富士山環境保全へ 静岡県に菓子売り上げ寄付 明治
食品メーカー明治は10日、2、3月に県内で実施した「明治のお菓子で富士山に笑顔をキャンペーン」の成果として、売り上げの一部9万2300円を富士山の環境保全などのため県に寄付した。
県庁で贈呈式を行い、同社中部支社量販営業2部の佐藤直志部長が県の京極仁志スポーツ・文化観光部長に目録を手渡した。
キャンペーンは、チョコレートやグミなどの対象商品を500円以上購入した人が、同社東海工場(藤枝市)の生産品などが当たる抽選に応募できる。2月15日~3月末に県内のスーパーなど小売業29社の協力で実施し、抽選には923件の応募があった。佐藤部長は「県内全域の店舗に協力してもらい、県民の富士山愛の強さを感じた」と振り返った。
寄付金は県の富士山後世継承基金として、富士山の環境保全や安全対策に活用される。