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宇宙の成り立ちやＩＳＳ学ぶ　ＪＡＸＡ職員黒川さんが講演　藤枝・葉梨中３年生

　藤枝市は５日、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）有人宇宙技術部門の黒川怜樹さん（４５）を招いた講演会を市立葉梨中で開いた。３年生約１３０人が、宇宙の成り立ちや国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）の役割、宇宙飛行士の仕事を学んだ。

　黒川さんは宇宙空間が高度１００キロであることや、約１３７億年前に宇宙が誕生したことなどを説明。クイズ形式でＩＳＳが地球を周る速さは秒速７・７キロ、１周する時間は９０分、公転周期が一番短いのは水星の８８日と紹介し、正解した生徒にはＪＡＸＡのキーホルダーや宇宙飛行士のシールといったグッズをプレゼントした。
　６日午後５時５０分ごろに、晴れていればＩＳＳが藤枝市から西南西の方角に目視できるという。生徒を代表し、後藤光貴さん（１５）は「未知の世界に飛び出す勇気と失敗をしても諦めず、強い折れない心があることにすごいと感じた」と話した。
　会場には宇宙服のレプリカやＪＡＸＡの貸与品も展示された。
　（藤枝支局・青木功太）

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