「迅速救助を」技術、体力鍛錬 志太消防本部で訓練開始
志太消防本部藤枝消防署で11日、6月の県消防救助技術大会に向けた訓練が始まった。21人の隊員が技術や体力の向上を図る。
参加者は20~30代の若手が中心。平日午前に、ロープブリッジ救出やはしご登はんなど陸上の部4種目の訓練に励む。隊員は互いに声をかけ合い、迅速な救助を意識した。
開始式で立林保藤枝消防署長は「目的は救助技術の基本的要素の錬磨と、市民が消防に寄せる期待に力強く応えること。目標の全国大会を目指して駆け抜けてほしい」と激励した。選抜救助隊長の望月竜之介さん(42)は「市民の安全を守るために結果にこだわりたい」と意気込んだ。
同日、焼津消防署でも訓練が始まった。