縦走15キロ 若手消防隊員ら山岳訓練 藤枝市の山間地
志太消防本部藤枝消防署は25日、藤枝市の山岳地の地理地形を把握し、隊員の体力と忍耐力の向上を図る山岳縦走訓練を同市内で行った。若手を中心に隊員6人と安全管理者として同消防署高度救助隊の松野直樹隊長が参加した。
隊員は同市瀬戸ノ谷の市之瀬町内会多目的広場をスタート。石谷山山頂と市民の森、城山、上大沢ハイキングコース駐車場の4カ所のチェックポイントを通過し、葉梨地区の市消防団第4分団1班詰め所まで向かう15キロ以上の山道を走った。
2人一組で事前にルートを決めて臨んだ。携帯電話や飲料水、各自必要だと思う資器材を持参し、2~3時間かけてゴールを目指した。松野隊長は「過酷な災害現場に向かう隊員として、いろいろなことを考えながら走り、仲間との絆も深めてほしい」と話した。
同消防署は26日も実施した。27日も異なるスタート地点から訓練を行う。