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テーマ : 富士市

直接触れて鑑賞楽しんで 彫刻やステンドグラス 静岡で作品展

 NPO法人県補助犬支援センターは12日まで、作品を直接手で触れて楽しむ「心で観(み)る美術展」(静岡新聞社・静岡放送後援)を静岡市役所市民ギャラリーで開催している。5人の美術家による彫刻やステンドグラス、トールペイントなどの作品約60点が並ぶ。

作品を直接手で触れて楽しむことができる美術展=静岡市役所市民ギャラリー
作品を直接手で触れて楽しむことができる美術展=静岡市役所市民ギャラリー

 目の不自由な人も含めて誰にでも、作品に触れることで大きさや素材の特質を感じてもらい、芸術に親しんでもらおうと企画。ステンドグラス作家の関雪江さん(富士市)がシャクヤクをモチーフにデザインした高さ約60センチのランプは、ランプシェードに触れるとデザインの凹凸や白熱電球のじんわりとした温かさを感じることができる。彫刻家の桑山賀行さん(神奈川県藤沢市)の、田んぼの中にたたずむかかしを表現した高さ約1.9メートルの木彫も来場者の注目を集める。
 同センターの川口綾理事長は「作品に触ることで新たな発見があると思う。あらゆる人が一緒に芸術を楽しむ場になったらうれしい」と期待した。

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