脱炭素化活動「デコ活」 藤枝市参加表明 LED化など推進
藤枝市は30日、環境省が協力を呼びかける脱炭素化活動「デコ活」への参加を表明した。官民連携で温室効果ガスの排出量を削減するための行動を実践する。
北村正平市長が同日の定例記者会見で概要を説明した。市が進めてきた温暖化対策の施策を実質的な行動につなげる。環境の啓発事業や再エネ、省エネに関する補助事業の推進や、環境人材を育成してデコ活の取り組みを後押しする。
小中学校や交流センターなど市内34の公共施設で計約2万本の蛍光灯をLED化し、年間300トンの二酸化炭素(CO2)を削減できる見込み。玄関前に宅配便を置く「置き配」の推進なども盛り込んだ。
デコ活は脱炭素やエコなど環境配慮の生活をつくる運動の愛称。環境省が個人や社会に推奨する取り組み例を紹介している。