隊員や医師派遣 志太消防本部と藤枝市立総合病院 能登地震
能登半島地震を受け、志太消防本部と藤枝市立総合病院は4日、隊員や医師らを被災地に派遣した。救助救出や救急搬送、医療機関の支援などに当たる。
同本部は1日夜の第1陣に続き、救急隊や救助隊など計4隊15人を送った。不足している簡易トイレ4台も消防車両に積み、現地で提供する。藤枝消防署で行った出発式で、志太広域事務組合管理者の北村正平藤枝市長は「被災者のための救助活動を」と激励した。
同病院からは災害派遣医療チーム(DMAT)として医師や看護師ら5人が活動拠点の石川県七尾市の公立能登総合病院へ向かった。8日まで、病院と福祉施設の支援などに取り組む。毛利博病院事業管理者は「被災者に寄り添った活動とともに、全員無事に帰ってきてほしい」と呼びかけた。