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テーマ : 藤枝市

藤枝市24年度予算案 都市の持続的成長 重点 一般会計610億8000万円

 藤枝市は14日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比5・9%増の610億8千万円で、12年連続で過去最高を更新した。都市の持続的な成長と人材力の向上、子どもの支援、交流の活発化などの施策を重点的に進める。特別会計と企業会計を合わせた総額は前年度比2・9%増の1246億1200万円。19日開会の市議会2月定例月議会に提出する。

藤枝市2024年度 予算案 主な事業
藤枝市2024年度 予算案 主な事業


 一般会計の歳入の34・2%を占める市税は1・9%減の209億円。個人市民税は定額減税に伴い5・7%減の76億600万円、法人市民税は市内企業の業績不調などにより13・6%減の10億6100万円とした。大型事業に対する支出をまかなうため、市債は22・6%増の50億1千万円を見込む。
 歳出は岡部みわ保育園(仮称)の整備や児童手当支給などの民生費、中心市街地の再開発を主とした土木費、学校給食の公会計化や公共施設のLED化推進といった教育費をいずれも前年度と比べ増やした。
 主な事業は市制施行70周年・サッカーのまち100周年記念事業(1億200万円)や新地域成長戦略推進(1500万円)、スポーツ交流戦略「シティ・トレセン構想」推進(1千万円)など。子ども医療費の完全無償化(6億9500万円)、発達に課題のある子どもの居場所づくり(1100万円)にも取り組む。
 継続的な大規模事業では、中心市街地の再開発に8億6700万円、瀬戸谷温泉ゆらくの隣接地に新陶芸センターや道の駅を複合的に整備する「陶芸村構想」の推進に9億8400万円、新ごみ処理施設「クリーンセンター」の整備に4億8700万円を計上した。
 (藤枝支局・青木功太)

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