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テーマ : 藤枝市

⚽藤枝MYFC女子「ルクレ」創設10年 知名度向上へ 指導や交流に積極参加

 サッカーJ2藤枝MYFCの女子チーム「ルクレMYFC」は、女子サッカーの普及とチームの認知度向上を目指し、子どもたちへの指導に力を注いでいる。2013年の新設から10年が経過したが、知名度は低迷したままでサポーター数も少ない。チームはサッカー教室などに積極的に参加し、競技の魅力とチームの特色を発信する。

ミニゲームを通じてルクレMYFCの選手と交流する子どもたち=10月、藤枝市の藤枝総合運動公園多目的広場
ミニゲームを通じてルクレMYFCの選手と交流する子どもたち=10月、藤枝市の藤枝総合運動公園多目的広場
ミニゲームを通じて選手と交流する子どもたち=10月、藤枝市の藤枝総合運動公園人工芝グラウンド
ミニゲームを通じて選手と交流する子どもたち=10月、藤枝市の藤枝総合運動公園人工芝グラウンド
ミニゲームを通じて選手と交流する子どもたち=10月、藤枝市の藤枝総合運動公園人工芝グラウンド
ミニゲームを通じて選手と交流する子どもたち=10月、藤枝市の藤枝総合運動公園人工芝グラウンド
ミニゲームを通じてルクレMYFCの選手と交流する子どもたち=10月、藤枝市の藤枝総合運動公園多目的広場
ミニゲームを通じて選手と交流する子どもたち=10月、藤枝市の藤枝総合運動公園人工芝グラウンド
ミニゲームを通じて選手と交流する子どもたち=10月、藤枝市の藤枝総合運動公園人工芝グラウンド


 10月、藤枝市の藤枝総合運動公園多目的広場。3歳以上の少女を対象にしたサッカー教室「藤枝なでしこ広場」が開かれ、幼児と児童計26人がルクレの選手と一緒に、はつらつとボールを追いかけた。
 選手はドリブルやパス、ミニゲームを通じて子どもたちと交流を深め、サイン会と写真撮影の場も設けた。青島東小1年の畑紗彩さん(7)は「選手は優しくて楽しかった。試合の応援にも行きたい」と笑顔を見せた。
 教室は毎月第1、3土曜に行われ、チームは昨年8月に初参加してから今回が3回目。犬塚友輔監督(39)は「女子サッカーの普及と発展が役割」と強調し、地域との関わりが重要だと認識する。
 参加した女子児童2人は、昨夏に選手が教室に参加した際に初めてチームの存在を知った。藤枝MYFCの応援団「ウルトラス藤枝」の代表を務め、ルクレの応援にも熱心な藤枝明誠高3年小杉一左さん(18)によると、少しずつサポーターは増えているが、子どもの姿は見えないという。
 知名度の低さはモチベーションにも影響する。選手は自らSNSでチーム情報を発信したり、藤枝MYFCの本拠地戦でチラシを配って呼びかけたりするなどしてPRに励む。犬塚監督は「プロでなくてもプレーできる場所があると認知させたい」と思いを語る。
 チームは今季から東海女子サッカーリーグ1部に参戦したものの、現在は最下位にとどまる。「試合で勝って有名になってほしい」と、子どもたちからの期待は大きい。岡部唯花主将(27)は「(サッカー教室は)貴重な機会。結果を出して、地元の期待に応えたい」と言葉に力を込めた。
 (藤枝支局・青木功太)

ルクレMYFC
 サッカーなでしこリーグ入りを目指して2013年に創設された。J2藤枝MYFCが運営し、志太榛原地区を拠点に活動する。14年から県中西部女子リーグに参戦。19年に皇后杯全日本女子選手権県大会で初優勝を果たし、昨季は東海女子リーグ2部で優勝して初の1部昇格を決めた。選手数19人。

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