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下田の松木市長、再選出馬正式表明

 下田市の松木正一郎市長(63)は21日、任期満了(7月4日)に伴う市長選に再選を目指して出馬する意向を正式表明した。就任がコロナ禍まっただ中の2020年だった点を踏まえ、「特にまちづくりでやり残したことがある」と言葉に力を込めた。定例会見で記者の質問に答える形で明らかにした。

市長選出馬を正式表明する松木正一郎市長=下田市役所
市長選出馬を正式表明する松木正一郎市長=下田市役所

 松木氏は「(最初の)3年間は観光振興とコロナ対策の両立に骨を折る状況だった」と振り返った。その上で今春から一部機能が先行移転する新庁舎整備に道筋が付いたとし、現庁舎の跡地活用や伊豆縦貫自動車道のインターチェンジ予定地周辺の土地利用、下田グランドホテル跡地への公園整備、防災対策に意欲を示した。
 既に元副知事の土屋優行氏(68)も市長選に出馬の意向を表明している。2人は県の元同僚で、「私は(県職員として)下田で過ごした経験も長い。(財政畑が長い土屋氏は)管理する側の方で、(自身は)長く企画や計画部門で実務をやってきた」と違いを強調。土屋氏の印象を問われると「厳しい人だけれど好きだった」と答えた。
 松木市長は自民党籍を有しているが、「現時点で(党の推薦を得ることは)特に考えていない」とも述べた。

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