴィレッジ」で調理に挑んだ。バーガーにはハンバーグとクレソンに加え、南伊豆町産のトマトとレタスを使用。バーガーが完成すると、大ぶりで程よい辛みのクレソンとビーフのうま味が絶妙にマッチした一品を口いっぱいに頬張った。  平山さんは「下田が産地であることを知ってもらい、ゆくゆくはクレ

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  • コカイン使用した疑い  下田署が男逮捕

     下田署は20日、麻薬取締法違反の疑いで東京都立川市柴崎町2丁目、会社員(36)を再逮捕した。再逮捕容疑は4月上旬ごろ、都内かその周辺でコカインを使用した疑い。同署は下田市内でコカインを所持したとして、容疑者を5日に同法違反の疑いで逮捕した。その後の調べで使用容疑が発覚したという。

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  • 盗品テレビ無償譲り受け、リサイクル店に売却 容疑の女逮捕 下田

     下田署は20日、盗品等無償譲り受けと組織犯罪処罰法違反の疑いで自称下田市二丁目、無職の女(46)を逮捕した。  逮捕容疑は2021年12月上旬ごろ、同市内でテレビ1台(1万2千円相当)が盗品だと知りながら譲り受け、同6日に窃盗の被害品と申告せずに1500円でリサイクルショップに売却した疑い。同署によると、このテレビの窃盗容疑で逮捕した男の捜査で、男の知人の容疑者が浮上したという。

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  • イルカに検温 健康チェック 下田海中水族館

     下田海中水族館は19日、日本動物園水族館協会の「飼育の日」に合わせ、イルカの生態系を学ぶイベントを同園で開いた。飼育員が体温測定を実演し、来園者は間近でイルカの健康管理に理解を深めた。  飼育員の冨塚美帆さん(23)が講師を務めた。長さ20センチほどのケーブル状の器具を使用し、バンドウイルカのジョイ(雄)の直腸温を測定。ジョイは冨塚さんの合図で尾びれを上げ、静かに測定に従った。体温は36度6分。イルカの平熱は36~37度程度といい、無事「平熱」だった。  冨塚さんは、イルカの口の中がピンク色ではなく白っぽい色だった際は貧血が疑われることや、専用の薬の種類が少ないため人間の薬で代用する場合があ

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  • 交通安全へ広報パレード 下田市

     下田署と下田地区二輪車安全運転推進クラブは17日、交通安全の広報パレードを下田市内で実施した。行楽シーズンの本格化を前にオートバイの交通ルール順守などを訴えた。  同署から同市武ガ浜までの約2キロで、同クラブのオートバイをパトカーが先導。パトカーの車内から、スピード超過への警告やカーブ手前の減速を徹底することなどを呼び掛けた。  同クラブの青木勇会長(61)は「一時停止の標識に注意するだけでなく、急なことがあってもすぐ止まれるスピードを心掛けてほしい」と強調した。

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  • 下田・黒船祭「ほぼ従来通り」式典やパレード 米国関係者も参加

     下田市や市観光協会などでつくる「黒船祭執行会」(会長・松木正一郎市長)は13日、5月21、22の両日に予定する日米親善イベント「第83回黒船祭」について、記念式典やパレードなど各行事をほぼ従来通り行うことを決めた。領事館や海軍など米国関係者は人数を絞って招待する。  3月の前回執行会では、パレードは出席者を見極めた上で実施を検討するとしていた。米国側の参加を受け、開催を決めたという。黒船サンセットコンサートなど一部行事は予約制で行う方針。松木市長は「できるだけ趣旨に沿い、やって良かったと言えるイベントにしたい」と話した。  新型コロナウイルスの感染状況に応じた開催基準も議論した。県内で緊急事

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  • 下田中開校式合わせ 自転車交通指導 下田署

     下田署は13日、市内4中学校が統合して誕生した下田中の開校式に合わせ、自転車通学者の交通指導を行った。  不慣れな通学路での事故の未然防止を図る狙い。市教委の依頼で実施し、教員や市職員らも参加した。同署中央交番付近の交差点では、左側通行の必要性などを周知。並列走行の危険性も呼び掛けた。  同署交通課の武田功課長は「統合で通学ルートが変わる生徒もいる。不慣れな道こそ、交通ルールの順守が重要だ」と言葉に力を込めた。

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  • 4中学校統合 下田中で開校式、入学式 新たな歴史へ一歩

     下田市内の4中学校が統合して誕生した下田中で13日、開校式と入学式が開かれた。生徒と教職員が新たな学校の歴史へ一歩を踏み出した。  下田中は旧下田と稲生沢、下田東、稲梓の4校が統合した。生徒の総勢は約400人。開校式で市教委の佐々木文夫教育長は「各校の伝統と文化を継承し、新たな歴史を築き上げよう」と生徒に呼び掛けた。統合前の4校の代表者がそれぞれ「誓いの言葉」を述べ、「今まで以上に切磋琢磨(せっさたくま)したい」などと決意を新たにした。  新校歌を作詞作曲した音楽ユニットの「アクアマリン」のキーボードとギターのミマスさん(神奈川県)も来訪。「青く美しき われら下田の海」で始まる校歌をピアノで

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  • 文化財保存団体、県認定を報告 下田市からの認定は初

     2021年度の県の「ふじのくに文化財保存・活用推進団体」に選ばれた下田市の2団体がこのほど、市役所に松木正一郎市長を訪ね、認定を報告した。同市からの認定は初。  認定されたのは、「山随権現祭り保存会」(渡辺繁会長)と「蓮台寺大日如来保存会」(坂倉碩夫会長)。同祭り保存会は、加増野地区にある報本寺の伝統行事の継承役を担う。同如来保存会は、天神神社大日堂に安置される国指定重要文化財の「木造大日如来座像」の保存や活用などに取り組んでいる。  渡辺会長は「認定を機に祭りの継承へ機運を盛り上げたい」とし、坂倉会長は「地域の誇りを知ってもらうため、関連イベント開催も考えたい」と見据えた。  松木市長は「

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  • 下田中で落成式 体育館新築、メディア棟増築 13日に入学式

     下田市内の4中学校が統合して誕生した下田中で12日、落成式が行われた。13日の始業式と入学式を前に、関係者約40人が新たな学びやの完成を祝った。  下田中の校舎は、旧下田中を改修。体育館を新築し、図書館などが入るメディア棟を増築した。バス通学者の増加を見据え、敷地内にロータリーも設けた。市教委によると、整備費は21億1300万円。  式典では松木正一郎市長が施工業者に感謝状を贈った。松木市長は「数多くの優秀な人材が輩出されることを心から願っている」と期待を寄せた。  下田中は旧下田と稲生沢、下田東、稲梓の4校が統合した。15学級で生徒は総勢417人の見込み。

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  • 3年ぶり黒船祭 周知へポスター製作 下田市、5月開催

     下田市の一大イベント「第83回黒船祭」が5月に開かれる。開催が実現すれば3年ぶり。市はポスターを制作して機運を高めていて、担当者も準備に余念がない。  ポスターは鮮やかな「海上花火大会」の様子を捉えたデザインで、B1判とB2判の2種類。計700枚を制作し、市内の事業所や県内外の鉄道駅に配布し、3年ぶりの開催を周知する。  日米親善イベントの黒船祭は、コロナ禍の影響で規模を縮小。通常は3日間の日程だったが、21日と22日の2日間で開催する。記念式典や海上花火大会、関連行事の開国市などを実施予定という。  市観光交流課の白井達也主事(34)は「コロナ対策を万全に、市内活性化の起爆剤としたい」と言

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  • サーフィン連携強化へWeb交流 米チームと牧之原、下田市

     東京五輪米国サーフィンチームのホストタウンを務めた牧之原市や下田市は11日、同チームを統括する「USAサーフィン」の新たな最高責任者に就任したブランドン・ローリー氏との交流会をオンラインで開催した。両市の市長らが、今後の連携強化を目的に情報共有を図った。  牧之原市の杉本基久雄市長と下田市の松木正一郎市長は、それぞれの市の特色やサーフィンに関する取り組み事例を紹介し、引き続きUSAサーフィンとの交流事業に力を入れていく方針を伝えた。ブランドン氏は「五輪の際は両市の方々から温かいおもてなしを受けたと聞く。共に仕事ができる日を楽しみにしている」と話した。  交流会には両市のほか、日本サーフィン連

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  • 世界選手権予選へ抱負 SUPとパドルボード 6月、下田と南伊豆

     スタンドアップパドルボード(SUP)とパドルボードの両競技の世界選手権代表選考会が6月に下田市と南伊豆町で開催されるのを前に、両競技連盟の関係者らが両市町を訪ね、抱負を語った。  SUPはボードの上に立ちながらパドルをこいで進む競技。パドルボード競技はボードに腹ばいか正座の姿勢で乗り、両腕でこぐ。下田市の白浜大浜海岸と外浦海岸、南伊豆町の弓ケ浜海岸で開催し、11月の世界選手権への出場権を争う。  下田ライフセービングクラブの山口智史理事長(38)が中心となって招致が実現した。山口理事長は「ゆくゆくはこの地で毎年開催し、世界選手権を招致したい」と見据える。共催の日本サーフィン連盟の酒井厚志理事

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  • 新たな「校歌額」寄贈 4校統合の下田中 地元企業、定着へ願い込める

     下田市内の4校が統合して本年度誕生した下田中で、新校歌の歌詞が刻まれた「校歌額」の寄贈式が行われた。関係者が今後歌い継がれる新校歌の定着へ願いを込めた。  校歌額は横約3メートル、縦約1・8メートル。市内で食品製造を手掛ける「クックランド」が寄贈した。新校歌は音楽ユニット「アクアマリン」のキーボードとギターのミマスさん(神奈川県)が作詞作曲した。「青く美しき われら下田の海」で始まる。市内の小中学校をミマスさんが訪ねて構想したという。  クックランドの遠藤一郎会長(57)=下田東中卒=は「校歌の下、4校の生徒が一つになってほしい」と期待を寄せ、市教委の佐々木文夫教育長は「これから新たな歴史を

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  • 障害者の就労支援 13日から相談会 賀茂郡5町

     下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は13日から、賀茂郡5町で無料の就労相談会を開催する。  同センターは月1回、所在地外の5町で障害者対象に相談会を開いていて、障害者手帳の取得や医療費助成など、就労以外の相談にも応じている。  いずれも開催時間は2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。日程は次の通り。  13日=午前10時~ 西伊豆町保健センター、午後1時半~ 松崎町役場▽19日 午前10時~ 東伊豆町役場、午後1時半~、河津町保健福祉センター▽21日 午後1時半~、南伊豆町役場

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  • 下田・黒船祭参加へ 海自横須賀地方総監部

     下田市は8日、5月21、22の両日の「黒船祭」に海上自衛隊横須賀地方総監部が参加すると発表した。黒船祭は3年ぶりの開催が見込まれている。  市によると、松木正一郎市長が乾悦久総監を訪ね、「ぜひとも参加したい」と取り付けた。幹部や海自横須賀音楽隊が参加する。コロナ禍以前は同地方総督部は毎年イベントに参加していたという。  83回目の今年はコロナ禍で縮小開催の方針。従来行っていたパレードは、参加者の出席状況を見極めて開催可否を探っているとしている。

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  • 交通死亡事故ゼロ1000日 下田の安協分会を表彰

     下田市は8日、交通安全協会下田地区支部下田分会を表彰した。市内の交通死亡事故ゼロ連続記録の千日到達を受け、松木正一郎市長が分会の土屋栄一会長に感謝状を贈った。  市内では2019年4月の自転車による単独死亡事故を最後に、交通死亡事故が発生していない。市防災安全課によると、過去最長を更新中という。松木市長は「道路網も決して十分と言えない中、皆さんのおかげで人々の命が守られている」と強調。土屋会長は「これからも1件でも事故が減るよう努めたい」と気持ちを新たにした。  感謝状贈呈は伊豆急下田駅前で実施した。式典後には交通安全団体の関係者らがのぼり旗を手に、自発光式反射材の着用や、夕暮れ時の早めのラ

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  • コカイン所持の疑い 東京都の男逮捕 下田署

     下田署は5日、麻薬取締法違反の疑いで東京都立川市柴崎町2丁目、会社員の男(36)を逮捕した。逮捕容疑は2020年8月30日ごろ、下田市内でコカイン若干量を所持した疑い。同署によると、届けられた遺失物の中からコカインが見つかり、所有者の行方を追っていたという。

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  • 指出さん100歳祝う 松崎町長が訪問

     松崎町の指出正子さんがこのほど100歳の誕生日を迎え、入所する西伊豆町の「グループホーム賀茂」を深沢準弥町長が訪れて長寿を祝った。  指出さんは下田市生まれで、結婚を機に松崎町に移り住んだ。かつては銀行に勤め、茶道や生け花教室を開いていた。現在は入所者とともに和気あいあいとした生活を送り、職員は「皮むきなど食事の支度を積極的に手伝ってくれる」と話す。  深沢町長から花束や写真立てなどを受け取ると、「親切にしてくれてありがとうございます」と何度もお礼し、笑顔を見せた。深沢町長は「話すのが流ちょうでとてもしっかりしている。風邪をひかないように」といたわった。

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  • 深海尽くし「くるら戸田」 道の駅、展示や売店など一新

     沼津市戸田の道の駅「くるら戸田」が4日、リニューアルオープンする。4月から管理運営を担う「クックランド」(下田市)が展示や飲食コーナー、売店などを一新。国内外の水族館などに海洋生物を納入するブルーコーナー(沼津市)の石垣幸二代表取締役が名誉駅長としてプロデュースし、“深海魚の聖地”としての魅力向上を図る。  魚を題材にした作品を手掛ける陶芸家小林登さんや画家長嶋祐成さん、「マグメル深海水族館」を連載する漫画家椙下聖海さん、水中カメラマン阿部秀樹さんら8人を「深海の匠(たくみ)」として取り上げ、作品の展示や販売を行う。匠たちによるトークショーや講座も展開する予定という。

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  • 日本一タイ 118段ひな飾り「上まで見えない」 下田・天神神社

     国指定重要文化財「大日如来座像」をまつる下田市蓮台寺の天神神社に2日、「日本一」の118段のひな飾りがお目見えした。118段は、野外で日本一となる東伊豆町の素盞鳴(すさのお)神社のひな飾りと同数。伊豆を地域一丸で盛り上げようと、あえて“同着”にした。  展示は市観光協会アドバイザーの菊地勉さん(71)が発案した。菊地さんはかつて仏現寺(伊東市)の118段のひな飾りを中心となって企画。昨年同協会アドバイザーに就任し、蓮台寺地区の活性化を考えていたところ、天神神社の石段に着目。仏現寺に並べていたひな飾りの展示を下田で実現させた。  鳥居から境内に続く階段には、ひな人形約4

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  • 往年の名車 伊豆半島巡る 県内外20台「ツアー・イズ・ラリー」

     クラシックカーで伊豆半島をラリーするイベント「ツアー・イズ・ラリー」(実行委主催)が2日始まった。初日は伊豆市をたち、下田市を目指して競技が行われた。全長約260キロで、3日まで。  イベントは、指示されたコースを指定された速度やタイムで走り、正確性を競う。市街地や観光スポットは安全を考慮して記録は計測しない。県内外から約20台が参加し、自動車レースのダカール・ラリーを1997年に日本人で初めて総合優勝した篠塚建次郎さんも出場した。  初日は選択制のルートで、伊豆市の湯ケ島や伊東市の小室山などを経由し、旧下田ドック跡地に向けて南下。2日目は修善寺虹の郷(伊豆市)を目指す。

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  • 下田「ビッグシャワー」 今年も中止

     下田市で毎年晩夏に開かれる参加型のビーチイベント「ビッグシャワー」の実行委は2日、2022年のイベント中止を発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため。中止は3年連続。  海水浴シーズンを締めくくる同イベントは「海洋浴の祭典」と銘打ち、毎年9月上旬に吉佐美大浜海岸で開催。フラダンスフェスやマリンスポーツ体験などが人気で、例年1万人超が来訪していた。

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  • イルカが入社を‘‘祝福” 意気込み初々しく 下田海中水族館

     下田海中水族館(下田市)は1日、入社式を同所で開いた。新入社員らはイルカから“激励”を受け、一人前のトレーナーとしての飛躍を誓った。  2021年度の入社式がコロナ禍で中止となり、21、22年度の新入社員計5人が入社式に臨んだ。飼育課配属の5人が鈴木博総支配人から任命書を受けた。  既にショーで活躍中の糸賀帆海さん(21)=同市出身=が、カマイルカのエース(雄)とハート(雌)が背後の水槽で見守るなか、代表あいさつ。糸賀さんがジャンプのサインを送ると、2頭は3メートル近く勢いよく跳び上がり、入社を“祝福”した。  斎藤聖華さん(20)=愛知県出身

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  • 下田ロープウェイ 4月4日から静岡県民割引 乗車運賃半額

     下田市の下田ロープウェイは4日から28日まで、県内在住者の乗車運賃を50%割り引く。コロナ禍で県外に出かける機会が減るなか、県民に近場で観光を楽しんでもらう狙い。  期間中は大人(中学生以上)の往復運賃を630円、小学生は310円とする。小学生未満は大人1人につき1人無料。利用時に保険証や免許証などを提示する。  問い合わせは下田ロープウェイ<電0558(22)1211>へ。

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  • 牧之原市、米サーフィンチーム前最高責任者と交流 五輪合宿を実施

     東京五輪米国サーフィンチームのホストタウンを務めた牧之原市などは30日、同チームを統括する「USAサーフィン」の最高責任者を今年1月に退任したグレッグ・クルーズ氏とのオンライン交流会を開いた。  グレッグ氏は東京五輪大会前からホストタウン事業の推進に向け、牧之原市や下田市を訪問。新型コロナウイルスの影響が続く中でも関係機関と緊密に連携し、牧之原市内で行ったサーフィンチーム事前合宿成功にも大きく貢献した。  両市のほか福島県南相馬市も参加した交流会で、牧之原市の杉本基久雄市長は「USAサーフィンと築いた絆を大切に、地域の活性化を目指してく」と感謝の言葉を伝えた。

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  • 伊豆ブロック 「サギ電話に注意」 県警警報

     静岡県警は31日、伊豆ブロック(下田、伊東、熱海各署管内)にサギ電話多発の警報を、浜松北ブロック(天竜、細江両署管内)に注意報をそれぞれ発令した。郵便局員らをかたる手口の特殊詐欺被害が発生する恐れがあるとして注意を呼び掛けている。期間は警報が4月6日まで、注意報は同2日まで。  県警生活安全企画課によると、伊豆ブロックでは下田市や熱海市内で30日、郵便局員をかたって荷物の紛失を理由に現金を要求するなどの不審電話が計5件あった。浜松北ブロックでも同日、浜松市北区内で2件の不審電話があった。  県警は期間中、各署員らが情報発信やパトロール、現金自動預払機(ATM)付近での警戒を強化し、被害の未然

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  • 米サーフィンと絆 牧之原市や下田市 元五輪チーム責任者と交流

     東京五輪米国サーフィンチームのホストタウンを務めた牧之原市などは30日、同チームを統括する「USAサーフィン」の最高責任者を今年1月に退任したグレッグ・クルーズ氏とのオンライン交流会を開いた。  グレッグ氏は東京五輪大会前からホストタウン事業の推進に向け、牧之原市や下田市を訪問。新型コロナウイルスの影響が続く中でも関係機関と緊密に連携し、牧之原市内で行ったサーフィンチーム事前合宿成功にも大きく貢献した。  両市のほか福島県南相馬市も参加した交流会で、牧之原市の杉本基久雄市長は「USAサーフィンと築いた絆を大切に、地域の活性化を目指してく」と感謝の言葉を伝えた。

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  • 伊豆漁協 21年決算 3年連続赤字

     伊豆漁協(下田市)は30日、同市内で総代会を開き、2021年12月期決算を報告した。前年同様に新型コロナウイルス感染拡大の影響で水揚げ単価が低下する中、黒潮大蛇行による不漁が重なり、実質当期剰余金は900万円の赤字で、3年連続の赤字決算となった。  事業総利益は4億610万円。主な魚種の水揚げは、キンメダイが1015トンで前年比17%増だったが、依然として厳しい状況という。伊勢エビは41トン(前年比13%減)、イカは21トン(同27%減)で低迷した。サザエも磯焼けによる海藻類の減少が影響し、前年比10%減の60トン。アワビは11トン、テングサ取扱量は46トンでともに微増だった。  直売所や食

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  • 下田の80代女性 150万円詐取被害

     下田市の80代の無職女性が30日、息子を名乗る男らに現金150万円をだまし取られたと下田署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。  同署によると、女性宅に同日、息子を名乗る男から「会社の書類をなくした」などと電話があり、その後上司を名乗る男から電話で現金を要求された。女性はその後、自宅近くを訪れた同僚を名乗る男に現金を手渡した。

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  • スーパーで食料品盗み逃走 強盗致傷の疑いで男逮捕 下田署

     下田署は30日、強盗致傷の疑いで下田市五丁目、無職の男(34)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前11時ごろ、同市内のスーパーマーケットで食料品2点(約千円相当)を盗んで逃走し、制止しようとした女性派遣保安員を転倒させてけがを負わせた疑い。同署によると、女性保安員が容疑者を取り押さえた。

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  • 「保育需要に対応、体制整備が必要」 下田市子育て会議が答申

     下田市の諮問機関「市子ども・子育て会議」は28日、幼児教育や保育施設の今後の在り方に関する2次答申を市に提出した。原鋪夫会長らが同市の中央公民館を訪れ、佐々木文夫教育長に答申書を手渡した。  昨年9月提出の1次答申では、下田幼稚園を下田認定こども園に統合することなどを答申した。今回は少子化の進行により、中長期的に見てさらに園を集約すべき状況が生じた際、下田保育所と同こども園の統合を検討するよう求めた。一方、現状は低年齢児の保育ニーズが高まっていることから、原会長は「保育現場や保護者などの意向を踏まえ、多様な保育需要に対応した体制整備が求められる」とした。  市は2023年度から次期子ども・子

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  • ライフセービング、全日本8位を報告 下田のクラブ、市長に報告

     下田市の下田ライフセービングクラブがこのほど、日本ライフセービング協会主催の全日本シリーズで、出場約50団体の中で8位に輝いた。このほど、松木正一郎市長を表敬訪問し、大会の実績に加えて日頃の活動状況を報告した。  山口智史理事長(38)=同市=と、スポーツ部選手兼監督の斎藤由里さん(27)=神奈川県=、下田高2年の江渡祐太郎さん(17)=同市=が市役所を訪れた。山口理事長は全日本シリーズの実績と、本年度の各選手の成績を報告した。現在は夏場のみ行っている市内海水浴場の監視を、今後は年間を通じて実施する考えを強調し、「地域への貢献度を高めていきたい」と話した。  松木市長は「皆さんの活動があり、

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  • 嶋津さんら2氏 地域防災に尽力 静岡県が感謝状

     静岡県はこのほど、本年度で県地域防災活動推進委員を退任する嶋津安則委員長(下田市)と大塚真知子副委員長(静岡市駿河区)に感謝状を贈った。  嶋津さんは下田市自主防災会連絡協議会会長、大塚さんは県男女共同参画センター交流会議理事を務め、委員長、副委員長には2017年4月に就任した。自主防災組織(自主防)活動マニュアル更新や自主防の活性化に尽力した。  太田博文危機管理部長から感謝状を受け取った嶋津委員長はマニュアル見直しについて「高齢者や女性など災害弱者の避難行動をいかに進めるかという観点を重視した。定着には時間がかかると思うので地域で地道に取り組みたい」と意気込んだ。

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  • 下田高理数科生「送迎バスを地域の足に」 市に提案

     下田高(下田市)理数科の生徒が22日、地域交通に関する課題研究の成果を同市の職員や市議らに市役所で発表した。少子化で同校の志望者が減少していることを踏まえ、通学の利便性向上のため、地域交通に旅館・ホテルの送迎バスの活用を提案した。  提案したのは、課題研究に取り組む同校2年の7班のうち、地域学班の4人。昨年5月から研究を開始し、市職員らと議論しながら意見をまとめ、代表の寺川智恵さんと山本唯人さんが発表した。  同班は中学生らにアンケートを実施し、バスの本数を少ないと感じる人のうち、改善されれば同校に通学したいと考える人が多いとまとめた。生徒たちは過疎化で既存の路線バスを増便するのが難しいため

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  • 下田4中学で閉校式 学びやに感謝 稲梓中は黄旗で彩る

     2022年度から下田市内4中学校が統合するのに伴い、3月末で閉校する各校で23日、閉校式が開かれた。生徒や卒業生、地域住民が集まり、思い出の詰まった学びやに別れを告げた。  75年の歴史に幕を閉じる同市箕作の稲梓中では、生徒や教職員、地域住民がそれぞれ思いを込めた1文字を記した黄色い小旗76枚が校舎に掲げられた。「輪」と書いた3年の伊沢里穂子さんは「閉校しても仲間の輪を大切にしたい」と思いを語った。  閉校式では卒業生を含む全校生徒41人が出席し、山本憶久校長が校旗を市教委に返還した。最後の生徒会長の高清水優吾さん(2年)は「地域の方との交流がなくなるのは寂しい。困難な時は稲梓中での生活を思

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  • 職員6人で会食 下田市長が陳謝 2人がコロナ感染

     下田市の松木正一郎市長は、23日の定例記者会見で、市職員が6人で会食し、このうち2人の新型コロナウイルス感染が確認されたことについて、「監督が不行き届きだった」として陳謝した。  市によると、会食は飲酒を伴い、まん延防止等重点措置期間中の18日に行われた。翌19日に産業振興課の職員1人、23日に濃厚接触者となった税務課職員1人の感染が確認された。その他の4人は検査で陰性が確認された。同市は同措置適用中は、5人以上での会食はしないよう指導していた。  その他、21日に市民保健課職員1人の感染が確認されたことから、22日に子どもや高齢者と接する同課職員25人に抗原定性検査を実施し、23日までに職

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  • 盗撮の元下田市職員 懲役1年6月求刑 静岡地裁支部

     女性のスカート内を盗撮したとして県迷惑防止条例違反の罪に問われた下田市東中、同市の元会計年度任用職員の無職の男(31)の論告求刑公判が23日、静岡地裁下田支部(竹内幸伸裁判官)で開かれた。検察側は「女性の勤務先を把握して待ち伏せるなど、計画性があり悪質」として、被告に懲役1年6月を求刑した。弁護側は執行猶予を求めた。  起訴状などによると、被告は2020年11月~21年11月の間、下田市の路上や店舗内で5人の女性に対して計8回、スカート内を小型カメラで盗撮したとされる。求刑に先立ち、被告は追起訴された2人への盗撮を認めた。  被告人質問で被告はこれまでに「20~30人を盗撮した」と述べた。

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  • 30年以上飼育のトラザメ…実は新種でした 下田海中水族館

     下田市の下田海中水族館で22日、新種のトラザメ「フカミトラザメ」の特別展示が始まった。同館が30年以上飼育していたが、一般的なトラザメと違う特徴を持つことから2016年に東海大海洋学部(静岡市清水区)と共同研究を始め、1月に新種登録された。展示は5月8日まで。  伊豆諸島近海に生息するフカミトラザメは尻びれにトラザメとは異なる特徴があり、卵の表面には凹凸がある。同大の野原健司准教授と田中彰客員教授、同大大学院修了の伊藤菜波さん、同学部卒業生で同館元職員の藤井美帆さんが研究を進め、DNAなども分析して新種と判断した。国際学術誌の「ズータクサ」に投稿して掲載され、和名はトラザメより深い場所に生息

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  • 通学生徒の増加に対応 下田・国道136号本郷交差点を整備

     静岡県下田土木事務所は22日までに、下田市西本郷の国道136号本郷交差点に、歩行者安全対策としてカラー舗装とラバーポールを設置した。同交差点は4月に市内4中学校が統合して開校する新「下田中」の通学路で、自転車で通学する生徒が増加することから、市などが対策を要望していた。  カラー舗装は交差点から南伊豆町方向の片側の路側帯で幅80センチ、長さ40メートルを緑色にした上で、路側帯を示す白線近くにポール11基を設置した。車と歩行者を視覚的、物理的に分け、事故防止につなげる。

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  • 下田・河津間駅伝 運営携わり50年 太田さん特別功労賞

     「第50回下田・河津間駅伝競走大会」(同実行委主催)の特別表彰式がこのほど、下田市内で開かれた。初回から50年間、運営に携わった同市二丁目の太田真康さん(90)に特別功労賞が贈られた。  同大会は毎年1月に河津町と下田市の約23キロを結ぶレース。今年の第50回は新型コロナウイルスの影響で、中止となった。松木正一郎市長は「コロナ禍で大会は3年連続中止となっているが、50回の節目に皆さんに感謝と敬意を表したい」と述べ、賞状と盾を手渡した。太田さんは「第1回の時の気持ちがよみがえった。60回、70回と回を重ねてほしい」と感謝の言葉を語った。  その他、10年以上大会運営に携わっている人や、50回連

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  • 地元特産品でスパイス開発 伊豆半島高校会議所、キンメなど使用

     伊豆半島の活性化を目指す高校生グループ「伊豆半島高校会議所」がこのほど、地場産品を使った商品「金目くんスパイス」を開発し、19日、下田市の旧沢村邸でPR販売に取り組んだ。  会議所はこれまでにも海鮮丼などを考案し、商品開発は3回目。今回は下田名物のキンメダイのアラと、西伊豆名物の潮かつおの焼き身をそれぞれ粉にして混ぜた品で、西伊豆町のカネサ鰹節商店と三角屋水産の協力で販売にこぎ着けた。スパイスのほかにふりかけや塩なども候補に挙がる中、「さまざまな料理に使いやすく、若者にも味わってもらいたい」との思いから、試作を重ねてスパイスを選択した。  1本70グラム入りで750円(税込み)。旧沢村邸での

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  • 最後の卒業生羽ばたく 下田/稲生沢/下田東/稲梓 来年度、4中学校が統合

     2022年度から下田市内4中学校が統合するのに伴い、3月末で閉校する各中学校で18日、最後の卒業式と修了式が開かれた。生徒たちは通い慣れた学びやで、新たな場での活躍を誓ったり、新中学校への意気込みを語ったりした。  下田東中の卒業式では、35人が鈴木元一校長から卒業証書を受け取った。鈴木校長は「最後の卒業生として誇りを持ち、新しい世界に羽ばたいてほしい」と激励した。卒業生代表の谷津くるみさんはコロナ禍の学校生活を振り返り、「強い心と柔軟性を持てた」と答辞を述べた。  稲生沢中で開かれた修了式には、1、2年生58人が出席した。森本秀樹校長が「稲生沢中で学んだことを大切にしてほしい」と励ました。

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  • 市庁舎先行移転へ 新年度予算案可決 下田市議会閉会

     下田市議会3月定例会は18日、最終本会議を開き、委員会付託されていた市役所の一部機能の稲生沢中への先行移転関連費を盛り込んだ2022年度一般会計予算案など22議案を原案通り可決し、議員発議で追加上程した議員の22年6月の期末手当を0・15カ月分減額する条例案も可決し、閉会した。  矢田部邦夫、佐々木清和両議員(ともに再興の会)が提出した南伊豆地域広域ごみ処理施設整備関連費4200万円を減額する同予算案の修正動議と、江田邦明議員(松陰会)が提出した同施設の事業用地選定について誠意ある対応を市に求める決議はともに賛成少数で否決された。

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  • 下田市 人事環境対策課に施設整備係新設

     下田市は18日、4月1日付の人事異動を内示した。環境対策課に南伊豆地域広域ごみ処理施設整備を担当する施設整備係を新設するほか、大規模事業の政策調整に当たる特定任期付き職員を企画課参事として採用する。幼保施設職員を除く人事異動対象者は81人で中規模。主な異動は次の通り。  【課長級】税務課参事兼滞納対策係長(企画課参事兼企画調整係長)土屋剛▽防災安全課長(産業振興課課長補佐兼施設係長)佐々木豊仁▽建設課長(防災安全課長)平井孝一▽市民保健課長(福祉事務所長)斎藤伸彦▽福祉事務所長(産業振興課課長補佐兼農林係長)芹沢直人▽企画課参事白鳥正彦=新規採用  【課長補佐級】企画課課長補佐兼企画調整係長

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  • 施設整備に長期視点を 下田市予算案可決【記者の目】

     下田市議会3月定例会は18日、市庁舎移転や周辺自治体とのごみ処理施設整備に向けた関連費を盛り込んだ2022年度各種予算案を可決した。旧下田グランドホテル跡地での防災公園建設も計画する同市は今後、厳しい財政状況の中で“大規模事業の時代”を迎える。  背景には同市がこの20年余り、過去の過大なインフラ整備で悪化した財政の再建を優先し、市民生活に密着した施設の更新を先送りしてきたことがある。  近隣自治体はこの間、新庁舎の他、時代に合った健康介護や子育て施設の整備を進めたが、下田市は老朽庁舎更新すら政治に踊らされて歩みが進まず、職員の士気も低下した。同市は十分な保健施設がな

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  • 下田「黒船祭」3年ぶり開催へ 5月21、22両日 執行会方針

     下田市や市観光協会などでつくる「黒船祭執行会」(会長・松木正一郎市長)は16日、今年の日米親善イベント「第83回黒船祭」について、例年より規模、期間を縮小した上で、5月21、22の両日に開催すると決めた。開催されれば、3年ぶりとなる。  日米両国の関係者が出席する記念式典の他、海上花火大会、関連行事の開国市などを開催する。パレードは招待者の出席状況を見極め、開催の可能性を探る。行事の詳細は18日に再度議論し、4月に開く執行会の会合で正式決定する。新型コロナウイルスの感染状況によっては、縮小、中止も検討する。  事務局の市観光交流課によると、米海軍の参加は難しい一方、米国大使館はリモートを含み

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  • 静岡県 土屋優行特別補佐官退任へ「五輪パラまでの約束」

     静岡県の土屋優行特別補佐官(東部・伊豆半島地域振興、東京オリパラ担当)=写真=は15日、任期満了の3月末で退任する意向を明らかにした。下田市で開かれた賀茂地域広域連携会議で述べた。土屋氏を巡っては、県議会会派の自民改革会議が、土屋氏を含む非常勤特別職3氏の留任を認めず、来年度の報酬をカットする2022年度一般会計当初予算案の修正案を提出している。  土屋氏は賀茂地域の1市5町の首長が集まった会議の席上、退任の意向を表明した。「東京オリンピック・パラリンピックまでという約束だった」と述べ、東京五輪・パラ関連の業務が一段落したことが退任の理由だと強調した。  土屋氏は下田市出身の66歳。県の経営

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  • 下田で3回目開始 静岡県の大規模ワクチン接種

     静岡県は15日、新型コロナウイルスワクチン3回目の大規模接種を下田市の県下田総合庁舎で開始した。24日まで、土、日曜と祝日を除く7日間、実施する。初日は予約枠が全て埋まり、170人が接種を受けた。  1月末から順次開設している県の3回目の大規模接種会場としては、5カ所目。16日以降は1日240人に接種する。県によると、15日現在の予約率は約45%で、午後や22日以降は比較的空きがあるという。  接種は事前予約が必要で、希望日前日の午後5時まで、県の専用サイトで受け付けている。ワクチンはモデルナ製。2回目の接種から6カ月以上経過した18歳以上の県民が対象で、居住地や接種券の有無は問わない。

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  • ハート型の餌 魚たちにプレゼント♡ 下田海中水族館【動画】

     下田市の下田海中水族館で、14日のホワイトデーにちなみ、魚たちにハート形の餌をプレゼントするショーが開かれた。水槽で泳ぐタカノハダイなどの魚たちは、飼育員からの贈り物に群がった。  伊豆の海を再現した大水槽「アクアドームペリー号」にダイバーの飼育員が入り、ピンク色のオキアミを凍らせた大きさ約40センチのハート形の餌を水槽で泳ぐ魚たちに与えた。飼育員が手で少しずつほぐしていくと、魚たちは飼育員を覆い隠すように集まった。

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  • 詐欺被害未然防止 コンビニに感謝状 下田署

     下田署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、下田市吉佐美のコンビニエンスストア「セブン-イレブン下田吉佐美店」と、同店店員の前田幸子さん(45)に署長感謝状を贈った。  前田さんは2021年12月11日、店内のマルチコピー機で、電話をしながら35万円分の電子マネーを購入しようとしていた70代の男性客に声を掛けた上で警察に通報し、被害を未然に防いだ。  同署で開かれた贈呈式で森正晴署長は「積極的な声掛けで被害を防いでいただいた」と感謝した。  前田さんは以前、詐欺被害に遭った人を接客した経験があったという。今回は被害男性から携帯電話を渡され、犯人グループと会話した。前田さんは「犯人たち

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  • 市のごみ減らすには? 高校生や事業者ら意見交換 下田

     下田市はこのほど、周辺3町と計画する南伊豆地域広域ごみ処理に向けたごみ減量化について、市民が意見交換するワークショップを同市敷根の南豆衛生プラントで開いた。市民や下田高の生徒、清掃業やホテルなどの事業者、計画に加わる同市と南伊豆、松崎、西伊豆の各町の職員ら17人が参加した。  参加者は隣接する市清掃センターを見学し、担当者から同市は県平均よりごみの排出量が多く、リサイクル率が低い現状を学んだ上で意見交換に臨んだ。4グループに分かれ、ごみ減量に向けて自身ができることや、アイデアを出し合った。  グループごとの発表では、空き地で生ごみの処理をしたり、空き家を不要品の交換場所に活用したりするアイデ

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  • サギ電話が多発 伊豆ブロックに警報/浜松北ブロックに注意報

     静岡県警は10日、伊豆ブロック(下田、伊東、熱海各署管内)にサギ電話多発の警報を、浜松北ブロック(天竜、細江両署管内)に注意報をそれぞれ発令した。親族や市役所職員をかたる手口の特殊詐欺被害が発生する恐れがあるとして注意を呼び掛けている。期間は警報が16日、注意報は12日まで。  県警生活安全企画課によると、伊豆ブロックでは9日、伊東市や熱海市内で、親族をかたって荷物の紛失を理由に現金を要求するなどの不審電話が計6件あった。浜松北ブロックでも介護保険料の還付などを名目にした不審電話があった。

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  • 4月中4日間の使用ワクチン ファイザーに変更 下田市

     下田市は10日、新型コロナウイルスワクチンの3回目の集団接種で、4月の4日間に使用するワクチンを当初のモデルナ製からファイザー製に変更すると発表した。ファイザー製に変更するのは、市民スポーツセンターでの4月10、16、17、24日の集団接種で、計1680人分。予約は3月14日午前9時から可能になる。  同市は個別接種はファイザー製、集団接種はモデルナ製のワクチンを使用してきたが、個別接種の予約が取りにくくなっていることから、ファイザー製の追加供給に合わせ、使用ワクチンの変更を決めた。5月以降は予約状況を見ながら、使用するワクチンの日程を決める。

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  • 東部・伊豆20市町「推し」事業 22年度予算案

     コロナ禍が続く中での編成となった東部・伊豆地区20市町の2022年度当初予算案。各市町は新型コロナウイルス対策を図りながら、地域の課題解決や活性化などにつなげる事業を盛り込んだ。「推し」事業のポイントを担当者に聞いた。  ■富士市 仮想空間に自転車コース  プロチームと連携して自転車でにぎわいを創出します。遠隔地から仮想空間を走行できる「バーチャルライドコース」は海抜0メートルから富士山5合目を目指す絶景コースなどの魅力を発信し、コロナ後の誘客につなげます。市街地レースを通じて市民の関心も高め、自転車の利活用を進めたいです。(自転車関連整備事業=3560万円)  ■富士宮市 やさしい日本

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  • 旧ホテル跡地、26~28年度に公園整備 下田市が方針

     下田市は7日、防災機能を持つ公園の整備を目指す旧下田グランドホテル跡地について、2022年度から本格的な跡地の調査に着手し、26~28年度に旧ホテル建物の解体と公園整備を実施する方針を示した。7日開かれた市議会3月定例会一般質問での渡辺照志氏(清新会)への答弁。  高野茂章建設課長は土地が取得でき次第、22、23年度に調査と基本構想、24年度に基本計画と基本設計、25年度に実施設計を計画していると述べた。また整備手法として、民間資金を活用する「公募設置管理制度(パークPFI)」を検討するとした。  同ホテルは所有者の破産開始手続き決定を受け、市が取得を目指し、昨年の市議会12月定例会で土地取

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  • 傷害容疑で男子高校生逮捕 下田署

     下田署は7日、傷害の疑いで下田市内に住む男子高校生(17)を逮捕した。逮捕容疑は2月26日夜、同市内の公園で同市の男子高校生(17)の顔などを殴り、顔の骨を折るなど3カ月の重傷を負わせた疑い。同署によると、2人は別の高校に通い、一定の面識があったとみられるという。

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  • 下田港内で油浮く

     7日午前10時ごろ、下田市の国土交通省中部地方整備局下田港事務所の職員から、「下田港内で油が浮いている」と下田海上保安部に連絡があった。同海保の職員が、同市の下田港内の鵜島岸壁近くで幅最大20メートル、長さ340メートルと、幅2メートル、長さ140メートルの銀白色や虹色の油が2カ所浮いているのを確認した。油は漁船の航行で攪拌(かくはん)され、同日午後2時20分ごろまでには消えた。同海保が油の種類や原因を調べている。

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  • 保健事業と介護予防一体化 市町職員が取り組み報告

     静岡県はこのほど、住民の医療・健康データから地域ごとの健康課題を把握し市町が課題解決に向けた対策をするモデル事業「保健事業と介護予防の一体的実施」についての報告会をオンラインで行った。  県内の高齢者が健康な体づくりを効果的に行うことを目的とした事業。下田市、西伊豆町、沼津市、牧之原市の職員が県内市町の取り組みを報告した。大学教授による講演や有識者討論なども行い、参加者はモデル事業への理解を深めた。  県健康増進課地域支援班の渡辺敏宏班長は「高齢化が進む中、各市町の事例を取り入れて最適な高齢者支援を進めていきたい」と話した。県内の市町や社会福祉協議会から約200人が参加した。

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  • 障害者の生活相談 9日から賀茂5町

     下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は9日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。  障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。  日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。  9日=午前10時 西伊豆町役場、午後1時半 松崎町役場▽15日=午前10時 東伊豆町役場、午後1時半 河津町保健福祉センター▽17日=午後1時半、南伊豆町役場

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  • 清水港 駿河湾フェリー発着場 移転遅れ24年度に 川勝知事答弁

     静岡県議会2月定例会は4日、自民改革会議の落合慎悟氏(藤枝市)と森竹治郎氏(下田市・賀茂郡)、ふじのくに県民クラブの岡本護氏(浜松市中区)、公明党県議団の高田好浩氏(静岡市葵区)が一般質問を行った。川勝平太知事は、清水港の駿河湾フェリー発着場を現在の日の出地区からJR清水駅東口前の江尻地区に移転する計画について、2024年度内の移転を目指す方針を明らかにした。当初の見通しより約2年ずれ込む。森氏への答弁。  県は19年7月の県議会建設委員会で、駿河湾フェリーの発着場を遅くとも22年までに江尻地区の埠頭(ふとう)に移転する方針を示していた。遅れの理由について、港湾整備課は取材に「耐震化の設計や

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  • 元下田市職員を追起訴 地検支部、盗撮の罪で4回目

     静岡地検下田支部は3日までに、県迷惑防止条例違反の罪で下田市東中、元同市会計年度任用職員の無職の男(31)=別の同法違反の罪で公判中=を静岡地裁下田支部に追起訴した。追起訴は2月25日付。  起訴状などによると、被告は2021年10月1日と同年11月2日、同市内の店舗でそれぞれ別の女性のスカート内を小型カメラで動画撮影したとされる。起訴は4回目。

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  • ロシアによる侵攻 抗議の決議案可決 下田市議会

     下田市議会3月定例会は3日開会し、会期を18日までの16日間と決めた。ロシアによるウクライナ軍事侵攻に抗議する決議案を上程し、全会一致で可決した。  決議ではロシアに対し「軍事作戦を直ちに中止するよう強く抗議する」とした上で、下田市が1855年の日露和親条約締結の地であることに触れ、「下田市民はロシア国民に向けて、ロシア連邦とウクライナの平和を強く望む」とした。その他、市固定資産評価審査委員会委員の選任など2議案を原案通り可決した。2021年度各種補正予算案4議案は委員会付託した。一般質問は7日に3氏、8日に3氏が登壇する。

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  • 18歳以上全県民に対象拡大 ワクチン3回目、静岡県大規模会場

     静岡県は1日、新型コロナウイルスワクチンの大規模会場での接種対象者について接種券の有無にかかわらず、2回目接種から6カ月を経過した18歳以上の全県民に拡大すると発表した。  会場は静岡市葵区のもくせい会館、焼津市の市大井川庁舎、下田市の県下田総合庁舎。接種期間は静岡会場が2~31日、焼津会場が2~30日、下田会場が15~24日。いずれも専用ウェブサイトから予約する。  従来の対象は接種券発行済みの人か、接種券なしの場合は保育士や教員など社会機能を維持するために必要な「エッセンシャルワーカー」だった。

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  • 3日から定例会 下田市議会

     下田市議会は28日、議会運営委員会を開き、3月定例会の会期を同月3~18日の16日間と決めた。  市提出の2022年度各種予算案など28議案を審議する。一般質問は7日に3氏、8日にも3氏が登壇する。

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  • 西伊豆町・フォトコン 3部門グランプリ決定

     西伊豆町はこのほど、「第17回夕陽のまち西伊豆町ふるさとフォトコンテスト」の審査を町保健センターで行った。最高賞のグランプリは夕陽部門が佐藤和彦さん(松崎町)の「染まるうね雲」、ふるさと部門が蓑毛正美さん(沼津市)の「初春のゆらめき」、ドローン部門が野口賢司さん(三島市)の「トンボロから三四郎島へ」が選ばれた。  3部門に町内外の75人から計322点の応募があった。審査員は写真家の野口正さん(下田市)や星野浄晋町長ら6人が務め、グランプリのほかに特選や入選、佳作を選んだ。入賞作品は町が毎年製作するカレンダーに掲載される。

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  • 下田市庁舎移転、市が新計画提示 決着へ着実な再始動を【主張・解説しずおか】

     コロナ禍での財源不足などを理由に延期された下田市の庁舎移転事業が2022年度から再び動きだそうとしている。最初の移転計画発表から10年、4人の市長が関わり、政治や社会情勢に翻弄[ほんろう]された計画は、当初のほぼ半分に規模を縮小した新築庁舎と、築40年の中学校舎を活用する形で決着を見せようとしている。  「現実的な最適解にたどり着けた」。事業の延期発表から1年3カ月、松木正一郎市長は市庁舎移転方針を説明した24日の定例記者会見で安堵[あんど]感をにじませた。  市の新計画は、伊豆急行線蓮台寺駅に近い同市河内の移転計画地に、延べ床面積2500~3千平方メートルの新庁舎を建設し、3月末で閉校する

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  • 下田・水仙まつり 来場者数61%増 12~1月、前年比

     下田市と市観光協会はこのほど、第56回水仙まつり(2021年12月20日~22年1月31日)の来場者数をまとめた。前年比61・5%増の12万6千人だった。新型コロナウイルスの影響が少なかった前々年比では、27・6%減だった。市などは、前年は11都府県に緊急事態宣言が発令されていた一方、今回は塩害などもなく、開花状況が良好だったことが、増加につながったとみている。前年は期間中4台にとどまった大型バスの来訪も35台まで増えた。  水仙まつりは市観光協会や地元の須崎区などでつくる実行委員会が、同市須崎の爪木崎で開催した。

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  • 庁舎移転が再始動へ 下田市当初予算案 一般会計、前年並み110億円

     下田市は24日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比0・8%減の110億4千万円と前年並み。本格的に再始動する市庁舎移転に関連し、当面使用する現庁舎の耐震補強費や、庁舎に活用する稲生沢中校舎の改修関連費を盛り込んだ。  9特別会計を合わせた予算総額は174億3600万円とした。松木正一郎市長は「コロナ禍でもできることを予算に積み上げた」と述べた。  国際的な地域人材を育てる「グローカルCITY(シティ)プロジェクト」事業費は、オンラインでの国際交流や、市内在住外国人との交流会などの開催費を計上する。高齢者のデジタル格差解消を目指し、スマートフォンの購入を補助するとともに、利用

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  • 5~11歳ワクチン接種 3月19日開始 下田市

     下田市は24日の定例記者会見で、5~11歳への新型コロナウイルスワクチン接種を3月19日から開始する計画を明らかにした。  ワクチンの供給状況に合わせ、現在の小学4、5年生を第1弾として集団接種を実施する。その後、3年生以下の子どもたちにも4月以降にワクチンが供給され次第、集団接種で順次行う予定。対象は約750人で、5~6割程度の接種率を見込む。

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  • 総額28~32億円想定 下田市庁舎移転、15~25%コスト削減

     下田市は18日の市議会全員協議会で、市庁舎移転について、3月末で閉校する稲生沢中校舎を活用した先行移転と新築庁舎建設の方向性を示した。校舎改修費と庁舎新築費などを含んだ事業費総額は28億~32億円と見込み、当初計画の36・9億円から約15~25%コスト削減できるとした。議場や市長室、一部の課は2023年度中に校舎に先行移転し、新築庁舎が完成した時点で再度移転する考えも明らかにした。  鈴木浩之企画課長は稲生沢中校舎の改修費について、概算で5億8千万円と見込み、設計費2千万円を22年度当初予算案に計上するとした。  現庁舎のうち、特に耐震性が劣る本館は機能を稲生沢中校舎に先行移転する方針。西

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  • 旧下田グランドホテル跡地 防災公園として整備目指す考え

     下田市は18日の市議会全員協議会で、取得を目指す旧下田グランドホテル跡地について、防災公園として整備する考えを示した。平時は市民の憩いの場として、大規模災害時は避難所や災害支援拠点、仮設住宅建設地としての利用を想定する。建物の解体、公園整備費として現時点の概算で総額6億~9億円を見込む。  市建設課によると、2022年度の早いうちに公園整備の基本構想を策定する方針。財源には国の補助事業や起債を活用、財政負担軽減に努める。取得費100万円は22年度当初予算案に計上する。  約20年間放置され、景観や安全上の問題が指摘される同ホテルを巡っては、所有企業の破産手続き開始決定を受け、市が取得費100

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  • 電子版雑誌「旅色」が取材 女優久間田さん名所巡る 下田

     電子版の旅行雑誌「旅色」(ブランジスタメディア発行)の取材がこのほど、下田市内で行われた。女優の久間田琳加さんが市内の観光スポットを訪れ、写真撮影した。同誌の5月号(4月25日公開)で紹介される。  旅色は人気女優らをモデルに全国の観光地を巡る女性向けの電子雑誌で、月間平均約504万回の閲覧数がある。旅行需要の喚起を目的に、下田市観光協会が同社とタイアップし、5月号で下田市を特集する。  ロケーションで久間田さんは白浜神社や寝姿山、龍宮窟、伊豆急下田駅前の土産物店などを巡った。初めて下田市を訪れたという久間田さんは「海がきれいで驚いた。気持ちをリフレッシュできる場所」と感想を語った。  電子

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  • 「ワクチン接種名簿で住所把握」 元下田市職員盗撮、第2回公判

     下田市内で女性のスカート内を盗撮したとして、県迷惑防止条例違反の罪に問われた同市東中、元同市会計年度任用職員で無職の被告(31)の第2回公判が16日、静岡地裁下田支部(竹内幸伸裁判官)で開かれた。被告は2人の女性を盗撮したとする追起訴の内容を認めた。  冒頭陳述で検察側は、被告が被害女性のうち、1人を新型コロナウイルスワクチン接種会場で見かけ、接種者名簿で住所や氏名を把握した上で、女性の通勤途中に盗撮したと指摘した。野呂被告は当時、市民保健課に勤務していた。  検察側はさらに余罪1件を追起訴する方針も示した。

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  • キンメダイ、今が旬だい! 下田市で続々と水揚げ【動画】

     旬を迎えているキンメダイの水揚げが、下田港で行われた。全国一の水揚げ量を誇る同港に次々とキンメダイが運び込まれ、下田市魚市場を鮮やかな紅色で彩った。  この日は伊豆諸島の八丈島沖などで漁を終えた大型船2隻が約10トンを水揚げした。キンメダイは大きさごとに選別され、仲買人が品定めした。  伊豆漁協(同市)によると、下田のキンメダイは12~2月ごろが旬とされ、鍋料理などとしても需要が高いという。

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  • 「年表 下田市史」刊行 市教育委員会 写真豊富、読みやすく

     下田市教委はこのほど、市の歴史をまとめた図説年表「年表 下田市史」(市史編さん委員会編)を刊行した。旧石器時代から平成まで、下田を中心とした伊豆南部の歴史上の出来事を写真約250点とともに紹介している。  同委員会委員長で同市在住の原秀三郎・静岡大名誉教授(87)ら6人が、2018年から編集を進めてきた。後北条氏が支配した戦国時代の動きや、開国の舞台となった幕末期の下田の出来事など、1978年からの市史編さん事業で蓄積した成果や新聞などを参考に年表形式でまとめた。原委員長は「写真を多く使い、読んで楽しめる市史。ぜひ多くの市民が手に取ってほしい」と話した。  B5判、221ページで価格は180

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  • ハート形♡の餌プレゼント 下田海中水族館でバレンタインショー

     下田市三丁目の下田海中水族館は14日のバレンタインデーにちなみ、魚たちにハート形の餌をプレゼントするショーを行っている。  水深6メートルの大水槽「アクアドームペリー号」にダイバーの飼育員が入り、ピンク色のオキアミをハート形に凍らせた餌を魚たちに与えた。伊豆の海を再現した水槽内を泳ぐタカノハダイなどが、溶け出したハート形の餌に群がっていた。  ショーは13日までで、各日午前10時35分から。14~17日は臨時休館する。3月14日のホワイトデーに合わせ、同月5~14日にも実施する。問い合わせは下田海中水族館<電0558(22)3567>へ。

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  • 5件を承認、可決 下田市議会臨時会

     下田市議会は7日、臨時会を開いた。住民税非課税世帯や子育て世帯への臨時特別給付金の費用などを盛り込んだ2021年度一般会計補正予算の専決処分2件と、下田中整備工事の契約変更に関する3議案をいずれも原案通り承認、可決した。核兵器禁止条約批准を国会に求める意見書提出の請願は不採択とし、閉会した。

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  • ごみ減量化などアイデアを募集 2月25日まで下田市

     下田市は2月25日まで、賀茂地域1市3町の広域ごみ処理計画に関し、ごみ減量化やリサイクルに関するアイデアを住民から募集している。寄せられたアイデアは、3月6日に同市で開くごみ減量化に関するワークショップの資料として活用する。広域ごみ処理計画は同市が事務局となり、南伊豆、松崎、西伊豆の各町で進めている。計画の推進には、ごみの減量化やリサイクル率の向上が不可欠であることから、住民の意見を募集することにした。  アイデアは計画に参加する1市3町の他、河津、東伊豆の両町を含めた賀茂全域の住民から募る。応募は郵送やファクス、メールなどで受け付ける。応募用紙は市のホームページからダウンロードできる他、応

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  • 下田港沖で男性死亡 東京都江戸川区の男性会社員

     5日午後2時40分ごろ、下田市の下田港沖でダイビングをしていた東京都江戸川区の20代の男性会社員が行方不明になり、一緒に来ていた友人が下田海上保安部に通報した。海保の巡視船などが捜索したところ、男性は約1時間後、同港沖防波堤赤灯台付近で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。海保によると、男性は友人3人と船で沖に向かい、ダイビングを開始した。予定時間になっても船に戻らなかったため、友人が海保に通報した。海保が原因を調べている。

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  • 下田、南伊豆に大型絵本 作家鈴木まもるさんが寄贈

     下田市の絵本作家鈴木まもるさん(69)が3日、園児の読み聞かせに活用してもらおうと、自身が作画した大型の絵本を同市と南伊豆町の教育委員会に贈った。同市の中央公民館で合同寄贈式が開かれ、同市の佐々木文夫教育長らに手渡した。  絵本の題名は「せんろはつづくどこまでつづく」。それぞれの絵が優しいタッチで色鮮やかに描かれ、サイズは見開きで約1メートルに及ぶ。鈴木さんは絵本を紹介しながら「子どもたちには世界観とともに、ページをめくる本の楽しさを味わってほしい」と話した。  佐々木教育長は「遠目でも迫力のある絵ばかり。子どもたちはわくわくしながら読んでくれると思う」と感謝を述べた。鈴木さんは今後、松崎、

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  • 障害者の就職や生活巡る相談会 2月9日から賀茂5町

     下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は9日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。  日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。  9日=午前10時 西伊豆町役場宇久須支所、午後1時半 松崎町役場▽15日=午前10時 東伊豆町役場、午後1時半 河津町保健福祉センター▽17日=午後1時半、南伊豆町役場

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  • 2月10日未明 119番、最長5分不通に 下田消防本部管内

     下田消防本部は管内5市町(下田市、河津、南伊豆、松崎、西伊豆の各町)で10日午前0~5時の間に最長5分間、NTT西日本の電話工事のため、119番がつながらなくなるとして注意を呼び掛けている。消防や救急の出動要請を受け付ける臨時電話<電090(2575)1804>を設け、対応する。  同本部によると、5分間がいつになるかは、当日の工事の進み具合によるため、はっきりと分からないという。工事は電話交換機のメンテナンスで、警察の110番や海上保安庁の118番への影響はなく、通常通りかけられる。工事の5分間は固定電話での通話ができないため、かける側も携帯電話を利用する必要がある。  臨時電話は10日の

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  • 元下田市職員を盗撮の罪で追起訴 静岡地検下田支部

     静岡地検下田支部は2日までに、静岡県迷惑防止条例違反の罪で下田市東中、元同市会計年度任用職員の無職の男(31)=別の同法違反の罪で公判中=を静岡地裁下田支部に追起訴した。追起訴は1月27日付。  起訴状などによると、被告は2020年11月18日から21年9月13日までの間、同市の路上で3回にわたり、同じ女性のスカート内を小型カメラで盗撮したとされる。起訴は3回目。

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  • 赤鬼が「餌まき」ショー 2月3日まで 下田海中水族館

     3日の節分を前に、下田市三丁目の下田海中水族館で、「鬼の餌付けショー」が開かれている。赤鬼に扮(ふん)した飼育員が水槽に潜り、「豆まき」ならぬ「餌まき」をして、来館者を楽しませている。  赤鬼姿のダイバーは、伊豆近海を再現した水深6メートルの大水槽「アクアドームペリー号」に登場。餌のイカやオキアミなどを与えると、水槽内の魚たちがダイバーを覆い隠すように群がった。  鬼の餌付けショーは3日までの各日午前10時35分から。最終日の3日のみ午後2時35分にも実施する。

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  • 下田、裾野、浜松・浜北区 死亡事故ゼロ達成 基準日数超え表彰

     下田市と裾野市、浜松市浜北区はこのほど、交通死亡事故の発生ゼロ連続基準日数を達成した。県交通安全対策協議会(会長・川勝平太知事)が交通安全活動に尽力しているとして表彰する。  同協議会は人口規模に応じて表彰の基準日数を設定している。下田市(基準500日)は14日に1000日、裾野市(同400日)は19日に800日、浜松市浜北区(同300日)は20日に300日に達した。

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  • 酒酔い運転の疑い 建設作業員の男逮捕 下田署

     下田署は27日、道交法違反の疑いで下田市旧岡方村、自称建設作業員の男(23)を逮捕した。逮捕容疑は26日午後11時ごろ、同市敷根の市道で軽ワゴン車を酒酔い運転した疑い。縁石に衝突する単独事故を起こして発覚した。

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  • 血液センターに消毒スタンド寄贈 沼津、ミセスジャパン

     昨年10月に三島市で開かれた「ミセスジャパン2021静岡大会」事務局の関係者が25日、同大会に協力した県赤十字血液センターの沼津事業所(沼津市)を訪れ、足踏み式の消毒スタンド2脚を寄贈した。  21年度エリアプロデューサーの小林夕夏さん(49)、前年度のエリアディレクター太田香保里さん(41)らが「コロナ禍で大変だったがこんな時こそ元気に活動し、地域を明るくしたい」と大会を振り返り、大会運営費の一部を充てた消毒スタンドを藤村優二所長に手渡した。藤村所長は「コロナが拡大する中で大変ありがたい。活用させてもらう」と述べた。  内外面の美を競うミセスジャパンは昨年、三島市での静岡大会に続いて下田市

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  • 下田市元職員を盗撮の罪で追起訴 地検支部

     静岡地検下田支部は26日までに、県迷惑防止条例違反の罪で、下田市東中、元市会計年度任用職員で無職の男(31)=別の同法違反の罪で公判中=を静岡地裁下田支部に追起訴した。追起訴は19日付。起訴状などによると、被告は2021年8月29日と10月17日、同市内のそれぞれ別の店舗で、同じ女性のスカート内を小型カメラで盗撮したとされる。

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  • 下田市、庁舎一部先行移転 市長方針 稲生沢中校舎を活用 

     下田市の松木正一郎市長は26日の定例記者会見で、事業再検討中の市庁舎移転について、現庁舎機能の一部を先行して計画地に隣接する稲生沢中校舎に移転する考えを明らかにした。完全移転まで使用する現庁舎の改修工事を2022年度中にも実施する方針も示した。  市はこれまで、新庁舎建設コスト削減のため、庁舎の一部として、22年3月末で閉校する稲生沢中校舎を活用する方針を示している。新たな計画案では、市民窓口などの機能は当面、現庁舎で業務を行い、それ以外の機能を先行して稲生沢中校舎に移転する。校舎の改修工事は22年度末ごろから進め、23年度末から24年度初めを目標に先行移転する。先行移転する課などは現在検討

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  • 旧下田グランドホテル 「劣化激しい」下田市が現地調査

     下田市は26日の定例記者会見で、市が土地建物の取得を目指す同市三丁目の旧下田グランドホテルについて、現在所有する企業の破産管財人の許可を得て、職員らが現地の立ち入り調査をしたと明らかにした。  調査は20日に実施された。調査によると、建物の構造の劣化が著しく、外部から侵入の形跡があることが分かったという。今回の調査では、アスベスト(石綿)の使用は確認できなかったが、松木正一郎市長は「建築時期から使用の可能性はゼロではない」と慎重な姿勢を示した。また、地元の大坂区と弥七喜区が20日、施設撤去の要望書を提出したと明らかにした。  同ホテルは廃業後、約20年間放置され、景観や安全上の問題が指摘され

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  • 国保税率改定 平均7%引き上げ 下田市長に答申

     下田市国民健康保険運営協議会(内田裕士会長)は24日、2022年度以降の国民健康保険税率を改定すべきとの答申書を松木正一郎市長に提出した。1人当たりの平均税額と平均改定率は5千238円増の8万65円で、7%の引き上げとする内容。  改定後の税率・額はそれぞれ、医療給付分は所得割が5・5%、均等割が2万1千円、平等割が1万5千円。後期高齢者支援金分は所得割が2・1%、均等割が8100円、平等割が5800円。介護納付金分は所得割が1・8%、均等割が1万2千円。未就学児の均等割は10分の5減額すべきとした。  国保税の改定は2018年度以来。市は市議会3月定例会に関連議案を提出する。

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  • 大型ケーソン、下田港に到着 外防波堤で設置へ 国交省

     国土交通省はこのほど、下田市の下田港沖で建設を進めている外防波堤本体の一部となる大型鋼殻ケーソン2基を同市須崎の作業基地に搬入した。今後、鉄筋コンクリートを打ち込む作業を進め、2022年度以降に下田港沖に設置する。  鋼殻ケーソンは鋼材でくみ上げられ、高さ17・5メートル、幅20メートル、奥行き11メートル、重さ400トン。愛媛県西条市の工場から海上輸送され、クレーン船で陸揚げした。今後、作業基地で鋼材をコンクリートで覆い、強度を高めた「ハイブリッドケーソン」と呼ばれる箱状の構造物に造り上げる。  荒天時の避難港としての機能強化と津波対策を目的とする下田港外防波堤は1985年に着工した。東防

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  • 下田で解体中のアパート焼く 園児が一時避難

     20日午後1時35分ごろ、下田市四丁目のアパート「さかえ荘」の解体現場から出火し、解体中の木造2階建ての建物をほぼ全焼したほか、隣接する3棟の一部を焼いた。けが人はいなかった。下田署によると、現場は午前中から解体作業中で、出火当時は休憩で無人だったという。現場西側は下田保育所で、園児65人が一時、下田幼稚園に避難した。

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  • 下田市の広域ごみ処理計画対応 詳細説明で市民の信頼を【湧水】

     下田市と南伊豆、松崎、西伊豆の各町が進める南伊豆広域ごみ処理計画は2021年9月、焼却施設の建設候補地を下田市清掃センターの敷地とする基本構想がまとまった。この構想に同市の一部市民でつくるグループが懸念を示し、市に公開質問状を提出している。市はごみ処理を巡る現状をデータとともに丁寧に説明してほしい。  事業の再考を求める市民グループは21年11月までに3度、市に質問状を提出している。質問内容は主に①中学校や認定こども園がある候補地周辺の環境への懸念②ごみの再資源化への取り組み-を挙げる。  現在の市清掃センターは1982年に完成した。周辺には84年に現在地に移転した下田中や、2014年に開園

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  • 無人駅 コーヒーで朝夕ひと息 下田・蓮台寺駅に期間限定店

     伊豆急行線の無人駅、蓮台寺駅(下田市河内)に17日、期間限定のコーヒースタンドがオープンした。伊豆急行が取り組む無人駅活用の一環で、同市吉佐美でコーヒーや自然食品を販売する「NEED U」の板橋隼平さん(27)が通勤、通学時間帯の朝と夕方に出店する。  蓮台寺温泉の玄関口でもある同駅は、2020年5月に無人化された。無人駅の増えた伊豆急行が活用策を模索する中で、板橋さんから出店の提案を受け、始めた。  待合室前に設けられたスタンドでは、コーヒーやホットチョコレートなどの他、南伊豆町で生産されたジャムやショウガシロップ、全国の自然食品が並ぶ。板橋さんは「地元住民だけでなく、観光客にも利用しても

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  • 福祉への就職希望 学生ら対象相談会 オンラインで22日

     静岡県社会福祉人材センターなどは22日午後1時から、福祉の仕事に興味のある人や就職希望の学生らを対象に「福祉の就職相談会in賀茂」をオンラインで開催する。下田市、東伊豆町、西伊豆町にも視聴会場を設ける。参加無料。  視聴会場は道の駅開国下田みなと、東伊豆町保健福祉センター、西伊豆町中央公民館の3カ所。午後1時から、福祉の仕事に関するセミナーが開かれた後、午後2時5分からは賀茂地域の社会福祉法人9法人が参加し、就職相談会を開く。下田会場では、ハローワーク出張相談コーナーも設ける。  希望者は21日までに県社会福祉協議会のホームページや、電話などで申し込みが必要。申し込み、問い合わせは県社会福祉

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  • 下田の神社を清掃 東電社員

     東京電力パワーグリッド静岡総支社はこのほど、下田市一丁目の下田八幡神社で清掃活動を実施した。20人の社員が境内の汚れを落とした。  地域貢献活動の一環で、同市内では初の実施。配電線工事で使用する高所作業車を使い、約7メートルの高さの鳥居を高圧洗浄機などで汚れを洗い落とした。境内の神門でも、高所作業車を使い、約6メートルの高さに貼られた千社札を水でぬらし、1枚ずつ丁寧にはがした。

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  • ⚾大リーガーの技術吸収 児童、秋山選手らと交流 下田市・敷根公園

     米大リーグのレッズでプレーする秋山翔吾選手らによる野球教室が15日、下田市の敷根公園で開かれた。市制施行50周年記念行事の一つ。県野球連盟下田支部所属の7少年野球チームの小学生が参加し、高い技術を学ぶ絶好の機会を楽しんだ。  秋山選手とともに同市で自主トレ中の阪神の板山祐太郎選手らが指導した。秋山選手は打撃練習で「まずは強く振ることが大切。それからフォームを崩さない方法を考えて」と呼び掛けた。児童は間近での指導に目を輝かせ、アドバイスを吸収しようとティー打撃を夢中で繰り返した。シートノックや各選手との対決も行われ、憧れの選手との交流を楽しんだ。  保護者も多く駆けつけ、記念写真を撮影するなど

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  • 御用邸所在 下田市と葉山町、那須町が友好協定

     下田市は14日、同市と同様に皇室の御用邸がある神奈川県葉山町、栃木県那須町と「御用邸所在地友好都市協定」の締結式を市民文化会館での市制50周年記念式典で開いた。松木正一郎市長ら3市町の首長が、協定書に署名した。  協定は、下田市にある須崎御用邸が昨年に50周年を迎え、御用邸の歴史を再認識する目的で結んだ。葉山、那須の両町は既に2021年5月に同様の協定を結んでいる。  葉山町の山梨崇仁町長は「『選ばれたまち』としての誇りを持ち、発信したい」、那須町の平山幸宏町長は「山と海、互いの違いを生かしながらさまざまな分野で交流を進めたい」とそれぞれあいさつした。松木市長は「3市町がつながりを持ち、人口

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  • 静岡県農林漁業奨励賞 8個人2団体表彰

     静岡県は14日、農林漁業の発展に向けて先進的な取り組みを行う事業体をたたえる「ふじのくに未来をひらく農林漁業奨励賞」の表彰式を県庁で行った。耕作放棄地解消や担い手育成、独自の経営ノウハウなどを実践する8個人・2団体に川勝平太知事が褒状を手渡した。  受賞した個人・団体は次の通り。  農業 高橋鉄兵(下田市)広瀬順一(三島市)稲葉克仁(富士宮市)三軒屋(静岡市)アグリネクスト(焼津市)早川大喜・早川ナナ(菊川市)鳥居英剛(浜松市)▽林業 高橋幸村(松崎町)尾崎友昭(牧之原市)▽漁業 本多龍介・本多明人(浜松市)

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  • 下田市政施行50周年 関係者、飛躍決意 作文コンクール表彰も

     下田市は14日、市制施行50周年記念式典を市民文化会館で開いた。同市や近隣市町、姉妹都市の関係者ら約200人が出席し、さらなる飛躍への決意を新たにした。  松木正一郎市長は「度重なる災害や経済危機を先人たちは乗り越えてきた。挑戦する勇気と高い理想を胸に、新しい未来への号砲としたい」と誓った。国際的人材の育成を目指し、2022年度から官民が連携する「下田グローカルCITY(シティー)プロジェクト」の開始も宣言した。  式典に合わせ、同市の下田港を「みなとオアシス」に登録する登録証交付式も開かれた。港を核にしたまちづくりを促進するための国土交通省の制度で、同省中部地方整備局の天野雄介副局長が、松

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  • 下田の60代女性 300万円詐取被害

     下田市に住む無職の60代女性が14日、市職員をかたる男らに現金300万円をだまし取られたと下田署に届けた。同署は還付金名目の詐欺事件として捜査している。  同署によると、同日午後3時半ごろ、女性宅に同市職員を名乗る男から「介護保険料を取り過ぎた。返したいので銀行のATM(現金自動預払機)コーナーに行ってください」などと電話があった。女性は同市内の金融機関のATMを操作し、電話で男から指示された他人名義の口座に現金を振り込んだ。

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  • 「買い物列車」第2弾運行 東京都市大研究室 伊豆急4駅で販売

     伊豆急行線の電車を“移動スーパー”として走らせる「買い物列車」が12日、同線で運行された。東京都市大(東京)ユニバーサルデザイン研究室が主催し、2021年10月に続いて2回目。駅周辺に商店が少ない東伊豆町と下田市の4駅に停車し、地域住民が買い物を楽しんだ。  今回は前回の約3倍の1500点余りを並べた。野菜や日用品の他、伊豆急行の関連会社が電車に冷蔵庫を搭載し、干物や弁当、菓子なども販売した。  下田市の蓮台寺駅で、野菜や菓子などを買った近所の女性(79)は「普段は下田の街中まで行かなければ買い物できない。近くで買えるのはうれしい」と話した。  買い物列車を企画した同

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  • 大久保婦久子氏の皮革工芸作品並ぶ 下田市民文化会館

     下田市出身の皮革工芸家で、文化勲章受章者の故大久保婦久子氏(1919~2000年)の作品展が12日、同市四丁目の市民文化会館で始まった。14日まで。  同市が主催する市制施行50周年事業の一環。市の所蔵品の中から、15点が展示されている。古代の土器や宇宙、樹木や自然現象などをテーマに、緻密な技法で幻想的に表現した作品が並んでいる。  大久保氏はレリーフ状の平面を主体とした皮革芸術の新たな表現方法を確立した。同市の名誉市民にも選ばれている。  開場時間は午前9時半~午後5時。14日午前9時半~午後2時は一般公開しない。

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  • 下田市、3回目接種前倒し コロナワクチン

     下田市は12日、一般高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、当初の計画を前倒しし14日から個別接種を順次開始すると発表した。当初は2月上旬に開始する予定だった。  3回目の個別接種は1月14日以降、市内10の医療機関で順次、平日に実施する。いずれもファイザー製ワクチンを使用する。7日に送付を開始した接種券が届き次第、インターネットと電話で予約ができる。集団接種は2月19日からモデルナ製ワクチンを使用し、市民スポーツセンターで土、日曜に実施する。  接種券は2回目接種からおおむね8カ月以上経過した人から、順次送付する。医療従事者を除く18歳以上の対象者は約1万5800人。

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  • 新詰め所が完成 下田市消防団第2分団第2部

     下田市消防団第2分団第2部の詰め所が同市西中に完成し、12日に現地で引き渡し式が行われた。消防団や地元住民らが出席し、地域の防災拠点の完成を祝った。  同分団は今年4月から、河内、立野地区を管轄する第2部と中地区を管轄する第4部が統合して新第2部が発足する。新詰め所は第4部詰め所が併設されていた中公民館跡地に建てられ、新2部の詰め所として使用する。鉄骨造りで延べ床面積は120平方メートル、建設事業費は8200万円。  松木正一郎市長は「新しい詰め所を拠点に、地域の防災力強化に努めてほしい」と期待した。西田竹郎市消防団長は「統合に向け、お互いに意見を出し合い、消防活動にまい進したい」と決意を述

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  • 元下田市職員 盗撮認める 地裁下田支部初公判

     下田市内で女性のスカートの中を盗撮したとして、静岡県迷惑防止条例違反の罪に問われた同市東中、元同市会計年度任用職員で無職の男(31)の初公判が12日、静岡地裁下田支部(竹内幸伸裁判官)で開かれた。被告は起訴内容を認めた。  冒頭陳述で検察側は、被告が2020年夏頃、同市内で被害女性を見かけて気に入り、同年10月から逮捕までの約1年間、女性の後をつけたり、盗撮したりしていたと指摘した。検察側は余罪2件を追起訴する方針も示した。  被告は21年11月17日付で市を依願退職した。

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  • 不正入手のカードで現金盗んだ疑い 下田署が大学生再逮捕

     下田署は11日、窃盗の疑いで相模原市南区相模台5丁目、大学生の男(22)=別の窃盗、詐欺罪で起訴=を再逮捕した。逮捕容疑は2021年10月20日、何者かと共謀して不正に入手した東京都内の80代女性のキャッシュカードを使用し、八王子市内のコンビニの現金自動預払機(ATM)から4回にわたって現金計60万円を引き出して盗んだ疑い。  容疑者は下田市の女性から現金200万円をだまし取った詐欺容疑などで逮捕されていて、逮捕は今回で5回目。

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  • 行政相談委員に総務大臣表彰 静岡で伝達式

     行政に関する相談を受け付けて地域の問題解決を促す行政相談委員の村山登美雄さん(77)=下田市=、三井田初枝さん(74)=函南町=、水野明美さん(67)=沼津市=が11日、総務大臣表彰を受けた。  3人はそれぞれの地域で定例相談所を開設し、委員制度普及のための広報活動にも長年取り組んできた。静岡市葵区で行われた表彰式で、3人は総務省静岡行政監視行政相談センターの高見雅博所長から表彰状の伝達を受けた。  村山さんは「コロナ禍での活動は大変だが、多くの人に貢献できてうれしい」、三井田さんは「多くの人の話を傾聴して勉強になった。これからも続けていきたい」、水野さんは「行政と協力できることがあれば今後

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  • 下田・爪木崎でスイセン見頃 300万本、白いじゅうたん広がる

     下田市須崎の爪木崎水仙園で、群生する約300万本のスイセンが見頃を迎えている。岬の斜面には“白いじゅうたん”が広がり、甘い香りを漂わせている。  須崎半島の景勝地に白くかれんな花々が咲き誇り、最盛期を迎えた。市観光協会によると、1月中旬までは見頃が続く見込み。3連休中日の9日は、多くの観光客が訪れ、同様に見頃を迎えている朱色のアロエの花との“共演”を楽しんだ。  園内では、31日まで「伊豆下田水仙まつり」が開かれている。

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  • 障害者就職相談会 12日から賀茂5町

     下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は12日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。  障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。  日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。  12日=午前10時 西伊豆町役場、午後1時半 松崎町役場▽18日=午前10時 東伊豆町役場、午後1時半 河津町保健福祉センター▽20日=午後1時半 南伊豆町役場

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  • 陶芸家ら9人、下田で合同展 10日まで約400点展示

     伊豆南部で創作活動する陶芸家ら9人の合同展「第11回伊豆下田工芸展」(同実行委主催)が7日、下田市民文化会館で始まった。10日まで。  昨年から陶芸に加え、木工や漆器などの作家も加わり、約400点を展示している。出品者は南伊豆町の倉前幸徳さん(陶芸)、杉浦健司さん(同)、沼田風さん(木工)、下田市の増田晶さん(陶芸)、西伊豆町の山本進也さん(漆器)に加え、今年は西伊豆町の辻晋吾さん、井田未乃さん夫妻(ガラス)、下田市の船津ひろみさん(陶芸)、山本ユキさん(ベンガラ染め)の4人が新たに出品した。辻さんと井田さんは透明感のある食器や草花をモチーフにした器、山本ユキさんはベンガラで染めた帽子などを

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  • 1年の海上安全願う 下田で伊豆漁協が祈願祭

     伊豆漁協(下田市)は7日、海上安全祈願祭を同市の下田港岸壁で開いた。組合員や遊漁船の船主、仲買人ら約60人が、1年の海の安全と豊漁を祈った。  昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止したため、2年ぶりの開催。神事の後、加藤紀久夫組合長が「ライフジャケットの着用を徹底し、無事故の年になるようお願いしたい」とあいさつした。  加藤組合長は出航前の点検や定時連絡の徹底などを盛り込んだ「漁船海難防止宣言」を読み上げ、安全への決意を新たにした。下田海上保安部の三柳裕二部長は「この3年、漁船の海難は減少しているが、引き続き安全運航、安全操業をしてほしい」と呼び掛けた。

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  • 110番の適正利用呼び掛け 下田署

     「110番の日」(10日)を前に、下田署は7日、110番の適正利用を呼び掛ける広報活動を下田市の下田とうきゅうなど管内4カ所で実施した。  署員ら約10人が来店客にチラシや啓発品を配り、緊急時以外は総合相談ダイヤル「#9110」の利用や、警察署、交番などに直接相談するよう訴えた。  同署によると、同署管内では昨年、約2200件の110番があったが、そのうち4分の1が緊急性のない通報だったという。  

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  • 駿河湾フェリー乗船者限定 御朱印が人気 久能山東照宮や浅間大社で頒布

     清水―土肥港間を結ぶ駿河湾フェリーで、静岡県中東部4市3町の神社仏閣から乗船者限定で頒布される御朱印が人気を集めている。2021年には新たに静岡、富士宮両市から久能山東照宮と富士山本宮浅間大社、静岡浅間神社が加わり、新型コロナウイルス禍で落ち込むフェリー利用の回復と地域の活性化を図っている。  船内で発行する乗船証明を持った参拝者にのみ、特別なデザインの限定御朱印を授与する。静岡市駿河区の久能山東照宮では通常の御朱印にはない徳川家家紋「葵の御紋」をあしらい、「駿河湾フェリー乗船記念」の文字を入れた。姫岡恭彦権宮司(62)は「コロナ禍の中で地域一帯を活性化するには、互いに手を取り合うことが大事

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  • 伊豆急行「買い物列車」1月12日に運行 大学生、2回目企画

     伊豆急行線の電車を“移動スーパー”として走らせる「買い物列車」が2022年1月12日、同線で運行される。21年10月に続く2回目の運行で、今回も東京都市大(東京)ユニバーサルデザイン研究室が主催する。駅周辺に商店が少ない東伊豆町と下田市の4駅に約30分~1時間停車し、地域住民に買い物の場を提供する。  買い物列車は同線の地域課題を調査する同研究室3年の小山田祥さん(21)=神奈川県平塚市=が中心になって企画した。前回は日用品や野菜、菓子など550点をほぼ完売した。今回は前回の約3倍の商品を用意する。人気だった首都圏の老舗の菓子も種類を増やすほか、伊豆急行の関連会社か

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  • 伊豆縦貫アクセス道整備 松崎と西伊豆 商工会など県に要望

     松崎、西伊豆両町の商工会や観光協会関係者らでつくる「伊豆縦貫道西伊豆アクセス道路建設促進期成同盟会」はこのほど、県庁を訪れ、管内の生活道路や伊豆縦貫道へのアクセス道路の整備を川勝平太知事に要望した。県議の森竹治郎氏(下田市・賀茂郡)が同席した。  要望は道路の継続的な整備に向け、毎年行っている。整備を求めたのは県道仁科峠宇久須線や、松崎町の道部から雲見までの国道136号など。出席者は関係部署の幹部職員との懇談も行った。  ポストコロナを見据え、両町の商工会と観光協会から経済支援も要望した。具体策して、県の「小規模事業者経営力向上事業費補助金」の限度額拡大や、各町が行う商品券事業への財政支援な

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  • 宿泊施設に福祉避難所 下田の旅館で設置訓練 静岡県など

     静岡県と下田市、下田温泉旅館協同組合などは24日、大規模災害時に福祉避難所を宿泊施設に設置する訓練を同市河内の旅館「清流荘」で実施した。関係者約40人が設営や受け入れの手順を確認した。  訓練は南海トラフ地震が発生し、市内で震度6弱を観測後、3日が経過した想定で行われた。同旅館は市から避難所の開設依頼を受けた後、避難者の受け入れ準備を開始。従業員や県災害派遣福祉チーム(静岡DCAT)のメンバーが、市内の各避難所から移動してきた妊婦や乳幼児、車椅子使用者らから体調などを聞き取った後、客室や広間に案内した。  今年は新型コロナウイルス感染拡大時を念頭に、発熱者を別の部屋に移し、医師から指示を受け

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  • 小型船の2人 発見できず 下田海保

     下田市の下田港沖で行方不明となった2人乗りの小型船「蝶土里丸」(10トン)を巡り、下田海上保安部や海上保安庁は26日、巡視船や航空機による捜索を続けたが、発見できなかった。27日は通常のパトロールに合わせて捜索を続ける。  海保によると、船は21日午前に三重県伊勢市の大湊港を出港し、横浜市の横浜港に向かう途中だった。40代男性(同県)と20代男性(同市)が乗船していて「21日に下田港に入港する」との連絡を最後に行方が分からなくなっている。

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  • 小型船の2男性 下田港沖で不明 下田海保が捜索

     24日午前9時50分ごろ、三重県伊勢市の大湊港から横浜市の横浜港に向かう途中だった小型船「蝶土里丸」(10トン)の行方が分からなくなったと、乗組員の知人から下田海上保安部に通報があった。下田市の下田港沖で行方不明になったとみられ、海保は24、25の両日捜索したが、見つからなかった。乗組員の40代男性(同県)と20代男性(横浜市)と連絡が取れていない。  海保によると、船は21日午前9時40分ごろに大湊港を出港した。同日夕の「21日に下田港に入港する」との連絡を最後に行方が分からなくなった。26日も捜索を続けるという。

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  • 国際的な地域人材育成 下田市、プロジェクト2022年始動

     下田市は24日、地域に誇りを持つ国際的な人材を育てる「下田グローカルCITY(シティ)プロジェクト」を2022年から始動する。同日、市内で開かれた市総合教育会議で報告した。  同プロジェクトは、市制50周年を契機にした事業の一環で、「グローカル」は「グローバル(地球規模)」と「ローカル(地域)」の造語。開国の歴史を生かした国際交流と、地域に根ざした国際的人材を育成することが狙い。  22年に市内4中学校が統合し、新下田中が開校するのを受け、下田高(同市)や市内小学校と連携し、外国語教育や国際教育を進める。開国の歴史にちなみ、これまでも続けてきた米国やロシアとの交流も深化させる他、学生や市民、

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  • 下田市、五輪聖火リレー記念 陶板製レリーフ設置

     下田市は24日、6月に市内で実施された東京五輪聖火リレーを記念して同市民文化会館に設置されたレリーフ(銘板)の除幕式を開いた。  同会館では、東京五輪・パラリンピックの聖火トーチや走者のユニホームの常設展示も始まった。  レリーフは、東京五輪・パラリンピック同市協議会が同会館入り口近くの植え込み脇に設置した。  陶板製で大きさは縦40センチ、横60センチ。台座は御影石製で高さ71センチ。同市で聖火リレーが開かれた「2021年6月25日」や距離「1971メートル」などの文字が、英文と共に記されている。  同協議会長を務める佐々木文夫教育長は「市民が勇気づけられた聖火リレーや、五輪への思いを共有

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  • 新「下田中」4月13日開校 準備委が最終会合

     2022年4月の下田市立4中学校統合に向けた準備委員会は23日、最終会合を同市の下田中で開き、開校する新「下田中」の学校教育目標や年間予定案、校歌案などを了承した。同日、佐々木文夫教育長に答申書を提出した。新下田中の開校は同年4月13日を予定していることも報告された。  18年2月に発足し、17回の会合を重ねた同準備委は、今回で活動を終了した。学校教育目標を「自ら学び 睦(むつ)まじく 共に励む」とすることや、神奈川県平塚市在住の音楽家ミマスさんが作詞作曲した新校歌などを答申した。準備委の会合では、完成した新校歌も披露された。  新下田中の開校日は、入学式や始業式も開かれる。引っ越しなどのた

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  • 警察業務に協力 下田署、13個人5団体表彰

     下田署は21日、警察業務に協力した功労者への署長感謝状贈呈式を同署で開き、交通安全や特殊詐欺被害防止などに尽力した管内の13人と5団体を表彰した。森正晴署長がそれぞれに感謝状を手渡し「地域の期待に応えるため、治安維持にまい進していく。今後も変わらず、支援をお願いします」と述べた。  感謝状を受けた個人、団体は次の通り。  【個人】志田好恵(下田市)宮本光子(同)佐野晃一(同)相馬知也(同)外岡福美(同)仲田和正(西伊豆町)木村安仁(同)梅田兼男(同)堤栄助(同)土屋守緒(松崎町)土田明美(同)関良志雄(同)小林秀一(同)  【団体】下田自動車学校(下田市)下田有線テレビ放送(同)小林テレビ設

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  • 2022年の静岡県内新成人 3万4671人 前年比1023人減

     静岡県教委は23日、2022年1月9日の成人の日を前に、21年11月末時点でまとめた県内の新成人数を発表した。新成人は3万4671人で、前年から1023人減少した。  市町別では浜松市が最多の7540人。静岡市の6247人、富士市2470人、沼津市1703人と続いた。最少は川根本町の34人で、南伊豆町が38人、松崎町が40人だった。  前年から人数が増えたのは8市町。島田市の45人増が最大で、御殿場市26人増、下田市23人増など。人数が減った27市町のうち最大は静岡市の331人減。浜松市107人減、藤枝市75人減、牧之原市73人減などだった。  成人式は22年1月2~9日に各市町で行われる。

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  • 放置ホテル取得案再提出 3月定例会、下田市長が方針

     下田市の松木正一郎市長は22日の定例記者会見で、市議会12月定例会で否決された旧下田グランドホテルの土地建物取得に関する予算案について、2022年3月定例会での再提出を目指す考えを示した。松木市長は「防災上重要な土地。3月定例会までに利活用の基本構想を示したい」と述べた。  市はこれまで、同ホテルの現在の所有者が破産手続き中のため、緊急性があると説明してきたが、松木市長は破産管財人との交渉で「条件が変わった」とし、3月定例会で議決された場合でも取得できる見通しだとした。同ホテルの敷地は元々、下田公園として市の所有地だったことを踏まえ、松木市長は「都市公園にしたい」との考えも明らかにした。  

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  • 地域防災知事褒賞 嶋津さんに伝達 下田市

     下田市は20日、2021年度の県地域防災活動知事褒賞を受賞した同市自主防災会連絡協議会長の嶋津安則さん(74)への表彰伝達式を市役所で開いた。松木正一郎市長が嶋津さんに賞状を手渡した。  嶋津さんは地元の広岡西区第3自主防災会長の他、県地域防災推進委員会委員長なども務める。車椅子の人など、助けが必要な人の避難態勢づくりなどの活動が評価された。  松木市長は「要配慮者の支援に力を注がれた。市としても心強く感じている」とねぎらった。嶋津さんは「市内48の自主防災会の努力がこの褒賞につながった」と話した。

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  • 一定程度の市民 ワクチン選択可 下田市、3回目

     下田市は22日の定例記者会見で、一般市民を対象にした新型コロナウイルスの3回目接種を2022年2月上旬から順次始めると発表した。供給されるワクチンの半数近くがモデルナ製となることから、個別接種はファイザー製、集団接種はモデルナ製とし、一定程度の市民はワクチンの選択が可能な方式を採る。  対象は2回目接種からおおむね8カ月を経過した18歳以上の一般市民約1万5600人。個別接種は22年2月上旬から、10の市内医療機関で平日に対応する。集団接種は2月19日から、市民スポーツセンターで土、日曜に実施する計画。接種券は22年1月中旬以降に、8カ月が経過する高齢者から順次発送する。予約は個別、集団とも

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  • 大リーグ レッズ秋山翔吾選手 1月、下田で講演会

     下田市は2022年1月15日午後3時から、米大リーグ・レッズに所属する秋山翔吾選手の講演会を同市民文化会館大ホールで開く。対象は同市と東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆の各町の小中高校生と保護者で、入場無料。  同市の市制50周年記念行事の一環。秋山選手はプロ野球の西武在籍時から、シーズンオフの自主トレーニングを同市で行っていて、少年野球チームと交流するなどの縁がある。  参加希望者は、市ホームページに掲載された予約フォームから事前に申し込む。同伴の保護者は児童生徒1人につき1人まで。定員は400人で、締め切りは22年1月11日。問い合わせは下田市企画課秘書広報係<電0558(22)2212

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  • 下田の海岸に甘い香り 水仙まつり開幕 見頃は1月上旬見込み

     下田市須崎の爪木崎水仙園で20日、「第56回伊豆下田水仙まつり」(同実行委主催)が開幕した。市観光協会によると、約300万本が群生する会場のスイセンは例年並みの三分咲きで、来年1月上旬に見頃を迎える見込み。  海岸沿いの斜面にスイセンが群生する園内は、白と黄色のかわいらしい花が開き、所々で甘い香りを漂わせている。園内では、朱色のアロエの花も見頃を迎え、スイセンとの“共演”も楽しめる。  初日は100人分のキンメダイのにぎりずしが振る舞われ、来園者が列を作った。  まつりは来年1月31日まで。1月9、16、23日には漁師料理の「池之段煮(いけんだに)みそ」が先着200人

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  • 大阪ビル火災受け緊急検査 下田消防本部、施設に立ち入り

     下田消防本部は20日、大阪ビル火災を受け、下田市など管内1市4町にある同様の建物11施設を対象に緊急の立ち入り検査を始めた。階段が1カ所しかなく、3階建て以上の建物が対象で、年内に避難経路が確保されているかなど、管理状況を確認する。  同日は同市一丁目の飲食店「なかがわ」に職員2人が立ち入った。階段や防火扉の周辺に妨げになるような物が置かれていないかや、消火器や火災報知機など、必要な設備が正しく管理されているかなどを確認した。  同本部の山本正直予防課長は「スムーズな避難ができるように障害物を置かないなど、管理を徹底してほしい」と話した。

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  • ワクチン3回目 医療従事者皮切り 下田市で接種開始

     下田市は20日、医療従事者を対象に新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種を同市の下田メディカルセンターで始めた。27日までに医師や看護師、職員ら約200人が接種を受ける。初日は、2回目の接種から8カ月が経過した同センターの伊藤和幸院長らが接種を受けた。  市は一般市民向けの3回目接種を2022年2月上旬から順次始める。ファイザー製とモデルナ製の2種類のワクチンが供給されることから、市内医療機関での個別接種にファイザー製、集団接種にはモデルナ製を充てる方針。  接種券は22年1月中旬以降、2回目の接種時期に応じて順次、発送する。予約はインターネットと電話で受け付ける。

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  • サンタさん登場 魚に餌のプレゼント 下田海中水族館

     下田市三丁目の下田海中水族館で25日まで、「サンタクロースの餌付けショー」が開かれている。サンタに扮(ふん)した飼育員が大水槽に潜り、魚たちに一足早く“クリスマスプレゼント”を配っている。  クリスマスの時期に毎年開かれているイベント。赤い衣装に白いひげを付けた飼育員が、伊豆近海を再現した水深6メートルの大水槽「アクアドームペリー号」に登場。白い袋からリボンの付いた箱を取り出し、中に入った餌のアジやオキアミなどを与えると、水槽の中のエイやタカノハダイなどが水中の“サンタさん”に群がった。  各日午前10時35分から。24、25の両日は午後2時3

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  • 下田市と河津町 27日から現金一括給付 子ども給付金

     下田市と河津町は17日、18歳以下の子どもがいる世帯向けの臨時特別給付金を現金10万円で一括給付すると発表した。両市町とも児童手当を受給する中学生以下の対象者には、27日に同手当の支給口座に振り込む。  国が年内の現金一括給付を認める方針を受けた措置。申請が必要な高校生や新生児などは対象者に申請書類を送付し、順次受け付ける。下田市は年内に、河津町は20日から申請を受け付ける。高校生などへの給付開始は両市町とも2022年1月中を予定する。  給付対象者の合計は、下田市が約2400人、河津町が約850人。  下田市は一括給付に伴う追加の関連経費を16日、河津町は17日に専決処分した。

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  • 不正入手のカードで現金窃盗の疑い 下田署が大学生再逮捕

     下田署は17日、窃盗の疑いで相模原市南区相模台5丁目、大学生の男(22)を再逮捕した。逮捕は4回目。逮捕容疑は何者かと共謀の上、不正に入手した神奈川県内に住む女性のキャッシュカードを使い、10月27、28の両日、横浜市内のコンビニエンスストアに設置された現金自動預払機(ATM)から2回にわたり、現金計40万円を引き出した疑い。容疑者は沼津市の女性からキャッシュカードと通帳をだまし取り、現金約120万円を引き出した詐欺と窃盗の容疑と、下田市の女性から現金200万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕された。

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  • 下田ブランド、新たに8商品を認証 審査委員長「内容充実」

     下田商工会議所は15日、下田ブランド「TR!P SHIMODA(トリップ・シモダ)」の新規認証品の認証式を下田市の同商議所会館で開いた。商品の部で6品、飲食メニューの部で2品を新たに認定した。  田中豊会頭が各事業所の代表に認証書と記念の盾を手渡した。審査委員長の山田真由美さんは「今年は申請数、内容が充実していた。コロナ禍で生まれた時間を各事業者が有効に活用し、商品開発に取り組んだ結果では」と講評した。今回の認証で、下田ブランドの認証品は延べ45商品、20メニューになった。  新たな認証品は次の通り。  【商品の部】下田あじさい(ロロ黒船)下田ブルー(farm1987)あわび踊り漬(大番)ミ

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  • 文菊さんら出演 1月16日に「下田名人会」

     下田市振興公社は2022年1月16日午後1時半から、若手花形落語会「第33回下田名人会」を同市民文化会館で開く。若手真打ちの古今亭文菊さんと柳家わさびさん、二つ目の橘家文吾さんが出演する。  料金は全席自由で大人3千円、高校生以下千円(未就学児入場不可)。同会館で予約を受け付けている。申し込み、問い合わせは下田市民文化会館<電0558(23)5151>へ。

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  • 職員ら地震想定 乗客救出訓練 下田ロープウェイ

     下田市の下田ロープウェイは15日、年末年始安全総点検の一環として、ゴンドラからの乗客救出訓練を実施した。  訓練は、乗客3人を乗せて山頂駅を出発した直後のゴンドラが地震発生で急停止し、山の斜面から高さ5メートルの地点で動けなくなったとの想定。救出作業に当たった職員が、ゴンドラから落とされた専用のロープを伝って斜面から乗り込んだ後、乗客役の職員を救助袋に乗せて慎重に地上に降ろした。  同社は開業以来60年、乗客の救出が必要な事故は起きていないという。小川由之社長は「近年の気象の変化で、今後は風に左右されるロープウエーに影響が出るかもしれない。過去の経験にとらわれず、これからも訓練を重ねていきた

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  • 熱海土石流“無傷”の地蔵 紙から造られていた 上原美術館・田島さん調査

     熱海市伊豆山で7月に発生した大規模土石流で被災した地蔵堂から奇跡的に“救出”された逢初(あいぞめ)地蔵堂本尊が、紙で造られていることが14日までに、上原美術館(下田市)の田島整主任学芸員の調査で分かった。紙を練り込んで造られた仏像は全国に数点あるが、田島学芸員によると、県内では極めて珍しいという。  13日に熱海市で開かれた講演会で明らかにした。本尊が安置されていた地蔵堂は国道135号の逢初橋付近にあり、大量の土砂で外壁などが損壊した。しかし本尊は無傷で見つかり、現在は近くの施設に保管されている。  本尊は源頼朝の長女大姫の病が治ることを祈り北条政子が書写した経文を練

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  • 記者コラム「清流」 6区で今年も兄弟対決

     4日に静岡市内で行われた市町対抗駅伝。6区で3年連続の兄弟対決を繰り広げた下田市の鈴木勝弓選手(43)と南伊豆町の弟護弘選手(42)を取材した。 チームは違うが、弟は区間賞の走りをみせ、記録は兄を15秒上回った。「自分の記録を抜くことを考えていた」と護弘選手。勝弓選手は「来年こそ弟に勝つ」とリベンジに燃えていた。直接顔を合わせたのは昨年の大会以来という2人は、身体の仕上がりや直近のレースの記録について連絡は密に取るが、“手の内”は明かさないのだとか。 「40歳を超えても自己ベストを出せるよう頑張ろうな」。レース後のダウンで2人はそう誓った。熱い兄と冷静な弟。正反対の2人の活躍を来年も注目した

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  • 下田市制50周年 12月18日に花火大会

     下田市は18日午後8時15分から、同市の下田港内で「市制50周年記念海上花火大会」を開く。花火大会に合わせ、市商店会連盟も正午から午後9時まで、「コロナに負けるな!商店街ナイトフェスタ」を同市中心部の池之町通りで開催する。共に雨天の場合は19日に順延する。  花火大会は約20分間、港内の4カ所から約1350発の花火が打ち上げられ、下田港の夜空を彩る。  商店街ナイトフェスタは、下田郵便局周辺の通りを歩行者天国にし、岩手県陸前高田市のカキなどを販売する飲食の露店が並ぶほか、カラオケ大会なども開く。  花火大会の問い合わせは下田市観光交流課<電0558(22)3913>、商店街ナイトフェスタは市

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  • 通学路事故受け登校児童見守り 下田署

     菊川市で9日に発生した集団登校中の児童5人が重軽傷を負ったひき逃げ事件を受け、下田署などは14日、下田市須崎の浜崎小前と爪木崎入口交差点で、通学路を登校する児童の見守りと街頭指導を実施した。  署員と交通安全指導員計4人が、登校する児童に手を挙げて横断歩道を渡ることや、歩道を正しく歩くことなどを呼び掛けた。

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  • 冬空ショータイム ふたご座流星群 静岡県内でも

     冬の夜空を彩る「ふたご座流星群」が14日未明、下田市須崎の爪木崎で観察された。13日深夜は月明かりが残り、確認できた流星は少なかったが、月が沈んだ14日午前2時ごろから空が雲に覆われる午前5時ごろまでは1時間に20~30個ほどが放射状に流れ、その光跡を確認できた。  ふたご座流星群は14日午後4時ごろ、活動が最も活発になる極大を迎え、14日深夜から15日明け方にかけても観察することができる。

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  • 年末年始に向け船内の安全確認 下田海保など

     下田海上保安部と国土交通省下田海事事務所は13日、海上交通の繁忙期に当たる年末年始の特別警戒の一環として、下田市の下田港に停泊している神新汽船のフェリー「あぜりあ」の安全点検を実施した。  同事務所と同海保の職員計15人が船内に入り、救命胴衣が正しく設置されているかや、航海日誌などの必要な書類が正確に記入、保管されているかなどを確認した。テロ対策として座席の下などに不審物がないかもチェックした他、新型コロナウイルス感染防止対策の実施状況も点検した。  同海保の三柳裕二部長は「不審者や不審物を船内で見かけたら、船のスタッフを通じ、海保などに連絡してほしい」と話した。同事務所は今後、伊東市や熱海

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  • ディアナ号乗組員を慰霊 駐日ロシア大使、先人しのぶ 下田

     本県を訪問中のミハイル・ガルージン駐日ロシア大使は9日、下田市の玉泉寺を訪れ、幕末の下田に来港したロシアの軍艦ディアナ号の乗組員墓地に献花した。ディアナ号を率いたプチャーチン提督が滞在し、日露和親条約交渉の舞台にもなった同寺で、日ロ友好に関わる市民とも懇談し、交流を深めた。  昨年、国史跡に指定されたロシア人乗組員墓地には、下田に停泊中に1854年の安政地震で大破したディアナ号の乗組員ら4人の墓や碑がある。ガルージン大使は、墓前に花を手向け、日ロ友好の礎を築いた先人たちをしのんだ。  懇談には村上文樹住職や日本・ロシア協会下田支部の杉坂太郎代表ら9人の市民が参加した。ガルージン大使は「日ロ関

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  • 新JA下田支店 起工式で安全祈願、隣接地に建て替え

     JA伊豆太陽(下田市)は、2022年4月に県東部8JAが合併して発足する「JAふじ伊豆」の伊豆太陽地区本部・下田支店の起工式を下田市東本郷のJA伊豆太陽本店敷地内で開いた。  現在のJA伊豆太陽本店・同下田支店は築50年以上が経過し、老朽化していることから、隣接地に建て替える。新しい建物は鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は2082平方メートル。隣接地にあるプロパンセンター倉庫も建て替える。  1階はJAふじ伊豆下田支店、2階は同JAの伊豆太陽地区本部と統括営農経済センターなど、3階は会議室などが設けられる。業務開始は新JA発足後の22年11月を予定する。  起工式には、JA伊豆太陽の役員や工事

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  • 教育研究実践論文表彰 最優秀 牧之原小、稲葉さん(下田浜崎小)

     日本教育公務員弘済会静岡支部は10日、教育の質向上と発展を目的にした静岡教弘教育研究実践論文の表彰式(静岡新聞社・静岡放送後援)を静岡市葵区の県教育会館で開いた。学校と個人・グループの2部門に計119件の応募があり、各部門の最優秀賞に牧之原市菊川市学校組合立牧之原小(小柳津敏法校長)と下田市立浜崎小の稲葉愛栄養教諭が選ばれた。  牧之原小は「小中一貫校をめざした、小中連携の在り方について」と題し、小中学校の利点や課題を認め合い、教育目標の統一を図るなど連携の方法を模索した。浜崎小の稲葉教諭は「食に関わる資質・能力の育成を目指して」をテーマに、給食の残食率を分析し、教育機関と連携した食育を行っ

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  • 放置ホテル取得案否決 下田市議会、14議案可決し閉会

     下田市議会12月定例会は8日、最終本会議を開いた。市が取得方針を示している旧下田グランドホテルの土地建物購入費100万円を盛り込んだ2021年度公共用地取得特別会計予算案を反対多数で否決した。  同ホテルは廃業後20年以上放置され、景観、安全上の問題が指摘されている。現在の所有企業が破産手続き中のため、市は「所有者不在を避けるため」として、取得方針を示していた。  審議では、反対した議員から土地建物の正確な鑑定や、利活用に関する詳細な計画、工程の提示を求める意見が上がった。否決を受け、松木正一郎市長は「議会の指摘も踏まえ、今後の対応を適切に検討したい」と述べた。  同日は委員会付託された12

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  • 神奈川の大学生を詐欺容疑で再逮捕 下田署

     下田署は8日、詐欺の疑いで相模原市南区相模台5丁目、大学生の男(22)を再逮捕した。逮捕は3回目。  逮捕容疑は9月1日、何者かが沼津市に住む80代の女性に「至急現金が必要」などと息子を名乗って電話をかけた上で、容疑者が女性の息子の知人を装い、キャッシュカード2枚と通帳1通をだまし取った疑い。  容疑者はこのカードを使い、現金約120万円を引き出した窃盗容疑と、下田市の女性から現金200万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕されていた。

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  • 下田港「みなとオアシス」登録へ 国土交通政務官に要望

     下田市の松木正一郎市長は7日、国土交通省に泉田裕彦政務官を訪ね、同市の下田港を「みなとオアシス」に加えるよう要望した。松木市長によると、泉田氏は「協力は惜しまない」と述べ、応じる考えを示した。来年1月の市制50周年記念式典に合わせて登録される見通し。  みなとオアシスは2003年、住民交流や観光振興を通じた地域活性化に資する「みなと」を核としたまちづくりを促進するために同省が設立した制度。県内6カ所を含む全国151カ所が登録済み。  同市は登録を機に、みなとまちの歴史と文化に焦点を当てたまちづくりを進め、にぎわいの創出につなげたい考え。松木市長は「幅広い地域振興をやっていくために登録はありが

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  • 下田市職員を起訴 盗撮で地検支部

     静岡地検下田支部は7日、静岡県迷惑防止条例違反の罪で、下田市東中、同市の会計年度任用職員の男(31)を静岡地裁下田支部に起訴した。  起訴状などによると、被告は11月3日、同市東本郷の路上で県東部に住むパート従業員の40代女性のスカート内を小型カメラで盗撮したとされる。

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  • 障害者生活支援、8日から相談会 賀茂5町で

     下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は8日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。  障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。  日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。  8日=午前10時 西伊豆町保健センター、午後1時半 松崎町役場▽16日=午後1時半、南伊豆町役場▽21日=午前10時 東伊豆町役場、午後1時半 河津町保健福祉センター

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  • 住民手作りのヘリポート 陸自など輸送手順確認【地域防災の日】

     地震などの大規模災害を想定した地域防災訓練が5日、静岡県内各地で行われた。下田市大沢の中山間地、下大沢地区では、物資輸送を想定した陸上自衛隊ヘリコプターの訓練が行われた。地域住民45人の他、松木正一郎市長や県、市の担当者が参加した。  同地区は災害時に孤立する恐れがあり、2016年に住民手作りでヘリポートを設置した。訓練ではまず、住民が砂の飛散防止のためにヘリポートに放水。立川駐屯地所属のヘリが、駒門駐屯地所属の隊員や住民の誘導で、ヘリポートの上空でホバリングし、手順を確認した。  下大沢区の鈴木昭悟区長(72)は「地震だけでなく、近年は水害での孤立リスクも高まっている。空からの援助は心強い

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  • 下田市と南伊豆町の鈴木兄弟 6区で対決【静岡県市町駅伝】

     6区で再び兄弟対決が実現した。下田市の鈴木勝弓選手(43)=下田OA=は、南伊豆町から出場する弟護弘選手(42)=下田OA=と切磋琢磨(せっさたくま)しながら臨む本大会を待ち望んでいた。  市と町と違うが、弟は区間新での区間賞の走りをみせ、タイムも15秒上回った。「全力を出し切ったので悔いはない。来年こそ弟に勝つ」。勝弓選手はリベンジを誓う。  兄弟は年子で下田南高陸上部に所属し、当時から互いにライバル意識を持っていたという。勝弓選手は「弟とは今でも頻繁に連絡を取り、直近の試合の記録を言い合っている。弟はいつも『調子が良くない』と言うが、いつも好タイムで走っている」と笑う。  護弘選手は「4

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  • 犯罪被害者の支援情報を共有 下田署が連絡協議会

     下田署はこのほど、犯罪被害者支援連絡協議会を同署で開いた。県や管内市町、病院などの関係機関から21人が出席し、管内の支援状況について情報共有した。  同署によると、管内で今年1~10月に発生した被害者支援対象の事件は、殺人未遂など刑事事件が5件、交通事件が11件だった。  県内の一部自治体では、犯罪被害者等支援条例が制定されているが、同署管内の6市町で制定した自治体はない。会長を務める森正晴署長は「組織的な対応のため、条例制定をお願いしたい」と述べた。

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  • 下田市議会、12議案を委員会付託

     下田市議会12月定例会は3日、本会議を再開し、2021年度一般会計補正予算案など12議案を委員会付託した。  本会議は8日に再開する。

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  • 旧グランドホテル 100万円で取得へ 下田市 約20年放置状態

     下田市は2日、市が土地建物の取得を目指す同市三丁目の旧下田グランドホテルについて、現在の所有会社の破産管財人に取得希望額として100万円を提示すると明らかにした。市議会12月定例会一般質問での佐々木清和氏(再興の会)への答弁。市は同定例会に提出した2021年度一般会計補正予算案に取得費として100万円を計上した。  ホテルの現在の所有会社は今年1月、破産手続き開始決定を受けた。ホテルの土地建物には、2億円の根抵当権が設定されている。市によると、同社の破産管財人は、市を売却先として担保権消滅の手続きを取るという。市の提示額より5%以上高い購入希望者が現れた場合、市は取得できない。高野茂章建設課

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  • 消防功労者を表彰 下田で県大会 職員ら意見発表も 

     静岡県消防協会と県消防長会はこのほど、2021年度の県消防大会を下田市民文化会館で開いた。県内から約250人が出席し、長年にわたって消防活動に尽力した関係者を表彰した。消防職員、消防団員らによる意見発表も行われた。  受賞者は次の通り。  【消防功労表彰】消防団員 戸塚達哉、鈴木貴博、岡村政晴、伊藤秀明、市川裕倫、海野吉則、狩野修、石野庄一、山村文正、漆畑英昭、杉山喜太郎、平野滋敏(以上静岡市)後藤正、原賀昭好、石井康成(以上沼津市)湯山一高、若井浩、岡本吉浩、長谷川賢一、大西学、洞田郁夫(以上熱海市)中山泰博、下里正彦、山梨寿夫、広川祐司(以上三島市)石田晃一(伊東市)小山貢、佐野文彦、渡

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  • 下田市庁舎の一部 稲生沢中校舎への先行移転を検討 市方針

     下田市は1日、2026年度を予定する市役所移転に関連し、耐震性の劣る現庁舎の一部機能について、同市河内の移転計画地に隣接する稲生沢中への先行移転を検討すると明らかにした。同日開会した市議会12月定例会一般質問での橋本智洋氏(清新会)への答弁。  市は新庁舎建設コストの圧縮を目的に、22年3月末に閉校する稲生沢中の校舎を改修し、新庁舎の一部として活用する方針を示している。鈴木浩之企画課長は、稲生沢中の活用方針を踏まえた新たな新庁舎基本計画を21年度中にまとめる予定だとした。その上で、現庁舎の耐震性が低く、安全上の懸念があることから「(現庁舎から稲生沢中に)先行して移転できる機能、部署を検討して

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  • 下田の板戸海岸で「アロエの花まつり」 1月10日まで

     下田市白浜の板戸海岸で2022年1月10日まで、「アロエの花まつり」(伊豆白浜観光協会主催)が開かれている。海岸沿いの遊歩道約500メートルに群生するキダチアロエが朱色の花を咲かせている。  同協会によると、例年より開花はやや早く、特に日当たりの良い南側では見頃を迎え、とんがった帽子のような形をした朱色の花々が楽しめる。12月上旬から中旬にかけて満開になる見込み。  入場、駐車場は無料。期間中は午前9時~午後3時にアロエの苗や地場産品を販売する売店を開設している。問い合わせは伊豆白浜観光協会<電0558(22)5240>へ。

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  • 下田でひき逃げ 男子高校生軽傷

     29日午後4時55分ごろ、下田市河内の市道で、歩いていた同市の男子定時制高校生(19)に乗用車が接触し、そのまま逃走した。男子高校生は左腕に軽傷を負った。同署がひき逃げ事件として調べている。  同署によると、乗用車は銀色のミニバンタイプ。すれ違った際に男子高校生と接触したとみられる。

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  • 12月定例会会期 1日から8日間 下田市議会議運

     下田市議会は26日、議会運営委員会を開き、12月定例会の日程を1~8日の8日間に決めた。  市は2021年度一般会計補正予算案など31議案を提出する。一般質問は1日に4氏、2日に3氏が登壇する。

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  • ぶっかけコンビーフ UKAI(下田市) 自家製塩が味の決め手【静岡ものづくり最前線】

     雌の黒毛和牛のみを提供するこだわりの焼き肉店ならではのA4、A5ランクのテール肉と、店の目の前にある白浜海岸でくんだ海水で手作りした塩を使って製造する。  全国有数の海水浴場として知られる白浜海岸近くに焼き肉店「特選黒毛和牛牝専門 焼肉U」を構えているが、売り上げは夏の海水浴シーズンに偏っていた。年間を通じて安定した売り上げを確保するため、2019年から開発を始めた。コロナ禍で店の売り上げも減少、開発のスピードを速め、費用をクラウドファンディングで募るなどして今年春から販売を始めた。  味の決め手となる塩は4~5時間、海水を煮詰めて水分をできるだけ減らし、まろやかで口当たりの良さを心掛ける。

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  • 人魚像 8年ぶり修復 国道135号の新下田橋

     下田市中心部にある国道135号の「新下田橋」の脇に4カ所設置されている人魚像がこのほど、8年ぶりに修復され、お披露目された。修復は前回に続き、像の制作者で西伊豆町の彫刻家故堤達男さん(1918~88年)の弟子で、松崎町の彫刻家高橋忠さん(79)が担当した。  1958年に完成した新下田橋は橋の四隅に高さ1・5メートル、長さ2・1メートルある人魚像があることから、「人魚橋」の愛称がある。2013年に一度、高橋さんが補修をしていたが、塗料の劣化や汚れが目立っていたことから、ペンキを塗るなどして“お色直し”をした。  現地で開かれた披露会では、県下田土木事務所や下田建設業協

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  • 社説(11月23日)韮山反射炉の今後 保存と利活用、好循環を

     世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つになっている伊豆の国市の韮山反射炉が、約30年ぶりの保存修理工事を終えた。完成当時のれんがを生かした新しい姿となり、一般公開を再開した。価値継承の機運を高め、保存と利活用の好循環を生む契機にしなければならない。  韮山反射炉は大砲を鋳造するために江戸末期に完成した。実際に稼働した反射炉としては国内で唯一現存する貴重な近代化遺産。その後も地域のシンボル的存在として親しまれている。一方で当時のれんがは劣化が激しく、放置が続けばさらに進行する可能性があり、早急な対策が求められていた。  保存と並行して課題になるのが、反射炉の活用策だ。世界遺産に登録

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  • <静岡県市町駅伝>下田市チームが結団式 「鍛えた走力で存在高める」

     12月4日に開かれる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の下田市チームは19日夜、市中央公民館で結団式を行った。  松木正一郎市長が「選手の皆さんの思いをたすきに乗せてつなげてほしい」と激励した。登録選手を紹介した後、鈴木勝弓主将は「緊急事態宣言の発令で2カ月間、練習が中止されて心配したが、想像していた以上のレベルになった。歴代3位以内のタイムを目指して、全力で頑張りたい」と誓った。  渡辺洋之監督は「鍛えた走力、チーム力で下田市チームの存在を高めたい」と決意を述べた。

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  • 下田市庁舎移転計画 新庁舎一部に稲生沢中校舎活用へ 市方針

     下田市は19日、事業再検討中の市庁舎移転について、建設コスト縮減のため、同市河内の移転計画地に隣接する稲生沢中校舎を、新庁舎の一部として活用する方針を市議会全員協議会で明らかにした。市は実施した校舎の耐力度調査を踏まえ、小規模改修で庁舎としての活用が可能だと判断した。  同校は中学校統合により、2022年3月末で閉校する。市は4階建ての校舎のうち、1階は稲生沢川の洪水浸水の恐れがあるため、2階以上を事務所として使用することを想定している。調査では体育館、技術棟も耐力度に問題はないとされた。  また、老朽化している現庁舎の安全性調査では、本館、西館、別館の全3棟の耐震性能が不足しているとの結果

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  • 旧グランドホテル取得 下田市が方針 所有者不在、避けるため

     下田市は19日、廃業後に約20年間放置されている旧下田グランドホテルの土地建物を取得する方針を市議会全員協議会で明らかにした。現在の所有会社は7月までに、破産手続き開始決定を受けていて、松木正一郎市長は防災、管理上の観点から「今後の所有者不在という事態は避けたい」と理由を説明した。  市などによると、同ホテルは市中心部に近い同市三丁目の高台にあり、1957年に創業、2000年ごろに廃業した。長年放置され、景観悪化が指摘されてきた。取得する方針の土地は1万4453平方メートルでホテルに売却前は市有地だった。建物は8階建ての鉄筋コンクリート(一部鉄骨)造で、延べ床面積は7541平方メートル。建物

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  • 職員逮捕で下田市長陳謝 市議会臨時会

     下田市の会計年度任用職員が県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで下田署などに逮捕されたことを受け、松木正一郎市長は18日、市議会臨時会で「被害者、市民の皆さまにおわびする」と陳謝した上で、「職員の綱紀粛正についてさらなる徹底を図る」と述べた。  同署や市によると、市民保健課に勤務する野呂裕一容疑者(31)は17日、市内の路上で40代の女性のスカート内を小型カメラで撮影した疑いで逮捕された。  臨時会は新型コロナウイルスワクチン接種関連費など1400万円を追加する2021年度一般会計補正予算の専決処分と、2億2400万円を減額する同予算案の2議案を審議し、いずれも原案通り可決、閉会した。

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  • 特殊詐欺犯に警告「受け子は犯罪」 下田署、タクシーにプレート

     下田署と下田署管内防犯協会は17日、同署管内で運行するタクシー会社4社に、特殊詐欺の防止や「受け子」と呼ばれる現金の受け取り犯への警告を記したプレートを配布した。同日、下田市敷根の伊豆急東海タクシー下田営業所で交付式が開かれ、同署の鈴木崇聖生活安全課長が笹本義晴所長に手渡した。  プレートは縦10センチ、横20センチ。「代わりの者が取りに行くは詐欺」「『受け子』は犯罪」とのメッセージが書かれている。4社はタクシー計72台の車内に貼り、注意を呼び掛ける。  同署管内では、16日現在で8件、1692万円の特殊詐欺被害が発生している。このうち、2件は被害者宅まで犯人が現金を受け取りに来たことから

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  • 他人のカード使い120万円盗んだ疑い 下田署、大学生再逮捕

     下田署は18日、窃盗の疑いで相模原市南区相模台5丁目、大学生の男(22)を再逮捕した。  再逮捕容疑は9月1日、何者かと共謀して不正に入手した沼津市に住む80代女性のキャッシュカードを使い、同市内のコンビニエンスストア2カ所の現金自動預払機(ATM)から、計7回にわたり現金計約120万円を引き出した疑い。  容疑者は10月28日、下田市に住む80代の女性宅で現金200万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕、送検されていた。

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  • 移住者らと意見交換 移動知事室、賀茂地域で開始

     川勝平太知事が県民から政策課題や要望を直接確認する「移動知事室」が17日、賀茂地域で始まった。初日は下田市、東伊豆町、河津町の移住者や観光関係者らと意見交換した。18日は河津町で広聴会が開かれる。  東伊豆町稲取のシェアオフィス「イースト・ドック」では、同所を運営するNPO法人理事長の荒武優希さん(30)ら20~30代の移住者や都市部と同町の2拠点で生活する4人が、それぞれの活動を紹介した。  大阪の会社で主にリモート勤務しながら同町でも生活する高浜拓也さん(27)は「東伊豆町の交流人口を増やそうと、手弁当で町外から人を呼んでいるが限界がある」と訴えた。川勝知事は「ボランティアだけではつぶれ

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  • 女性盗撮の疑い 下田市職員逮捕

     下田署と静岡県警人身安全対策課は17日、県迷惑防止条例違反の疑いで下田市東中、同市職員の男(31)を逮捕した。  逮捕容疑は3日午前9時ごろ、同市東本郷1丁目の路上で、県東部に住むパート従業員の40代女性のスカート内を小型カメラで盗撮した疑い。同署は容疑認否を明らかにしていない。同署によると、不審に思った女性が同署に相談したという。  同市によると、容疑者は今年4月に会計年度任用職員として採用され、市民保健課でデータ入力や文書発送などの業務を担当していた。松木正一郎市長は「被害に遭われた方をはじめ、市民に深くおわびする。事実関係を確認した上で、厳正に対処する」とコメントした。

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  • 佐藤さん(下田高)国税局長賞 税に関する高校生の作文

     国税庁主催の「税に関する高校生の作文」コンクールで、静岡県内最優秀の名古屋国税局長賞に下田高(下田市)1年の佐藤未歩香さん(15)が輝いた。16日、同校で表彰式が開かれ、下田税務署の佐藤光治署長が表彰状を手渡した。  県内からは6743点の応募があった。佐藤さんの作品「祖母の自慢」は、飲食店を営む祖母が、コロナ禍で売り上げが減る中、国からの給付金などに助けられたことを題材に「税金は人や社会を助ける役割がある。祖母が税金を納めていることを自慢だと言う理由が理解できた」とつづった。  表彰式では、下田税務署長表彰を受賞した共に1年の進士仁美さん(15)、安田心鈴さん(16)にも表彰状が送られた。

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  • 大麻所持の疑い 下田署、三重県の男を再逮捕

     下田署は17日、大麻取締法違反の疑いで三重県亀山市小下町、無職の男(27)を再逮捕した。再逮捕容疑は今年10月27日、自宅などでいずれも少量の乾燥大麻と大麻を含む液体を所持した疑い。同署は容疑の認否を明らかにしていない。容疑者は同月、下田市内で合成麻薬のMDMAなどを所持したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕、送検され、処分保留となっていた。

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  • リトルエンジェル✿3色に変化 下田市の寝姿山自然公園【動画】

     下田市の寝姿山自然公園で、花の色が3色に変化するリトルエンジェルが見頃を迎えている。12月上旬ごろまで。  リトルエンジェルはノボタンの一種で、紫からピンク、赤紫へと花の色が変わることから「サンショクノボタン」とも呼ばれる。  山頂付近の遊歩道には約800株が植えられ、観光客がかれんで色鮮やかな花々を楽しんでいる。  公園へは下田ロープウェイで登ることができる。麓の新下田駅では、リトルエンジェルの苗を販売している。問い合わせは下田ロープウェイ<電0558(22)1211>へ。

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  • 下田と河津、560戸で一時停電 15分後に復旧

     15日午前10時ごろ、下田市の白浜地区の一部と、河津町の縄地、浜、谷津の各地区計約560戸で停電があり、約15分後に復旧した。東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、配電設備への樹木接触が原因という。

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  • コロナ対策「下田モデルカード」 市職員ら普及へ改良点探る

     下田市はこのほど、新型コロナウイルス対策で市民や観光客に配布している健康チェックカード「下田モデルカード」に関するワークショップを市民文化会館で開いた。感染第6波や年末年始の繁忙期に備え、市職員や市内経済団体の関係者がカードの利用率が伸び悩んでいる要因を共有し、改良点を探った。  市は2020年12月にカードを導入した。東京大大学院の大沢幸生教授が唱える「ステイ・ウィズ・コミュニティー」の考え方を取り入れ、利用者には市内対象施設の割引特典を設けている。9月の市民や観光客対象のアンケートでは利用率が2割に満たなかった。  この日は大沢教授らを招いて実施した。冒頭で松木正一郎市長は「コロナ禍を下

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  • 伊東、下田で停電 雷で設備の一部焼損

     9日午前10時ごろ、伊東市池地区の一部約200戸で停電が発生し、約1時間半後に全戸で復旧した。東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、雷の影響で配電設備の一部が焼損したことが原因とみられる。  同日午前11時40分ごろには、下田市白浜地区と河津町縄地地区の一部計約300戸で約2時間半停電した。同総支社は、調査の結果原因を特定できなかったとしている。

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  • 青少年育成 3個人7団体表彰 下田で県大会

     2021年度の「子供・若者育成支援強調月間県大会」(県青少年育成会議など主催)がこのほど、下田市民文化会館で開かれた。青少年の健全育成などに貢献した3個人7団体を表彰した。 静岡大の加藤英明准教授(保全生物学)が「身近な生き物と環境保全」と題して講演した他、同市の子どもたちがフラダンスを披露した。 表彰を受けた個人、団体は次の通り。 青少年の部 中村莉瑞(吉田町)▽青少年指導者の部 鈴木みどり(浜松市中区)竹内泰孝(同市東区)▽青少年団体の部 オイスカ高(同市西区)湖西高教養部三味線班(湖西市)島田商高珠算部(島田市)沼津特別支援学校愛鷹分校(沼津市)沼津高専寮生会防災担当(同)沼津中央高男

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  • 納税に尽力の2人 国税局長表彰伝達 下田税務署

     下田税務署(下田市)は4日、納税意識の高揚や納税環境整備に尽力し、名古屋国税局長表彰を受賞した2人への表彰伝達式を同署で開いた。佐藤光治署長が、伊豆下田法人会会長の遠藤一郎さん(56)=同市=、伊豆下田間税会副会長の平山徹雄さん(71)=同=に賞状を手渡した。  受賞した2人のうち、遠藤さんは「表彰に見合うように、これからも納税普及の活動に精進したい」と誓った。佐藤署長は「引き続き活動にご尽力いただきたい」と述べた。  

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  • 下田市の発展に貢献 7個人3団体を表彰

     下田市は2日、市の発展に尽力した功労者と技能功労者の表彰式を市民文化会館で開いた。ボランティア活動や長年業務に精励した7個人3団体が表彰された。  松木正一郎市長は「市のために長年にわたり活躍された。より良いまちづくりを目指すため、今後もご協力をお願いしたい」とあいさつした。  技能功労者を代表して、同市大沢の電気工事士鈴木良夫さん(73)=にいえ電気商会=が「この道一筋に来られたのは、お客さまの存在あってこそ。深く感謝したい」と謝辞を述べた。  その他の受賞者は次の通り。  【功労表彰(社会福祉功労)】 清田美保子(六丁目)村山保(立野)  【有功表彰(教育文化功労)】故山下千与子(二丁目

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  • 昭和の伊豆感じて 下田でレトロポスター展 伊豆急60周年記念

     伊豆急行(伊東市)は1日から、開業60周年を記念し、伊豆急下田駅など下田市内3カ所で、1960~70年代の観光ポスターを飾った「昭和レトロなポスター展」を開いている。61年の同線の開業告知など、貴重なポスター計50枚が展示されている。2022年2月28日まで。  ポスターが展示されているのは伊豆急下田駅、同駅前の土産物店「下田時計台フロント」、寝姿山山頂公園にある無料休憩所の3カ所。同社に保管されている約130枚のうち、時代を感じさせる写真やデザインを中心に選び、展示している。  伊豆急下田駅に深夜に到着し、翌朝まで駅に止まる車内で仮眠が可能だった列車「なんず号」の告知ポスターや、1970

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  • 日ロ交流の原点再認識 ディアナ号乗組員慰霊 下田

     下田市は30日、幕末にロシアの使節プチャーチン提督が率いて下田に来港し、安政東海地震の津波で被災した軍艦「ディアナ号」のロシア人乗組員らの墓地がある同市の玉泉寺で慰霊祭を営んだ。関係者15人が友好の礎を築いた先人たちをしのんだ。 同市の日ロ友好交流事業の一環で、慰霊祭は3年ぶりの開催。松木正一郎市長はロシア人墓地が昨年、国の史跡に追加指定されたことに触れ、「日ロ交流の原点のまちとして、再認識していきたい」とあいさつした。同寺の村上文樹住職が読経し、出席者が墓前に献花した。同市の道の駅開国下田みなとでは、ロシア史研究家の川村秀さんの講演会も開かれた。 玉泉寺は幕末、日露和親条約交渉の舞台となり

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  • 賀茂1市5町と健康づくり協定 住友生命沼津支社

     住友生命保険沼津支社(沼津市)は29日、賀茂地域1市5町と健康づくり事業の推進に関する協定を締結した。下田市の県下田総合庁舎で同日、締結式が開かれ、同支社と下田市、東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆の各町の首長が協定書を交わした。 協定は同支社の営業スタッフが顧客を訪問する際、各市町の特定健診やがん検診のチラシを配布し、受診を勧める。同支社は御殿場市と長泉、清水の両町とも同様の協定を結んでいる。 6市町を代表して下田市の松木正一郎市長が「賀茂地域は高血圧の人が多く、また高齢化率も高い。戸別に情報を伝えていただけるのは、心強い」と期待した。杉本恵介支社長は「生命保険を通じて、地域の方々のお役に

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  • カボチャ姿で餌付けショー 下田海中水族館 ハロウィーン企画

     ハロウィーンにちなみ、下田市三丁目の下田海中水族館で31日まで、カボチャをくりぬいた「ジャック・オー・ランタン」に扮(ふん)したダイバーによる餌付けショーが開かれている。  季節の行事に合わせた同館の餌付けショーの一つ。ダイバーはオレンジ色の衣装をまとい、大水槽の「アクアドームペリー号」に登場。水槽内のエイや魚たちは“カボチャのお化け”にもひるまず、与えられたアジやオキアミなどの餌に群がった。  ショーは午前10時35分から。ハロウィーン当日の31日は午後2時35分にも開催する。問い合わせは下田海中水族館<電0558(22)3567>へ。

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  • 賀茂地域の健康長寿研究PR 「かもけん!」ロゴ発表

     静岡社会健康医学大学院大は26日、12月から賀茂地域で実施する静岡多目的コホート事業の健康長寿研究(愛称・かもけん!)のロゴマークを発表した。地域の健康づくりにデザインの力を生かそうと、静岡文化芸術大デザイン学科長和田和美教授の協力を受けて制作した。  ロゴマークは鳥のカモをモチーフに、研究への協力を呼び掛ける言葉の「カモン!」や、健康診断を行う医療関係者のイメージとして聴診器を組み込んだデザイン。事前説明会の資料やチラシなどに使い、健康なまちづくりを目指す研究をPRする。  同研究は、疾病リスクの解明や予防法の確立に向け、地域住民などの集団のデータを集めて分析する。10月29日には、下田市

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  • おい装い現金詐取 大学生の男を逮捕 下田署

     下田署は28日、詐欺の疑いで相模原市南区相模台5丁目、大学生の男(22)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日、仲間と共謀し、下田市の無職女性(84)宅においを装って「お金が200万円必要」などと電話をかけた後、同日午後6時半ごろ、女性宅で現金200万円をだまし取った疑い。  同署によると、容疑者は受け子とみられる。

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  • 秋空の下ヨガ体験 31日から毎週日曜 下田・爪木崎

     下田市観光協会は31日から11月21日までの毎週日曜に、同市須崎の爪木崎芝生公園で「秋空ヨガ」を開催する。雨天中止。 時間は毎回午前10~11時で、1回のみの参加も可。講師はスタジオマイ(同市)の鈴木こなみさんが務める。 参加費は2千円(別途駐車場代500円)。ヨガマットの貸し出しは参加費に含まれる。申し込み、問い合わせは下田市観光協会<電0558(22)1531>へ。

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  • 地元の児童生徒 3~7日入館無料 下田開国博物館

     下田市四丁目の下田開国博物館は11月3~7日、同市と賀茂郡内在住の小学生から高校生までの児童生徒と同伴の保護者の入館料を無料にする。開館36周年記念企画。 一般客も3日のみ、入館料を半額の大人600円、小中学生300円に割り引く。同日午前11時からは同館の職員が、小中学生を対象に下田の歴史について解説する。 問い合わせは下田開国博物館<電0558(23)2500>へ。

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  • 下田市チーム 代表選手を決定【静岡県市町駅伝】

     12月4日に静岡市で行われる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の下田市チームはこのほど、代表候補選手約30人が参加したタイムトライアルを同市の敷根公園で実施した。28日までに記録を基に21人の代表選手を選び、発表した。  タイムトライアルは20、27の両日、年代、男女別に1800~5000メートルを走り、結果を競った。  代表選手は次の通り。  日吉佑斗(稲生沢小6)藤井琉嘉(白浜小6)山口清夢(稲生沢小6)高橋希花(下田小5)沢路百瑚(稲生沢小6)小川晴人(下田中3)加藤瑛太(同)佐久間結渚(下田中1)鈴木茜(同)武藤朱星(稲生沢中1)土屋絢加(下田東中2)高

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  • 麻薬取締法違反の疑い 下田署が男逮捕

     下田署は27日、麻薬取締法違反の疑いで三重県亀山市小下町、派遣社員の男(27)を逮捕した。逮捕容疑は5月1日、下田市内で合成麻薬のMDMAとMDAの粉末を少量所持した疑い。同署は容疑の認否を明らかにしていない。同署によると、容疑者は同市内を旅行で訪れた際、同署員の職務質問を受けたという。

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  • 相次ぐメガソーラー計画 無秩序開発 規制議論を【争点を問う③】

     「この地域に本当に必要なのか。いまだに疑問が残る」。市街地から車で北西に約1時間の静岡市葵区黒俣。「オクシズ」と呼ばれる四囲の雄大な自然が売りのこの地区に昨年、大阪府の設備会社による太陽光発電施設の設置計画が明らかになった。  現場近くでは既に別の事業者による太陽光発電が稼働。新たな施設計画に住民は、反対や納得できないとの声を上げた。地元の清沢地区自治会連合会は市に設置条件の追加を求める要望書を提出。さらに10月上旬、設備会社担当者を呼んで説明会を開き、土砂災害発生や「オクシズ」の自然破壊といった懸念を挙げ、要望を盛り込んだ協定書締結にこぎ着けた。  市は住民の不安を理解できるとしながらも、

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  • 「ぺるりん」ご当地ナンバーに 下田市、2022年1月交付 バイク用3種

     下田市は2022年1月から、バイク(125cc以下)用のご当地ナンバープレートの交付を新たに始める。ご当地キャラクターの「ぺるりん」がサーフィンをするイラストが描かれている。  色は3種類で、50cc以下が白、90cc以下が黄色、125cc以下が桃色。22年1月17日以降の新規登録は現行のプレートと選択することができる。希望者は現在のプレートから無料で交換できるが、番号が変わる。交換を希望する場合は1月8、9、11~13日に古いプレートと引き替えに新プレートを事前交付する。番号は事前交付の場合は抽選、その他は受け付け順で指定はできない。  事前交付希望者は11月19日以降、市税務課市民税係に

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  • ミセスジャパン 三島で静岡大会 内外面の美しさ競う

     人生経験を通じて磨かれる内外面の美しさを競う「ミセスジャパン2021静岡大会」がこのほど、三島市のホテルで開かれた。25~45歳のヤングミセス部門では日高あさとさん(38)=熊本県天草市=、46歳以上のクラシックミセス部門では岩崎伊豆江さん(55)=広島市=がそれぞれグランプリに輝いた。  両部門に26~64歳の計24人が出場し、第1部で浴衣姿のウオーキング、第2部はドレスウオーキングと30秒のスピーチを披露した。「女性としての自信」「社会貢献」をテーマに、外見的な美しさや個性、感性、人間性などの内外面で総合的に審査を受けた。ヤングミセス部門の上位4人、クラシックミセス部門の上位2人は12月

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  • 相続ルールを解説 下田で9日に講演

     静岡県賀茂広域消費生活センターは9日午後1時半から、相続に関する講演会を下田市の県下田総合庁舎賀茂キャンパスで開く。受講無料。 ファイナンシャルプランナーの真覚良信さんが「相続でもめないために知っておきたいこと」と題して、相続に関するルールや必要な備えなどについて解説する。同センター担当者による賀茂地域の消費生活相談に関する紹介もある。 要予約で先着40人。申し込み、問い合わせは県賀茂広域消費生活センター<電0558(24)2206>へ。

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  • 車両から人を救出 下田署の若手 訓練

     下田署は27日、災害救助訓練を同署駐車場で実施した。実際に軽自動車を使い、車内に閉じ込められた人を救助する手順を確認した。  災害救助に関する警察庁指定広域技能指導官で、県警災害対策課の江川広二警部補が講師を務め、若手を中心にした同署員20人が参加した。  倒木に巻き込まれて横転し、軽乗用車に1人取り残されているとの想定の訓練が行われ、署員は後部の窓ガラスに飛散防止のガムテープを貼った上で割り、車内に入ってダミーの人形を運び出した。自動車の天井などに穴を開ける器具や、倒木を切断するチェーンソーなど、資機材の使い方も学んだ。

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  • 南伊豆広域ごみ処理 新施設基本構想を公表 焼却能力1日58トン

     下田市は26日、同市が事務局となり、南伊豆、松崎、西伊豆の1市3町で計画する南伊豆地域広域ごみ処理事業の基本構想を市議会の報告会で公表した。基本構想によると、現在の下田市清掃センター敷地内に建設を計画する新焼却施設は、同センターより2トン多い1日当たり58トンのごみを処理できる規模とし、排ガスの公害防止自主基準値を既存施設の値より厳しくする。  市は、既に方針として示されていた4市町で一部事務組合を設立して施設の運営に当たることや、建設地を現在の市清掃センター敷地内を基本に進めることが4市町の首長間で合意されたと説明した。また、新たに焼却方式としてストーカ式を導入することも合意した。  新

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  • 海の“スーパーサブ” 貨客船ゆり丸引退 伊豆諸島航路で活躍【動画あり】

     伊豆諸島を結ぶフェリーなどの定期点検時にピンチヒッターとして活躍してきた伊豆諸島開発の貨客船「ゆり丸」(469トン)が26日に引退し、下田市の下田港で記念の式典が開かれた。さまざまな船の代役をこなす“スーパーサブ”として親しまれた頼れる船に船舶ファンらが別れを惜しんだ。  ゆり丸は1998年に就航。下田港と神津島などの伊豆諸島を結ぶ神新汽船の「フェリーあぜりあ」や、伊豆諸島の島々を結ぶ定期船がドック入りした際の代替船として運航されてきた。貨物コンテナを揚げ降ろしするためのクレーンを備え、貨物船のような特徴的な外観がファンに人気だった。  26日はフェリーあぜりあの代役

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  • 遺体の身元判明 下田市の白浜中央海岸

     下田署は26日、下田市の白浜中央海岸で6日に発見された遺体の身元が、南伊豆町の無職男性(71)と判明したと発表した。死因は損傷死。自殺の可能性が高いという。

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  • ユニクロ販売や印象派絵画講演会 11月3日、河津でイベント

     河津町峰の河津バガテル公園内にある「ワーキングスペース・バガテル」は11月3日、同公園旧レストラン棟で「秋のイベント」を開く。  衣料品販売の「ユニクロ」が午前10時~午後3時まで、ヒートテック商品を出張販売する。午後2時からは、上原美術館(下田市)の土森智典主任学芸員が「はじめての印象派」と題し、モネやルノワールなど、印象派の絵画について講演する。  講演は先着20人で予約者優先。申し込み、問い合わせはワーキングスペース・バガテル<電090(7309)1864>へ。

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  • 自らの選択 行動で示す 土森智典さん(上原美術館主任学芸員)【選ぶを描く みんなの選挙しずおか 美術編】

     上原美術館(下田市)の主任学芸員土森智典さん(44)はオーギュスト・ルノワール(1841~1919年)の「アルジャントゥイユの橋」(1873年)に、帝政と共和政の間で揺れ動くフランス社会に対して自らの価値観を突き付ける姿を見いだす。「どんな時代でも、何かを実現しようと思ったら、自分で考えて物事を選び取っていくことしかできない」というメッセージを読み取る。  ルノワールはモネ、ピサロらと「画家、彫刻家、版画家等、芸術家の共同出資会社」を設立。初のグループ展を開催したのが「アルジャントゥイユの橋」創作の翌年だった。展覧会は「完成ではなく印象に過ぎない」と酷評されたが、この評が後に「印象派」という

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  • 小川さん(下田中3)らに表彰伝達 地域安全標語 審査で下田署

     下田署はこのほど、全国地域安全運動向け標語コンクール(全国防犯協会連合会など主催)で、県最優秀賞を受賞した下田市の下田中3年小川晴人さんらへの表彰伝達式を同校で開いた。  暴力団への加入阻止をテーマにした小川さんの標語は「入ったら 人生Cry 暴力団」。「泣く」という意味の英語「Cry」と「暗い」を掛けたという。小川さんと、県優秀賞に選ばれた楠山凛さん(3年)、県佳作の斎藤心愛さん(同)には、森正晴署長から賞状が手渡された。  生徒が多数の標語を応募した同校には下田署長と同署管内防犯協会長からの感謝状も送られた。

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  • アサギマダラ 今年も飛来 下田セントラルホテル

     下田市相玉の下田セントラルホテルで、長距離を移動するチョウ「アサギマダラ」が今年も飛来している。ホテルの敷地内に植えられたフジバカマの蜜を求めて、多い日は20~30羽のチョウが花に止まり、宿泊客や地域住民を楽しませている。  同ホテルでは、地域住民のグループ「下田アサギマダラの会」(土屋茂会長)が2018年から、ホテル敷地や露天風呂付き客室の屋内スペースにフジバカマを植栽している。今年は植栽地の周りを「花と緑の小径」として整備した。  今年は10日前後から飛来を始めた。同ホテルによると、今月末ごろまでチョウが舞う姿が楽しめるという。問い合わせは下田セントラルホテル<電0558(28)1126

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  • 危険物安全協会が太陽光発電機贈る 下田地区消防組合に

     下田地区危険物安全協会(松本大明会長)は15日、下田地区消防組合に可搬式の太陽光発電機2台を寄贈した。下田市役所で開かれた寄贈式で、松本会長が組合管理者の松木正一郎市長に手渡した。  発電機は太陽光で発電し、スマートフォンやパソコンなどの充電ができる。同組合の井上昌志消防長は「災害現場で電子機器を利用することが増えた。音やガスを気にせず、日中に無人で充電が可能で使いやすい」と感謝した。松本会長は「環境にも優しい機材。有効に使っていただきたい」と述べた。  同組合は下田、西伊豆の両消防署に配備する。

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  • 下田市チームに飲料寄贈 ダイドードリンコ【静岡県市町駅伝】

     12月4日に静岡市で開かれる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に協賛しているダイドードリンコはこのほど、下田市役所を訪れ、同市チームに同社のスポーツ飲料約300本を寄贈した。  寄贈式で同社の石原正一中部第二支店長は「選手の皆さんの後押しをこれからも続けていきたい」と述べ、渡辺洋之監督と松木正一郎市長に目録を手渡した。  渡辺監督は「毎年、寄贈いただきありがたい。大会に向けて頑張りたい」と感謝した。

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  • 駿河湾フェリー 船内教育始動 沼津高専教授が講座 子どもの海洋探究心刺激

     駿河湾フェリーを運営する一般社団法人「ふじさん駿河湾フェリー」(滝浪勇理事長)と沼津高専が連携した教育プログラム「駿河湾講座」の初回が14日、清水―土肥線船内で開かれた。修学旅行中の小学生に、船下に広がる海洋のロマンや諸研究など、駿河湾の奥深い魅力を発信した。  下田市に向かう藤枝市立稲葉小6年生21人を前に、同高専の大津孝佳教授(61)が探究心を刺激しようと、湾内の黄金伝説や海底に眠る軍艦ディアナ号、生物の多様性を育む環境などについて紹介した。「今から上を通る最深部は地球の中心に一番近い場所」と説明すると、児童らは驚いたようにメモを取った。  講座のプログラムは同高専の学生でつくる知財教育

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  • 豪華特急の旅お得に 下田市観光協と伊豆急、割引プラン販売

     下田市観光協会と伊豆急行は18日から、豪華特急列車に乗車し、伊東市の伊豆高原駅から下田市内を観光する割引プラン「サフィール踊り子&下田街歩きプラン」を販売する。  昨年も販売し、好評だった企画で、プラン設定期間は11月1日~2022年1月31日。出発時刻ごとに5プランを設定し、伊豆高原―伊豆急下田駅間の往路、または復路で豪華特急のサフィール踊り子号に乗車できる。市内72の観光施設や日帰り温泉、飲食・土産物店と、タクシー3社で利用できる1人2千円分(小学生千円分)のクーポン券がセットになっている。  料金はグリーン車が大人2890円(小学生1850円)、プレミアムグリーン車が3710円(小学生

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  • ごみ収集車カラフルに 最優秀は佐藤君(朝日小)らデザイン 下田

     下田市の廃棄物処理業「栄協」(広瀬拓人社長)はこのほど、同社が主催した「ごみ収集車小学生デザインコンテスト」の表彰式を同市高馬の本社で行った。最優秀賞を受賞した同市朝日小1年佐藤賢一君(7)ら5人の作品は、市内を走る同社のごみ収集車の両側面にラッピングされた。収集車の出発式も同時に実施した。  最優秀賞の佐藤君の作品は「ごみを食べるサル」を中心に配し、周りにたくさんのごみ袋を描いたカラフルなデザイン。佐藤君は「自分の絵が描かれた車が走るなんてすごい」とはにかんだ。各車両は「けんいち号」など、作者の名前が付けられ、ロゴには社長賞の2人の作品の一部デザインがあしらわれた。  コンテストは初めて開

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  • 「下田ブランド」新規認証品募る 11月12日まで

     下田商工会議所は11月12日まで、同商議所が審査認証する下田ブランド「TR!P SHIMODA(トリップ・シモダ)」の新規認証品を募集している。  同商議所は2014年から認証をはじめ、現在39商品、18の飲食メニューを認定している。紹介パンフレットを作製し、観光施設などで配布している。  対象は下田市在住の個人、または市内に事業所を置く企業が製造、開発した地域資源を生かした商品と飲食メニュー。11月中に審査し、認証品を発表する。  認証された場合、認証費用3千円が必要。認証期間は2年間で、2回更新可。同商議所の所定用紙で申し込む。問い合わせは下田商工会議所<電0558(22)1181>へ。

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  • 地域安全へ青パト巡回 下田署で出発式

     下田署は11日、全国地域安全運動(11~20日)に合わせ、青色防犯パトロールカーの出発式を同署で行った。署員や下田市職員ら9人が青パト4台、署のパトカー1台で下田市内をパトロールした。  出発式で同署の鈴木崇聖生活安全課長は「見せる警戒活動で犯罪抑止に努めてほしい」と述べた。参加者は下校時間帯に合わせて約1時間、市内の小学校周辺を中心に巡回した。

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  • サーフィン部創設へ教室 来年度統合「新下田中」、児童対象に

     下田市教委は9日、2022年度に4中学校が統合して開校する新下田中でサーフィン部が創設されるのを前に、市内の小学5、6年生を対象にしたサーフィン教室を同市の多々戸海岸で開いた。6校から16人の児童が参加し、プロサーファーから指導を受けた。  児童たちは砂浜でサーフボードでの立ち方などを学んだ後、実際に海に入り、サーフィンを楽しんだ。児童の半数ほどは初めての体験。稲生沢小6年の大西真央さん(12)は「初めてだったけれど、安定してボードに立てて楽しかった」と笑顔で話した。指導を担当した同市のプロサーファー石原壮さん(24)は「学校の違う子どもたちが楽しく交流していた」と話し、児童たちの入部に期待

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  • 稲梓、下田東中校舎解体へ 市長と語る会で説明

     下田市は市立4中学校統合に伴い、2022年3月末に閉校する稲梓、下田東の両中学校校舎について解体する方針を示した。7日夜に同市民文化会館で開いた「市長と語る会」で説明した。  同市の鈴木浩之企画課長は両中学校の校舎について、老朽化が進んでいるとし、安全面や維持管理経費がかかることから、解体する予定だと述べた。体育館とグラウンドについては、両校とも何らかの形で活用するとした。  市長と語る会は松木正一郎市長や佐々木文夫教育長ら市幹部が出席し、市民約20人が参加した。新型コロナウイルス対策や南伊豆地域広域ごみ処理事業、新庁舎建設など、市の事業の概要について、担当者が説明した。市民からは、保育料な

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  • トクラス 料理家・栗原はるみさんのキッチンフェア開始

     住宅設備機器メーカーのトクラス(浜松市西区)は7日までに、料理家の栗原はるみさん=下田市出身=がプロデュースしたオリジナルキッチンのフェアを始めた。  すがすがしい白を基調にしたキッチンで、可動式ワークトップワゴンを組み込んで「使いやすく自由で楽しい場所」を演出した。2022年2月末までのフェア期間中、キッチンの成約者に浄水器か料理用整水器、ワゴンの購入者に栗原さんの直筆サイン本をプレゼントする。  11月13日、12月4日、1月20日の3回、栗原さんと対話ができるオンラインイベントを開く。同社の特設サイトで申し込みを受け付けている。

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  • 伊豆急電車が“移動スーパー”に 都内の学生企画、買い物弱者を支援

     伊豆東海岸を走る伊豆急行線で6日、沿線の買い物弱者向けに電車を“移動スーパー”として走らせる「買い物列車」が運行された。東京都市大(東京)3年の小山田祥さん(21)=神奈川県平塚市=が企画。周辺にスーパーなどが少ない4駅に停車し、停車時間内に地域住民が買い物を楽しんだ。  伊豆急行沿線の地域課題を大学で研究する小山田さんは調査を進める中で、「地域の高齢者が買い物に不安を持っていることを知った」という。電車を“移動販売車”にし、買い物弱者の課題解決に取り組みながら、コロナ禍で利用が低迷する地方鉄道の新たな活用法にもつなげたいと、所属する西山敏樹

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  • 賀茂5町で障害者生活相談会 13日から

     下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は13日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。  障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。  日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。  13日=午前10時、西伊豆町保健センター、午後1時半、松崎町役場▽19日=午前10時、東伊豆町役場、午後1時半、河津町保健福祉センター▽21日=午後1時半、南伊豆町役場

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  • 下田・白浜中央海岸に男性遺体 死後数日以上経過か

     6日午後1時ごろ、下田市白浜の白浜中央海岸で砂浜に打ち上げられた男性の遺体を散歩中の近所の住民が見つけ、110番した。下田署によると男性は身長180センチくらいで肥満体。着衣はなく、左腕に黒色の腕時計(カシオGショック)を付けていた。目立った外傷はなく、死後数日以上経過しているとみられる。同署が身元を調べている。

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  • カーブミラー清掃 丁寧に 下田建設業協会

     下田建設業協会(河津市元会長)は5日、賀茂地域の1市5町でカーブミラーの清掃活動を実施した。  同協会の地域貢献活動として2011年から、秋の全国交通安全運動期間前後に行っている。加盟企業30社の従業員が、国道や県道と、その周辺道路のカーブミラー約300基を清掃した。  下田市では、河津建設(同市)の社員が、同社周辺や市中心部のカーブミラー23基を清掃した。社員はミラーに洗剤を吹きかけ、雑巾で丁寧に汚れを拭き取った。

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  • 記者コラム「清流」 2年連続の中止

     新型コロナウイルスの感染拡大が長引き、2年連続で中止になる行事が増えている。下田市でも黒船祭や下田太鼓祭りの巡行など長い歴史のある行事が2度、中止された。須崎御用邸への皇族方のご静養も、2年余りない。  収束後の再開を目指す伝統行事の関係者は、苦労が絶えないことだろう。われわれ記者たちも、毎年取材することで積み重ねられる知識や経験が、いつか任地を離れる際、後任記者にうまく引き継げるか、少し心配な面がある。  一方で、行事がマンネリになっているとすれば、内容を根本から見直す良いきっかけでもある。再開された際には伝える私たちも、いつもとは違う視点からの報道を心掛けたい。  

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  • 市民と意見交換 市長らと語る会 下田市、7日から

     下田市は7日から、松木正一郎市長ら市幹部が市民と意見交換する「市長と語る会」を地区ごとに市内6カ所で開く。全地区を対象にした説明会も開催する。  新型コロナウイルス、人づくり、仕事づくり、まちづくりの大きく4分野に分け、松木市長らが施策について説明する他、参加者と意見交換する。まちづくりの分野では、市役所移転に関しても説明する。各地区での説明会はいずれも午後7時~8時半。予約不要。問い合わせは下田市企画課秘書広報係<電0558(22)2212>へ。  日程は次の通り。  7日 市民文化会館(下田地区)▽8日 稲梓中(稲梓地区)▽11日 稲生沢小(稲生沢地区)▽12日 白浜小(白浜地区)▽13

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  • 交通安全宣言書を提出 JA伊豆太陽、下田署に

     JA伊豆太陽(下田市)はこのほど、役職員と家族313世帯939人が署名した交通安全宣言書を下田署に提出した。  宣言書は「子どもと高齢者に配慮した思いやり、いたわり運転に努める」「早めのライト点灯など、夕暮れ時の事故防止に努める」「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートを正しく着用する」など、交通ルールやマナーの順守を誓う内容。  同JAの桜井雄司組合長が、森正晴署長に手渡した。

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  • 渋沢栄一、静岡に足跡 偉業の礎築いた10カ月

     2024年度から発行される新1万円札の顔となる渋沢栄一(1840~1931年)。徳川慶喜に仕えた後、明治新政府で貨幣制度の導入など財政基盤を整え、実業家として約500もの会社の設立・運営に携わった。「日本の資本主義の父」などと称されるが、こうした偉業の礎は1868年12月~69年10月、静岡藩士だった10カ月間に築かれたともいわれる。この間、渋沢が過ごしたのは静岡市中心部。歩いて巡ることができるゆかりの地を紹介する。    ■浮月楼 代官屋敷に「商法会所」  かつて徳川幕府の駿府代官屋敷があった「浮月楼」。藩から財政改革を命ぜられた渋沢栄一は1869年1月、「商法会所」を創設した。  

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  • 利用低迷の下田モデルカード「今後も続けたい」 下田市長

     下田市の松木正一郎市長は30日の定例記者会見で、利用率が低迷している新型コロナウイルス対策の健康チェックカード「下田モデルカード」について、「特典を見直し、今後も取り組みを続けていきたい」と述べた。  同カードは2020年12月から市民や観光客に配布し、毎日の検温や体調チェックを促している。市が9月、市民や観光客765人に実施したアンケート調査では、利用する人は18・3%と少なく、カード自体を知らない人は36・7%に上った。市民に限っても利用率は19・3%にとどまった。  松木市長は「利用率は低いが、5人に1人はやっているとも言える。チェック項目の見直しや、特典の強化をしていきたい」と述べ、

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  • 下田市 新庁舎有識者会議 11月中に開催方針

     下田市は30日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されている新庁舎建設再検討に向けた専門家有識者会議を11月中にも開催する方針を示した。市は2022年度中に新たな基本計画と基本設計に着手することを目指している。  30日で緊急事態宣言が解除されたことを受け、鈴木浩之企画課長は「有識者会議が10月か11月中には開けるよう調整を進めている」と述べた。  市は当初、4月24日に行政や防災、都市計画などの有識者を集めた初会合を開催する予定だったが、委員に首都圏在住者が多く、延期した。

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  • 休業施設を再開 下田、河津、南伊豆

     下田市と河津、南伊豆の両町は10月1日から、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されたのを受け、休業していた市有・町有施設の営業や貸し出しを再開する。  下田市は市民文化会館などの施設の営業、貸し出しを再開する。敷根公園トレーニングルームと市総合福祉会館・老人福祉センターは引き続き、利用中止とする。  河津町は河津バガテル公園や踊り子温泉会館などを再開する。河津平安の仏像展示館など一部施設は休館を継続する。  南伊豆町は子育て支援センターや武道館などの貸し出しを再開する。時短営業していた銀の湯会館も午前10時~午後9時の通常営業に戻す。

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  • 集団接種10日で終了 下田市、今後は個別に

     下田市は30日の定例記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの集団接種を10月10日で終了すると明らかにした。市内の全接種対象者に占める2回目接種率(29日現在)は78・7%で、今後は市内4医療機関での個別接種で対応する。  同市は65歳以上の集団接種は5月12日、64歳以下は7月31日から始めた。同市の12歳以上の接種対象者1万9718人のうち、1回目接種率は84・8%まで向上している。  市は今後、上の山鎮目クリニック、臼井医院、河井医院、しらはまクリニックの4カ所で原則週1回、個別接種を実施する。予約は集団接種と同様、市コールセンターでの電話、インターネットで受け付ける。

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  • 12議案可決し閉会 下田市議会

     下田市議会9月定例会は29日、最終本会議を開き、2020年度各種決算10件を認定した他、市役所移転の期日を2026年12月とする市役所位置条例改正案など12議案を原案通り可決し、閉会した。

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  • 事業者応援金の申請を受け付け 10月29日まで下田市

     下田市は27日、新型コロナウイルスの影響を受ける事業者に最大10万円を支給する市独自の事業者応援金の申請受け付けを始めた。10月29日まで。  対象は2019年か20年の7、8月いずれかに10万円以上の収入実績があった上で、21年7、8月の売り上げが減少した事業者。20年9月以降に開業、法人設立した事業者は21年7月、または8月の事業収入が10万円以上の場合、対象になる。  外出自粛の影響を受けた宿泊、飲食業や小売業者、飲食店と直接、間接に取引のある事業者には10万円、それ以外の影響を受けた業種には5万円を支給する。予算は1億5千万円。支給は10月上旬以降の予定。  申請書や申請要領は市ホー

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  • 島に孤立した人救助 下田海上保安部、漁師ら7人表彰

     下田海上保安部(下田市)は24日、同市の爪木崎沖の島に取り残された人の救助に協力した同市須崎の漁師ら7人を表彰した。同海保で三柳裕二部長が、出席した5人に感謝状を手渡した。  表彰されたのは、伊豆地区水難救済会下田救難所の長谷川一夫所長(70)、同所の所属船「すさき丸」船長の田中舟一さん(46)、田中さんの長女海友さん(19)、長男海士さん(17)、次男海音さん(11)、伊藤壮章さん(46)、土屋佑二郎さん(39)。  7人は協力し、8月23日午後5時ごろ、同市の爪木崎沖の爪木島で孤立したさいたま市の大学生ら4人を救助した。4人は全員無事だった。船を操縦した田中さんは「潮が速い地点。たまたま

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  • 下田幼稚園「こども園と統合」 「市子育て会議」が答申

     下田市の諮問機関「市子ども・子育て会議」(原鋪夫会長)は24日、入園者が激減している下田幼稚園について、2023年4月に下田認定こども園と統合することが望ましいとする答申をまとめ、佐々木文夫教育長に提出した。27日に開く市教育委員会の定例会議で最終決定する。 答申は、21年度の入園児が1人となり、在園児が18人となっている下田幼稚園を下田認定こども園と統合し、一定規模の児童数で年齢別のクラス編成することが望ましいとした。今後は認定こども園の通園バスルートの見直しや、園児や保護者の交流の場を拡充することも求めた。 同市では幼児教育・保育無償化の影響で保護者が保育施設を選ぶ傾向が強く、幼稚園や認

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  • 乗り放題券の新商品販売 東海バス、10月15日から

     東海バス(本社・伊東市)は10月15日から、伊東市内などの路線バスが乗り放題になる乗車券の内容や名称を改め、新商品として販売を開始する。新型コロナウイルスの影響で多様化する観光需要に対応する。  既存の「伊東観光フリーパス」の有効期間を購入当日のみから翌日を含めた2日間に延長し、名称を『東海バスフリーきっぷ「伊東・伊豆高原2日券」』とする。料金は大人1500円、小学生以下750円。  下田市を中心とした既存のフリーパスもリニューアルし、新たに「下田2日券」「石廊崎・下田2日券」「堂ケ島・松崎・石廊崎2日券」の3商品を売り出す。利用者の行動範囲に合わせて選べるようにした。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 滝内久生さん 下田市議会議長に就任

     新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)となった会合に参加し、辞任した前議長の後任として選出された。長年市職員として主に建設部門を歩み、企画財政課長などを歴任した。2015年に初当選し、現在2期目。68歳。  ―議会の信頼回復にどのように取り組むか。  「厳しい意見が市や議会に届いた。市民の声は真摯(しんし)に受け止める。個々の議員が自覚を持ち、不信感を抱かれないように日々の議員活動の中で信頼回復をしていきたい」  ―抱負を。  「円滑、中立公正を基本に臨む。市当局の事業や施策をきちんとチェックしていく体制づくりをしていきたい。その上で市に提案、提言できるように、私も含め、議員の資質向上

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  • 秋の全国安全運動 白バイなどで管内パトロール 下田署出発式

     下田署は、夕暮れ時の早めのライト点灯などを呼び掛けるパトロールの出発式を同署で開いた。  署員ら19人が、白バイやパトカーなど9台に分かれて乗り、下田市など管内の1市5町を約1時間、巡回した。  森正晴署長は今年、県内で死亡事故が死者、件数共に減少する中、同署管内では昨年と同数の3件3人に上っているとし、「パトカーや警察官の姿を見せる活動を通じ、事故を未然防止してほしい」と呼び掛けた。

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  • 船外機詐取の疑い、漁師の男2人逮捕

     下田署は21日、詐欺の疑いで共に下田市須崎に住む漁師の男(55)、同じく漁師の男(53)を逮捕した。2人の逮捕容疑は2018年5月14日、西伊豆町の船舶用品販売店で、船外機1台(15万円相当)をだまし取った疑い。同署は2人の認否を明らかにしていない。同署によると、両容疑者は知人同士。2人は代金の一部を支払った上で、販売店には「残りは保険金が入ったら払う」と伝えていたという。船外機は漁師の男(55)が所有する小型船に取り付けられていたという。

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  • 敬老の日 高齢のアシカ「モカ」来館者に紹介 下田海中水族館

     下田市三丁目の下田海中水族館は敬老の日の20日、飼育する27歳の雌のカリフォルニアアシカなど、同館の長寿動物たちをショーや給餌の中で来館者に紹介した。  アシカの展示プールでは、同館に4頭いるカリフォルニアアシカで最高齢の「モカ」が紹介された。担当飼育員の小林大翔さん(25)が、サバやカマスなどの餌を与えながら、「アシカは前脚で歩くのが特徴」とアシカの生態などについても説明した。  カリフォルニアアシカは25年程度が寿命とされる。モカは5年ほど前までショーでも活躍し、現在はプールで穏やかに暮らしている。温厚な性格で、新人飼育員が最初に担当することが多く、飼育員を育てる母親的な存在という。小林

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  • 行方不明の高校生 遺体で見つかる 下田の海岸沖

     下田市の白浜中央海岸で19日に行方不明になった東京都八王子市上壱分方町の男子高校生(17)が20日午前8時ごろ、同海岸沖で遺体で見つかった。  下田海上保安部と下田署によると、捜索中の消防隊が同海岸の東約160メートル沖、深さ約4メートルの海底で発見した。高校生は19日午後、遊泳中に波にさらわれて行方不明になり、下田海保などが捜索していた。同署が詳しい死因を調べている。

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  • 下田の海岸、高校生不明 父親と遊泳中、波にさらわれる

     19日午後3時半ごろ、下田市白浜の白浜中央海岸で、東京都八王子市の高校2年生(17)が波にさらわれ、行方不明になった。下田海上保安部や警察、消防などが、巡視艇やヘリなどで捜索したが見つからず、同日午後8時でいったん打ち切った。20日朝から再開する。  海保によると、高校生は家族4人で海岸を訪れ、父親と遊泳中に波を受けたという。父親は自力で岸にたどり着いたが、海水を飲んだため病院に搬送された。命に別条はないという。当時、現場付近は14メートルの風と1・5メートルのうねりがあった。

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  • 優良建設工事の技術者らを表彰 静岡県下田土木事務所など

     静岡県下田土木事務所と県賀茂農林事務所はこのほど、優良建設工事表彰式を下田市の県下田総合庁舎で行った。感染症対策として、複数回に分けて表彰した。  2020年度に完成した賀茂地域6市町の県発注工事が対象。優れた技術や新しい取り組みで完工させた業者や技術者をたたえた。  表彰を受けた事業所、個人は次の通り。  【県交通基盤部長表彰】優良工事 繁美建材土木▽地域貢献 河津建設▽ICT優良工事 繁美建材土木  【賀茂農林事務所長表彰】優良工事 東海建設  【下田土木事務所長表彰】優良工事 外岡組、花菱建設、高橋建設、JFEエンジニアリング静岡支店▽優良技術者 稲葉大成(河津建設)石原徳次郎(国本組

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  • 記者コラム「清流」 ノブレス・オブリージュ

     「ノブレス・オブリージュ」という言葉がある。「貴族の義務」と訳せばいいだろうか。社会的地位がある人には義務が伴う、と解釈される。  下田市では、ボランティア団体の会合が新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)となり、感染が急拡大した。後に下田ライオンズクラブが、自らクラスター発生を公表したが、地元の“名士”が集う団体だけに、もう少し早く説明すべきだったと感じる。市議2人の感染公表も、確認から数日後と遅れた。  一方で公表をためらわせるような、この町の陰湿さに触れた。犯人捜しのような詮索や、騒ぎに乗じて政敵をおとしめるようなデマを目にした。感染者への態度は市民全てに

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  • 市役所位置条例の改正案 委員会に付託 下田市議会

     下田市議会9月定例会は14日、本会議を再開し、市役所の移転期日を2026年まで延長するための市役所位置条例改正案など12議案を委員会付託した。  市役所位置条例改正案は、庁舎の移転新築が大幅に延期されたことに伴い提出された。改正案は17年12月に移転先を同市河内とした現在の条文のうち、移転の期日が公布の日(17年12月)から「4年」(21年12月)とされているのを「9年」(26年12月)と改正する。  また、佐々木清和氏(再興の会)が提出した南伊豆地域1市3町の広域ごみ処理計画調査特別委員会設置案が追加上程され、賛成少数で否決された。

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  • 下田モデルカード 半数が「知らない」 下田市コロナ対策

     下田市は10日、新型コロナウイルス対策として、市民や観光客に配布している健康チェックカード「下田モデルカード」に関する利用実態調査の中間結果を報告した。カードを「知らない」と答えた市民が46・2%と半数近くに上ったと明らかにした。市議会9月定例会一般質問での沢登英信氏(共産党)への答弁。 調査は8日、市内のスーパーで実施され、市民と市外からの来訪者計167人が回答した。平井孝一防災安全課長は、全回答者のうち、カードを「使っている」と答えた人が19%余りにとどまったとし、「より使いやすいカードにし、周知に努めていきたい」と述べた。 調査は10日にも市内スーパーと市民へのメール配信でも実施し、後

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  • 自宅で大麻所持容疑 下田の男逮捕

     下田署と県警薬物銃器対策課は9日までに、大麻取締法違反の疑いで下田市吉佐美、食品販売業手伝いの男(42)を現行犯逮捕した。男の妻(42)も同日までに、同容疑で現行犯逮捕、送検され、その後釈放された。  両容疑者の逮捕容疑は7日、自宅で乾燥大麻約0・8グラムを所持した疑い。同署は認否を明らかにしていない。同署によると、自宅には吸引するためのパイプがあったほか、庭に大麻草11株が植えられていたのが見つかり、押収した。同署は所持の目的などについて詳しく調べる。

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  • 下田市役所新庁舎 着工、2024年度中見通し

     下田市は9日、事業を延期再検討中の市庁舎移転について、庁舎建設に向けた新たな基本計画の策定などに時間がかかるとし、着工が当初予定の2019年秋から大幅に遅れ、24年度中になる見通しを示した。新庁舎での業務開始は「26年度の早いうち」とした。  鈴木浩之企画課長は、主な財源となる国の緊急防災・減災事業債の適用期限が25年度内となることから、24年度中に着工、25年度中の完工を目指すとの工程を示した。その上で、22年度までに新たな基本計画と設計、23年度中に実施設計に着手する方針だとした。  当初は20年度末の完成予定だった新庁舎建設は用地取得の遅れなどから着工できず、20年11月に松木正一郎市

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  • 中学校舎の活用可 下田市庁舎移転 耐力度を報告 市議会

     下田市は9日、事業の再検討を進めている市庁舎移転に関連し、庁舎としての活用可否を調査している稲生沢中の校舎について、「使用できる状況」との中間報告があったと明らかにした。市は移転計画地に隣接する同校舎の活用も含め、2021年度中に再検討を加えた庁舎建設の基本計画策定に着手する方針も示した。 市議会9月定例会一般質問での大川敏雄(明政会)、矢田部邦夫(再興の会)両氏への答弁。鈴木浩之企画課長は同校舎の健全性を調べる耐力度調査を8月に実施したとし、業者から文部科学省が定める教育施設の安全性基準を満たしているとの報告があったと明らかにした。 市は調査の最終報告を受けた上で、実際に市庁舎として活用す

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  • 最大10万円給付へ 下田市、売り上げ減の事業者応援

     下田市議会9月定例会が8日、開会した。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、売り上げが減少した市内事業者に最大10万円を支給する市独自の事業者応援金事業費などを盛り込んだ2021年度一般会計補正予算案が上程された。同案は委員会付託され、9日に採決される。  応援金事業は、2019年か20年の7、8月いずれかの売り上げが10万円以上で、21年7、8月と比較して売り上げが減少している事業者が対象。まん延防止等重点措置や緊急事態宣言で時短営業、休業した飲食店への納入・流通業者の他、外出自粛の影響を受けた飲食業、旅行業、小売業などに10万円、それ以外の影響を受けた業種には5万円を支給する。幅広い業種を対

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  • 下田市の9海水浴場 来遊客数、2年連続で過去最少

     下田市は7日までに、今夏(7、8月)の市内9海水浴場の来遊客数をまとめた。9カ所の総数は前年比23・3%減の14万1650人で、記録が残る1985年以降で、2年連続で過去最少となった。市は新型コロナウイルスの感染拡大に加え、お盆期間前後で天候不順が続いたことが原因とみている。  新型コロナの影響がなかった2019年比では、65・7%減だった。海水浴場別では、白浜大浜が6万4189人(前年比37・0%減)、外浦が2万4045人(同24・9%減)、田牛が6906人(同47・9%)など6カ所で前年より減少した。  一方、20年は感染拡大の影響で開設期間を大幅に短縮した多々戸浜、入田浜、吉佐美大浜

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  • 斎場建設「慎重に」 西伊豆町長答弁

     西伊豆町議会9月定例会は7日開会し、行政報告や一般質問を行った。星野浄晋町長は田子地区の旧テニスコートを候補地とする斎場建設について「住民の意見を大切に慎重に進めたい」と話した。増山勇氏への答弁。  同地区には焼却場の町クリーンセンターがあり、星野町長は「住民からは地区に二つの施設があるのは望ましくないという意見がある」と説明。下田市で2027年度を予定する広域ごみ処理施設の稼働開始を待ち、町クリーンセンターを閉鎖して斎場を運営する考えを示した。  増山氏は「斎場はごみ処理施設と切り離して考え、いち早くつくるべき」と強調した。これに対し、星野町長は住民説明会を引き続き行う方針を掲げ、理解を求

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  • 下田の竹明かり イベント中止

     下田市中心部で開かれている竹明かりイベント「竹たのしみまくる下田」を主催するアフターサマープロジェクト実行委員会は7日、同イベントを中止したと発表した。当初は26日までの予定だった。 同実行委によると、新型コロナウイルスの感染拡大で旅行客が減少している他、一部の竹明かりが破損したためとしている。

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  • 乾燥果実、紅茶にいかが 包装一新 東伊豆の農家女性グループ

     東伊豆町に住む農家の女性グループ「ミセスこらってぃ」(山田里美代表)はこのほど、地元産のかんきつ類などで製造販売するドライフルーツを「紅茶用」としてPRするため、パッケージを一新した。町観光協会の協力を得て、町内の旅館などへ販路の拡大を狙う。  同グループは、かんきつ類やイチゴなどを栽培する町内の農家の女性8人で構成する。ドライフルーツは2019年、同町の稲取漁港直売所「こらっしぇ」がオープンした際、「町の特産品を作ろう」と、摘果した果実や規格外品を原料に開発した。  今回、パッケージを一新したのは、ニューサマーオレンジやレモン、イチゴなどを組み合わせたミックスタイプの「紅茶用」(450円)

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  • 米サーフィン五輪代表合宿 練習風景など冊子に 牧之原市が製作

     東京五輪サーフィン米国代表のホストタウンの牧之原市は、市内で7月に選手団が実施した事前キャンプの様子を紹介する冊子(A4判、28ページ)を製作した。選手に提供した地元食材の料理やトレーニング風景など、数多くの写真を収録した。市役所榛原庁舎の市民ラウンジで、自由に閲覧できる。  事前キャンプでは金メダルを獲得したカリッサ・ムーア選手ら4人が最終調整を行った。おもてなしとして力を入れたのは、宿泊したホテル「スウィングビーチ」での食事。市内農家が生産した野菜や果物などをふんだんに使用し、同ホテルの時見直幸料理長が腕を振るった。下田市からは伊勢エビなどの提供を受けた。冊子には盛り付けられた料理の写真

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  • 小中学校の給食 6日から再開 下田市教育委員会

     下田市教委は3日、市立学校給食センターの委託業者の従業員1人が新型コロナウイルスに感染したとして、休止している市立全11小中学校と県立伊豆の国特別支援学校伊豆下田分校の給食を、6日から再開すると発表した。  市教委によると、3日までに感染者の濃厚接触者となった人も含め、同センターの従業員全員にPCR検査を実施し、全員の陰性が確認されたという。センター内と給食運搬車の消毒も実施した。

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  • 下田市議会 9月8日から定例会

     下田市議会は3日、議会運営委員会を開き、9月定例会の会期を8~29日の22日間と決めた。  市は2020年度各種決算など26件を提出する。一般質問は9日に3氏、10日に4氏が登壇する。

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  • 下田市給食中止 センター従業員、新型コロナ陽性

     下田市教委は1日、市立学校給食センターの委託業者の従業員1人が、新型コロナウイルスに感染したため、2、3の両日、市立全11小中学校と県立伊豆の国特別支援学校伊豆下田分校の給食を中止すると発表した。  市教委によると、感染者の濃厚接触者は特定されているが、念のため、委託業者が同センターの従業員約20人のPCR検査を実施するという。学校の授業は2日は午前中のみのとし、3日は弁当持参で午後まで実施する。  従業員の検査結果が判明次第、給食の再開時期を検討する。

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  • 下田の海水浴場で神奈川の男性死亡 シュノーケリング中

     29日午前10時20分ごろ、下田市田牛の田牛海水浴場で、神奈川県厚木市恩名1丁目、会社員男性(40)が溺れているのを一緒にいた妻が見つけた。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。  下田署などによると、飯島さんは妻とシュノーケリングをしていたという。

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  • 山本篤選手4位入賞「すごい」 競技用義足の指導受ける高木君(下田)興奮 東京パラ陸上走り幅

     東京パラリンピック陸上走り幅跳びで28日、掛川市出身の山本篤選手(39)が4位入賞した。競技用義足の使い方の指導を受けるなど交流を続ける下田市六丁目の高木翔梧君(11)=下田小6年=は「本番で記録を伸ばしてすごい」と、日本記録を更新しての入賞を喜んだ。  高木君は小学3年のとき、骨肉腫で右足を切断した。山本選手とは昨年9月、静岡市で開かれた競技用義足の講習会で出会った。その後、競技の普及に取り組む山本選手が下田市を訪れて直接指導し、高木君も走り幅跳びに挑戦した。山本選手は高木君が通う下田小での陸上教室にも招かれた。  7メートルを超えるジャンプが連発した決勝を自宅でテレビ観戦した高木君は、「

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  • あじさい祭来場者 前回比62%減少 下田

     下田市のまとめによると、6月に下田公園で開かれた「あじさい祭」の来場者総数は5万8600人で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響などから、前回2019年に比べ62%減った。  感染拡大を受けて20年は開催を中止したため、今年は2年ぶりの開催だった。カフェや売店なども並んだ。  駐車場のナンバー調査によると、来場者の居住地は、県内が61・1%(19年比17・1ポイント増)、神奈川県が12・6%(同6・7ポイント減)、東京都が8・1%(同3・5ポイント減)をそれぞれ占め、県外からの来場率が減少した。

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  • 9月20日の敬老会中止 市制50周年式典は延期 下田市

     下田市は27日の市議会全員協議会で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、9月20日に市民文化会館で予定していた敬老会を中止すると明らかにした。同月25日に同館で開催予定だった市制50周年記念式典は延期する。  敬老会は午前、午後の部に分かれ、75歳以上の市民5071人を招待する計画だった。対象者には後日、記念品を送付する。  市制50周年記念式典は約250人が参加する予定だった。2021年度中に延期する予定だが、感染状況次第では中止する可能性もある。

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  • 無人運転を公道実験、実用化加速 沼津/伊東/掛川/松崎の4市町

     静岡県は2021年度、沼津、伊東、掛川、松崎4市町の4地区で、運転席に人が座らずに遠隔操作で対応する自動運転の実証実験を行う。公道で一般客も乗せる予定で、これまでより技術レベルを引き上げ、実用化へ動きを加速させる。新たに対象地区に加えた掛川市では、周囲の認識が難しいとされる夜間の走行にも取り組む。  県は自動運転技術を公共交通の運転手不足解消や高齢者への移動支援に活用したい考えで、東急などの民間企業と連携し、19年度から6年間、県内各地で自動運転の課題を検証する。  20年度までの実証実験では、ほとんどの区間で車内の運転席に人が座り、自動運転車が自動的に判断するのが難しい場合、ハンドル操作に

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  • 違反業者に中止指示書 下田市 海水浴場で計3回

     下田市は、26日の定例記者会見で、市の条例に違反して海水浴客に貸し出すために海浜用品を白浜大浜海水浴場内で保管していた1業者に計3回、条例に基づく中止指示書を出したと明らかにした。1992年の条例制定後、違反業者への指示書の発布は初めてとみられるという。  市によると、指示書は市海水浴場条例に基づき、13、18の両日に業者の管理者、17日は従業員に手渡した。口頭で2時間以内に撤去するように求め、いずれも撤去には応じたという。市は今後、条例に基づく罰則の適用が可能か検討する。  同海水浴場では長年、条例に違反しての営業が問題となっている。市によると、今年は市夏期海岸対策協議会原田支部が、市の許

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  • 海岸の遺体 身元が判明 下田

     下田署は26日、下田市須崎の海岸で19日に見つかった男性の遺体の身元は、埼玉県川口市中青木1丁目、会社員の男性(32)と判明したと発表した。溺死とみられる。男性は14日、下田市吉佐美の入田浜海水浴場で友人とサーフィン中に行方不明になっていた。

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  • 緊急事態宣言中は中学部活動を中止 下田市

     下田市総合教育会議は25日、2021年度第1回の会合を市中央公民館で開いた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けた市立小中学校の対応などが報告された。  会合には松木正一郎市長と佐々木文夫教育長、教育委員らが出席した。市教委の担当者は、市立小中学校について、既に24日に2学期が始まった下田中を除く全小中学校で予定通り26日に始業すると報告した。その上で新たな感染症対策として、緊急事態宣言発令中は中学校の部活動を中止する他、運動会は延期、校外活動は延期や中止とするとした。  教育委員からは、児童生徒の健康チェックが教員の負担になっていると指摘する意見や、昨年の宣言発令時のように教

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  • 下田の80代女性 カード詐取被害 200万円引き出される

     下田市に住む80代の無職女性が25日、知人の男性を名乗る男らに預金通帳1通とキャッシュカード1枚をだまし取られたと下田署に届けた。口座からは現金約200万円が引き出されていた。  同署によると、今月16日に女性の親しい知人をかたる男から「大事な書類を間違った場所に送った。いくらか(現金を)用意しないといけない」などと複数回電話があった。翌17日、女性宅を訪れた知人の後輩を名乗る若い男に通帳とキャッシュカードを手渡した。

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  • 五輪サーフィン日米代表のサイン入りTシャツ 下田出身大野コーチ、母校下田中に寄贈

     下田市出身で、東京五輪サーフィン日本代表コーチを務めた大野修聖さんが25日、母校の下田中(同市)を訪れ、同競技男子銀メダリストの五十嵐カノア選手や、同女子銅メダリストの都筑有夢路選手ら日本代表選手のサインが入ったユニホームTシャツと、同女子金メダリストのカリッサ・ムーア選手ら米国五輪代表選手のサインが入ったTシャツを手渡した。  同校で開かれた寄贈式には、日本サーフィン連盟の酒井厚志理事長(同市在住)も同席した。同市の中学生は大会前、日本代表チームと、同市がホストタウンとなった米国代表チームへの応援メッセージを書いた両国旗をそれぞれ贈っていた。  大野さんは「会場の施設に飾られた皆さんのメッ

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  • 下田市長就任1年 市民との信頼感醸成を【湧水】

     2020年7月、現職を大差で破った松木正一郎氏が市長に就任して1年余りが経過した。市民の大きな期待を背負っての船出だったが、さまざまな施策の停滞が続き、市民の一部には失望感すら広がっている。行政と市民の信頼関係の再構築が急がれる。  この1年で市民が特に市役所の対応に疑問を抱いた一つが、新型コロナウイルスワクチン接種の混乱だ。一時、高齢者接種が9月末までの見込みとなり、市民の不満は高まった。この混乱が象徴的だが、下田市は場当たり的な対応が目立つ。白浜大浜海水浴場での条例違反業者問題は条例改正など根本的な対応を先送りにし、次善策のパトロール強化でも、警察や地元との事前連携をおろそかにしている。

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  • 下田ライオンズクラブ活動休止 クラスター発生受け

     下田市の下田ライオンズクラブ(下田LC、深沢松義会長)は21日までに、同LCの会合で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したことを受け、活動を無期限休止すると決めた。  同LCは7月16日夜、約30人が参加した飲食を伴う例会を開催した。その後、有志約20人が接待を伴う飲食店で2次会を開き、このうち15人に新型コロナウイルスの感染が確認された。この2次会は県が同月22日にクラスターと認定した。  同LCは全会員45人に今後の活動方針に関するアンケートを発送し、今月16日まで回答を集めた。会員からは、活動を休止すべきとの意見が多くを占め、解散すべきとの意見もあったという。  深沢会

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  • 下田の海岸 身元不明遺体、死後数日以上経過か

     19日午後4時40分ごろ、下田市須崎の福浦堤防近くの海岸で、うつぶせで倒れている男性の遺体を釣り人が見つけた。  下田署によると、遺体は20~40代くらい。身長約165センチで、中肉、黒色短髪。半袖のラッシュガードと黒い半袖シャツ、黒の海水パンツを身に付けていた。死後数日以上たっているとみられるという。同署は同市や東伊豆町で今月、海岸などで行方不明になっている3人のうちの1人の可能性があるとみて、身元を調べている。

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  • 災害時に妊産婦支援 静岡県助産師会、賀茂1市5町と協定

     賀茂地域の1市5町と静岡県助産師会(伊藤和代会長)は18日、災害時の協力に関する協定を結んだ。下田市の県下田総合庁舎で締結式が開かれ、6市町を代表して同市の松木正一郎市長と伊藤会長が出席した。  協定を結んだのは、下田市と東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆の各町。5町の代表はオンラインで参加した。これまで県内11市町と同様の協定を結んでいて、今回の締結で17市町になる。  協定では、県助産師会が災害時に市町の要請に応じて、避難所などで妊産婦や乳児の健康相談に応じる他、医療機関への搬送に関する助言などに対応する。  賀茂地域の同会員の助産師は2人で、災害時には県内各地や全国から助産師も応援に加

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  • 人事=橋本議長辞任許可 後任に滝内氏選出 下田市議会

     下田市議会は19日、臨時会を開き、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)となった飲食を伴う会合に参加したとして、議長の辞任届を提出した橋本智洋議長(55)の辞任を許可した。後任議長には、滝内久生氏(68)=自民クラブ=を選出した。  滝内久生氏(たきうち・ひさお)[元]市企画財政課長、柿崎区長。2期。柿崎

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  • 下田海事事務所 40代男性職員感染 新型コロナ

     国土交通省中部運輸局は19日、静岡運輸支局下田海事事務所(下田市)に勤務する40代の男性職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。  中部運輸局によると、男性職員は家族の感染を受けて18日に抗原検査を行い、同日に陽性と判明した。目立った症状は出ていない。同事務所に勤務するほかの職員に濃厚接触者はいないという。

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  • 前議長辞職勧告案を否決 下田市議会、協力金予算を承認

     下田市議会は19日、臨時会を開き、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)となった会合に出席したとして、辞任した橋本智洋前議長の後任や新たな委員会構成を決めた。橋本氏には「20人の多人数の席に立場を考えずに出席し、クラスターを発生させた責任は重大」として、議員辞職勧告決議案が提出されたが、賛成少数で否決された。  決議案は矢田部邦夫氏(再興の会)が提出し、「下田市の一番大事な時期に大打撃を与えた責任は重い」と提案理由を述べた。反対議員からは「議長を辞任し、一定のけじめは果たしている」との意見が述べられた。  臨時会はこの他、新型コロナ感染急拡大による県の飲食店への時短要請協力金など3億1

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  • 下田の港町の夜 竹明かり彩る【動画】

     下田市の中心市街地を竹明かりで彩るイベント「竹たのしみまくる下田」が9月26日まで、同市三丁目のポケットパーク「大工町プレイス」と「弁天橋ボードウォーク」で開かれている。点灯時間は午後6~8時。  イベントはアフターサマープロジェクト実行委員会が2017年から主催している。約280本の竹を使ったオブジェ20基と竹灯籠93本が、港町の夜を柔らかな明かりで照らしている。今回は伊豆を舞台にした川端康成の小説「伊豆の踊子」をテーマにしたあんどん風の竹灯籠22本が新たに加わった。  緊急事態宣言を受け、内容、期間を変更する可能性がある。  (下田支局・尾藤旭)

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  • 議長辞任届提出の橋本氏が会見 「市民に影響」陳謝 下田市議会

     新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)の要因を発生させたとして、議長辞任届を提出した下田市議会議長の橋本智洋氏(55)が17日、市役所で記者会見した。橋本氏は「下田にとって大切な夏の時期に、市民や議会に広く影響を与えた」と陳謝した。辞任は19日の市議会臨時会で許可される見通し。  橋本氏は会合でクラスターが発生した下田ライオンズクラブ(LC)の前会長。7月16日にLCの例会後に約20人で開かれた接待を伴う飲食店での2次会に参加し、感染したとみられるという。橋本氏は店に約2時間滞在し、帰宅した。同月20日には友人3人と会食し、そのうち2人が感染した。濃厚接触者として同月21日に検査し、翌

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  • コロナ拡大の影響 経済人と意見交換 下田市

     下田市は16日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける市内経済について各種経済団体との意見交換会を市役所で開いた。 同市は感染拡大を受け、7月28日から飲食店に対する県の時短営業要請や、まん延防止等重点措置の適用などで、飲食店を中心に経済的な影響が出ている。下田商工会議所や市観光協会、伊豆漁協など5団体から7人の代表者が出席した。松木正一郎市長は「県が国に緊急事態宣言の要請をするなど、今後の見通しは厳しい。経済対策と感染防止策を同時に実施する必要がある」とあいさつした。 会議は非公開で行われた。出席者によると、飲食業者からはまん延防止等重点措置により、酒類提供ができないことで経営的に厳しい

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  • 熱海に派遣の職員 活動を市長に報告 下田市

     土石流災害があった熱海市に派遣された下田市職員2人がこのほど、同市役所で松木正一郎市長に現地での活動を報告した。  熱海での業務に従事したのは、市防災安全課の加藤盛登さん(38)と税務課の石井直樹さん(41)。2人は3~10日、被害に遭った住宅の被害認定調査に携わった。主に庁舎での対応に当たった加藤さんは「被害認定に関して理由を問われることが多かった。まだ支援が必要と感じた」と振り返った。災害現場に赴くことが多かった石井さんは「被災者に寄り添いながら、被害認定していく苦労があった」と語った。  松木市長は「現場の苦労が体感できたと思う。多くの職員に経験を伝えてほしい」とねぎらった。

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  • 東京パラ、集火式へ静岡県内12市町で「採火」

     静岡市で開かれる静岡県の東京パラリンピック聖火リレーの集火式を前に16日、式典会場から距離がある県東部、西部を中心に12市町で事前の採火イベントが開かれた。地域に長年ともされた火や、障害者らが参加して集火、採火したともしびを各市町のランタンに納めた。  下田市は、2003年に姉妹都市の米国ニューポート市から届き、ペリー上陸記念公園にともされている「日米友好の灯」から採火した。松木正一郎市長が友好の灯から点火棒で移した火を、伊豆の国特別支援学校伊豆下田分校の中学部1年鈴木彪牙さん(12)=南伊豆町=と小学部5年馬場萌那未さん(11)=松崎町=に分けた。2人は再度、点火棒でトーチに火をともした後

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  • 下田市議会議長、辞任へ クラスター会合参加

     下田市議会の橋本智洋議長(55)は16日までに、「軽率な行動で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)となる要因を発生させた」として、議長の辞職届を進士浜美副議長に提出した。橋本氏はクラスターが発生した下田ライオンズクラブの前会長で、クラスターとなった会合にも参加していた。  辞職届は12日付。19日の市議会臨時会で許可される見通し。橋本氏は取材に「住民の皆さまに経済、観光、学校行事に至る影響を与えてしまった」と辞職理由を説明した。17日に記者会見を開く。  橋本氏は2015年に初当選し、現在2期目。今年5月に議長に就任した。

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  • 4中学校統合、議論を重ねる 部活や教室開放、先例に 下田市教育長・佐々木文夫氏【本音インタビュー】

     下田市は2022年4月に市立4中学校を1校に統合する。急速な少子化により小中学校の再編が各地で進むが、4校もの統合は全国的にも珍しい。新中学校開校を前に、課題や統合後の展望を聞いた。  ―市内全4中学校を統合する背景は。  「急速な少子化が原因。現在、全市の中学生を合わせても420人ほどしかいない。今後10年間でさらに270人程度になると見込まれる。当初は4校を2校にする方針だったが、近い将来に2校とも1学年1学級となると予測され、効果が薄くなる恐れがあった。一度に4校を統合するのは、全国的にも珍しかったが、1年余りの議論を経て、2016年に方針を決定した」  ―方針決定から5年。どのよう

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  • サーフィンの男性不明 下田・入田浜海水浴場

     14日午後1時5分ごろ、下田市吉佐美の入田浜海水浴場でサーフィンをしていた埼玉県川口市の30代男性会社員が行方不明になった。下田海上保安部などが捜索したが、悪天候で同日午後4時20分に打ち切った。15日午前9時から再開する予定。下田海保によると、男性は14日正午ごろから友人3人とサーフィンをしていた。友人の1人が海面に浮いている男性を見つけ、自身のサーフボードにつかまらせたが、波にもまれて見えなくなったという。当時、現場付近は15メートルの風と2メートルのうねりがあった。

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  • 「海龍」保存状態良い 下田沖海底に眠る特攻潜水艇 発見の地元海洋調査会社が会見

     下田沖で3例目となる旧日本海軍の特攻潜水艇「海龍(かいりゅう)」とみられる船体を発見した海洋調査会社「ウインディーネットワーク」(下田市、杉本憲一社長)は13日、同市内で記者会見した。杉本社長は、同社が2015年に下田沖で発見した船体と比べて「保存状態は良さそう」とし、さらに調査を進め、3次元画像を製作する計画を明らかにした。  同社によると、発見された恵比寿島の南西約800メートル、水深約35メートルの海底は潮の流れが速く、付着物が比較的少なかった。全長約17メートルの船体は、砂に埋まった部分がほとんどなかった。船尾部のスクリューは欠けているとみられ、主翼や尾翼もなかった。司令塔(艦橋)部

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  • 下田で伊勢エビ密漁した疑い 御殿場の男2人逮捕

     下田署は11日、漁業法違反と県漁業調整規則違反の疑いで、御殿場市新橋、無職の男(53)と、いずれも自称の同市中畑、建設業の男(46)の両容疑者を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日夜、共謀して伊豆漁協漁業権区域内の下田市須崎の海域で、漁業権を持たず、県が定める禁漁期間に伊勢エビ3匹を密漁した疑い。

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  • 海水浴場 下田、河津は継続 東伊豆は再開 コロナまん延防止措置

     新型コロナウイルス感染拡大に伴うまん延防止等重点措置を受け、海水浴場などの開設可否を検討していた下田市と東伊豆町、河津町は11日までに、再開や開設継続を決めた。  下田市は10日夜、市海水浴場対策審議会を開き、全9カ所の開設継続を決めた。今後、マスク不着用者へのマスク配布や、トイレの清掃強化などの感染防止対策を強化する。また、伊豆白浜観光協会は加盟宿泊施設に原則午後8時を門限とし、利用者が路上などで飲酒しないよう求めることを要請した。  東伊豆町は11日、まん延防止等重点措置を受けて7日から閉鎖していた熱川YOU湯ビーチ、磯シーガーデンイケジリ、池尻海浜プールを再開した。熱川シーサイドプール

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  • 知事賞に平林、前島さん 「水の週間」作文、小中生13人表彰

     静岡県はこのほど、水資源の大切さを啓発する「水の週間記念作文コンクール」の表彰式を県庁で行った。県内の小中学校から募った身近な水の話題をテーマにした作文のうち、入賞作品に選ばれた13人に表彰状を贈った。  最高賞の知事賞には、小学生の部で三島市立向山小5年平林玲さん、中学生の部で星陵中2年前島東悟さんが選ばれた。2人は市川敏之県くらし・環境部長から表彰状を受け取り、自身の作文を朗読した。  作文は3~5月に募集し、小中合わせて20校323編の応募があった。  そのほかの入賞者は次の通り。  【小学生の部】教育長賞 福門葵芭(川根本町立中央5)斎藤洸(沼津市立金岡3)▽私学協会長賞 山口陽大(

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  • 静岡県内3連休、水難事故6件 県警が警戒強める

     静岡県内で7~9日の3連休中、水難事故が6件相次いで発生した。遭難した男性6人のうち、2人が死亡し、1人が重体、2人が行方不明になっている。県警は今後も暑い日が続き、海や川での事故が懸念されるとして警戒を強めている。  県警地域課によると、事故はいずれも下田市や熱海市など県東部の海で起きた。遭難したのは20代~50代で、日本人が4人、フランス人とベトナム人が各1人。うち5人は緊急事態宣言が発令されている東京から訪れていた。1人はライフセイバーに救助されて無事だったという。  3連休中は台風の影響で高波への注意が呼び掛けられていた。遭難者の多くは海水浴やシュノーケリング、釣りなどのレジャー中に

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  • 静岡県東部で停電相次ぐ 台風接近、風雨影響

     静岡県東部地域で6~10日にかけて、台風の接近に伴う風雨の影響で停電が相次いだ。  停電したのは、6日に伊東市、7日に南伊豆町で10戸未満、8日に河津町で約100戸、9日に富士市約650戸をはじめ下田市と裾野市、沼津市で計約830戸、10日に伊豆市で約100戸。東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、設備への樹木の接触や設備トラブルなどが原因で、いずれも強い雨や風の影響とみられる。

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  • 障害者の就職や生活全般の相談会 11日から賀茂5町

     下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は11日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。  障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。  日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。  11日午前10時、西伊豆町役場宇久須支所▽11日午後1時半、松崎町役場▽17日午前10時、東伊豆町役場▽17日午後1時半、河津町保健福祉センター▽19日午後1時半、南伊豆町役場

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  • 特攻艇「海龍」か 下田沖、水深35メートルで海洋調査会社撮影 旧日本軍兵器【動画あり】

     旧日本海軍の2人乗り特攻潜水艇「海龍(かいりゅう)」とみられる船体が下田市の恵比須島の南西約800メートルの海底で見つかった。地元の海洋調査会社「ウインディーネットワーク」が9日までに明らかにした。太平洋戦争末期、下田には米軍の本土上陸作戦を想定した海龍の基地があり、周辺では1999年と2015年にも海龍が見つかっている。  見つかった船体の長さは約17メートル、幅約1メートルで水深約35メートルに沈んでいた。艇首は下田港とは逆の南東方向を向いていた。下田の基地には海龍計十数艇の配備計画があったとされ、15年に海龍を発見した同社が調査を続けていた。ことし7月上旬に音響ソナーで発見し、水中ドロ

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  • シュノーケリングの男性不明 下田の海岸

     8日午後6時ごろ、下田市の爪木崎海岸で、シュノーケリングをしていた東京都稲城市東長沼の会社員男性(44)の行方が分からなくなったと、妻から下田海上保安部に通報があった。同海保などによると、男性は同日午後0時15分ごろから、妻と同海岸を訪れ、1人でウエットスーツを着用し、シュノーケリングをしていた。予定時刻を過ぎても戻らなかったため、妻が通報した。当時、現場には海上強風警報と波浪注意報が発令中だった。同海保などが捜索したが見つからず、午後9時で打ち切った。9日早朝から再開する。

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  • 下田市の新型コロナ独自検査 陽性者確認されず

     下田市は6日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて実施した市独自の抗原検査を終了した。4日からの3日間で426人が会場(市民文化会館)で受けるか、検査キットを受け取ったが、陽性者は確認されなかった。

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  • 大麻所持の疑い 下田署、19歳少年を再逮捕

     下田署は5日、大麻取締法違反の疑いで埼玉県八潮市に住む自称仲介業の少年(19)を再逮捕した。逮捕容疑は7月2日、自宅で若干量の乾燥大麻を所持した疑い。同署によると、6月28日に下田市の女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、窃盗の疑いで逮捕された際の家宅捜索で見つかった。少年はこのカードで現金160万円を引き出したとして、7月16日に詐欺の疑いでも逮捕されている。

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  • 下田消防本部が活動報告「過酷な現場だった」 熱海土石流

     熱海市伊豆山の土石流災害被災地に派遣された下田消防本部の隊員が5日、下田市の下田消防署で応援活動の終了を下田地区消防組合管理者の松木正一郎市長に報告した。  同本部は県隊の一員として、発生当日の7月3日から8月3日まで延べ205人を派遣した。派遣隊員を代表して、下田消防署の笹本雅彦署長が帰還を報告した。松木市長は「多くの人の生命、心を酷暑の中で救ってくれた」と隊員をねぎらった。  期間中3回派遣された同署の石田佳弘警防係長(47)は「当初は泥が腰の高さまであった。時間がたつと泥が固まり、埋まっている石や端材を一つ一つ手作業で取り除いていく過酷な現場だった」と振り返り、「経験を署員で共有し、生

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  • コロナ検査キット 5日午後5~7時にも配布 下田市

     新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市民向けの抗原検査を実施している下田市は5日午後5~7時にも、市役所別館で検査キットを希望者に配布する。  当初4、6日の2日間の予定だったが、日中に来られない人のため、夜間の日程を加えた。対象は陽性者との接触など、感染の不安がある市内在住、在勤者。5日はその場で検体を採取する検査は実施しない。人数分の同意書を市ホームページでダウンロードし、記入、提出が必要。  市の抗原検査は4日、市民文化会館で始まった。同日は54人が検査を受け、全員が陰性だった。その他、112人分の検査キットを配布した。6日午前10時~午後3時にも同館で実施する。

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  • 白浜大浜に監視カメラ 下田市の海水浴場、条例違反営業を抑止

     下田市は5日から、同市の白浜大浜海水浴場前に設置した監視カメラ2台の運用を開始する。カメラは長年、市条例に違反してビーチ内でパラソルなどを貸し出す業者の営業抑止や、トラブルの未然防止を目的に設置した。  設置場所は同海水浴場と国道135号を挟んで向かい合う場所にある市所有のトイレの外壁。砂浜側に向けて2機を設置し、費用は約50万円。周辺には設置を周知する看板も置かれた。撮影した映像は録画され、必要に応じて警察など関係機関に提出する。今年は29日まで運用し、来年以降も海水浴場開設期間に設置する方針。  4日は市観光交流課の職員や工事業者が、撮影する範囲などを確認、調整した。市の担当者は「違反営

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  • 国交省船から燃料油が流出 下田の船だまり

     3日午前11時25分ごろ、下田港(下田市)港内の船だまりに停泊中の国土交通省の監督測量船「汽船しもだ」(22トン)の乗組員から「燃料油が流出した」と118番があった。  下田海上保安部によると、現場は下田浄化センター(同市須崎)南側の船だまり。船の周り20メートル四方に薄く軽油が流出し、業者が処理をした。同海保が原因を調べている。

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  • 還付金詐欺 100万円被害 下田の男性

     下田市に住む飲食店従業員の60代男性が3日、市役所職員を名乗る男らに還付金名目で現金約100万円をだまし取られたと下田署に届けた。  同署によると、同日午後3時ごろ、男性宅に市役所の国民年金課職員を名乗る男から「国民年金の還付金があるが、コロナの関係で窓口対応できない。農協職員の電話指示に従ってほしい」などと電話があった。同日午後4時ごろ、男性は農協職員をかたる男に電話で指示され、市内金融機関の現金自動預払機(ATM)を操作し、現金を振り込んだという。

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  • 4日と6日に抗原検査 下田市独自に対象拡大【新型コロナ】

     新型コロナウイルスの感染者が急増している下田市は4、6の両日、陽性者と接触があった市民などを対象に市独自の抗原定性検査を市民文化会館で実施する。7月下旬の県の拡大検査から対象を広げることで早期に感染者を確認し、収束を目指す。  検査は無料。希望者が車内で検体を採取し、提出するドライブスルー方式を採用する。対象は、陽性者との接触など、感染の不安がある同市在住、在勤者。検査キットは県から千回分の提供を受けた。希望者は車内で鼻から検体を採取し、その場で提出する。提出から5~15分で結果が分かる。検査キットをまとめて受け取り、自宅で採取して提出することもできる。  陽性時は保健所に情報提供するなどの

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  • 下田市職員2人 熱海市に派遣 住家被害認定調査

     下田市は2日、大規模な土石流被害を受けた熱海市に派遣する職員の壮行会を市役所で開いた。  県市長会・町村会の依頼で派遣されるのは、防災安全課の加藤盛登さん(38)と税務課の石井直樹さん(41)。2人は3日から10日まで、住家被害認定調査の事務を担当する。  加藤さんは「被災者が日常生活を取り戻せるよう取り組みたい」、石井さんは「役に立てるよう、しっかりと働きたい」と抱負を述べた。  松木正一郎市長は「住家被害認定調査は、生活再建に向けた業務。被災者の心に寄り添い、仕事をしてほしい」と激励した。

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  • 海水浴場当面閉鎖せず 下田市、飲酒は禁止呼び掛け

     下田市は30日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染が急拡大する中でも、当面は海水浴場を閉鎖しない方針を明らかにした。松木正一郎市長は、海水浴場を閉鎖しても一定の海水浴客が訪れるため、「無秩序状態を防ぐため」開設を継続するとした。また、クラスター(感染者集団)は市中心部で発生していて、海水浴場と距離があることも理由に挙げた。  一方で海水浴場を管理する地元区などが運営する海水浴場の売店では、酒類販売を中止し、場内での飲酒禁止も呼び掛けるとした。  また、下田市と河津町は感染拡大を受け、8月10日まで一部の公共施設を臨時休業する。下田市は敷根公園や市民文化会館、旧沢村邸など、河津町は河津バ

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  • コロナワクチン 64歳以下接種、予約率は4割 下田市

     下田市は30日の定例記者会見で、26日に始まった64歳以下への新型コロナウイルスワクチン接種の予約について、29日時点で予約率が4割にとどまっていると明らかにした。  市によると、16~64歳の対象者約1万人のうち、約4千人が予約を済ませた。市は、市観光協会が計画する約1500人分の職域接種の開始時期が不明確で、予約をためらっている人が一定数いるとみている。そのため、市は早期に職域接種が開始できるよう、ワクチン供給などを国に働きかけているとした。  また、12歳以上の小中学生へのワクチン接種は8月2日から順次、市民スポーツセンターと市内2医療機関の3カ所で実施する。対象の小中学生は約470人

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  • 新型コロナ 市民向け抗原検査の実施検討 下田市

     下田市の松木正一郎市長は30日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、市民向けに市独自の抗原検査の実施を検討していると明らかにした。同日まで県が実施した同市中心部の飲食店関係者らを対象にした拡大検査から対象範囲を広げることを想定している。  松木市長は「不安を感じている市民に安心してほしい」とし、市中心部の飲食店従業員や一定期間に利用した客、タクシー運転手らに限っていた県の拡大検査から「さらにその周辺の人まで範囲を広げて実施したい」と述べた。  詳細な対象範囲や検査実施の日程については、協力を得る県などとの調整が付き次第、改めて明らかにするとした。

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  • 新型コロナ感染対策「ワクチン接種後も継続を」 静岡県専門家会議座長・倉井華子氏

     静岡県東部でクラスター発生が相次ぎ、県内全域で感染者が急増していることを受け、県感染症対策専門家会議座長を務める県立静岡がんセンターの倉井華子感染症内科部長に28日、分析ととるべき対策を聞いた。倉井部長は、感染力の強い変異株への置き換わりと自粛疲れによる人流の増加が原因とし、ワクチン接種とともに感染対策の継続を求めた。  ここ1週間、東部を中心に感染が広がり、少しずつ西にも影響が出始めている。7月以降の感染状況がこれまでと異なるのは、60代以上の感染者が減少し、30~50代や学校関連の若者のクラスターが増えていること。県内では(重症化しやすい)65歳以上の新型コロナウイルスワクチン接種率が6

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  • 東部の医療体制維持 懸命 広域搬送 病床逼迫しのぐ コロナ感染増

     静岡県内で28日、新型コロナウイルスの1日の新規感染者が120人に上った。このうち感染拡大が続く東部地域は58人を占め、同地域の病床使用率は国が示す感染状況「ステージ4」(爆発的感染拡大)の基準となる50%に迫る45・3%。県は特に感染者が多い駿東田方圏域(沼津市や三島市など)と賀茂圏域(下田市や南伊豆町など)から患者を他の圏域に運ぶ「広域搬送」を行い、病床の逼迫(ひっぱく)をしのいでいる。 県によると、27日までの1週間に実施した広域搬送は20件。症状が比較的重い、または重くなる兆候のある患者らを対象に、熱海伊東圏域や富士圏域の病院のほか、静岡市に搬送したケースもあった。症状が軽い患者は主

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  • ライオンズクラブ 会合でクラスター 下田【新型コロナ】

     下田ライオンズクラブ(下田市、深沢松義会長)は28日、同市内で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)について、県が22日に認定したクラスターの「ボランティア団体の会合」は、同クラブの会合だったと明らかにした。  同クラブによると、クラスターとなった会合は、16日夜の例会後に会員有志が集まり、市内の飲食店で開かれた2次会。この会合でこれまで、15人の感染が確認された。参加者の大半が感染したという。  深沢会長は「私の判断が甘かった。3密の状態で飲食をし、結果として医療、行政関係者に重大なご迷惑をおかけした」と謝罪した。その上で「今回の行動を猛省した上で、再発防止に努める」と述べ、

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  • 感染防止認証ステッカー 下田市内、時短営業で申請増

     新型コロナウイルス感染者の増加で、28日に始まった下田市での飲食店の時短営業要請を受け、協力金の支給条件の例として挙げられている市発行の「感染症拡大防止宣言の店」ステッカーの申請が急増している。市は「条件に合致していれば、即日交付が可能」とし、早めの申請を呼び掛けている。  同ステッカーは今年1月に制定した。飲食店が18項目の感染防止の取り組みを宣言する書面を提出し、交付される。21日までの申請数は76件だったが、28日までに134件まで増加した。県と市は協力金支給の条件に、県の「ふじのくに安全・安心認証制度」や市、業界団体の認証制度のステッカーを掲示するなど、感染防止対策の業種別ガイドライ

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  • 沼津と下田で時短営業開始 飲食店「五輪、観光シーズンなのに…」 疑問といら立ち

     新型コロナウイルス特別措置法に基づき、沼津、下田両市の飲食店を対象に県が要請した営業時間の短縮が28日、始まった。各店舗では要請に応じ、午後8時までに慌ただしく閉店していた。感染者が急増しているとはいえ、ワクチン接種が進む高齢者層の重症化リスクは抑えられているとされるため、「本当に経済活動を止めなければならないほど、危機的状況なのか」との疑問も聞かれた。  「時短要請は不本意で残念」と語るのは、下田市中心部で飲食店4店舗を経営する「開国」の徳島一信社長(45)。観光シーズンを迎えた今月上旬の売り上げはコロナ発生前の2019年を上回っていたといい、「出はなをくじかれた」と悔しがる。徳島社長は「

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  • 新型コロナ、感染拡大止まらず 静岡県内、東部がほぼ半数 「外出を控えて」呼び掛け

     静岡県内で28日、新たに120人の新型コロナウイルス感染者が確認された。過去3番目の多さで、120人の感染確認は5月15日以来。東部地域がほぼ半数の58人を占め、特に沼津市や三島市などの駿東田方地域、下田市などの賀茂地域で感染拡大が止まらない。県は両地域の住民に「日常の仕事や買い物以外では外出を控えてほしい」と呼び掛けた。  県によると、県全体の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は14・8人。7月下旬以降、右肩上がりで、国が示す感染状況のステージ3(感染急増)の基準(15人以上)に迫る。  一方で28日時点の重症者は2人で、前回120人だった時の7人に比べ少ない。県は「重症化しやすい

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  • 下田のクラスター2件 感染対策「不十分」【新型コロナ】

     静岡県によると、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生を認定したと27日発表した下田市のバー「COCO だっけ」と接待を伴う飲食店「ナイトパブ・ONE・TWO・THREE」は、いずれも店員や客がマスクを着用していなかった。換気はされていたが、県は「感染対策が十分でなかった」としている。  同市では22日にボランティア団体による会食クラスター、25日に友人同士による会食クラスターが起き、感染状況が急激に悪化。26、27日に飲食関連のクラスターが計3件相次いだ。県は5件のクラスター間に関連性があるとみている。  同市の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は316・6人で、国が示す

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  • 議長ら2氏感染 下田市議会【新型コロナ】

     下田市議会は27日、橋本智洋議長と江田邦明議員の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。  同市議会事務局によると、橋本議長は無症状だったが、陽性者の濃厚接触者とされ、22日に感染が確認された。江田議員は22日にせきの症状があり、24日に感染が確認された。県内陽性者との接触があったという。  2氏は20日に開かれた議会運営委員会に出席した。他の議員や事務局職員は濃厚接触者とされなかったが、抗原検査を受けた。27日までに陽性者は確認されていない。26日の臨時会は2氏とも欠席した。

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  • 28日から時短要請 沼津市と下田市の対象2830店、静岡県が協力金

     静岡県は26日、飲食関連の新型コロナウイルスクラスター(感染者集団)が複数発生した沼津市と下田市について、新型コロナ特措法に基づき、両市全域の飲食店に28日から2週間、営業時間の短縮を要請すると発表した。対象は沼津市が約2200店舗、下田市が約630店舗。午後8時から翌午前5時まで営業自粛を求める。協力金は事業規模により2万5千~7万5千円を日数に応じて支給する。大企業は1日当たり最大20万円。  県によると、直近1週間の人口10万人あたり新規感染者数は沼津市が29・5人、下田市は226・8人。国が示す「ステージ4」(爆発的感染拡大)の基準(25人以上)を超えた。  川勝平太知事は臨時記者会

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  • 静岡県民宿泊割 7月30日から新規予約停止、予約済みは使用可

     静岡県は26日、同居者と少人数で旅行する県民を対象に実施している県内宿泊・日帰り旅行代の割引事業に関し、30日から新規予約を停止すると発表した。県東部を中心に新型コロナウイルス感染状況が悪化している現状を踏まえた。  県によると、事業停止の基準としていた県内感染状況のステージ3(感染急増)には至っていないものの、沼津市や下田市など一部地域で急激な感染拡大の傾向がみられ、早期の対応が必要と判断した。30日以降、コンビニ店や旅行代理店での申し込みができなくなる。予約済みの分は使用できる。キャンセル料の補償はしない。  県は新規感染者数や医療提供体制の状況を見極めた上で、事業再開を判断する。現在、

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  • なぜ感染者急増しているのか... 沼津市長「情報少ない」/下田市長「当該団体説明を」

     沼津、下田両市など県東部で新型コロナウイルスの感染者が急増していることを巡り、沼津市の頼重秀一市長は26日、「情報が少なく、なぜ急増しているのか分析できていない」と述べ、困惑の表情をあらわにした。  頼重市長は同日、部長級以上の市幹部による感染症対策本部会議の後、報道陣の取材に応じ、「感染経路の詳細を把握できていない。市民の問い合わせにどう答えていいか難しい」と言葉を濁した。保健所を所管する県からの情報が断片的なため、営業時間の短縮を要請する飲食店の対象も業態を問わず広範囲に及ばざるを得ないとし、「県にはもう少し、出せる情報は出してもらえるとありがたい」と求めた。  下田市の松木正一郎市長も

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  • 一部公共施設利用 8月10日まで停止 下田市と南伊豆町

     新型コロナウイルスの感染者急増を受け、下田市と南伊豆町は26日以降、両市町にある一部の公共施設の利用を停止する。  下田市は27日から8月10日まで、一部公共施設の閉鎖を検討する。海水浴場の駐車場は、閉鎖しない。閉鎖施設の詳細は検討中。  南伊豆町も26日から8月10日まで、武道館や差田グラウンドなど町民に開放している8施設と、小中学校の体育館の利用を停止する。

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  • コロナ感染拡大で保育施設臨時休園 下田市

     下田市議会は26日、臨時会と全員協議会を開いた。全員協議会で佐々木文夫教育長は、新型コロナウイルス感染者急増に関連し、市内の保育施設1カ所を26、27の両日、臨時休園すると明らかにした。また、松木正一郎市長は「私に関する情報が飛び交っている」とし、自身の行動について明らかにした。 松木市長はクラスター(感染者集団)となった市内ボランティア団体の会合には「参加していない」と明言した。一方、18日の公務の同席者に、陽性者がいたとし、「私は濃厚接触者ではなかったが、検査を受け、陰性が確認された」と述べた。 臨時会は、2021年度一般会計補正予算案など3議案を原案通り可決し、閉会した。

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  • 26日の静岡県内、新たに58人感染 下田の飲食店でクラスター【新型コロナ】

     静岡県内で26日、新たに58人の新型コロナウイルス感染が確認された。県は同日までに下田市の接待を伴う飲食店で8人の陽性が判明したとして、新たなクラスター(感染者集団)と認定した。県内の累計感染者数は1万269人(再陽性者数を含め1万270人)。  県はクラスター発生を認定した下田市の飲食店について「利用者が全員確認されている」として店名を公表していない。店内では店員と客の多くがマスクをせずに会話をしていたという。  静岡市発表の新規感染者は12人。清水区の製造業の事業所関連のクラスターで新たに従業員1人の陽性が判明し、感染者は計8人になった。浜松市が感染確認を発表した11人はいずれも市内在住

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  • 沼津市と下田市に時短要請 静岡県、28日から2週間 コロナ急拡大で

     静岡県は26日、新型コロナウイルス特別措置法に基づき、市内で飲食関連のクラスター(感染者集団)が複数発生した沼津市と下田市について、それぞれ市全域の飲食店に営業時間の短縮を要請すると発表した。いずれも28日から2週間、午後8時から翌午前5時まで営業自粛を求める。  川勝平太知事は臨時記者会見で、東部の感染状況が悪化している状況を踏まえ、「ここで何としても感染拡大を防止したい」と強調した。県によると、沼津市では14日以降、スナック2件、接待を伴う飲食店1件でクラスターが確認された。  下田市ではボランティア団体による会食で22日にクラスターが発生し、25日までに市全体で計45人の感染が判明。県

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  • 新型コロナ感染急増の下田市、拡大検査始まる

     静岡県は25日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、感染者が急増している下田市で、市中心部の飲食店従業員らを対象にした拡大検査を始めた。初日は後日検体を提出する人を含め、約600人が検査に応じた。26、29、30日にも実施する。  検査会場の市民文化会館には、対象となる飲食店従業員や店の利用客、タクシー運転手らが訪れ、会場で検体を採取、提出した。職場で検体を採取するため、検査容器を持ち帰る人もいた。検査結果は2日程度で通知される。  検査を受けた飲食店経営の男性(44)は「夏の行楽期のクラスター発生で、客足にも影響が出ている。早期収束のためにも、拡大検査はありがたい」と話し

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  • 25日の静岡県内、新たに72人感染 県東部で45人占める 下田市で会食クラスター【新型コロナ】

     静岡県内で25日、新たに72人の新型コロナウイルス感染が確認された。下田市で友人同士の会食による新たなクラスター(感染者集団)が発生するなど、静岡県東部が45人を占めた。  県によると、クラスター認定された会食には9人が参加し、下田市内の複数の飲食店を利用したという。同日までに8人の陽性と1人の陰性が判明した。県は利用した全ての店舗を特定していて、従業員や会食が行われた時間帯に居合わせた客らの検査を行う方針。  浜松市は10人の陽性を公表。うち3人は、23日にクラスター認定された市内の学校の部活動関連で、感染者の家族・親族という。  静岡市発表の感染者は9人。県発表の居住地別の感染者は下田市

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  • 拡大検査の受診 下田市長が呼び掛け【新型コロナ】

     下田市の松木正一郎市長は24日、市内の新型コロナウイルス感染者急増を受け、25日から静岡県が同市で実施する拡大検査の積極的な受診を求めるメッセージを発表した。  同市では、市内のボランティア団体の会合によるクラスター(感染者集団)が発生した。県の発表によると、同市の感染者は21~24日に33人が確認された。松木市長は、検査対象者は体調に変化がなくても積極的に受診するよう求め、「観光客の多い時期。早期に感染拡大を押さえ込みたい」と協力を呼び掛けた。  県は25、26、29、30日に同市民文化会館で、市中心部のアルコールを提供する飲食店従業員や利用者、タクシー乗務員や代行運転手を対象に、希望者へ

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  • 南伊豆広域ごみ処理施設建設地 下田市長「清掃センター敷地内 基本」

     下田市はこのほど、同市と南伊豆、松崎、西伊豆町の1市3町で計画する南伊豆地域広域ごみ処理事業に関する説明会を市民文化会館で開いた。松木正一郎市長は新施設の建設地について、現在の市清掃センター敷地内が「基本的な候補地」とした上で、環境アセスメントなどで環境上の問題が分かれば「当然見直す」と述べた。 説明会は松木市長ら市幹部が出席し、計画目的や概要を説明した。松木市長は4市町で計画する事業の目的を「ごみを減らし、ごみ処理のコストと環境への影響を最小化すること」とし、理解を求めた。 鈴木諭環境対策課長は、同市も含めた賀茂地域は観光地でもあることから、県内平均より1人当たりのごみ排出量が多い現状を示

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  • 下田のクラスター 市内で拡大検査実施へ【新型コロナ】

     静岡県は23日、下田市のボランティア団体による会食でクラスターが発生し、会食参加者が20人前後と多数だったことや市内の複数の飲食店を利用していたことを受け、市内で拡大検査を実施すると発表した。  検査の対象は、下田市1丁目~6丁目、東本郷、西本郷のアルコールを提供する飲食店で接客に関わる従業員▽15~22日の期間にこれらの店を利用し、感染防止対策に不安を感じた利用客▽同地域で業務を行っているタクシー乗務員や代行運転手―となっている。検査費用は県が全額負担する。  検査の日時は25、26、29、30日の4日間。会場は下田市民文化会館。問い合わせは県新型コロナウイルス対策課<電054(221)2

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  • 4連休初日 伊豆各地で海開き 白浜大浜や伊東オレンジビーチ 感染対策不可欠

     東京五輪の開幕に伴う4連休が22日、始まった。伊豆の各地では海の日の同日、海開きがあった。静岡県内でも東部を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大している。さらに、伊豆は緊急事態宣言が出されている東京都からの来訪者が多い地域。各海水浴場は感染症対策が不可欠の夏本番を迎えた。  下田市の白浜大浜海水浴場では、午前中から多くの海水浴客が訪れた。昨年同様に検温をし、済んだ人はリストバンドを着用する他、砂浜内に4メートル四方の枠を設置し、距離を確保の目安とした。東京都から訪れた男性会社員(27)は「両親が伊豆出身で、毎年来ている。思ったより人が多い」と驚いていた。  伊東市の伊東オレンジビーチでは、海

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  • 下田と沼津でクラスター3件 いずれも飲食店関連 マスク、換気 不徹底か【新型コロナ】

     新型コロナウイルスの感染者数の拡大傾向が続く静岡県東部。22日には新たに下田市と沼津市で計3件のクラスター(感染者集団)発生が確認された。県は飲食時のマスク着用や店内の換気が不十分だったとみていて、感染防止策の徹底を改めて呼び掛けた。  県によると、7人が陽性となった下田市のボランティア団体は、接待を伴う店を含む市内の複数の飲食店を利用していた。沼津市でクラスターが判明した接待を伴う飲食店とスナックはいずれも、客と従業員が感染した。  同日記者会見した県健康福祉部の後藤幹生参事は感染力が強いとされるインド由来の変異株「デルタ株」の影響を懸念し、「従来のウイルスであれば抑えられていたような状況

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  • 下田で海開き 違反営業巡回 白浜大浜海水浴場

     下田市は22日、海開きを迎えた同市の白浜大浜海水浴場で、長年問題になっている条例違反業者へのパトロール活動を行った。曽根英明副市長ら市職員や下田署員ら約10人が、条例で禁止されている海浜での営業を行う業者がいないか確認した。  同市は1992年に制定した条例で、市長が許可した団体以外の浜地内での営業を禁止している。市は例年、パトロールを実施している他、16日に条例違反の疑いがある2業者に、条例を順守するよう要請書を手渡し、対策を進めてきた。  22日のパトロールでは、営業が確認できず、罰則につながる中止指示などは発出はできなかった。地元関係者によると、2業者とも今年も営業しているが、例年より

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  • 新たに78人感染 クラスター3件 22日の静岡県内 累計1万人超【新型コロナ】

     静岡県内で22日、新たに78人の新型コロナウイルス感染が確認された。感染者数が70人超となったのは5月27日以来、約2カ月ぶり。昨年2月に県内で初めて感染が確認されて以降、累計は1万人を超え、1万27人(再陽性者を含め1万28人)となった。  県によると、新たに3件のクラスター(感染者集団)の発生を認定した。下田市のボランティア団体による市内での会食で7人、沼津市の接待を伴う飲食店で8人、同市のスナックで5人の感染者がこれまでに判明した。  新規感染者のうち、県東部の感染者数は計53人(約68%)。三島市で12人、沼津市で11人など、流行の拡大傾向が続いている。静岡市は10人、浜松市は6人だ

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  • 新体育館で終業式「広くてきれい」 学校統合に向け下田中に完成

     2022年4月に下田市立4中学校が統合して開校する新「下田中」の体育館がこのほど、統合先の下田中に完成した。20日に開かれた終業式が完成後、初めての催しとなり、同校の生徒たちは真新しい館内の様子を確かめた。  中学校統合事業の一環として、20年7月から建設を始めた新体育館は鉄骨造り2階建てで、1階は1662平方メートル、観覧席がある2階は325平方メートル。既存の体育館に比べて1・75倍の広さで、床には木目調シートが敷かれ、温かみを感じさせるデザインになっている。事業費は5億9400万円。  終業式で山田貞己校長は「たくさんの人の手で完成した新しい体育館。大事に、また思う存分使ってほしい」と

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  • 下田市独自 コロナ対策 モデルカード夏版作製

     本格的な海水浴シーズンを前に、下田市はこのほど、市独自の新型コロナウイルス対策「新下田モデル」を発表した。データ分析が専門の大沢幸生・東京大大学院教授の研究室と連携し、通常の生活集団以外の人と接触を可能な限り避ける、または距離を取ることや、毎日記録することを市民に呼び掛ける。 市は6月、できるだけ普段の生活集団の中で過ごし、感染防止を図る「ステイ・ウィズ・コミュニティー」を提唱する大沢教授に協力を依頼した。大沢教授の協力を受け、市は昨年冬から市民や同市を訪れる観光客に配布し、体温や健康状況の確認を推奨する「下田モデルカード」の「夏版」を新規作製した。通常の生活集団以外の人と接触した際のチェッ

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  • 条例違反疑いの業者に市が要請書 下田・白浜大浜

     下田市は20日までに、同市の白浜大浜海水浴場で昨年、条例に違反して浜地内でビーチ用品のレンタル営業などをしていたと疑われる事業者に、営業をしないよう求める要請書を手渡したと発表した。 市によると、要請文は16日に市観光交流課の職員が、同海水浴場周辺の店舗を訪れ、2事業者の従業員に手渡したという。うち1事業者は昨年の市や地元住民との会合にも出席していた。 要請書には、市が許可した団体以外による浜地内でのパラソルの賃貸や、飲食物の販売などを禁止すると定めた市の海水浴場条例が記され、「条例に掲げる行為をしないよう要請する」と求めた。業者はいずれも要請書を受け取ったが、営業をやめるなどの約束はしなか

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  • 熱海復興願い義援金を寄付 下田・白浜小

     下田市の白浜小の児童会が19日、熱海市伊豆山の土石流災害の早期復興を願って集めた義援金を下田市役所に届けた。義援金は市から熱海市に贈られる。 児童会は「自分たちにできることは何か」と自主的に考え、全校児童に支援の思いを記した文書を配って協力を求めた。6~8日まで校内に募金箱を設置し、集まった金額は4万3926円。児童一人一人がお小遣いをはたいて支援に応じたほか、保護者からの寄付もあった。 義援金は児童会役員の4人が松木正一郎市長に手渡した。児童会長の6年矢田部良太君(11)は「思ったより多くの人の協力が得られた。少しでも役に立てたら」と思いを口にし、松木市長は「皆さんが自ら声を掛け合って行動

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  • 下田署 詐欺被害防止で感謝状「引き続き積極的声掛けを」

     高齢者の特殊詐欺被害を未然に防いだとして、下田署は19日、河津町の自営業早川真理子さん(49)と、下田市の静岡中央銀行下田支店の山田朋大支店長(47)、支店職員の坂田綾子さん(51)に署長感謝状を贈った。  同署によると、早川さんは6月29日、客として町内金融機関を訪れた際、焦った様子で現金自動預払機(ATM)を操作する女性を不審に思い、声を掛けた。会話で女性が詐欺被害に遭っていると確信し、同金融機関を通じ警察に連絡した。  坂田さんは7月6日の勤務中、ATMを前に慌てている女性を発見した。詐欺の可能性を考え、他の行員と現金を振り込もうとする女性を説得。後に還付金詐欺だと判明した。  同署で

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  • VRで伊豆ジオ散策、観光気分 JR静岡駅北口で20日まで

     測量や海洋調査などを手掛ける下田市のウインディーネットワークによる伊豆半島ジオパークをゴーグル型の仮想現実端末(VR)で散策体験できるイベントが19日、JR静岡駅北口地下イベントスペースで始まった。20日まで。  緯度と経度、標高、色の情報を持った点の集まりである3次元点群データをドローンなどに搭載したレーザースキャナーで計測。無数の点で立体的に再現した伊豆半島ジオパークをVRゴーグルを通じて飛び回るように散策できる。  海底調査や河川の維持管理、防災などの分野で活用している測量技術を、県の委託で県内観光地への誘致に応用した。同社担当者の吉長幸男さん(51)は「現地への興味促進はもちろん、実

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  • カード3枚詐取 容疑の少年を再逮捕 下田署

     下田署は16日、詐欺の疑いで埼玉県八潮市、自称仲介業の少年(19)を再逮捕した。再逮捕容疑は6月15日、下田市の無職女性(80)宅に女性の息子を装って「至急現金を必要としている」などと電話をかけた氏名不詳者らと共謀し女性宅を訪れてキャッシュカード3枚をだまし取った疑い。  少年はこのキャッシュカードを使い、コンビニ店の現金自動預払機(ATM)で複数回にわたり現金約160万円を引き出したとして、6月28日に窃盗容疑で逮捕されている。

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  • エアコン、ほぼ全校に 猛暑受け整備加速 静岡県内の小中高普通教室

     静岡県内の公立小中高校で6月末までに、普通教室のエアコン設置率がほぼ100%に達した。近年の猛暑を受けた国の補助金などにより、県内でも急速に整備が進んだ。県教委や各市町教委によると、来年4月に統合する下田市の3中学校17室と本年度末に廃止される静岡市立高定時制の1教室を除き、夏季の準備が整った。  静岡市清水区の県立清水西高では昨年冬から新たに5教室で設置工事が行われ、7月から使用が始まった。各学級で使う教室は10年前の創立100周年事業で設置されたが、英語や数学の習熟度別授業で使う教室が未設置だった。3年川口星雅さん(18)は「授業で使うと熱がこもって本当に暑かった。エアコンがあると集中力

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  • 記者コラム「清流」 自分が何をできるか

     「私たちが変わろう。自分たちが何をできるか考えよう」。昨年6月の下田市長選を取材中、松木正一郎現市長の応援に立った女性の言葉が、今も印象に残っている。 現職を大差で破った松木市長が就任して1年。進まない市庁舎建設や海水浴場健全化、黒船祭の直前での中止に、市民の市政への不満はたまりつつある。職員もコロナ対策で疲弊し、対応が後手に回っているようにも見える。一方、高齢化と人口減で民間もかつての活力を失っている。地域をけん引するような現役世代の若いリーダーもなかなか現れない。 「役所が」「民間が」と言う前に、まずは自分が地域に何をできるかを問うてみたい。このまちの停滞は、どちらか一方のせいではないは

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  • 下田市、互いに励ますチームに 候補選手ら決起大会【静岡県市町駅伝】

     12月4日に開催される県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の下田市チームは13日夜、決起大会を市民文化会館で開いた。候補選手や関係者ら約40人が出席した。  渡辺洋之監督は、昨年12月から通年での練習を始めたことに触れ、「練習の積み重ねが生きてくる。お互いに励まし合いながら、風通しの良いチームを作り上げていきたい」と決意を述べた。  候補選手は40人のうち、鈴木勝弓主将ら25人が出席した。選手らは大会概要や先行スケジュールを確認した。小学生は週3回、中学生以上は週2回練習し、10月に選手選考のタイムトライアルを実施する。

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  • 東京五輪日米代表に応援国旗贈る 下田の中学生ら サーフィン五輪チームへ思い

     下田市の中学生らが東京五輪サーフィン競技日米代表チームへのメッセージを書き込んだ両国の国旗が14日、同市出身で五輪日本代表コーチの大野修聖さんや、米国代表ホストタウンとなっている同市の松木正一郎市長に手渡された。  両国旗の贈呈は市地域おこし協力隊の蒔田俊史さん、山口智史さんが企画した。市内4中学校の全生徒415人を含む市民約500人が「波と自分を味方に」「Go for it!(頑張れ)」などの言葉を寄せた。  日本国旗は同市の下田中で、同校生徒会の菊池然会長(3年)と会田夏葉副会長(同)が、大野さんと同市在住で日本サーフィン連盟理事長の酒井厚志さんに手渡した。大野さんは「日本選手のメダル

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  • ごみ収集車彩って 下田の児童作品募集、7月15日から

     廃棄物処理業などを手掛ける「栄協」(下田市、広瀬拓人社長)は15日から8月31日まで、同市内の小学生を対象に「ゴミ収集車小学生デザインコンテスト」の作品を募集する。優秀作品2点は、同社のごみ収集車の側面にラッピングする。  子どもたちにごみの減量や環境への関心を深めてもらうことを目的に、初めて企画した。募集する作品のテーマは「楽しくゴミを減らして、伊豆をきれいに」。最優秀作品には図書カード5千円分などを贈る。応募者全員にも、図書カード500円分と下田市指定ごみ袋を贈る。  応募方法は、八つ切りサイズの画用紙に作品を描き、裏面に住所、氏名、年齢、電話番号、学校名・学年を明記の上、〒415―00

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  • 南伊豆広域ごみ処理 市民を対象に説明会 20日に下田

     下田市は20日午後7時から、同市など賀茂地域の1市3町で計画する南伊豆地域広域ごみ処理事業について、市民を対象にした説明会を同市民文化会館で開く。  松木正一郎市長ら市幹部が、下田、南伊豆、松崎、西伊豆の1市3町で協議を進めている広域ごみ処理事業の計画や、地域のごみ処理の現状、ごみ減量や再資源化などについて説明する。  事前予約は不要。問い合わせは下田市清掃センター<電0558(22)6686>へ。

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  • 64歳以下ワクチン接種券発送へ 下田市、26日から受け付け

     下田市は12日、16~64歳の市民に、新型コロナウイルスワクチンの接種券を13日に発送すると発表した。26日から予約受け付けを開始する。64歳以下の接種では、集団接種に加え、市内8医療機関で個別接種も実施する。  64歳以下の接種も集団接種を主軸とし、7月31日から10月10日までに約6千人分の予約枠を確保した。個別接種は8月から開始し、予約枠数は現在調整中。集団接種はインターネットと予約コールセンターへの電話、個別接種の予約はネットでのみ受け付ける。医療機関では対応しない。集団接種枠のうち、6割程度をネット予約分に割り当てる。  優先予約も実施し、基礎疾患のある人は19~21日に、教育現場

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  • 新会頭に山田陽さん(下田高3) 伊豆半島高校会議所

     伊豆半島内の高校に通う生徒でつくる「伊豆半島高校会議所」は11日、2021年度通常総会を下田市内で開いた。第4代の新会頭に山田陽大さん(18)=下田高3年=、副会頭に山田紗良さん(17)=同=を選んだ。  同会議所は伊豆半島創造研究所(下田市)を事務局に18年に発足した。地元経済人らをアドバイザーに、地域特産品の商品化や、観光資源の発掘などに取り組んでいる。21年度は下田高の3年生5人でスタートする。  山田会頭ら5人には、同研究所の田中豊代表理事から認証状が手渡された。山田会頭は「地域の人と接し、学びながら仲間を集め、地域資源を生かした商品化や観光開発をしていきたい」と抱負を述べた。  特

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  • 下田の国道で酒気帯び運転疑い 男を現行犯逮捕

     下田署は12日、道交法違反の疑いで伊豆の国市古奈、自称パソコン保守点検業の男(47)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前0時半ごろ、下田市須原の国道414号で軽乗用車を酒気帯び運転した疑い。道路脇のガードレールに接触する単独事故を起こし、発覚した。

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  • 住宅修繕助成 下田市、13日から申請受け付け

     下田市は13日から、市内の住宅の修繕を対象に市が工事費の一部を助成する「住宅リフォーム振興事業助成金」の2021年度2次分の申請受け付けを始める。申請は市産業振興課の窓口で、8月31日まで受け付ける。  市内の戸建て住宅、併用住宅のうち、住居部分の修繕、リフォームに関する工事が対象。市内事業者が工事をするのが条件。工事費のうち、150万円以上の場合は30万円、20万円以上150万円未満の場合は20%を助成する。また、中学生以下の子どもがいる世帯は、工事費の10%、または15万円のいずれか低い額を上乗せ支給する。  事業は市内経済活性化を目的に実施し、21年度は5月にも実施した。2次分の予算は

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  • ふるさと納税返礼 事業者向け説明会 7月16日に下田

     下田市は16日、ふるさと納税の返礼品の提供を検討している、または既に提供している市内の事業者向け説明会を同市外ケ岡の道の駅開国下田みなとで開く。午前10時からと午後2時からの2回、同じ内容で開催する。  市は、ふるさと納税返礼品の拡充を目的に、初めて企画した。市の担当者が、ふるさと納税制度の概要や、返礼品提供に関する事務手続きについて紹介する。  定員は各回40人。事前申し込みが必要で、締め切りは12日。申し込み、問い合わせは下田市企画課政策推進係<電0558(22)2212>へ。

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  • 海水浴場運営指針を策定 下田・夏期対策協、酒類販売は禁止せず

     下田市は海水浴場に関係する団体でつくる「市夏期海岸対策協議会」(会長・松木正一郎市長)は6日、市内で2021年度総会を開いた。昨年、海水浴場の運営が一部で混乱したことから、新たな運営ガイドラインを決めた。新型コロナウイルス対策としての酒類の販売は一律禁止にせず、飲酒を控えるよう呼び掛けるにとどめることも決めた。  新たなガイドラインは、県内への緊急事態宣言発令、または県の警戒レベルが6となった場合、海水浴場の閉鎖を協議するとした。警戒レベルが5、または市内にクラスターが発生したり、経路不明の感染者が多数出たりした場合は、閉鎖の検討をする。  酒類の販売について、総会で複数の疑問の声が上がった

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  • 岡部さん(南伊豆)、山梨さん(河津)最優秀 小学生 海の日図画コンクール

     伊豆海事広報協会と下田青年会議所はこのほど、小学生を対象にした「海の日図画コンクール」の審査会を下田市内で開いた。低学年の部最優秀賞には南中小(南伊豆町)3年の岡部晴斗さんの「えめらるど」、高学年の部最優秀賞には南小(河津町)4年の山梨惺矢さんの「ふしぎな魚たち」が選ばれた。  伊豆地域の13校から673点の応募があり、25点が入選した。表彰式は28日に下田市民文化会館で開き、入選作を展示する。7月下旬から8月末まで、下田港内の観光遊覧船「サスケハナ号」でも展示する。  【低学年の部】金賞 篠原大翔(下田朝日2)鈴木龍陽(南伊豆東3)▽銀賞 土屋睦月(下田朝日1)菊池律月(南伊豆東2)桑原月

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  • 立体地図「復旧一助に」 下田の会社、静岡県に提供

     熱海市伊豆山地区の土石流災害の復旧に役立ててもらおうと、測量や海洋調査などを手掛ける下田市のウインディーネットワーク(杉本憲一社長)は、波長が短く川や海の底の地形まで測量可能な「グリーンレーザー」で収集した測量データを基に被災後の3次元立体地図を作製、8日までに県建設政策課に無償提供した。同日午前には現場の最前線の県熱海土木事務所にも届けた。  自社開発ソフト「3D―GeoLet」でパソコン画面上に表示した立体地図は、利用者がマウス一つであらゆる角度から、山林開発に伴う盛り土が崩落した山肌など、現在の伊豆山地区の被災状況を自由に俯瞰(ふかん)したり拡大・縮小したりできる。被災直後に計7時間

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  • 絵本最新作を寄贈 作家鈴木さん 下田、南伊豆に

     下田市在住の絵本作家鈴木まもるさんが6日、自身の最新作の絵本「としょかんのきょうりゅう」(徳間書店発行)を同市と南伊豆町の小学校などに贈った。鈴木さんが同市教委で開かれた寄贈式で、同市の佐々木文夫教育長と同町教委の佐藤由紀子事務局長に手渡した。 絵本は図書館に行ったきょうだい3人が、壁ほどの大きさがある恐竜の本を開き、本の世界の中に入っていくストーリー。両市町の全10小学校やこども園、図書館などに計17冊が寄贈された。 コロナ禍で創作に費やす時間が増えたという鈴木さんは「恐竜というと、つい怪獣のように扱いがち。子どもたちには、私たちと変わらない生き物だったということを感じてほしい」と作品に込

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  • 観光シーズン前に旅客船の安全点検 下田海事事務所

     夏の行楽シーズンを前に、国土交通省下田海事事務所は6日、下田市の下田港で旅客船の安全総点検を行った。 同事務所の職員3人が、伊豆クルーズ(同市)が運航する遊覧船「サスケハナ号」と事務所に立ち入り、調査した。救命胴衣や消防設備の備え付け状況、事故や災害時の避難誘導体制、船員の飲酒管理、新型コロナウイルス感染拡大防止など約50項目を重点的に調べた。 同事務所は熱海市でも点検を実施する。

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  • 蒔田さんと山口さん 地域おこし隊に委嘱 下田市、スポーツ分野で

     下田市はこのほど、新たな地域おこし協力隊員として、スポーツ振興部門に蒔田俊史さん(46)、アウトドアスポーツ振興部門に山口智史さん(37)を委嘱した。任期は最長3年間。  さいたま市から移住した蒔田さんは、トライアスロン用品専門店の店長などを務め、20代からしばしば下田を訪れていた。神奈川県鎌倉市から移住した山口さんは、東京消防庁で勤務し、20年間下田ライフセービングクラブでも活動してきた。2人は市振興公社に在籍し、生涯スポーツの振興、普及やスポーツツーリズムなどを担当する。  委嘱式で蒔田さんは「スポーツ合宿誘致に取り組みたい。市内外の人に体を動かす楽しみを伝えたい」、山口さんは「ライフセ

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  • 日本選手団最多221人 東京パラリンピック、静岡県勢は15人

     日本パラリンピック委員会(JPC)は2日、8月24日に開幕する東京パラリンピックの日本選手団の1次発表を行い、史上最多となる221選手が代表に選ばれた。選手団の主将は車いすテニス男子の国枝慎吾(ユニクロ)、副主将はゴールボール女子の浦田理恵(総合メディカル)で、ともに2012年ロンドン大会で金メダルを獲得した第一人者に決まった。  静岡県勢は内定選手を発表していなかったシッティングバレーボールの中野琢也(聖隷福祉事業団、聖隷クリストファー高出)が加わり15人となった。スタッフには、陸上の神田いずみコーチ(県立富士特別支援学校)、ボッチャの内藤由美子(あしたか太陽の丘)、桜井博紀(常葉大准教授

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  • 大雨避難情報と集団接種 どちらを優先? 下田市と東伊豆町、判断に苦慮 専門家「正解なく首長が決断を」【新型コロナ】

     伊豆半島を中心に大雨に見舞われた1日、全域に避難指示を出した下田市や、高齢者等避難の情報を出した東伊豆町は、発令中に高齢者への新型コロナウイルスワクチンの集団接種を実施した。国が早期の接種完了を求める中、市町は防災と感染症対策のはざまで難しい判断を迫られた。防災の専門家は「避難指示を出すような状況ならば、原則多数の移動を伴う集団接種は取りやめるべき」と指摘する。  下田市は、市民スポーツセンターで接種した。予定した280人のうち、大雨の影響か、通常より多い12人が当日キャンセルした。市は接種時間帯の雨の状況と、中止した場合の日程調整や医師らの再手配の難しさを考慮し、実施した。市民保健課の土屋

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  • 社説(7月2日) 線状降水帯情報 活用して命守る行動を

     積乱雲が同じ地域で次々に発生、長時間にわたり強い雨を降らせる「線状降水帯」の発生を知らせる気象庁の「顕著な大雨に関する情報」が6月29日、運用開始以来初めて沖縄本島地方に発表された。  梅雨前線が北上して本州南岸に停滞したため、1日も東日本や西日本の太平洋側を中心に大雨となり、日を置かずして伊豆諸島北部にも、線状降水帯の発生情報が発表された。静岡県内にも大雨が降り、下田市と南伊豆町は全域に「避難指示」を出した。  いよいよ本格的な大雨の時期となった。停滞した前線に大量の水蒸気を含んだ空気が流れ込むことで大雨のリスクが高まる。そのほか、台風や低気圧の接近によって前線の活動が活発化することがある

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  • 2021年路線価 コロナ禍色濃く、静岡県内上昇ゼロ

     1日公表された2021年1月1日時点の路線価によると、静岡県内約9000地点の標準宅地評価基準額の対前年変動率はマイナス1.6%と13年連続で下落した。下げ幅は1.2ポイント拡大した。県内13税務署のうち6署で最高路線価が下落し、7署で横ばいだった。上昇はゼロで、新型コロナウイルス感染拡大で雇用所得環境が悪化し、住宅購入意欲が減退したことが色濃く現れた。各地の取引状況を取材した。(価格は1平方メートル当たり)  住宅買い控え 懸念  沼津 最高路線価はJR沼津駅南口の沼津市大手町1丁目(市道3654号線通り)の27万円で、1・8%の下落。売り物件は増えているが、コロナの影響で全体的に需要が

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  • 漁港にテレワーク拠点 漁具倉庫を飲食・宿泊可能に改修 焼津

     焼津市の焼津内港(旧港エリア)の漁具倉庫(同市中港)について、飲食・宿泊機能を備えたテレワークの拠点として整備することが正式に決まった。市、倉庫を所有する焼津漁業協同組合、運営主体、リノベーションをそれぞれ手掛ける企業2社が30日、整備に向けた連携協定を結んだ。  漁具倉庫は1960年に建てられ、二棟で2階建て計54部屋が並んでいる。網や釣りざおの収納に使われている。市は港町らしいロケーションを生かし、テレワーク拠点に選定し、事業者を公募していた。  施設を運営するのはキャンプ場・商業施設運営のヴィレッジインク(下田市)、リノベーションを手掛けるのはアール・アイ・エー(東京都)。年内に改修工

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  • 中学校統合準備委「サーフィン部設置を」 下田市教育長に答申書

     下田市教委の諮問機関「市立学校統合準備委員会」(森本幸平会長)は30日、2022年に4中学校が統合して開校する新下田中に全国2例目の「サーフィン部」の設置などを求める答申書を佐々木文夫教育長に提出した。  答申はサーフィン部の他、サッカー、野球、総合文化の計4部の新設と、4校に既存の10部の計14部活動の設置を求めた。部活動に準じた「地域部活動」(クラブチーム)として、短中長距離の陸上競技に限定した「競走部」も設けるとした。将来的な生徒数減少に応じた見直しや、部活動の地域への移行も求めた。  佐々木教育長は「市民や子どもたちの声を真摯(しんし)に受け止めてもらった」とねぎらった。答申書は7月

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  • 下田市の白浜大浜海水浴場 7月22日海開き

     下田市は29日の定例記者会見で、今夏開設する市内9海水浴場の開設期間などを発表した。新型コロナウイルス対策として、昨夏同様に検温などを実施する。  海開きは田牛、九十浜が7月17日、市内最大の白浜大浜など7カ所は同月22日に実施する。開設期間の終了は、外浦、九十浜、鍋田浜が8月22日、その他6カ所が同月29日を予定する。  白浜大浜、九十浜の2カ所では、昨夏同様に密集を避けるため、浜に4メートル四方の枠をロープで囲う。白浜大浜では来場者を検温し、済んだ人にはリストバンドを着用してもらう。  また、海水浴場ごとに管理受託者が契約していたライフセーバーは、市が一括で契約し、安定的な安全確保の体制

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  • 自転車貸出所の利用5千人 伊豆・修善寺駅前、五輪目前で達成

     東京五輪自転車競技の地元開催決定を契機にオープンした伊豆市の伊豆箱根鉄道修善寺駅前の自転車貸出所「いずベロ」の利用者が29日、5千人に到達した。五輪の開幕目前での達成に、関係者は「この取り組みが五輪のレガシー(遺産)になるはず」と喜んだ。  伊豆を訪れるサイクリストだけでなく、市民や観光客にも自転車を使ったまちづくりに参加してもらおうと、2017年4月にオープンした。山や坂が多い伊豆の地形を踏まえ、自転車は電動アシスト付きのみ20台を用意。コロナ禍前は海外からの客も頻繁に来店し、約20カ国200人が利用した。  節目の利用者は下田市の山田恵理子さん(67)で、退職を機に自転車に乗り始めたとい

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  • 下田市 接種券個別発行に対応 64歳以下は7月中旬までに発送

     下田市は29日の定例記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの東京などでの国の大規模接種や、職域接種を受ける市民に、接種券を個別発行していると明らかにした。また、12~64歳の市民の接種券は、7月中旬までに発送するとした。集団接種は同月下旬から開始する。  接種券の個別発行は、市役所市民保健課の窓口で受け付け、身分証明書が必要となる。12~64歳の集団接種会場は高齢者と同様、市民スポーツセンター体育館で、土、日曜を中心に予定する。予約は電話とインターネットで、7月中旬の開始を目指す。12~15歳の小中学生については、集団接種会場の他、今後計画する個別接種で対応する方針。  また、市は市観光協会

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  • 窃盗の疑いで埼玉県の少年逮捕 下田署など

     下田署などは28日、窃盗の疑いで埼玉県八潮市、自称仲介業の少年(19)を逮捕した。逮捕容疑は15~16日までの間、氏名不詳者らと共謀して不正に入手した他人名義のキャッシュカードを使い、下田市と神奈川県内のコンビニ店の現金自動預払機(ATM)から11回にわたって現金計約160万円を引き出して盗んだ疑い。

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  • 合併控え最終年度事業計画など承認 JA伊豆太陽

     JA伊豆太陽(下田市、桜井雄司組合長)は26日、第31回通常総代会を同市民文化会館で開いた。2022年4月を予定する同JAなど県東部8JAの合併を控え、最終年度となる21年度の事業計画などを承認した。  感染症対策のため、各支店運営委員長17人と理事・幹事22人のみが出席した。桜井組合長は「本年度は組合として最終年度。自己改革を継続し、合併JAにつなげていけるよう取り組む」と述べた。21年度の事業計画には、直販やファーマーズマーケットでの販路拡大などが盛り込まれた。  20年度決算は、コロナ禍での農産物価格下落や販売事業の低迷が響いた。事業利益は多額の株式売却益があった前年度に比べ、85・8

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  • 自転車競技の魅力 白浜小児童に紹介 元五輪選手飯島さん

     下田市教委は28日、自転車競技で2000年シドニー五輪から3大会連続出場したブリヂストンサイクルの飯島誠さん(50)=埼玉県=を招き、白浜小で講演会を開いた。4~6年生38人が、県内で開催される東京五輪・パラリンピックの自転車競技について学んだ。29日は朝日小、稲梓小でも開かれる。  飯島さんは五輪の自転車競技は1896年の第1回アテネ大会から現在まで続く歴史があり、種目数も全競技で3番目の多さだと紹介した。小山町などが舞台のロードレースのコースは、これまでの大会でも屈指の長さと高低差だとし、「ここに暑さが加わる。選手がどう攻略するかが見どころ」と解説した。  種目ごとに違う3種類の自転車も

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