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土屋元副知事が出馬正式表明 今夏の下田市長選

 元副知事の土屋優行氏(68)=浜松市天竜区二俣町阿蔵=が9日、下田市内で記者会見し、任期満了(7月4日)に伴う下田市長選に出馬する意向を正式に表明した。

土屋優行氏
土屋優行氏
会見する土屋優行氏=下田市
会見する土屋優行氏=下田市
土屋優行氏
会見する土屋優行氏=下田市

 現市庁舎は今春から段階的な移転を予定しているが、土屋氏は「移転を否定するつもりはない」としつつ、移転地の水害リスクに触れ「移転先に全ての要素を入れるかは考える必要があり、防災機能は別個(別の場所)にすべき」との見解を示した。
 賀茂6市町の広域連携推進の必要性に触れ、職員不足などを一因に自治体の垣根を越えた教育委員会の統合の必要性も訴えた。
 市長選には現職の松木正一郎氏(63)が既に出馬の意向を明らかにしている。松木氏とは静岡県の元同僚。「昨年から地域の話を聞く中で、行政経験を生かしたいと(出馬を)決意した」とした上で、「コロナ禍以後の経済対策などが重要となってくる。松木氏に任せられないということでなく、財政畑の経験が長い私のほうが今の下田には適任だ」と強調した。
 「(政党の)公認を求めるつもりはないが、推薦をいただきたいということは考えている」と述べた。

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