サッカー先進国・ドイツの練習法を藤枝に 1部リーグ・Eフランクフルト主任 指導者向け講習
サッカー元日本代表の長谷部誠選手(39)=藤枝東高出=が所属するドイツ1部リーグ、アイントラハト・フランクフルトの国際スポーツ企画主任、ニコライ・アダムさんがこのほど、藤枝市内の小中学生の指導者を対象にした講習会を瀬戸谷中天然芝グラウンドで行った。各少年団や中学校の部活動などの指導者約30人が参加し、最先端の練習方法やサッカーの細かな戦法について理解を深めた。
ニコライさんは、4月に市内で始動した同クラブのジュニアユース(中学生年代)チームの練習の様子を紹介。教材にしながら試合に必要な能力や状況に応じたプレーなど、技術と戦術について助言した。
市サッカー協会4種副技術委員長の松折良太さん(37)は「気持ちを伝えつつ、選手の判断に任せて選択肢を増やしてあげる練習ができている。かみ砕いて伝える能力を日々勉強し、子どもたちに還元して一緒に成長したい」と話した。
(藤枝支局・青木功太)