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テーマ : 富士市

富士の工業団地 再公募3社決定 年明け引き渡し

 富士市は1日、富士山フロント工業団地(同市大淵)第2期整備事業で再公募していた3区画の進出企業が決定したと市議会産業教育委員会協議会で報告した。2024年1月以降に用地を引き渡す予定。
 決定したのは、いずれも富士市のヤザキ工業(生産用機械器具製造業)、フジックス・トーカイ(製紙関連業)、伊藤製作所(医療機器部品製造業)。ヤザキ工業は自動車用部品の金型を製造する。フジックス・トーカイは市内の本社機能と市外の包装資材製造事業を移す。伊藤製作所は臨床検査装置に使うノズルなどの生産を増強する。
 市の試算によると、第2期整備事業の全6区画が計画通りに事業実施した場合の効果は、新規雇用者数161人、市内の経済波及効果は建設関連で約50億円、単年の操業で約128億円を見込む。
 3区画は昨年、進出が決まっていた別の3社が円安や資材高騰を理由に辞退していた。再公募には県外2社、市内9社が応募し、地域振興の貢献性や事業計画を審査するプロポーザル方式で選考が行われた。
 不採択になった8社に対しては、計画内容などを改めて確認した上で民間遊休地などを提案する。

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