⚽Ｅフランクフルト 藤枝の中学生チーム 関係者が市に活動報告
サッカー元日本代表の長谷部誠選手（３９）＝藤枝東高出＝が所属するドイツ１部リーグ、アイントラハト・フランクフルトの関係者が８日、藤枝市役所に河野一行副市長を訪ね、４月に市内で始動したジュニアユース（中学生年代）チームの活動状況や、藤枝での地域貢献活動を報告した。
ジュニアユースは静岡県内の中学１年生の選手２０人とマネジャー１人で構成し、瀬戸谷中天然芝グラウンドを拠点に週５日活動する。日本サッカー協会（ＪＦＡ）Ｕ－１３（１３歳以下）サッカーリーグ静岡の１部リーグに所属し、上位２チームがトップリーグに昇格できる中で、２位に付けている。
訪問したのはクラブの国際スポーツ企画主任のニコライ・アダムさん、アーネスト・ストルールさん、ジュニアユース監督のマーク・シュバインスハオプトさん、コーチ兼通訳の二階堂英毅さん、ハセベスポーツクラブスクールマスターの成川雄士さんら。成川さんは、クラブがこれまでに藤枝でジュニアユースの選手以外の子どもたちに体験練習会や合宿を行ってきたことなどを紹介した。
ニコライさんはジュニアユースの活動について「サッカーと同じくらい人間的な育成を重視している」と強調。記念として、河野副市長にクラブのタオルとオブジェを贈った。河野副市長は「長谷部選手に次ぐ世界で活躍する選手が本市から輩出されることを期待する」と述べた。
（藤枝支局・青木功太）
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