あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 藤枝市

ブラックベリー 地域交流の実結ぶ 藤枝の障害者福祉施設 収穫・販路拡大へ16日までCF

 障害福祉サービス生活介護と相談支援の各事業所を経営する藤枝市青木の「遊笑舎」(多々良正英社長)の利用者が、栽培したブラックベリーの販売に向けて準備を進めている。生のブラックベリーを市内のケーキ店に卸すほか、民間企業の協力で加工したジャムの瓶詰めをマルシェや福祉施設、無人販売所で売って活動を周知する。

ブラックベリーのジャムを詰めた瓶にラベルを貼る利用者=藤枝市駅前の遊笑舎
ブラックベリーのジャムを詰めた瓶にラベルを貼る利用者=藤枝市駅前の遊笑舎
ブラックベリーのジャムを詰めた瓶にラベルを貼る利用者=藤枝市駅前の遊笑舎
ブラックベリーのジャムを詰めた瓶にラベルを貼る利用者=藤枝市駅前の遊笑舎
ブラックベリーのジャムを詰めた瓶にラベルを貼る利用者=藤枝市駅前の遊笑舎
ブラックベリーのジャムを詰めた瓶にラベルを貼る利用者=藤枝市駅前の遊笑舎

 焼津市の農家からブラックベリーの苗をもらったことをきっかけに、2020年から取り組み始めた。現在は焼津、藤枝両市の畑を使って栽培する。収穫時期は毎年6月末~7月末。売上金は利用者の工賃などに充てる。
 利用者は23年末に藤枝市駅前の事務所で、ジャム瓶にラベルを貼る作業を行った。多々良社長は「当初は畑へ行くのがおっくうになっていた利用者が、今は積極的に作業している。多くの人と交流し、地域で生きる上で笑い合う関係を築いてほしい」と思いを語る。
 同社によると、23年の収穫量は約60キロ。24年は90~100キロを見込むものの、保存する冷凍庫が不足しているという。同社は1月16日まで、冷凍庫の確保と商品の販路拡大を目的にクラウドファンディングサイト「キャンプファイア」で支援を募る。問い合わせは同社<電054(639)7778>へ。
 (藤枝支局・青木功太)

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

藤枝市の記事一覧

他の追っかけを読む