テーマ : ラグビー

パラスポーツの力感じて 池崎選手(車いすラグビー)講演

 静岡県作業療法士会はこのほど、第35回県作業療法学会(静岡新聞社・静岡放送後援)の市民公開講座を浜松市中区のアクトシティ浜松で開いた。東京パラリンピック車いすラグビー競技で銅メダルを獲得した池崎大輔選手(三菱商事)が「夢への挑戦」と題して講演した。

「夢への挑戦」をテーマに講演する車いすラグビーの池崎選手=浜松市中区のアクトシティ浜松
「夢への挑戦」をテーマに講演する車いすラグビーの池崎選手=浜松市中区のアクトシティ浜松

 池崎さんは車いすがぶつかり合う競技の特徴や日々の厳しいトレーニングを紹介。リオパラリンピックに続く銅メダルとなった東京大会に触れ、「機能回復など多くの方のお世話になって舞台に立っている。悔しさもある。進化を続けて、次こそ金メダルを」と2024年のパリ大会を目指す強い思いを口にした。
 池崎さんは「車いすラグビーは転んでも強い気持ちで何度も相手に立ち向かう。パラスポーツには困難を乗り越える力がある」と強調。「競技の魅力や可能性を伝えることで、誰もが認め合い、支え合う社会に貢献したい」と語った。オンラインを併用し、約480人が聴講した。

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