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テーマ : 富士市

気分は運転士 次はどの駅 富士で岳南電車まつり

 富士市の岳南電車(通称・岳鉄)などは11日、同市の比奈駅をメイン会場に岳南電車まつり2023を開いた。電車にちなんだ体験イベントや音楽ステージなどを繰り広げ、三つの駅を使った会場は多くの来場者でにぎわった。

機関車に乗り込み運転士の気分を味わう来場者=富士市の岳南富士岡駅
機関車に乗り込み運転士の気分を味わう来場者=富士市の岳南富士岡駅


 新型コロナ禍を経て4年ぶりの開催。今回は同社と中日本高速道路、中日本エクシス、富士市が地域活性を目指す連携協定事業の一環として開催した。
 比奈駅で主催者らが開会を宣言した。岳南電車の橘田昭社長は「地域鉄道だけでなく、高速道路と連携した企画もそろう。元気なエリアの魅力を多くの人に体感してほしい」と話した。高速道路のパトロールカーや標識車の展示コーナーでは、来場者が記念撮影をして楽しんだ。ステージでは富士市ゆかりのアーティストとして結花乃さん、如月愛里さん、DATSUN320が音楽ライブを繰り広げた。
 岳南富士岡駅では、機関車の運転席に乗り込む体験を実施。来場者はスタッフの案内で機器に触れながら運転士の気分を味わった。竹棒とフィルムを使った踏切の遮断棒作りも人気を集めた。岳南江尾駅では、期間限定販売の「富士のほうじ茶ラテのっぽ」などパンやスイーツを販売した。
 各会場を巡るスタンプラリーも行い、一日乗車券を手にした来場者らが各駅を行き来してイベントを満喫した。
 (富士支局・宮城徹)

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