オープンキャンパス 静岡県警察学校で実施 春の採用試験向け
静岡県警は春の警察官採用試験実施に向け、部門ごとの業務説明・体験会を各地で積極的に開催している。２９日には藤枝市の県警察学校で「集まれ将来の警察官オープンキャンパス」を行い、現役の高校生や大学生に加え、新たに今春設けた試験枠の対象となる社会人や専門学校生を含めた計５０人の男女が参加した。
八木瑞生学校長は「教官も生徒から感動をもらい、一緒に成長する。『困っている人を助ける』『悪に立ち向かう』という意志があれば、体力などに自信がなくても警察官になれる」などとあいさつ。参加者は初任科生が受ける刑法の授業を見学したり、交番勤務の魅力を聞いたりした後、逮捕術にも挑戦した。保護者８人も一緒に行動した。
大学でアメリカンフットボールを続ける堀川歩夢さん（２１）＝静岡市＝は「実際にみて（警察官の）イメージがわいた。もっと体を鍛え、勉強も頑張って試験に挑戦したい」と話した。
オープンキャンパスは３月１３日にも実施予定。転職者限定のオンライン説明会は３月３、７日にあり、内容を変えながら平日のほぼ毎日、３０分間だけオンライン開催する「プチ説明会」も４月５日まで続ける。
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