東海道の食や歴史体験 商品化 藤枝、静岡の団体が総会 新年度事業を承認
藤枝、静岡両市の関係団体でつくる「駿州の旅日本遺産推進協議会」(会長・北村正平藤枝市長)はこのほど、総会を藤枝市内で開き、2023年度事業報告案と24年度事業計画案を承認した。
23年度主要事業として、オリジナルブランド商品「駿州堂」を活用した土産や食メニューの商品開発、インバウンド(訪日客)向けのプロモーション映像制作などの成果が報告された。24年度事業計画案には、東海道の食や歴史、絶景を生かした観光体験コンテンツの作成と旅行商品化といった新たな取り組みを盛り込んだ。
出席者からは、開発した商品を活用するための売り方や見せ方についての検討や、旅行者の視点で具体的に情報発信する必要性などを強調する意見が上がった。
総会には北村市長と難波喬司静岡市長のほか、両市の商工会議所、観光関係団体の代表者らが出席した。