交通死亡事故の再発防止策検討 藤枝署など現場診断
藤枝署は27日、藤枝市田中3丁目の県道交差点で8日に発生した交通死亡事故の現場診断を行った。同署の署員や道路管理者の県島田土木事務所の職員、地元住民ら約20人が参加し、再発防止策を検討した。
事故は午後2時15分ごろに発生。直進の軽乗用車と右折の軽乗用車が衝突し、直進していた軽乗用車の男性(24)が亡くなった。現場は右折用の矢印が付いた信号機があり、交通量の多い交差点。男性の車は事故の弾みで横転し、付近の電柱にぶつかった。
参加者は道幅や標識、道路形状などを確認し、交差点中央に右折の誘導線や、交差点で速度を落とすよう促す路面標示の必要性を指摘した。小中高生の通行が多いため、防護柵を設けるべきといった要望も出た。