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不登校児　迅速支援へ　藤枝市総合教育会議　幼小連携強化を確認

　藤枝市はこのほど、市長と市教育委員会が教育行政について協議する総合教育会議の本年度第３回の会合を市役所で開いた。北村正平市長と中村禎教育長、教育を専門とする委員ら約２０人が出席。現在の特別支援教育と不登校の実態を示した上で、幼稚園と小学校の間の連携体制の強化などを確認した。

　来年度は教員である指導主事を市こども未来応援局内に配置すると報告。就学前から子どもの発達課題や家庭の養育状況など不登校の原因となり得るさまざまな背景に対して、教育と福祉の双方の視点から対応し、迅速かつ的確な支援につなげるとした。
　委員からは福祉を含め学校への相談体制の強化が必要といった意見が出た。中村教育長は「（不登校の）背景や原因を探り、一人一人に寄り添うことが大切な時代にある。家庭との話し合いが重要」と述べた。

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