働きやすい職場環境へ 経営者が取り組み紹介 藤枝
地方創生の推進に関する連携協定を締結している藤枝市としずおか焼津信用金庫はこのほど、企業向けの「働きやすい職場環境づくりセミナー」を市産学官連携推進センターで開いた。市内外の企業の代表者や人事担当者ら約45人が出席し、人材確保や育成、会社の成長につなげる職場環境づくりに関して理解を深めた。
イワサキ経営(沼津市)の吉川正明社長は、自社で取り組むフリーアドレス導入や情報の共有化など働きやすさの追求について講演した。藤枝MYFCの徳田航介社長と冷凍冷蔵庫業の焼津冷凍(藤枝市)の松村勲社長を含めた3人によるパネルディスカッションでは、それぞれの取り組みを披露した。
徳田社長は選手の獲得について、クラブの理念と理念に基づくチームづくりを明確に示すことを大事にしていると紹介。松村社長は毎月カテゴリに分けて実施している充実した社内研修制度などを説明した一方で、採用面で学生が求めるニーズへの対応策といった課題も挙げた。吉川社長は社員評価の仕組みを整備する必要性を強調した。