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8日以降 新型コロナ「5類」移行対応 下田市長「高齢者配慮を」 新たな体調管理カードも

 下田市の松木正一郎市長は28日、感染法上の位置付けが5月から「5類」に引き下げられる新型コロナウイルスへの対応について、個人の選択を尊重するとの政府方針に加えて「高齢者ら重症化リスクの高い市民に配慮した日常生活への緩やかな移行」を呼びかけるとの方針を示した。定例会見で明らかにした。
 松木市長は「高齢化が進む下田において、いきなり全てを解放するというのは落差が大きい」と説明。市役所での窓口対応における感染防止策は従来通り消毒液や検温器、アクリルパネルの設置を続ける。体温などを記す「下田モデルカード」を参考に、新たな体調管理カードの作成を検討しているという。
 8日の5類移行後には市内の一大行事「黒船祭」(5月19~21日)が控えている。松木市長は「市民や観光客には高齢者への配慮を呼びかけたい」とし、「市もケース・バイ・ケースで対応する」と述べた。
 (下田支局・伊藤龍太)

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