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下田姉妹都市、米ニューポート市訪問へ出発式 松木市長と中学生ら

 下田市の姉妹都市・米ニューポート市への訪問団の出発式が11日、下田市役所で開かれた。4年ぶりの対面交流の実現となる。ニューポート市はペリー提督の出生地。

意気込みを示す津田さん=下田市役所
意気込みを示す津田さん=下田市役所

 松木正一郎市長を団長に総勢13人。下田中生徒と下田ニューポートクラブの沢村紀一郎会長らも名を連ねる。同日から18日までの行程で、姉妹都市65周年記念式典など交流行事に参加して親睦を深める。近隣のニューヨークも訪問し、下田に置かれた国内初の米国総領事館の初代総領事タウンゼント・ハリスの墓も訪ねる予定。
 訪問する中学生は津田萌々香さんと里見桃子さん、飯田千礼さん、竹中暖人さんの3年生4人。中学生を代表して生徒会長の津田さんが「一日一日を大切に貴重な経験としたい」とあいさつした。
 松木市長は「訪問の最たる目的は中学生の交流事業だ。国際的な人材の育成につなげたい」と述べた。市教委によると、1990年からこれまでに120人超の中学生をニューポート市に派遣している。
 訪問団は2019年まで毎年派遣していたが、新型コロナウイルス禍で中断していた。
 (下田支局・伊藤龍太)

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