最優秀賞に佐々木さん（青島北小）ら 藤枝で村越化石俳句表彰式
第１９回魂の俳人藤枝市村越化石俳句大会の表彰式が１０日、市役所で開かれた。最優秀賞の村越化石賞は佐々木海琉さん（青島北小６年）と疋野ももこさん（青島中２年）、椋本信枝さん（同市水上）が受賞し、中村禎教育長から賞状とメダルを受け取った。
佐々木さんの句は「海の家風鈴たちのオーケストラ」、疋野さんは「せみしぐれ魂燃える部活動」と詠み、椋本さんの作品は「共白髪となりて花野の風をきく」。
藤枝市内の小中学生と全国の一般から過去最多の３９３３句の応募があり、２１人の入賞者を決定した。入賞作品は年明けに、市内４カ所で巡回展示する。
村越化石（１９２２～２０１４年）は同市出身。ハンセン病を患いながら、「魂の俳人」として数々の作品を生み出した。
このほかの入賞者は次の通り。
市長賞 伊藤楽（藤枝中１）武藤洋一（群馬県前橋市）▽教育長賞 竹嶋優璃（葉梨小３）野上卓（東京都世田谷区）▽藤枝市文化協会会長賞 山下蒼馬（藤枝中央小２）出雲蒼大（岡部中２）▽入選 長谷川蒼樹（藤枝中央小３）藤原拓馬（広幡小３）石上春樹（青島小５）木村美月（広幡小５）中村愛菜（藤枝中１）和田采鈴（青島北中１）今村駿汰（藤枝中３）大石俊彦（藤枝市藤岡）加用富夫（同市仮宿）甲斐ゆき子（富士宮市）毛利喜子（愛媛県喜多郡内子町）岸部吟遊（秋田県能代市）
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