観光DX推進へ 国交省に支援要望 藤枝市協会など
4月から一般社団法人としてスタートした藤枝市観光協会の江崎晴城会長と同市の河野一行副市長はこのほど、国土交通省で尾崎正直政務官と面会し、観光デジタルトランスフォーメーション(DX)推進への支援を要望した。
「2024年問題」に伴う脆弱(ぜいじゃく)な二次交通や、デジタル人材不足により同市の観光消費額が周辺市町と比べて低いことを課題に挙げた。サッカーなどのスポーツを核に、歴史や茶、食文化といった地域資源を結集して新たな誘客につなげるほか、DX活用で周遊促進と域内消費を喚起し、地域活性化の実現を求めた。
江崎会長と河野副市長は、同様の要望で観光庁も訪問した。