藤枝の小学生 メニュー考案コンテスト 地元の農作物使いおいしい給食 森田君最優秀「小松菜の春雨スープ」
藤枝市は２８日、地産地消の食育を推進するために市内の小学生が学校給食メニューを考案したコンテストの表彰式を市役所で開いた。地元の農作物を使ってメニューを考えた２２９人の児童の中から、森田あもる君（青島小６年）が最優秀賞を受賞した。
森田君は「小松菜のちゃんぽん風春雨スープ」を考案。できるだけ低価格の食材を使い、好物のちゃんぽんをベースに見た目や味付けを調整して何度も試作した。「最優秀賞を受賞できて本当にうれしい。おいしく出来上がった」と喜びを語った。レシピは来年２月ごろ、市内の全小中学校の給食で提供する予定。
夏休みの課題として、給食でメニュー化しやすく低学年でも考えやすい「汁物」をテーマに募集した。市内で栽培する小松菜とチンゲンサイ、三つ葉、シイタケのいずれかを１種類以上取り入れたレシピを条件とした。
表彰式には森田君ら入賞者が出席し、中村禎教育長から表彰状を受け取った。
森田君以外の入賞者は次の通り。
優秀賞 杉山輝一（葉梨小４）清水亮雅（青島北小４）山根快晴（同）西村美緒（高洲南小３）
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